1. 2010.11.26

    ザッポスの奇跡

    COMMENT (0)


    ザッポスの奇跡という本を書いた石塚さんとお会いしました。アメリカでコンサルタントをしている方で、アメリカの流通業に詳しく、ケーススタディの1つとしてザッポスを取り上げられています。ネットショップでの≪顧客満足≫や≪企業文化≫や≪中小企業の生き残る道≫という言葉に反応した人は是非、ザッポスの奇跡を読んでみて下さい。12月17日くらいに改訂版が出るみたいですので、そちらをお買い求めください。お客様を喜ばせることを徹底的に追及することで、リピート率75%・年商1000億円までになった会社です。ネットショップの中小企業の1つのモデルケースになると思っております。

     

    ザッポスはソーシャルメディアの使い方でも一番と言われておりますが、石塚さんもザッポスもそのように思われたり言われたりすることを良しとされていません。物凄くよく分かります。すぐに何か新しいメディアが出来ると、すぐにそれをどう活用しようかと考える人がいます。小手先のテクニック論になります。そこばかり論じられて、本質を見ない。それがイヤなのだと思います。「メディア」にこだわるのではなくて、まず、根本を見直そう、どうやって、「お客様とエンゲージするか考えよう」これがザッポスの答えです。

     

    お忙しい方で、アメリカに住まわれていますが、今度日本に来られた際には一緒にセミナーを開催させていただきたいという申し出もさせてもらいました。まだ正式決定ではありませんが、日本の中小企業の方に元気になってもらうためにも、実現したいと思っております。

  2. 2010.03.17

    繁盛店とCSR

    COMMENT (0)

    繁盛店とCSR。

    この頃、社会起業家という人たちが現れている。何冊も本を読んだが素晴らしいと思う。

    「企業は本業を通じて、社会に貢献する」
    「利益とは、社会に貢献したことの証である」
    「企業が多くの利益を得たということは、その利益を使って、さらなる社会貢献をせよとの世の声である」

    だから、社会起業家の本を読んで解せないところが1つだけある。

    利己的から利他的へ、とか、社会のニーズに・・・とか。

    本当は会社って、利他的で、社会のニーズに応えて、収益を出して、安定的に継続していくものである。

    社会起業家の本を読んでいたら、うーん、それ普通の会社が想ってること、

    目指していることなんちゃうかなぁ、とも思ったりする。

    昔の企業はそうだった。今は売上偏重に振れ過ぎているみたいに思う。

    別に否定はしないけど、金が金を生むような商売とか、

    自分が出している価値よりもどうやって多くの稼ぎを得ようか、

    みたいに考える商売って永く続かないんじゃないかな、と。

    だから社会起業家ってな言葉がワイワイ言われるよりも、それが普通になっていくんだと思う。

    日本企業の原点回帰みたいな。

    こういうお仕事をさせていただいて、色んな会社様に出会い、色んなことに気付かしていただく。