1. 2010.09.14

    ネットショップ一番店繁盛店勉強会

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    ネットショップの一番店や繁盛店が集まる勉強会でした。

     

    2ヶ月に1回集まって、最新の情報を交換したり、MDに対する勉強をしたり、WEBの集客方法を勉強したりしております。

     

    みなさま何かの業種で一番の方ばかりなので、内容も非常に濃いものになっております。

     

    これからのネットショップがどうあるべきか、というようなお話がメインです。

     

    大手が本格参入するにあたっての値下げ合戦の更なる激化や

     

    競合が増えることによる差別化要素の薄まりなど、色んな問題点にどう対応していくのか。

     

    その答えのひとつはやはり商品力に全力投球と顧客密着化だと思います。

     

    そして集客に関しては自分のショップのことを好きな人が集まる場からの誘導や

     

    商品がお客様を呼ぶ仕掛けとお客様がお客様を呼ぶ仕掛けを作ることにあると思います。

     

    あとは中小企業のネットショップが商品力や集客力をシェアしていく、

     

    という考えも本格的に視野に入れて、行動していかなければならないと思います。

     

    ネットショップの今後について真剣に話し合う場になっております。

     

    是非興味のある方はご参加ください!

  2. 2010.08.21

    繁盛店にみる商品強化のポイント

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    繁盛店にみる商品強化のポイントということで、

     

    本日は東京にてもうすぐオープンするショップ様の最終打ち合わせ。

     

    オープン時の商品構成などの打ち合わせだったのですが、まずどのような商品を強化していくのか。

     

    後発隊で実績もなく、仕入れ力も弱いショップが取るべき方向について、お話させてもらった。

     

    1.自社が勝てるところを見極める。

    2.他社と条件が一緒のところを見極める。

    3.(個別対応)サービスが求められるところを見極める。

     

    この1~3の条件に見合う商品を見つけて、そこを徹底的に強化する。

     

    アピールポイントもそこに集約する。

     

    そして、売る力がついてきた時にボリュームのあるゾーンに進出する。

     

    売る力がついてきたら、問屋さんとかメーカーさんも信頼してくれるようになって、

     

    融通を付けてくれる可能性も高い。

     

    1~3の条件に適う商品を見つけて、そこの付加価値を費用かけずに強化する。

     

    1~3のその中でも、リピートしてくれやすい商品であれば、なお素晴らしい。

     

    もしくは商品の打ち出しや価値提供として、リピートに対する工夫を加えることも大切である。

  3. 2010.07.15

    一番店繁盛店を創る人のMD

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    一番店繁盛店を創る人のMDということで、上司とMDのお話をしてました。

    会社のお引越しに伴い上司が机の整理をしていたところ

    昔の資料がわんさか出てきて、その中にMDに関する資料があり、それをくれたのです。

    MD表とでも言うものです。

    単品名、マーケットサイズ、粗利率、回転率、貢献粗利率、シーズン指数、

    ライフサイクルなどの主要指標に加えて、上中下のグレードと価値ポイント4つと価格帯、

    価値ポイント5として常備特価品とオススメ品と定番品の枠があります。

    MDの考え方としてこのイメージはありましたが、上司がどのようにこれを

    作成していっているのかを聞いてみたいと思い、お引越しの作業を中断してもらって話してもらいました。

    そして常日頃思っていた質問もぶつけてみました。

    単品が決まると、そのグレードを見定める。

    それには一番店を15店舗くらい行って、各グレードで何が一番売れているのかを把握する。

    そして、15店舗のそれを並べる。

    そして重なるところをそのグレードの定義付ける商品とし、その商品の価値を

    本来的機能価値と付加的機能価値と本来的視・触覚価値と見栄え価値に分析する。

    激安商品を売っているところが一番店であったり、価値/価格を無視していたらどうするのか?

    と聞くと、激安商品を売っているところが一番店であれば、その商売をすることを再考する。

    安売りをしていたら、その商品はMD表には入れない。

    MD表とはその単品の本来持っている価値と価格を整理したものであるから、と。

    ブランドはどうなるのですか?と聞くと、ブランドだから価格が上がっている、

    ということであれば、それは単品が違うことになる、と。

    あぁ、そうなのか!と理解。

    その他にも色々と伺ったが、非常におもしろかった。

    その単品の本来持っている価値と価格を整理する。

    一度チャレンジしてみていただきたい。

  4. 2010.07.01

    一番店繁盛店を創る人たちの歓送迎会

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    一番店繁盛店を創る人たちの歓送迎会でした。

    そこのお店選びについて、上司がブログに書いていたので、紹介します。

    価値/価格を教えてもらった人です。少し変えて書いております。



    お店を選ぶ時、利便性やグレード感などが目的に見合った場所であることは当然ですね。

    社内の異動ですから、そんなに改まった場所である必要はありません。

    かといって社に情報が飛び交う宴が予想されるのでできれば個室がいいでしょうね。

    目的に見合った場所つまり客層にあった場所であるべきです。

    でも、客層にあった場所であればよいかというとそれだけではいけません。

    客層にあわせていくと場所と予算がほぼ確定しますが、それだけでは店を選ぶことは出来ません。

    予算が決まるということはグレード感が決まるということですが、同じグレード感のお店のなかにいろいろな選択肢があるのです。

    みんなの大切なお金を預かる幹事としては同じグレードの中でもっともお値打ち感のある店を選ばなければなりません。

    つまりお店の価値/価格です。

    想定したグレードおよその価格帯のなかでもっともコストパフォーマンスの高い店を選ばなければいけません。

    もちろん5000円と3000円を比較しても意味がありません。

    3000円前後ときめたならその範囲で価格に対して相対的に価値が高いお店を選びます。

    料理、酒、部屋、接客などお店の価値を決めるポイント(価値ポイント)はいろいろありますが、

    集約すると「おいしい」「会話がしやすい雰囲気」「段取りがいい」「居心地がよい」などにまとめられますね。

    料理の味、料理の数などは、この「おいしい」の構成因子であり、

    さらにそれを分解してゆくと素材や作りの技術にいたります。

    「会話がしやすい雰囲気」なども同様に構成因子を分解することが出来ます。

    こうして解してゆくとその店の実態が露骨に見えてきます。

    「この店は雰囲気はいいけれど、料理の数が少ないな」

    「逆に、この店は建物は古いけれど料理の数も多いし冷凍食品は少ないな」

    とか、そうして、数あるお店の構成因子を比較し最も相対的に価値の高いお店を選びたいところです。

    まあ、3000円ならば、立地のよいきれいなお店は、セントラルキッチンや生産者直仕入などが出来ている高度なお店でなければ店舗にコストがかかっている分料理は落とさざるえないでしょうからおおむね選択外になりますね。店舗面積に対して厨房面積の割合が広すぎる店もおおむね割高にならざる得ません。

    そうやって選んでいくとこのグレードではこの店でしかありえないという選択肢に行き着くのです。

    そう!それこそがお勧めスター商品です。

    我々のマーチャンダイジングの根本はこの客層により特定されるグレード内のスター商品をとことん売る!ということにあります。

    だから、価値/価格のあわないお店を歓送迎会で安易に選ぶことはご法度なのです。


    OH!ナルホドですね。

  5. 2010.05.19

    繁盛店の夢とMD

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    繁盛店の夢とMDというテーマで。

    本日も繁盛店の方と打ち合わせ。まだ創業10ヶ月。でも凄い勢いで成長されている。

    その中でも素晴らしいのが夢を聞いた時に熱く語れること。

    いつも意識していて、スタッフの人にも共有している。

    そしてその想いにスタッフの人も共鳴している。

    かなり大きな夢だったが、実現すると信じている。聞いていて実現するだろうと思った。

    また、そのために今何をしないといけないのかというところまで設計されている。

    定量的な事柄から優先順位まで、一貫している。

    こうなりたいから、今これだけ売らなければならない。利益を出さなければならない。

    そこまでの落とし込みは常に考えられていた。

    だから次のステップ。

    その売上と利益を出すために【何を何個売るのか】ということを決めないといけない。

    しかも何でも出来るわけではない。

    人も時間もお金も限られている。

    やることを決める。

    捨てることを決める。

    この主力単品に注力しよう!

    その主力単品の中でも上中下の3つのグレードの中でのメインの商品

    (これ取れなかったら売上も利益もいかないという商品)を決めて、

    それに対しては徹底的に競合を見る、対策を立てる、進捗を管理する。

    現状何もしなくてもいく数字と目標の数字の差をどう埋めるかを決める。実行する。

    BeforeとAfterをノウハウとして蓄積する。

    自分達が売りたいものが売りたいだけ売れる状態にする。

    夢から落とし込まれたMD。

  6. 2010.03.27

    繁盛店のお客様との共通ポイントの作り方

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    繁盛店のお客様との共通ポイントの作り方ということで先日お伺いしたショップ様での打ち合わせから。

    単品強化ということでそれぞれのお客様を明確にしながら、そこにどうアプローチしていくのか。

    また、安い商品や目玉商品だけではなく、1つ上のグレードの商品をオススメしていくにはどうしたらいいのか、という話の結論。

    それがお客様が『あっ!そうそうそうなのよ。私のことよく分かってくれてるね。』と思ってくれるかどうかである。

    そのお客様と商品を繋げるコトバをリアル店舗であれば接客で話していけばいいし、

    ネットショップであればそれを商品ページに載せていけば良い。

    商品ページの文章量が増えるとSEO的にも良いので

    ネットショップを運営している人は是非実践して欲しいところである。

    また、目玉商品(激安商品)しか売れない、と嘆いているショップ様にも是非オススメである。

    お客様にズバリ提案してあげること。

    本当に欲しかったのはこれじゃないのですか?と提案してあげること。

    そこに少しの驚きとワクワクを加えてあげる。

    そうしたらオススメ商品を買ってくれるんじゃないかな。

  7. 2010.02.25

    繁盛店のブランディングとMD

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    繁盛店に復活させることで有名な藤巻幸夫さんの話を聞きました。

    http://www.fujimaki-japan.com/

    ダダ打ちですが。

    大手流通の前の良いものを探している。マルヤマケイタ

    http://www.keitamaruyama.com/とデザインビジネス。

    顧客視点とビジネスプロデュースのお話。

    ブランドという概念は20年前から。

    日本の企業には何か足りない。それがブランド。

    文房具→ロデア。オレンジでかわいい。日本のノートと何か違う。パッと見た瞬間に買いたいと思うかどうか。

    蜷川実香http://www.ninamika.com/の撮ったノートがバカ売れ。100円のノートでも売れないのに。450円でバカ売れ。

    ただ使う→持ってて楽しいへ。

    どこまでこだわって、季節や色などお客様に合った商品にしているか。提案が出来ているか。

    MDの8要素。
    【1.色】自分という色を出すか。名刺の文字の色までこだわるか。
    【2.柄】ネクタイの売上が下がったのは「クールビズ」だと言う。でも本当か!?
    売れ筋と売れ筋じゃない商品をもってこい!
    ネクタイの歴史は?本物のネクタイは?ネクタイの一流は?
    本物って何?続いているもの。人の気持ちに訴えかけている。売れている理由がある。
    ネクタイは英国が本場。
    売れているネクタイ売場に行ったら、何か違いますね!と言った。
    ブランディングやるための4つ。
    ①MD②VMD③PR④人
    この4つが完璧で始めてブランドになる。
    お客様から見て分かりやすいもの。これがブランド。その人らしい何かが伝わっている。
    バイヤーとして世界中で良いものを見ている。どこまでこだわるか。
    和系の人だったら名刺は和紙が良い。
    【3.素材】素材はめちゃくちゃある。
    ウール100:ウール80とポリ20はウールの方が良いと思っていたが、お客様視点では軽いし、皺になりにくい。素材まで入り込んでいるのか。
    【4.デザイン】これからはデザイン経済になる。
    社長はデザイナーでなければならない。デザインというのは方向。
    会議の時の机の並び1つまでこだわった。
    堂島ホテルは稼働率が高い。80%を越えている。
    【5.機能】その商品にどんな機能が付いているのか。お客様に応じた機能。
    【6.用途】使い道。日常の用途にも使えるフォーマルしか売れなくなってきている。
    【7.サイズ】
    【8.価格】
    この8つを変更したら新商品になるのではないかと思われる。
    こだわったものづくりをして、最後に価格がある。

    VMD:商品の並べ方。積み方をちょっと変えるだけで売れ方が違う。
    エモーショナルマーケティング。感情を揺らす。
    「技術ではなく心」
    来る人のイメージの転換。フクスケの受付の人の身なりが悪かった。
    セブンアンドワイでは2ヶ月で2店舗で商品を変えずに売上を2割上げろ!と言われた。
    燕三条は素晴らしい【みがき】の技術があるが、駅を降りた瞬間何もない。
    阪急梅田は1Fに食品を置いた。
    コンシュルジュは何でも答えれないといけない。

    PR:ブログ(藤巻定食)メディアをやっている。
    ヒト・モノ・コトを伝えている。三位一体。これが集まっているところが売れる。
    日本百貨店構想。ディスカバージャパン。9月にリンデンシャンプー。高知のゆずを使用。
    日本元気塾。コミュニケーション病。コミュニケーション障害。
    メディアのヒトは藤巻さんのブログを見ている。

    人:働いてる人が本気でやっているのか

    ブランド:ストーリー→ヒストリー→フィロソフィーが付いてくる。
    ブランドをつくる15の原則。サプライチェーンマネジメントに倣う。サムライチェーンマネジメント。
    5つのSと5つのCと5つのMの追求。
    Simple:難しいことほど分かりやすく、分かりやすいことほど深く、深いものほど楽しく
    Sence:自分のスタイル
    Speed:考えてるうちに終わっている。
    Smile:トップの人ほど
    しつこさ

    Communication
    Consensus:相互理解
    Coraboration:外注ということはない。コラボだ!
    Commitment
    Challenge

    Marketing:世の中を歩くこと。散歩行動学。5つの試。試乗、試見、試読、試飲、試着。街ではみんなが何を着て、何を持ってるか。何が変わって、何が変わってないか。
    マーチャンダイジング:モノは良いけど、パッケージが悪い、というのが多い。
    Management
    Mind:相手の気持ちを分かってあげる。褒めてあげる。
    まきこむ:一番大事にしていること。

    これから繁盛店や一番店を作るとなると細かいところにまで≪こだわり≫がいるのかもしれない。