1. 2011.08.10

    リアル店舗の集客

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    ネットショップばかりやっているわけではないのです。

     


    本日は実店舗を3店舗展開されている企業様のところへ。

     


    ここではチラシのことや商品力強化や接客力&営業力強化などをお手伝いさせてもらっております。

     


    さて、実店舗かつ路面店(ショッピングセンターなどの商業施設に入っていないパターン)の

     


    売上や集客。厳しいところが多いのではないかと思います。

     


     


    リアル店舗でじっくりボーっとしておりました。

     


    一番不思議だったのは、お客様が商品を取られて、レジに持ってこられて、会計が済んで、お帰りになられる。

     


    これをふつーにしていること。

     


    なんの価値の提案もしていない。

     


    もちろん商品を並べて、売場を創っているだけでも、立派な提案と言えば提案ですが。

     


    それではお客様がびっくりするくらい来る大繁盛店にはならないと思う。

     


    とりあえず地域一番の声でお迎えし、お客様がお店を出られるまでに最低1回は笑顔になってもらい、

     


    別にお買い物をされなくても、あー来て良かった、と思ってもらえるかどうか。

     


    ちょいと気の利いた一言くらい言えるかどうか。

     


    チラシを打った時にだけ祈りながら集客を待っていてもダメ。

     


    日ごろのお客様への全てが集客に直結する。

     


    これからはお客様とスタッフの全てがブランディングになり、

     


    接客というのはお店に来てもらってから始まるものでもなくなる。

     


    ソーシャルメディアがそのキーになるんだと思うけど。

     


    積み重ね。積み重ね。絶対にお店を出るまでに喜んでもらうんだ!笑顔になってもらうんだ!

     


    というのは、別にお金もかからないし、値引きもしていない。

     


    チラシで特売を出すよりも、店頭で割引をするよりも、効果があると思う。

     


    あと、商品の棚だしの時に聞いてみた。

     


    『これってどんな人になんで売れるんですか?』

     


    これにすぐに的確かつ明確に答えれたら、それは売れるだろう。

     


    それぞれの商品には役割がある。

     


    どの客層に対してのものなのか。目玉商品なのか、オススメ商品なのか、見せ筋商品なのか。

     


    とりあえず置いておく、というのは意味を成さない。

     


    その商品の想定客層はどんなハッピーな未来を描いて、その商品を購入しようとするのか。

     


    何を解決しようとしているのか。では、それを買ってもらった後、どのくらいの期間で、

     


    次どんな商品を買ってもらえるのか。それくらいのことは考えながら、棚だししてくださいね!とお伝えする。

     


    商品の役割を把握してなかったら、売場のどこにどうやってどう見せて置けばいいのかも決まらないはずだし、

     


    どんな人にどうやって接客をしたらいいのかも分からないはずである。

     


    置いてて売れたらめっけもん!みたいなやり方をしているとリアル店のしかも専門店の意義はなくなる。

     


    ネットの方が安いし、品揃えも多いし、自分の好きな時に好きなペースでお買い物が出来る。

     


    なんでリアル店舗のしかも専門店に行くのか。改めてその価値、真価が問われていると思う。

     


    逆におもしろいと思う。どんどん業績を上げるショップも続出するだろう。

     


    商品を知り、お客様を知る。そして喜んでもらいまくる。

     


    これを現場のみなさんが何気なく出来るようになれば、お客様も自然に集まってくると思う。

     


    そしてお客様がお店やスタッフを育ててくれて、勝手に繁盛店にしていってくれる。

     


     


    美容室で日本一坪当たり売上高の高い経営者の人がこんなことを言っていたらしい。

     


    どうやったら流行を生み出せるんですか?との質問に、

     


    カットだけで10000円以上するお店に来てくださるお客様はめちゃくちゃ勉強してるし、要求レベルも高い。

     


    そんなお客様にどうやったら満足してもらえるのか、徹底的に追求していっただけですよ。

     


    というような内容のことを言っていたらしい。

     


    まずは目の前のお客様を徹底的に満足してもらうために、出来ることを現場のみんながやること。

     


    それがリアル店舗の集客の唯一無二の方法になるんじゃないかと思う。

  2. 2010.10.06

    ギフトショップの繁盛店

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    ギフトショップの繁盛店の経営者と打ち合わせでした。

     

    ここの経営者の方は物凄く色んなことを知っていて、

     

    勉強好きで私もいつも多くのことを学ばせてもらっています。

     

    この日の前日にも千葉県に行っていたとのこと。

     

    何をしに行ったのかというと、メガネを作りにいったのだそうです。

     

    それだけのために行ったというのです。

     

    それは千葉のメガネ屋さん。メガネのとよふくhttp://www.toyofukuoptic.co.jp/

     

    千葉のド田舎らしいですが、大繁盛店。

     

    予約が3ヶ月くらい先まで埋まっているらしいです。検査に1時間半くらいかかり、

     

    【目からその人】を分析して、提案してくれます。

     

    そしてビックリするくらいの知識量で、新しい気付きを与えてくれるらしいです。

     

    右目でモノを見るクセがあって、右目に緊張感があるということから、

     

    これはやりたいことはあるけど、出来ていない人だ、とか、

     

    1つのモノを見るのに、多方向から見ている。いろんな視点からモノを見ているクセがある、とか。

     

    ワンプライスメガネが流行っている時に定価売りで商売をされていて、しめて13万円。

     

    それを聞いて思ったこと。

     

    【自分でも知らない自分のことを教えてくれる人】にはお金を出すものだなぁ、と。

     

    そこに納得性があれば。

     

    モノの売り方に置き換えると、価格→価値/価格→プライスレスという流れの中で、

     

    プライスレスのゾーンに突入した売り方だと思いました。

  3. 2010.09.27

    ペットショップの繁盛店

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    ペットショップの繁盛店ということで、名古屋にてお打ち合わせ。

     

    ここのナンバー2の人は本当に良い人である。

     

    物凄い謙虚で、お客様やスタッフのことを凄く考えている。

     

    だからこそ強く言えなかったり、自信を持てなかったりしていた。

     

    接客もイヤがられたらどうしよう、うまく接客できるだろうか、という

     

    不安が先立ってしまうこともあるんじゃないかな、と思う。

     

    ただ、お客様にとって、専門店に来る意義を考えないといけない。

     

    一般量販店と専門店の違い。そこに何を期待してやってくるか。

     

    それは圧倒的な知識を元に、自分のペットライフを幸せにする提案をしてくれるというところ。

     

    そしてこれを営業というのなら、営業でも接客でも提案する前の雰囲気作りがいかに大事か。

     

    そこはアメリカのノードストロームやその他の小売店を見て思ったこと。

     

    ここの作り方で提案がすんなり通るかどうかが決まる。

     

    ただこの頃少し自信が付いてきたと言っていただいたのは、自分にキャッチコピーを付けて

     

    それがお客様に浸透しだしたこと。

     

    この小さな成功体験や自分のキャラクターがたってきたということで、次の段階へ。

     

    それは個人のブランディングである。

     

    これからの中小企業の接客には必須になってくると思う。

     

    ブランディングのためにはタッチポイントを増やすことが大切である。

     

    ショップのいたるところに顔写真とキャッチコピーを貼り付けたり、

     

    ホームページでもいたるところに出現してもらおうと思う。

  4. 2010.09.04

    新規事業で一番店になる方法パート3

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    新規事業で一番店になる方法のパート3ということで、

     

    時流適応力相応一番の目指すところが決まったら、具体的な施策に取り掛からなければならない。

     

    まずは売上を構成する商品・売場・集客・接客という視点から競合店を徹底的に調査分析するのである。

     

    そしてこうすれば一番店になりますよ、という道しるべを示してあげるのである。

     

    そしてその一番店になるための具体的なところを示してあげるとともに、

     

    これはどうしたらなれるのか、ということを見える化していく。

     

    どのくらいの商品を取り扱ったらいいのか、どの商品を目玉商品として売り、どの商品で利益を稼ぐのか。

     

    どのような機能があれば、どのくらいの価格帯で販売したらいいか。

     

    売場の作り方はどうすればいいのか、集客は何が一番効果的で、

     

    それはどのような訴求の仕方が良いのか、接客の方法はどうしたらいいのか。

     

    全て具体的に提示することが大切である。

     

    より具体的に提示するためには現場に密着した取り組みが必要になる。

  5. 2010.06.14

    ペットショップの繁盛店

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    ペットショップの繁盛店での打ち合わせ。

    午前中はショップの中を回りながら、先月からの売上やキャンペーンの効果確認などを行う。

    かなり数字で実態が把握できるようになってきた。

    目標数字と実行したことと結果。

    会員登録や強化単品の売上やお客様の声の取得数など取り組んでいこうと

    決めたところがどのような成果を上げているかが分かる。

    店頭接客では、違い→事象→なんで→価値という説明方法が必要になる。

    また現状他店でサービスを受けられているお客様がなんで他店でサービスを受けているのか、

    そしてどうしたら自社で1回サービスを受けてくれるようになるのか、

    というところを把握するために他店で自分もサービスを受けてみなければならない。

    そうしないと、お客さまに自社の良いところも接客トークも響くような打ち出しが出来ない。

    また自社と他社で比較されないように、自社の中で比較してもらうように

    売れ筋の価格帯は複数品揃えもしなければならない。

    また高額商品になれば、常にどのくらいの見込み客がいるのかというところが大切になってくる。

    チラシを打った時だけ集客できて、売上が上がっても、その他の時にはさっぱりとなると厳しいし、

    あとこのくらいは売りたい!という時に見込み客の名簿がなければ厳しい状況が続く。

    常に見込み客集めや育成が必要になってくる。

    今の数字と先々の数字の両方を創る動きを常に意識してしなければならない。

  6. 2010.03.13

    繁盛店の売場と接客

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    繁盛店の売場と接客をあんぱん屋さんと家電屋さんから。

    どのショップに行っても、売場は分類されている。

    パン屋さんならパン・ジャム・ジュースなどの大きな分類が違うものから、

    パンの中でもあんぱん・じゃむぱん・くりーむぱんとかの単品別のものから、

    あんぱんの中でもこしあん・つぶあんなどのアイテム別のものまで。

    この分類別で売場を見ると見えてくるものがある。

    主力単品なのか準主力単品なのかその他なのか。

    また、その中での客層別グレード別の展開の仕方などなど。

    アイテム別での店内における役割とか、各要素と値付けの関係とか。

    ってな感じで売場を見ると楽しい。

    あんぱんの一番店【銀座木村屋総本店】http://www.kimuraya-sohonten.co.jp/

    はそうなっていた。

    【消費者の時間節約】

    これも商売になる、ってか、サービスにもなる。

    あんまお買い物に時間とかかけたくないんだよな。たぶん。

    みんな忙しいし。自分の欲しいものがすぐにある状態が一番。

    だから家電でもコンシュルジュが付くわけですね。

    要望を聞きながら、それに合った商品をプロが誘導してくれる。

    無駄な時間も使いながら、という買い物も良いとは思いますが。

    時間の奪い合いマーケティング。

    また、売場も接客も【インサイト】(人が心の底で思っている本音のこと)

    から導き出さないといけないと思うわけです。

    カテゴリーインサイト、世代インサイト、社会インサイトなど。

  7. 2010.02.27

    繁盛店の接客とマニュアル

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    繁盛店の接客とマニュアルということについて、前に熊本に行った時の話から。

    阿蘇ファームランド。日本一のお土産屋さんがある、という後輩の一言で行きました。

    職業病的にこの言葉に弱い。

    行ってみた。まじすげぇ!

    商品が良いのも、店員さんがかわいいのも、試食が多いのもその秘訣だと思うけど、やっぱすごいのが品揃えと売場の作り方。

    品揃えは焼酎だけで2500種類。

    さて、その帰りがけにド田舎の温泉へ。行き当たりばったりをあえて選択。周りは田んぼ。

    大正解だった。田舎には人と人との繋がりや暖かさがある。

    有名な温泉にはないものがそこにはあったのかもしれない。

    まず子どもがしっかり挨拶できる。

    温泉は露天風呂という感じではなくて、屋根作るのがめんどくさかったから、という感じの作り。

    見渡せば川と山。しかも山は何重にも樹が折り重なっていて、緑が深く、川は人工的な作りではないから、そこに『生』を感じた。

    風呂後、ジュース片手に喫茶店兼休憩所みたいなところへ。

    そこしかゆっくり座れるとこがなかったから。

    店員さんがメニューを持ってきてくれた。

    その時『あっ、お飲み物はお持ちですね。それでは水だけ置いておきます』 と言ってくれた。

    ほんまは注文せんといかんのだろう。ただ、その子の意思でオレ達を許してくれた。

    マニュアル通りしか出来ないアルバイトとは大違いである。

    そこに気遣いのほんとのところと、接客のほんとのところがあるのではないかと思う。

    お腹いっぱいやったけど、うどんでも食べてあげようかと思った。

    そして帰る際、売店で豆の量り売りをしていた。

    1つだけ持って帰っていい?と聞くと、良いよ、と言う。しかもおいしい食べ方まで教えてくれた。

    ここに商売の大事な部分があるんじゃないかな、って思った。

    目くじら立てて、お金のこと・利益のことを考える人がいる。

    この人たちは少し違った。どちらが正解かは分からないし、どっちでもいい。

    でも自分がお客様として接したいのは、このド田舎の人たちかもしれないと思った。


    接客で大切なことは【その場に応じたムダな一言】とも社長が言っていましたなぁ。

  8. 2010.01.09

    大阪繁盛店巡り

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    大阪の繁盛店を巡る旅。西宮ガーデンズで待ち合わせ。

    まず【印】http://www.in-net.gr.jp/へ。和柄アパレルの繁盛店。

    円というジーパンブランドを置いていた時から好きだったのである。

    新しいオリジナルシャツが出たとのこと。その接客が素晴らしかった。

    コンセプトは着やすさ。動きやすさ。人間工学に基づいた設計で、こことこことここが普通のシャツと違います。

    その開発をする上で、京都のお茶屋さんや大工さんや染め屋さんなどの職人さんに1週間試着してもらいました。

    そこの人たちにも抜群の評価をもらいずっと着続けてもらってます。と。

    日常生活ではこういう場面ではこういうポイントがあるから、こうなります。

    などなどと説明していただき、うーむ、良いもんだなぁ。と。

    通り一遍の『これ流行ってますよー』とか『おしゃれですねー』などと違うアプローチで、

    コンセプト、ポイント、信用訴求、着用時幸せイメージの訴求を分かりやすく伝えていた。

    接客もどんどん次元を上げていかないとね。

    カレーうどんの繁盛店【古奈屋】でメシ。

    http://www.konaya.ne.jp/index.html 関西では西宮ガーデンズしか出店していない。

    その後、【西宮恵比寿】でお客様の商売繁盛を祈願。http://www.decca-apan.com/nishinomiya_ebisu/

    松屋町へ移動し、お人形の繁盛店巡り。

    http://www.matuyamati.com/ めちゃくちゃ雛人形について詳しくなりました。

    昔から伝わっているものは趣深いですね。

    140年以上続く老舗【宇治香園】でお茶の奥深さを堪能。http://www.ujikoen.co.jp/index.html

    夜メシは法善寺横町の【貝や】という貝の専門店でメシを!

    と思っていたのですが、カウンター6席みたいなお店だったので、満員で入れず・・・残念。

    http://www.h2.dion.ne.jp/~kaiya/

    印でも人形屋さんでも接客で商品価値の伝え方が非常に良かった。

    やはり接客を向上させようと思うと、素晴らしい接客を受けないといけない。

    休みの日は外に出て、一番店や繁盛店を見て、接客を受ける。これに限る。