アメリカのイーベイ本社の視察に行ってきました。
いやー、凄い会社でした。日本では馴染みが薄いのが非常に残念です。
世界中でモノをやり取りする仕組みを提供されていて、イーベイの流通額は6兆円にもなるみたいです。
ほとんど日本のネット市場と一緒ですね。とんでもないスケールです。
イーベイも非常におもしろい会社でした。
グーグルと同じように働く人の環境作りは素晴らしいものがあり、遊び心もふんだんに感じることが出来ました。
イーベイはオークションがメインと思っておりましたが、通常の商品の流通も盛んに行われておりまして、
総流通の半分は通常商品の流通になっているのだそうです。
ペイパルもイーベイの1事業ですね。スカイプもそうでした。
アメリカのネットショップの現状も教えていただきました。
アマゾンVSイーベイVSリアル店舗の有力企業VS第四の勢力という図式です。
アマゾンは言わずと知れたアマゾンであり、そのライバルがイーベイです。
リアル店舗の有力企業というのがウォルマートやターゲットなどの
リアル店舗で物凄い力を持った企業のことです。
日本でもネットスーパーを中心にリアルで力を持った企業の進出が相次いでおります。
第四の勢力が中小企業と呼ばれるところです。
日本ではアマゾンVS楽天やヤフーなどのモールVSネットショップの中小企業という図式でしたが、
リアル店舗で力の持っているところの本格参入やこれからくるであろう
外資の力やM&Aなどの合併などで、どうなるか分かりません。
より明確な戦略が求められてくると思います。
日本のもので世界に売れそうなものも教えてもらいました。
また、イーベイに広告がない理由なども教えてもらいました。
両方ともなるほど!と唸らされるようなものばかりでした。
一番印象に残っているのは、アメリカは日本の3年先をいっている、という言葉です。
やはり常にアメリカの通販やWEBやITの傾向や情報には接しておかなければなりません。