一番店繁盛店の納期に対する考え方について今1つ確信めいたものとしては、
繁盛するためには納期は物凄く大切ということである。
ネットショップでは即日配送(即納)できる商品の売上とそうでない商品の売上は7:3くらいである。
アマゾンの方もそのようなことをおっしゃられていた。
ペットショップでも即納商品を増やすことで、売上が上がった。
本日お伺いさせてもらったショップ様も納期に関する問い合わせが多かった。
そこで納期に対しての考え方や表記の仕方を抜本的に変えることで、
どのくらい数字が変わるのかを検証しよう!ということになった。
その場で納期に対する表記や設定を変えて、実験スタートである。
お祭り屋さんの仕入先である問屋様が話されていましたが、この頃商品を買うのがみんな遅くなった、と。
お祭りの当日とかにお祭り屋さんに行って、商品を買うことが多くなってきている、と。
私もこの頃凄く感じていることの1つに納期に対する消費者の考え方変化があげられる。
即納という概念が広まってきたからかもしれないが、消費が遅い。
昨年と同じ週を見ても少しズレが生じている。
1週間か2週間遅れて昨年と同じような動きになっている。
余裕をもって買っていただいたら特典が付くというような
打ち出しをしたこともあるが、それでも効果はほとんどなかった。
納期の短縮化という流れと、消費行動のスタート時期が遅れているという流れに
対応するために各ショップ何をしていくか。
ここがこの夏の業績を左右しかねないと感じる。
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2010.04.21
一番店繁盛店の納期に対する考え方
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2010.04.16
一番店繁盛店への道~情報共有~
一番店繁盛店への道ということで、今回は情報共有について。
本日も一番店繁盛店になるべく新規事業の打ち合わせ。
現段階ではシステム開発とサイト制作が少し始まった段階。
まだ事業内容としても不確実性の多いテーマで今回は取り組んでいたので、内容変更や修正も多い。
そこで、本日がサイト制作会社とシステム開発会社と運営者で打ち合わせ。
進捗の確認をしながら、近況の報告。
日々それぞれが前進しながら様々な問題や事柄に当たっている。
どこまで共有するのか、というところはあるが、やはり複数の関係者の方で仕事が進んでいく場合、
しかもこれまでやったことのないことである場合は情報共有が一番大切になってくる。
またそれぞれ専門分野が違うから、自分達にとってはそんなに問題ではないことで共有しなかったことも、
どこかの部門では非常に大事なポイントだったりする。
それをどう解決するのかも丁寧に話し合った。
情報共有とイメージ共有。
非常に大切だと痛感。
やはりそのような場合はPMと呼ばれる人が統括しないといけないんだろうな、と。
それぞれの専門性を活かして最高のプロダクトを創っていく上でのPMの役割は非常に大切だな、と。
お互いがお互いを見えている、分かっている状態を気持ちよく、負担なく築けるか。
チャレンジである。 -
2010.04.13
繁盛店の集客PPC広告
繁盛店のPPC広告ということで、PPC広告はオーバーチュアとアドワーズのことですね。
ここのショップ様は社長が1人で立ち上げた新規事業だが、社長が付きっ切りでその事業をしているので、スピードが早い。
今回もお打ち合わせで数字の経過を聞いて驚いた。
週を追うごとに一定の割合で伸びている。
それの大きな要因の1つがPPC広告の費用対効果のチェックと入稿の頻度が高いことが大きい。
こちらがお話させてもらったこと以上のことを工夫してやられている。
PPC広告でも3Cを意識して、売れた商品を最小分類で広告入稿して言ってください、と言うと、
全て実施していただいている。
それが費用対効果が素晴らしく高い。
これは絶対効果があるのに出来ているところは少ない。
PPC広告ではニーズがあるけど、競合が出来ていないことを打ち出す。
あと数字を訴求する。
独自固有の長所を訴求する。
無駄クリックされやすいキーワードと収益が取れるキーワードを見極める。
キーワードとページを整合性の高いレベルで保有する。
ということが出来れば、本店サイトであろうが集客が出来ないなんてことは無い。
広告費がかかりすぎて販促費が10%を越えるようなことはない。
本店サイトではだいたい1%~4%に広告費は抑えるべきである。
楽天サイトでは広告費0、ポイント倍付けは行わない。というところで売上を上げなければ強いサイトということは出来ない。
今回はPPC広告でその傾向が表れたが、やはりどれだけ計画通りできるか、またそれをチェックし、
また行動できるかが繁盛店への第一歩であると感じた。 -
2010.04.12
一番店、繁盛店への第一歩
一番店、繁盛店への第一歩ということで、新規事業立ち上げのお話をさせてもらいました。
前回のシステム会社様向けのセミナーにご参加いただいた会社様で、
本格的に検討していただいているということで、再度お打ち合わせ。
素晴らしい会社様でした。
まず会社概要を簡単にお話していただいた後、会社の理念を代表自らご説明いただきました。
理念を知っておいて欲しい!と言われたのです。
従業員→お客様→社会という形でその理念は組み立てられておりました。
今、ありがたいことに従業員→お客様のところは支持いただいている、と。
ただ、社会への還元というところで、業界的にも厳しいところがある。
だから成長市場のネットでもう1つ事業を立ち上げて、社会に還元していきたい!と。
このような話(理念の話)はすごい興味があり、嬉しかった。
興味津々で聞いていて、アイデアなども出せるところはお伝えしていると、
『村田さんは本当に楽しそうにお話しますね。そういうところも新規事業を一緒にやっていくなら村田さんだと思った1つです。』
とおっしゃっていただきました。
意識はしてなかったですが、たぶんそうだったんだと思います。
お祭り屋さんや節水屋さんなど素晴らしい方々と一緒に何年間もやってきたことを
元にお話していると自然に楽しそうになるみたい。
もちろん楽しいことばかりではなく、しんどいことも苦しいこともたくさんあることもお話させてもらったが、
新しいことをやる時にはそんなワクワク感もないといけないと感じた。
また理念を話してもらうと、こちらも俄然やる気が出てくるし、その理念に適うプランか行動か、
なども思うことが出来る。
また1社素晴らしい会社様との二人三脚が始まる。 -
2010.04.08
繁盛店の新人研修
繁盛店の新人研修が凄かった。
事務所での打ち合わせの時に若い方から挨拶をしていただいた。
新しく入られた方だという。
ここのスタッフはみんなイキイキしていて、礼儀正しく、楽しそうに仕事をしている。
私はそこにはまったくタッチしていないので、何をしているのかなぁ、と思って、ナンバー2の方に聞いてみた。
まず1週間【あり方】について研修をする。
マナーや会社として大切にしていることなどを伝える。
また自分がここでどう働き、どうなりたいのか、を明確にする。
またここは先輩スタッフが研修係りを買って出る。
みんな一緒に働く人のことを想う気持ちや後輩の面倒見が良いのである。
何でですか?と聞くと、みんなそうやって育ってきたから。あと笑いながら教えたがりなんです。と。
研修をする先輩はどうしたら会社の大切にしていることや後輩がうまく馴染み、働けるかに心を砕く。
そうして、先輩も成長していく、後輩はこんな良い先輩のようになりたいと思って、一生懸命働く。
素晴らしい善循環だと思った。
そしてその根本を作ってきたのが、打ち合わせをさせてもらっているオーナーとナンバー2の方なのだな、と。
最初さえ間違えなければ良い方向に伸びる。
これは会社の立ち上げ当初もそうだし、新しく入った人でもそうである。
【やり方】より【あり方】
また会社全体として新しく入られる方へのバックアップは忘れない。
サプライズで新人さんへの歓迎の気持ちを表す行事もしている。
これはスタッフみんな休みの日に実施している。
また、自分の夢をビジュアル化して、みんなで共有する。
そうしたら立ち止まった時、辛くなった時、助け合えるし、支えあえる。
サプライズをされて喜ぶ新人さんの顔が目に浮かぶ。
そしてさらに繁盛するお店になる姿が目に浮かぶ。 -
2010.04.07
繁盛店の問題解決法
繁盛店の方が繁盛店たらしめる問題解決法。
本日は京都にて、お打ち合わせ。
各ショップごとの売上の確認、単品ごとの売上の確認をする。
前年対比下がっている単品もあれば、好調な単品もある。
前年対比で下がっているショップはないが、伸び率にはそれぞれ違いがある。
まずはその確認。
ただ、そこからが問題解決や次の施策に取り組めるかどうかのポイントになる。
それは、例えば調子の悪い単品であれば、何が悪いのか、どうして悪いのか、の真因を掴むことである。
これが掴めなければ次の施策を案じることも出来ない。
なんか今月あかんかったなぁ、と放置しない。
ここがダメだったから、こうしよう!
というところにまで落とし込んではじめてプラスのスパイラルに変わる。
真因を掴むだけでもダメ。
どうしたらそれが好転するのか、またその優先順位は何か、またそれをするためには
何が必要なのか、などを全てクリアしておかなければならない。
また逆も然りである。
好調だった単品やショップは何で好調だったのかを掴んでおく。
そうすれば、悪くなった時立ち返る場所が多くある状態になる。
また、その時と何が違うのかというところから、悪くなった真因を掴むことも出来る。
これも同じでここがポイントというレベルをグッと落とし込むことが大切になる。
そして、それを導き出すのに有効な手段の1つがお客様に直接聞くことである。
その手段は手紙やメールである。
ご購入いただいてから1週間後に手紙やメールを送ることを仕組み化する。
そして、その声を全体の会議の際にまとめて打ち合わせ資料として共有する。
またアンケート形式にするなら、評価の一番良い項目は≪大変良い≫ではなくて、≪感動した≫にするべきである。
日本人はお人よしなので、だいたい≪良い≫か≪大変良い≫に印をする。
これでは次に活かす資料にならない。
であるので、最高評価は≪感動した≫にすべきで、その数やその率を支持率として追いかける。
これも実施していくことになった。
これまでそこのショップではこのようなことをしたことがなかったとおっしゃられていたので、結果が楽しみである。
一度自社、自ショップで試してみる価値はあると思う。 -
2010.04.06
一番店、繁盛店への出発点
一番店、繁盛店への出発点ということで、始まりはセミナー。
本日は東京日本橋TKPにてシステム会社様向けにお話させてもらいました。
下請け構造という業界構造からの脱却を目指した新規事業の立ち上げということで、お招きいただきました。
これまで様々な会社様と一緒に立ち上げてきたことのポイントをお話させていただいたり、
システム会社様の強みを活かした事業の展開の可能性をお話させてもらいました。
でも基本的にお伝えさせてもらったのは、
1.立地一番×商品力一番
2.売上=MS×商圏人口×シェア
3.商品力×売場力×集客力×接客力
4.時流適応力相応一番
5.IT活用による一人当たり生産性の向上
6.独自固有の長所と差別化戦略の構築
ここのベースとなる考え方をまずはご理解いただかなければ話が前に進まない。
この大前提と何個かの新規事業の立ち上げの経験からのポイントをお伝えさせていただく。
あとで主催者の方に話を聞いたら、かなり好評だったようである。
今回のセミナーでお話しする時に意識していたのは、
1.事例を元に伝える
2.共感ポイントを伝える
3.イメージできるように伝える
特に新規事業の立ち上げに関するセミナーなので、イメージがしにくい。
もうやっている方向けのセミナーとは訳が違う。
そして最後に新規事業最大のポイントをお伝えした。それは・・・
1.本気度
2.スピード
この2つである。
その他のことに関しては私達でも提供できる。
でも、本気度とスピードは私達ではどうしようも出来ない。そこだけはお願いします。
とお伝えさせてもらいまして、実際にどの事業ドメインが空いているかを3つセミナーの最後にお伝えさせてもらった。
それぞれの会社様で刺さったドメインは違ったみたいだが、かなり真剣にご検討いただいていると感じた。
この1週間で次の動きに進めるようなスピードを期待しながら、こちらもそれに対応できるように準備しておきたいと思う。 -
2010.04.04
ツイッターなど個人メディア活用を意識した繁盛店になる可能性
繁盛店になる可能性を花見をしながら思いつきました。
花見の場所取りをしている時に、暇だったので、色々ディスプレイをしました。
花見に来てる人も楽しんでくれるような仕掛け。
まず場所取り用のブルーシートが足りなかったので、持ってきた色とりどりのお酒をキレイに1列にならべてみました。
すると、道行く人(特におばちゃんの集団)が『わぁ、キレイ』だとか『おもしろい場所取りね』とか
『あら、このお酒売っていないの?』と声をかけてきてくださります。
花見における酒屋さんの繁盛店が生まれる可能性を見出しました。
花見の場で行商をしているのは、ピザハットだけでした。
私達のところにも来て、『ここまで運びますから!』と威勢良く言い残していかれました。
お花見のニーズ(途中で食べ物がなくなると悲しい、買いに行くには遠い、寒くなると温かいものが食べたい、など)を満たしている売り方だと思いました。
その次にお花見をしに来た人をビックリ&喜んでもらおうと、桜の木にパンダを仕掛けました。ビニールで膨らむモノです。
すると、ファミリーやカップルが嬉しそうに『なにあれー!?』とか『パンダがいるよ!!』とかお話しながら写真を撮っていました。
たぶんこれがブログやツイッターに載るんじゃないかな、と思います。
こうして情報は広がっていくんだと思います。
個人がメディア化した今、うまくその個人のメディアに載せてもらえるようなネタを提供したら、勝手に広がってくれると思うのです。
ツイッターはじめブログやSNSなど個人メディアが無視できなくなってきました。
そこに取り上げられるところにも少し意識を向けて活動することも大切になってくるのではないかな、と思います。 -
2010.03.30
繁盛店の情報交換
繁盛店の情報交換をしました。本日は月に2回ある全体での会議の日なので。
同期(園芸店や農産物直売所などを繁盛店にするコンサルタント:http://yamadsuke.kitemi.net/)と情報交換。
お互い日々、日本全国に飛び回っているので、一次情報が集まる。
さらにその上澄みをウギャーと会った時に話すので楽しい。
特に同じ小売業を生業としている同期なので話が通じるところが多い。
また繁盛店リストを作成して、レンタカー借りて、繁盛店ツアーをしたいと思う。
またこれまで接点のなかった先輩と飲み会の席でご一緒になり、お話を聞く機会に恵まれた。
その方は地域活性化をメインでコンサルティングしている方で、様々な行政に入り込んでお仕事をされている。
お相手が商売人の方ではなく、お役所の方というので今までにないお話などを聞けた。
行政の方相手ならではのご苦労など。
そして、現状を変化させることの難しさや、予算の単位が1年なので急なお金の工面などが難しいことなども一般小売と違うなぁ、と。
変化できるスパンが1年だったら今の時代にマッチしないだろうに・・・。
さらにリスクを取らない・取れないところもあるらしい。
また違うところで聞いた話だが、やはり公平さも大事であるので、妥当なところや一般的なところで落ち着くことが多い、と言っていた人もいた。
それが1つの行政の役割であるので、致し方ないところもあるのだろうが・・・。
繁盛店のスピード感と行政のスピード感。
どのような違いがあるのだろうか?
そしてそれはなぜ生まれて、どうしようもないことなのか?
そして最終的にそれがどう市民や消費者に返って(還って)きているのか。
また行政の予算の取り方や、補助金の出し方など、色々と知っておけばかなり役立つこともある。
商売に役に立ちそうなここらへんの情報や人脈も必要だな、と実感させてもらった。 -
2010.03.29
祭り用品の一番店【橋本屋】に見る特徴作り
祭り用品の一番店である橋本屋様に行っておりました。
4月からいよいよお祭りシーズンに突入しますので、忙しくなるとは思いますが、楽しみです☆
さて、今日もお店の前を通ると、ネット店店長の澤入様が鯉のぼりを立てているところでした。
・・・でかい!!
どのくらいの高さがあるのですか?と聞くとなんと10m!!
そこに5mの鯉が気持ちよく泳ぐみたいです。
かなり強烈なインパクトを放っていました。
その向かい側には、いつもお店を見守っている最強助っ人全長3mはあろうかという招き猫!!
たぶんこの招き猫が色んな良い運気をもたらしてくれているのだと思います。
夕日に映える招き猫はかっこいいです。
まぁ、何が言いたいのかと言うと、【クチコミが広がるくらいの話題を提供しているか】ということです。
橋本屋様は何かやってます。
大道芸人なんてしょっちゅう来てます。
いつもどでかい招き猫が睨みをきかせてます。
オリンピックの時とかは日本人が金メダル取ったら翌日いきなり【半額割戻しセール】をやったりします。
お祭りが終わった次の日には【次の祭りまであと364日!急がなきゃ!】みたいなPOPが貼り出してあります。
もちろん商品と商人が素晴らしいからこそうけるものですが・・・。
いつも思うのですが、伝え方と伝わり方にもう少し意識したらもっとうまくいくのに。
という企業やショップ様も多く見受けられます。
人が他の人に説明する時にその企業やショップのことをどのように伝えるのか。
例えば橋本屋様のことを伝えるとなると、
『祭り用品の日本最大の品揃えと売場があって、そこの専務と店長は物凄く祭りに対する知識と造詣が深く、
祭りが好きな人が全国から集まってくるらしいよ。目印はどでかい招き猫!』こう言うことが出来ます。
ただ、あまり特徴のないお店だったり、特徴が良いにくいお店はクチコミが伝染しにくい。
話題を提供していない、もしくはそこまで昇華できていないんです。
商品と人が素晴らしいことが前提ですが、その上で特徴付けもしていけば自然と人は集まってくると思います。 -
2010.03.28
一番店、繁盛店への第一歩
一番店、繁盛店への第一歩として、3C分析をちょいとする。
本日は5月に立ち上げるシステム会社様の新規事業の提案の骨子を考えていた。
まず、自社の強み・得意とする分野が活かせるビジネスであり、
競合が弱いorあまり力を入れてなくて、マーケットが目標に対して存在する市場。
出した瞬間一番になれる分野をベースにお客様の支持を得ながら成長していける市場。
新規事業を提案する時のベースとしている考え方。
自社の強みや得意とする分野は何回かのヒアリングで把握した。
次は競合と市場(お客様)である。どんなニーズがあって、何がお客様の優先順位で、
まだ満たされていないこと(不満)は何で、それが自社の強みを活かしたらどうクリア出来るのか。
そんなことを考えながら、競合店を30社ほど見てました。
出来るだけ目に見えないところの競争力の源泉を見定めようと努力しながら。
また、今後競合の目指しているところや、成長性なども、じっくり見ていく。
勝てそうになかったら、もう1階層落とし込んだところで勝負する。
もしくは切り口を変える。
もちろんその間もマーケット規模はあるのか、お客様の支持は得られるのか、などは常に意識して。
でもこのどこでどのようにビジネスを始めるのか、事業の立ち位置が成功の重要な位置を占めている。
これだけはちょっとやそっとじゃ変えられない。
だから慎重に。決まったらスピーディに。
そして立ち上がってからも常に3Cは意識して。 -
2010.03.27
繁盛店のお客様との共通ポイントの作り方
繁盛店のお客様との共通ポイントの作り方ということで先日お伺いしたショップ様での打ち合わせから。
単品強化ということでそれぞれのお客様を明確にしながら、そこにどうアプローチしていくのか。
また、安い商品や目玉商品だけではなく、1つ上のグレードの商品をオススメしていくにはどうしたらいいのか、という話の結論。
それがお客様が『あっ!そうそうそうなのよ。私のことよく分かってくれてるね。』と思ってくれるかどうかである。
そのお客様と商品を繋げるコトバをリアル店舗であれば接客で話していけばいいし、
ネットショップであればそれを商品ページに載せていけば良い。
商品ページの文章量が増えるとSEO的にも良いので
ネットショップを運営している人は是非実践して欲しいところである。
また、目玉商品(激安商品)しか売れない、と嘆いているショップ様にも是非オススメである。
お客様にズバリ提案してあげること。
本当に欲しかったのはこれじゃないのですか?と提案してあげること。
そこに少しの驚きとワクワクを加えてあげる。
そうしたらオススメ商品を買ってくれるんじゃないかな。 -
2010.03.26
バス会社の繁盛店ウィラートラベル
バス会社の繁盛店ウィラートラベルをテレビの特集で知った。
爆発的に成長しているバス会社である。
特に素晴らしいなぁ、と思ったのは顧客視点の発想。
価格は競合他社と同じくらい。ただ、価値が違う。
1席1席独立したシートであったり、電動リクライニングで快適に寝れるシートの提供であったり、
各座席に液晶テレビを付けたり、シートの柄も華やかなものにしてみたり、寝ているスッピン顔を見られないようにするためのカバーが付いていたり。
あらゆる価値提供をすることで、クチコミで利用者が利用者を呼んでいる。
リピート率も高く、特に女性にウケている。
2009年の実績で前年比21%増の63億円。利用人数は135万人で前年比30%増である。
そこに様々な旅行プランを組んだり、飛行機やフェリー、タクシーなどと組んでお客様へのサービスを充実させている。
バス業界でここ3年で3倍の成長をさせているのは凄いことだと思う。
顧客視点は現場を見ること、そして現場に一番近い人の意見を聞くこと。
そのような積み重ねが上記したようなバス会社がどこも取り組んでいなかったサービスとして表れ、その結果が売上の増大に帰結しているのだと考えられる。
今の商売でもまだまだお客様に今までしてなかった価値ある提案が出来るのではないかな?
と一度考えてみてもいいかもしれない。 -
2010.03.24
ネットショップ繁盛店のツイッター活用
ネットショップ繁盛店のツイッター活用ということで、この頃頻繁に取り上げられるツイッター。
セレクトECショップを展開しているZEELでは半年で700人弱のフォロワーを獲得している。
アパレル(自社商品)に興味を持ってもらえる対象に対して、積極的にアプローチしている。
ここはRT(リツイート)を活用しており、より多くの人に情報が届くように工夫している。
ツイッターの良いところは情報がアメーバ状に広がるところと、オープンメディアなところだと思う。
メルマガであれば、届いた人が見るだけ。ブログであれば相手のサイトに見に行かなければならない。
ツイッターであれば、届いた人以外でも見ることが出来るし、
自分のページに表示されるからわざわざ相手のサイトに見に行かなくても良い。
手軽でリアルタイム性と伝播性が高い。
米DELLでは2007年6月~2009年6月でツイッター経由の売上が3億円を越えた。
日DELLでもフォロワー限定のアウトレットの案内やタイムセールなども実施していく予定だという。
楽天トラベルは顧客を理解するために活用している。
また「あなたにとってのぜいたくとは?」という問いを投げかけて、
お客様からの返答を商品化するなどしている。
どの会社も担当者は1~5人くらいで対応しており、それぞれの会社の目的に合った形での運用をしている。
特に注目したいのは売上アップのところではなく、情報のバイラル度と商品開発への
お客様の関与にどれ程寄与するかというところである。実際に取り組んでみたい。 -
2010.03.23
ネットショップ繁盛店の成約率アップとしての動画
ネットショップ繁盛店の成約率アップとしての動画活用で1つの成果があったようである。
スイーツの繁盛店【神戸フランツ】が2009年末から実施してる
動画を利用した商品訴求が一定の成果を出している。
成約率が動画実施前と後とでは0.5~2.0%も増加したというのである。
バレンタイン商戦に合わせた動画はモバイルプロデュースオフィスが主催する
勝手CMアワードの大賞作品で『魔法の生チョコ(苺)』を題材にした作品を配信。
掲載前に比べると成約率が1.5~2.0%向上し、
バレンタインが終わってからの商品動向を見ても動画がある商品は売れ続けているという。
どのようなサイトでも動画の効果は出てくると思われる。
写真とコトバだけでは伝えられない部分は多くある。
動きも付けることが出来るし、声で伝えることも出来る。
リアリティも出るので、信頼性も増すであろう。
アパレルであればトータルコーディネートの提案をリアル店舗で実施しているみたいに出来るだろうし、
効果をうたいたい商品であれば、他社製品と比較して実験を見てもらうことも出来る。
よりリアルさが求められる中で、動画が占める割合は大きくなっていくと考えられる。 -
2010.03.22
ネットショップ繁盛店の集客としてのTVCM
ネットショップ繁盛店のZOZOTOWNは2009年末からTVCMを開始。
どのくらい売上上がるのかなぁ、と思って見ていたところ・・・
10-12月期の業績が49億5800万円(前年対比63.6%増)で
営業利益が8億9100万円(前年対比34.1%増)となったもようである。
マガシークが20億8700万円(前年対比1.7%減)なので、
何もしてなくても伸びるということはなかっただろう。
この10-12月期で新規会員が24万2000人獲得したと発表されている。
過去1年に1回以上購入したアクティブ会員は64万8000人に増加した。
マガシークは営業利益が1900万円(前年対比88.5%減)という形になった。
消費者の低価格志向を受けてのセールや単価引き下げを実行したためである。
販売数量や購入者数は拡大したが、売上は減少したとのこと。
今回のことでよりTVとNETの繋がりは強まっていくと見られるし、
効果があったということが分かれば大手はTVCMをうっていくことだろう。
そして、価格だけ下げるような戦略は様々な箇所に負担をかけ、良い成果は見られない。
価格を下げる前にやるべきこと。これを実行する。
また、価格を下げて早急に売上をつくらないといけないようになる前に対策を取ること。
前々からの計画と実行が価格を下げるというところに行き着くか行き着かないかの差になる気もする。 -
2010.03.19
ギフトの繁盛店と老舗酒蔵
ギフトの繁盛店様にお伺いしましたところ、
なんと老舗酒蔵である【北川本家】http://www.tomio-sake.co.jp/のお酒を売っていいことになったと。
それにも増して、売上が絶好調で素晴らしい。
ただ、売上増に伴いやることが多くなってきた。
社員がルーチンな仕事に忙殺されている現状を何とかしないといけないと感じていたみたいなので、今度一緒に中国に行くことに。
釣りとアウトドアの一番店、繁盛店である【ナチュラム】http://www.naturum.co.jp/が開発した
中国アウトソーシングセミナーhttp://www.genesis-ec.com/log/2010/03/in20103-1.htmlである。
さて、帰りがけ北川本家様のお酒をいただく。
創業350年の北川本家という蔵元のお酒。
ここはお酒でも地元では有名だけど、【美肌】というお酒としても飲めるし、美容液としても使えるお酒が大人気なのだそうである。
@コスメでクチコミが3000件、化粧水部門1位・・・。意外と凄い商品です。まったく知りませんでした。
ということで、大吟醸2本と梅酒飲み比べセット(梅酒5本)と美肌をいただきました。
お中元でお酒を売りまくりたいと思います。 -
2010.03.18
一番店、繁盛店を創る人たちパート4
一番店、繁盛店を創る人たちパート4ということで。
全ての物事を自分のハッピーにどうつなげられるかが人生のハッピー度を決める。
たまに自分に降りかかる全ての事を自分の不幸の肥やしにする人もいるなぁ、とも。
ただそれはそれでオッケーかな、と。ただちょっぴりもったいない。
【リレーションシップマーケティング】
関係性。これうまくやれないと今後の商売難しい。コンセプトメイクやら、商品企画やら、固定化やら。
「あなたの最大のハンディを1つあげなさい。そしてそれを克服することを1年やり続けなさい。」
アマゾンの基本方針は地球上で最も豊富なセレクションを提供すること。
→オンライン上で、出来るだけ多くの商品をリーズナブルな価格で見つけ出し、購入できる場をお客様に提供すること
地球上で最もお客様を大切にする企業であること。
→お客様からスタートし、常にお客様の立場で考えること。
イノベーションを元に品揃え、低価格、利便性の三本柱が顧客満足を高める柱。
まぁ、その根幹を理解すると、今後どのような動きを取るのかも見えてくると思う。
ただ、他の会社は見えても出来ない。アマゾンは出来る。この違いは開く一方。
PDCAの回し方。
1.在るべき会社の姿を共有する~企業理念を作る~
2.在るべきチームの姿を共有する~チーム毎のミッションを作る~
3.指標を持つ~チーム毎の成長を図る「ものさし」を作る~
4.日週月次の目的を持つ~チームの成長を見える化する~
5.目的への進捗状況を共有する~報酬を創造する~
おかき屋の繁盛店【播磨屋本店】http://www.harimayahonten.co.jp/tenpo/tenpo.html
無料でおかき(ジュースなど)を食べられる。おかきの良さ・美味しさをしってもらおうという試みらしい。
買ってもらうにはまず、動機付けをしなければならない。その1つだろうと思う。おもしろい。 -
2010.03.17
繁盛店とCSR
繁盛店とCSR。
この頃、社会起業家という人たちが現れている。何冊も本を読んだが素晴らしいと思う。
「企業は本業を通じて、社会に貢献する」
「利益とは、社会に貢献したことの証である」
「企業が多くの利益を得たということは、その利益を使って、さらなる社会貢献をせよとの世の声である」
だから、社会起業家の本を読んで解せないところが1つだけある。
利己的から利他的へ、とか、社会のニーズに・・・とか。
本当は会社って、利他的で、社会のニーズに応えて、収益を出して、安定的に継続していくものである。
社会起業家の本を読んでいたら、うーん、それ普通の会社が想ってること、
目指していることなんちゃうかなぁ、とも思ったりする。
昔の企業はそうだった。今は売上偏重に振れ過ぎているみたいに思う。
別に否定はしないけど、金が金を生むような商売とか、
自分が出している価値よりもどうやって多くの稼ぎを得ようか、
みたいに考える商売って永く続かないんじゃないかな、と。
だから社会起業家ってな言葉がワイワイ言われるよりも、それが普通になっていくんだと思う。
日本企業の原点回帰みたいな。
こういうお仕事をさせていただいて、色んな会社様に出会い、色んなことに気付かしていただく。 -
2010.03.16
繁盛店の単品強化
繁盛店の単品強化と言うことで、福井県若狭沖へ。
福井の若狭沖は山と海が近くて素晴らしい。山のロッジで昼飯を食べて、海へ行った後、打ち合わせへ。
お話は単品管理。現状もマーケットシェア一番であるが、さらに強固なものにするために。
全商品を価格帯別(グレード別)に抜き出し、機能価値と視・触覚価値に分けて書き出し、
そこから大きく言うと用途別とニーズ別を抽出し、グレード別に客層の定義付けをして、
MDやVMDなどを見直す。
そろそろCI(コーポレート・アイデンティティー)も再構築しないといけないかもしれない。
CIの内容として以下の3つ。
VI(ビジュアル・アイデンティティー)
MI(マインド・アイデンティティー)
BI(ビヘイビア・アイデンティティー)
続いて、似たような話で【ブランディング】
ブランディングとは売らない戦略。と話されていた繁盛店主様がいた。
『パリは売ってくれない。日本は買ってください。この差は歴然としている。』と言う。
『売らない戦略→商品価値が長い』その人は自分の信念一直線の方だった。
やはり≪何かで一番のブランディング≫って凄いな、と。
何かで一番になっておくと、ポッと火が付くと、燃え広がるのも早い。
【○○なら△△】というブランディング。
必ず一番。一番と二番の差は二番と百番の差より広い。
【カネで買えないもの、それが本物のブランド】
国内の1強100弱から世界規模の1強100弱へなりそうな今日この頃。
単品強化して、強い会社にした上で、CIやブランディングを見直すのも良いかもしれない。