1. 2010.01.31

    繁盛店に見る原点回帰パート2

    COMMENT (0)

    繁盛店に見る原点回帰パート2ということで、【心価】という概念。

    心価http://www.mmm.ne.jp/nextworks/shinka/shinka.html

    価格の決定は、原価ベースではなく、心価を根拠に行われるのが本来の姿かもしれない。

    心価が成立する前提に、それを提供する立場に対し、少なからず尊敬の念を抱くことによって生まれ、

    受け取る側がその価値に対して正しい知識を持っている場合にしか生まれない。

    この頃思うこと。

    なんか出来るとか、知ってるとか、そんなことはいらないようになってくると思われる。

    小手先のかるーいのは価値を失う。

    全体的にも本質的な価値に立ち返る年になりそう。

    なんか出来るなら自分の周りとかある業界で一番とかそんなレベルでないと意味は無い。

    知っているなら、とことんマニアのレベルまで。

    その分野なら何聞いても即座に返ってきて、しかもさらに聞かれたことの背景と本質を見抜いて、プラスアルファの提案するくらいのレベル。

    ≪出来る・知ってる≫から≪創り出す・発信(発見)する≫へ。昇華させる。

    ≪n(一般大衆)の中の1≫から≪1の中の1≫へ。

    ≪誰にでも出来ること≫から≪自分にしか出来ないこと≫へ。

    別にどこの会社であろうが、どんな仕事内容であろうが一緒。

    世の中に対してどのくらいの価値を創り出したか、インパクトを与えたか。

    ここらへんがよりシビアに大切になってくると感じる。

    独自固有の価値と言い換えることも出来る。

    みんなある。必ず。

    それを伸ばそうとするか、見つけようとするか、努力しているか。

  2. 2010.01.30

    繁盛店に見る原点回帰

    COMMENT (0)

    繁盛店に見る原点回帰というお題。

    前日からの日記とも繋がりますが、モノには成り立つ過程があって、モノになる種がある。

    そこを見ずして、というか見なくても完成品が溢れてる。

    中学の頃に、鶏を絞めて(逆さ吊りにして、頚動脈切って、皮めくって・・・)食べ物の成り立ちを知る。

    服も同じ。綿の種から発芽し、成長し、綿がひらく。

    お祭り屋さんの専務からアパレルの仕事をしているから、本当は服の原材料を知らないといけない。

    どのように育ち、どのようなモノが良いのか。

    そこを知らずして、商売は立ち行かない、と。

    外側のデザインではない。

    モノの本質を決める価値の部分。

    『おぉ、その服かっこいいやん』ではなく、『おぉ、その綿最高やな』となる日が来ないだろうか・・・来ないな。

    一般消費者は良いのだろう、知らなくても。

    そして販売側もそんなことをお客様に伝えることなんてほとんどないだろう。

    けど、それを知っていて販売してるのと、知らずに販売してるのでは、目に見えない明らかな差が生まれてくると思う。

    ライフサイクルが進んだ業種・業界は≪モノ≫から≪コト≫へ。

    ただ、これからは≪コト≫から≪本質的差別化へ≫ってな感じになるのでは?と思う。

    【目に見えないところの価値】

    【本物(本質)への回帰】

    が大切になると思う。

  3. 2010.01.20

    繁盛店の数字と目標設定について

    COMMENT (0)

    名古屋のペットショップの繁盛店の方と数字の打ち合わせ。

    何はともあれ、やはり数字の目標達成が一番の議題。でもいつも思うこと。

    『そもそもなんで数字達成せんといかんの?』というところが腑に落ちているかどうか。

    意外とあんまり考えなかったりする。

    その他にも店長や営業なら数字の目標達成が大切だけど、目標設定は他人からのは受け入れるけど、本当は自分で作るもの。

    例えば商品を10個買ってもらうのが目標ではない。

    10個買ってもらえるような信頼される人になりたい。

    ここがただ単に商品を買ってもらうのに躍起になっているとどうもうまくいかない気がする。

    ただの数字の鬼。会社としては嬉しいという会社もあるだろうけど。

    人としてはどうなんだろ、と思ったりもする。

    自分が望むものと会社のペースが合うかどうかだけチェックしたら良い。

    例えば目標設定なら、10年後の自分の目標は?10年後の自分の姿想像できる?と聞かれると中々出来ないと思う。

    ただ、何も考えないで今のままで10年経ったらどんな自分か想像できる?と聞かれると出来る。

    平凡に暮らしている風景が頭の中には描かれる。そして描かれたものは実現する。

    だから平凡に暮らしたいなら、目標設定せずに生きたら良いと。

    最後に目標達成に失敗する4つ。

    1.すべきことを目標にしている。(例えば、ダイエット、禁煙)
    2.目標を達成するモチベーションがない。
    3.具体的なステップがない

    4.期限が無い。

  4. 2010.01.18

    一番店、繁盛店のファン化

    COMMENT (0)

    一番店や繁盛店にはそのお店、商品のファンの人がいる。

    本日はバッハコーヒーhttp://www.bach-kaffee.co.jp/へ。

    お付き合い先のコーヒーマニアが日本で一番旨い!と言っていたので、行ってみることに。

    南千住。32席ぐらいだが、満席。お客様がお店のことをよく知ってるし、よく気にかけてる。

    店長が風邪をひいていること。長期のお休みの間何をしていたのか。などなど。

    またお客様もコーヒーがほんまに好きな人たちばかりと見受けられて、お客様と店が一緒に進んでいると感じられた。

    様々な情報提供をしている。

    また、出入りしている業者の人も礼儀正しい。これも繁盛店の1つのポイントだと思う。

    一番店、繁盛店のファン化について、もう1つ。

    【お客様にファンになってもらう前に、自分がお客様のファンにならないとね】と思う。

    もちろん自分が扱っている商品のファンにもならないといけないですが。

    商品が好きで好きで、お客様のことが好きで好きで。

    そしたらファンになってくれるのではないだろうか?

    もちろんその商品やサービスが魅力的であることは前提だが。

    自分が相手のこと好きじゃないのに、相手に好きになってもらうというのはちょっぴりイケズさんでもあり、無責任でもある。

    ・まず自分が自社や自社商品、そしてお客様になることがファンになってもらうための第一歩。

  5. 2010.01.13

    繁盛店になった新規事業

    COMMENT (0)

    新規事業立ち上げの仕事が多いので、その新規事業が繁盛店になっていくと非常に嬉しい。

    本日も2008年10月に新規事業立ち上げでご一緒させてもらったショップ様の打ち合わせ。

    エニグモという新規事業の立ち上げをよくされている会社の方と前に話したことがある。

    その人に『0から1を創る仕事ばかりされてますが、その根本思想やどんな点に気をつけてますか?』

    と聞くと、3つ答えが返ってきた。

    ①新しいマーケットを見つける。誰かがやっているところはやらない。
    ②社員が楽しいか。誰も不幸にならないか。
    ③見せ方。新しいサービスなので、どのように受け止められるのか、自分達の真意ではないように伝わらないか。この見せ方1つで、素晴らしいことをやっていても、受け取られ方が違う、と。その受け取られたことがその商品やサービスの価値を決めてしまう。だからここは慎重にしております、と。

    エニグモが発信しているどの新しいサービスや商品も上記3つが満たされていて、言行一致していて素晴らしいと思った。

    そして、今後の市場でも残っていくんだろうな、と強く思う。

    今後の会社が生き残っていくための条件にもなるんではないかな、と感じた。

  6. 2010.01.12

    一番店、繁盛店の子育て

    COMMENT (0)

    一番店や繁盛店の方と夜は飲むこともある。

    本日は毎月飲んでいる飴水タンクの一番店:節水村の専務とお打ち合わせ。

    この方からは子育てや教育というところに関しても色々教えてもらった。

    教育って子供に色んなことを経験させてあげることやと思う。

    そういう意味では、家族・友達そして自然を通して経験することって無尽蔵だと思う。

    学校の勉強よりもよっぽど大事かと。

    自分も父親になったら、ひたすら良いことも悪いことも経験だけはさせてあげようと思う。

    可能性と自由を狭めることだけはないように。

    ガキと色んなとこ行ったり、色んな人と会ったり。

    それをどう感じるか、どの方向に伸びるかは・・・嫁さんに任そうと思う。違うかっ!?

    でもほんま素晴らしい経営者は素晴らしい親でもあるなぁ、と。そんな風に思う。

    お祭り屋さんの専務もその他の繁盛店の経営者もそうであるが、こんな親になりたいなぁ、と思う人が多い。

    共通点は

    ・仕事を楽しそうにめちゃくちゃしてる
    ・すごい周りの人に信頼されてる
    ・子供にマクロに正しい道を示しているけど、干渉し過ぎない
    ・筋が一本通ってる
    ・子供が親を尊敬してる(尊敬できるもんを持ってる)
    ・子供心を持ってる

    他にもいっぱいあるけど、そんな感じ。

    最後に・・・ほんの60~70年前までは「ありがとう」という言葉が言えない人は生きていけない時代だったそうだ。

    そのような時代だから子どもたちが人の役に立つことは当たり前だった。

    上記繁盛店の子供さん達は人の役に立つことが当たり前だと思っていると思う。

    上手に人生を重ねていくと、ほとんどの人が感謝の言葉を口癖にするようになる。

  7. 2010.01.09

    大阪繁盛店巡り

    COMMENT (0)

    大阪の繁盛店を巡る旅。西宮ガーデンズで待ち合わせ。

    まず【印】http://www.in-net.gr.jp/へ。和柄アパレルの繁盛店。

    円というジーパンブランドを置いていた時から好きだったのである。

    新しいオリジナルシャツが出たとのこと。その接客が素晴らしかった。

    コンセプトは着やすさ。動きやすさ。人間工学に基づいた設計で、こことこことここが普通のシャツと違います。

    その開発をする上で、京都のお茶屋さんや大工さんや染め屋さんなどの職人さんに1週間試着してもらいました。

    そこの人たちにも抜群の評価をもらいずっと着続けてもらってます。と。

    日常生活ではこういう場面ではこういうポイントがあるから、こうなります。

    などなどと説明していただき、うーむ、良いもんだなぁ。と。

    通り一遍の『これ流行ってますよー』とか『おしゃれですねー』などと違うアプローチで、

    コンセプト、ポイント、信用訴求、着用時幸せイメージの訴求を分かりやすく伝えていた。

    接客もどんどん次元を上げていかないとね。

    カレーうどんの繁盛店【古奈屋】でメシ。

    http://www.konaya.ne.jp/index.html 関西では西宮ガーデンズしか出店していない。

    その後、【西宮恵比寿】でお客様の商売繁盛を祈願。http://www.decca-apan.com/nishinomiya_ebisu/

    松屋町へ移動し、お人形の繁盛店巡り。

    http://www.matuyamati.com/ めちゃくちゃ雛人形について詳しくなりました。

    昔から伝わっているものは趣深いですね。

    140年以上続く老舗【宇治香園】でお茶の奥深さを堪能。http://www.ujikoen.co.jp/index.html

    夜メシは法善寺横町の【貝や】という貝の専門店でメシを!

    と思っていたのですが、カウンター6席みたいなお店だったので、満員で入れず・・・残念。

    http://www.h2.dion.ne.jp/~kaiya/

    印でも人形屋さんでも接客で商品価値の伝え方が非常に良かった。

    やはり接客を向上させようと思うと、素晴らしい接客を受けないといけない。

    休みの日は外に出て、一番店や繁盛店を見て、接客を受ける。これに限る。

  8. 2010.01.08

    リサイクル着物の繁盛店

    COMMENT (0)

    リサイクル着物の繁盛店でお打ち合わせ。

    着物の仕事をさせていただいて、着物の奥深さを知る。

    着物自体の種類、柄、色、素材、織り方などなど。

    世界でもこれほど細かいつくりの衣類ってないんじゃないかと思う。

    今も昔も日本は高密度商品は得意。

    高密度単分子論では、日本女性の肌の美しさも密度と関係していると。

    また、高密度の空気は、細やかな感性を生み、茶道・華道・香道はこまやかな審美の追求心が生んだ文化なのだと。

    本当に日本の文化はお祭りであれ、着物であれ素晴らしい。

    前に京都の山奥でお茶を点ててもらったことがある。

    その時に先生が京都の山奥の自然の良さを話してくださった。

    今の時代は5感を使うことが少なくなっている。

    便利になるたび、豊かになるたびに色々感じなくなっている。

    だからこのような自然の良さを体で感じてもらいたいと思っているのです、と。

    昔はこうやって、ゆっくりと雪のかたまりが池に落ちる音を聞いたり、うぐいすの鳴く音を聞いていたんだと思います、と。

    自然を5感で感じて、感性を養うことは人を豊かにすると思っています、と。

    素晴らしい商人は素晴らしい感性を持っていると感じる。

    それがお店作りにも反映されていて、一番店・繁盛店になる。

    最後に感性ということで、『センス・オブ・ワンダー』

    「生まれつき備わっている子どものセンス・オブ・ワンダー(自然の神秘さや不思議さに目を見張る感性)をいつも新鮮に保ちつづけるためには私達が住んでいる世界の喜び、感激などを子どもと一緒に再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が少なくても一人そばにいる必要があります。」と。

  9. 2010.01.06

    繁盛店のCRM

    COMMENT (0)

    アウトレットモールのヴィーナスフォートに入ってる【ハンティングワールド】にボルネオのチャリティー売場があった。

    http://www.huntingworld.com/japanese/collection/charity_goods/

    この頃、急速に顕在化してきた概念だと思う。

    【Cause Related Marketing】
    企業が社会奉仕を目的に特定の非営利組織に協力し、その社会奉仕活動と企業名を結びつけて訴求するマーケティング・コミュニケーション手法。ある製品を消費者が購買するごとに、その売上げの一部が協力している非営利組織に寄付されるという形式。また、人々に社会奉仕活動への参加を呼びかけるものもある。どちらの場合においても、消費者参加型の社会奉仕活動であること特徴。消費者は自身の行為(購買あるいは社会奉仕活動への参加)が社会貢献につながるため、満足度が高まり、企業や製品への好意的な態度変容が見込める。スポンサーシップ型の活動であり、ソーシャルマーケティングの具体的実践手段といえる。

    その他にも【georges】という雑貨の繁盛店http://www.georges.co.jp/ があった。

    上司の話では、バイイングは社長の力でやっており、シンプル系ではない雑貨の提案をしている。

    その他目に付いたところでは【シルバニアファミリー専門店】や

    1898年創業のはちみつ専門店【ラ・メゾン・ド・ミエール】http://www.maisondumielnamiki.net/

    などの老舗企業もあった。

    【消費をした際に自分ではない誰かが喜ぶことに価値を見出す】

    この傾向も強まってくると感じられる。