1. 2010.09.29

    アメリカ視察ツアー番外編4

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    アメリカ視察ツアーの番外編パート4ということで、

     

    今回のツアーから見た日本の中小企業の生き残る道を考えたいと思います。

     

    これからの日本のネットショップは激変を迎えると思います。その理由は主に2つ。

     

    1つ目に大手資本や海外の資本が本格的に入ることで、ネットショップで少し売っている

     

    くらいのネットショップの中では大手のところが苦戦を強いられると思います。

     

    より価格やサービスが激化すると思われます。

     

    2つ目にネットショップという業態のライフサイクルがいよいよ転換点に近づいてきていると思われます。

     

    転換点に近づくとどうなるかと言うと、儲からなくなる。

     

    そして潰れるショップも多くなると思います。

     

    差別化はしにくくなり、サービスは過剰になり、という厳しい戦いを強いられることになると思います。

     

    では、日本の中小企業のネットショップはどうしたらいいのか?

     

    私は3つの方向性があると思います。

     

    1.非効率さを良しとし、お客様に密着する。

    2.オリジナル化を推し進める。

    3.徹底的に価格でもサービスでも大手と戦う。

     

    これも企業としての方向性を明確にして、そのビジョンを内外に伝えることがまずは大切です。

     

    差別化は企業文化で!ザッポスから学んだ1つの未来を考える上での教訓です。

     

    これについては、どこかで詳細をお伝えしていきたいと思っております。

  2. 2010.03.16

    繁盛店の単品強化

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    繁盛店の単品強化と言うことで、福井県若狭沖へ。

    福井の若狭沖は山と海が近くて素晴らしい。山のロッジで昼飯を食べて、海へ行った後、打ち合わせへ。

    お話は単品管理。現状もマーケットシェア一番であるが、さらに強固なものにするために。

    全商品を価格帯別(グレード別)に抜き出し、機能価値と視・触覚価値に分けて書き出し、

    そこから大きく言うと用途別とニーズ別を抽出し、グレード別に客層の定義付けをして、

    MDやVMDなどを見直す。

    そろそろCI(コーポレート・アイデンティティー)も再構築しないといけないかもしれない。

    CIの内容として以下の3つ。
    VI(ビジュアル・アイデンティティー)
    MI(マインド・アイデンティティー)
    BI(ビヘイビア・アイデンティティー)

    続いて、似たような話で【ブランディング】

    ブランディングとは売らない戦略。と話されていた繁盛店主様がいた。

    『パリは売ってくれない。日本は買ってください。この差は歴然としている。』と言う。

    『売らない戦略→商品価値が長い』その人は自分の信念一直線の方だった。

    やはり≪何かで一番のブランディング≫って凄いな、と。

    何かで一番になっておくと、ポッと火が付くと、燃え広がるのも早い。

    【○○なら△△】というブランディング。

    必ず一番。一番と二番の差は二番と百番の差より広い。

    【カネで買えないもの、それが本物のブランド】

    国内の1強100弱から世界規模の1強100弱へなりそうな今日この頃。

    単品強化して、強い会社にした上で、CIやブランディングを見直すのも良いかもしれない。