繁盛店に見る原点回帰というお題。
前日からの日記とも繋がりますが、モノには成り立つ過程があって、モノになる種がある。
そこを見ずして、というか見なくても完成品が溢れてる。
中学の頃に、鶏を絞めて(逆さ吊りにして、頚動脈切って、皮めくって・・・)食べ物の成り立ちを知る。
服も同じ。綿の種から発芽し、成長し、綿がひらく。
お祭り屋さんの専務からアパレルの仕事をしているから、本当は服の原材料を知らないといけない。
どのように育ち、どのようなモノが良いのか。
そこを知らずして、商売は立ち行かない、と。
外側のデザインではない。
モノの本質を決める価値の部分。
『おぉ、その服かっこいいやん』ではなく、『おぉ、その綿最高やな』となる日が来ないだろうか・・・来ないな。
一般消費者は良いのだろう、知らなくても。
そして販売側もそんなことをお客様に伝えることなんてほとんどないだろう。
けど、それを知っていて販売してるのと、知らずに販売してるのでは、目に見えない明らかな差が生まれてくると思う。
ライフサイクルが進んだ業種・業界は≪モノ≫から≪コト≫へ。
ただ、これからは≪コト≫から≪本質的差別化へ≫ってな感じになるのでは?と思う。
【目に見えないところの価値】
【本物(本質)への回帰】
が大切になると思う。