中国大連視察ツアーの第三日目。
大連の外国語学校の理事長の話がおもしろかった。
理事長は中国に来て22年目の日本人。
現地に長年いらっしゃるからこそのお話を色々と聞かせてもらった。
日本で受けているのは中国が発信している情報。今は中国不景気ですよ。
相対的に言うと高い。とおっしゃられていた。おもしろい見方である。
メンテナンスというサービスはいける。中国にはそんな概念がないから。
チームワークはこの国では通用しない。
下が入ってきても教えない。自分が損するから。
日本の経営者が色々話を聞く中で、『今後も変わらないんですか?』と
聞いた時の理事長の答えがおもしろかった。
『変わるという事は、違うこと・違う何か・違う答えを知っていてそっちの方が
良いと思っているからこそ出来ること。中国の人は知らない。
知ってもやりたいと思わない。だから変わらない。』
中国の商習慣などを聞いていき、話をしていく中で、
よくこの理事長が「そう思うのが日本人」と言っていた。そーだな。思考をシフトしなきゃいけない。
2月まで日本語の終了証を出すにはこの項目をクリアしていたら良かったというものが、
3月には変わっているので、それでは終了証が出せないとなる。
お金を渡せば出来るようになる。そんなもんらしい。
中国はクチコミが効く。親しい人からの。
あと、中国の人は個々の能力はあるけど、組織となるとダメになると言う。
海外に出ている優秀な中国人がいて、その人が中国に戻ったら
中国はさらに発展するという人がいるが、まともな優秀な中国人は戻ってこない。
もし戻ってきたとしても活かされない。と断言していた。
おもしろい示唆を色々いただいた。感謝である。