1. 2010.10.14

    新規事業スタート

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    新規事業がスタートして、始めての打ち合わせ。

     

    スタート前とスタート後では、また取り組むべきことのウエイトも変わってくるわけで。そこらへんの打ち合わせを問屋様も交えてさせていただく。

     

    やはり販売側と供給側の距離が近いことが小売においては大事になってくる。お互いがどのような戦略を取っているのか、またどこですり合わせができるのか、販売戦略まで伝えたり、理解したりしなければならない。

     

    これからは在庫情報のやり取りや在庫を自社用に置いてもらったり、というお約束をいただくが、ならば販売側は当然売上を目標どおりに立てなければならない。そこで、売上目標を再度立て直して、何を何個売って達成するのかを決めて、その在庫量を伝えて、それをどう実現するのかのアクションプランを立てる訳である。

     

    またスタート後ということで、何をしたらどのくらいの反響があるのか、という数字や勘がまったくないので、そこを取るためにもまずは仮説を持っておく必要がある。仮説がなければ、何をしても何でこうなったのか、またそれを受けてどうしたらいいのか、というところへの次のアクションへの繋ぎがうまくいかない。

     

    この2つをクリアにして、11月は目標の売上通りにいけるように準備を進めることが10月のやることである。

  2. 2010.09.08

    ギフトショップの繁盛店

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    ギフトショップの繁盛店様とお打ち合わせさせてもらいました。

     

    贈り物もいいけど、贈り方や贈り物を渡すまでのシチュエーションなどを

     

    楽しんでもらうことも必要だな、と思うわけです。

     

    こんなものだったら喜んでくれるかな?どうやって渡したら一番喜んでくれるかな?

     

    というところに対するソリューション提供も必要になってくるのかな、と。

     

    モノだけを売っていては、価格競争になってしまうので、

     

    この頃その他の価値の付け方を考えさせられます。

     

    あと、この頃の傾向はやはり安い商品しか買ってくれないこと。

     

    これを打破するためにも高級商品を見せていかなくてはなりません。

     

    また高級商品を買ってくれる客層やシチュエーションを訴求しなければなりません。

     

    ギフトの場合でしたら大倉陶園日本の陶器の最高級レベル。

     

    しかも本日お伺いさせてもらった会社様は昔々からの付き合いなので、

     

    もう作れないような細かい仕事の陶器もあるのです。

     

    このような商品群をもっと前面に打ち出して、高単価商材も売れるように

     

    工夫していくことが利益貢献のためにもしていかなければならないことだと思います。

  3. 2010.08.21

    繁盛店にみる商品強化のポイント

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    繁盛店にみる商品強化のポイントということで、

     

    本日は東京にてもうすぐオープンするショップ様の最終打ち合わせ。

     

    オープン時の商品構成などの打ち合わせだったのですが、まずどのような商品を強化していくのか。

     

    後発隊で実績もなく、仕入れ力も弱いショップが取るべき方向について、お話させてもらった。

     

    1.自社が勝てるところを見極める。

    2.他社と条件が一緒のところを見極める。

    3.(個別対応)サービスが求められるところを見極める。

     

    この1~3の条件に見合う商品を見つけて、そこを徹底的に強化する。

     

    アピールポイントもそこに集約する。

     

    そして、売る力がついてきた時にボリュームのあるゾーンに進出する。

     

    売る力がついてきたら、問屋さんとかメーカーさんも信頼してくれるようになって、

     

    融通を付けてくれる可能性も高い。

     

    1~3の条件に適う商品を見つけて、そこの付加価値を費用かけずに強化する。

     

    1~3のその中でも、リピートしてくれやすい商品であれば、なお素晴らしい。

     

    もしくは商品の打ち出しや価値提供として、リピートに対する工夫を加えることも大切である。

  4. 2010.03.27

    繁盛店のお客様との共通ポイントの作り方

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    繁盛店のお客様との共通ポイントの作り方ということで先日お伺いしたショップ様での打ち合わせから。

    単品強化ということでそれぞれのお客様を明確にしながら、そこにどうアプローチしていくのか。

    また、安い商品や目玉商品だけではなく、1つ上のグレードの商品をオススメしていくにはどうしたらいいのか、という話の結論。

    それがお客様が『あっ!そうそうそうなのよ。私のことよく分かってくれてるね。』と思ってくれるかどうかである。

    そのお客様と商品を繋げるコトバをリアル店舗であれば接客で話していけばいいし、

    ネットショップであればそれを商品ページに載せていけば良い。

    商品ページの文章量が増えるとSEO的にも良いので

    ネットショップを運営している人は是非実践して欲しいところである。

    また、目玉商品(激安商品)しか売れない、と嘆いているショップ様にも是非オススメである。

    お客様にズバリ提案してあげること。

    本当に欲しかったのはこれじゃないのですか?と提案してあげること。

    そこに少しの驚きとワクワクを加えてあげる。

    そうしたらオススメ商品を買ってくれるんじゃないかな。

  5. 2010.03.16

    繁盛店の単品強化

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    繁盛店の単品強化と言うことで、福井県若狭沖へ。

    福井の若狭沖は山と海が近くて素晴らしい。山のロッジで昼飯を食べて、海へ行った後、打ち合わせへ。

    お話は単品管理。現状もマーケットシェア一番であるが、さらに強固なものにするために。

    全商品を価格帯別(グレード別)に抜き出し、機能価値と視・触覚価値に分けて書き出し、

    そこから大きく言うと用途別とニーズ別を抽出し、グレード別に客層の定義付けをして、

    MDやVMDなどを見直す。

    そろそろCI(コーポレート・アイデンティティー)も再構築しないといけないかもしれない。

    CIの内容として以下の3つ。
    VI(ビジュアル・アイデンティティー)
    MI(マインド・アイデンティティー)
    BI(ビヘイビア・アイデンティティー)

    続いて、似たような話で【ブランディング】

    ブランディングとは売らない戦略。と話されていた繁盛店主様がいた。

    『パリは売ってくれない。日本は買ってください。この差は歴然としている。』と言う。

    『売らない戦略→商品価値が長い』その人は自分の信念一直線の方だった。

    やはり≪何かで一番のブランディング≫って凄いな、と。

    何かで一番になっておくと、ポッと火が付くと、燃え広がるのも早い。

    【○○なら△△】というブランディング。

    必ず一番。一番と二番の差は二番と百番の差より広い。

    【カネで買えないもの、それが本物のブランド】

    国内の1強100弱から世界規模の1強100弱へなりそうな今日この頃。

    単品強化して、強い会社にした上で、CIやブランディングを見直すのも良いかもしれない。