1. 2010.09.28

    ネットショップの繁盛店

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    ネットショップの繁盛店の方と打ち合わせということで、奈良にお邪魔しました。

     

    ここのショップ様は非常に業績が好調で、年末の予算を当初計画よりも

     

    200%アップさせて上方修正した。それくらい調子は良い。

     

    売上がある程度作ることが出来る、コントロールすることが出来るようになれば、

     

    次は利益をコントロールする段階になる。

     

    目玉商品(安く売っている商品)の売上比率をどう下げながら、

     

    売上を上げていくのか、というところである。

     

    ここはどのショップ様も悩まれると思うが、これが出来なければ将来はない。

     

    それをどう工夫していくのか、というところがいつもどのショップ様でも

     

    お話させていただいている内容の大きなウエイトを占めているところである。

     

    目玉商品の売上比率を下げて、利益率を上げる。

     

    この利益が出た分をさらなる目玉商品のタマを仕込むことにも出来る。

     

    利益が出たからといって、目玉商品を高くしていいものではない。

     

    上も下も伸ばしていかなければならないのである。

     

    取り組みのまず手始めとして、売上が作れるのは分かるが、

     

    目玉商品にかける時間を減らして、オススメ商品を作る時間を割くことである。

     

    もっと利益率が高くて、自社が一番になれる場所と商品と対象があるはずである。

     

    それを見つけるのである。

  2. 2010.08.26

    いきなり繁盛店

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    もうすぐオープンするショップの最終打ち合わせ。

     

    オープンしてすぐに繁盛店になってもらいたいので、素晴らしい形にして世の中にリリースしたい。

    そこでメインの話の1つが価格の付け方。

     

    新しい分野でこれまでに経験がなかったら、商品をいくらで値付けしたらいいのか

     

    ということは、かなり難問なのである。

     

    そこで、商品のMDの組み方や価格の付け方、価値ポイントとグレードの関係性などをお話させてもらいました。

     

    まずはMDというよりも、価格ですね。

     

    オープン初期は売って売って売りまくって、売る力があるショップだという風に

     

    メーカーや問屋に思われないといけません。

     

    メーカーや問屋の中でのシェアを高めないといけない。

     

    そうしていくうちに貴重な情報をもらえたり、商品のことが分かるようになったり、

     

    お客様のことが分かるようになってくることで、MDが組めるようになる。

     

    当初は競合や利益や商品の役割から価格を決めますが、売っていく過程で

     

    最終的にはどのような価格の付け方をするのか、MDを組んでいくのか、

     

    という最終系をお伝えさせてもらうことで、意識もそちらに向かって、統一されていく。

     

    バリューマーチャンダイジング。価値を元にしたMDが組めるようになるのである。

  3. 2010.05.19

    繁盛店の夢とMD

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    繁盛店の夢とMDというテーマで。

    本日も繁盛店の方と打ち合わせ。まだ創業10ヶ月。でも凄い勢いで成長されている。

    その中でも素晴らしいのが夢を聞いた時に熱く語れること。

    いつも意識していて、スタッフの人にも共有している。

    そしてその想いにスタッフの人も共鳴している。

    かなり大きな夢だったが、実現すると信じている。聞いていて実現するだろうと思った。

    また、そのために今何をしないといけないのかというところまで設計されている。

    定量的な事柄から優先順位まで、一貫している。

    こうなりたいから、今これだけ売らなければならない。利益を出さなければならない。

    そこまでの落とし込みは常に考えられていた。

    だから次のステップ。

    その売上と利益を出すために【何を何個売るのか】ということを決めないといけない。

    しかも何でも出来るわけではない。

    人も時間もお金も限られている。

    やることを決める。

    捨てることを決める。

    この主力単品に注力しよう!

    その主力単品の中でも上中下の3つのグレードの中でのメインの商品

    (これ取れなかったら売上も利益もいかないという商品)を決めて、

    それに対しては徹底的に競合を見る、対策を立てる、進捗を管理する。

    現状何もしなくてもいく数字と目標の数字の差をどう埋めるかを決める。実行する。

    BeforeとAfterをノウハウとして蓄積する。

    自分達が売りたいものが売りたいだけ売れる状態にする。

    夢から落とし込まれたMD。