1. 2010.09.27

    ペットショップの繁盛店

    COMMENT (0)


    ペットショップの繁盛店ということで、名古屋にてお打ち合わせ。

     

    ここのナンバー2の人は本当に良い人である。

     

    物凄い謙虚で、お客様やスタッフのことを凄く考えている。

     

    だからこそ強く言えなかったり、自信を持てなかったりしていた。

     

    接客もイヤがられたらどうしよう、うまく接客できるだろうか、という

     

    不安が先立ってしまうこともあるんじゃないかな、と思う。

     

    ただ、お客様にとって、専門店に来る意義を考えないといけない。

     

    一般量販店と専門店の違い。そこに何を期待してやってくるか。

     

    それは圧倒的な知識を元に、自分のペットライフを幸せにする提案をしてくれるというところ。

     

    そしてこれを営業というのなら、営業でも接客でも提案する前の雰囲気作りがいかに大事か。

     

    そこはアメリカのノードストロームやその他の小売店を見て思ったこと。

     

    ここの作り方で提案がすんなり通るかどうかが決まる。

     

    ただこの頃少し自信が付いてきたと言っていただいたのは、自分にキャッチコピーを付けて

     

    それがお客様に浸透しだしたこと。

     

    この小さな成功体験や自分のキャラクターがたってきたということで、次の段階へ。

     

    それは個人のブランディングである。

     

    これからの中小企業の接客には必須になってくると思う。

     

    ブランディングのためにはタッチポイントを増やすことが大切である。

     

    ショップのいたるところに顔写真とキャッチコピーを貼り付けたり、

     

    ホームページでもいたるところに出現してもらおうと思う。

  2. 2010.09.25

    アメリカ視察ツアー番外編2

    COMMENT (0)


    アメリカ視察ツアーの番外編パート2ということで、アメリカに来てみて思った日本の国際競争力について。

     

    グーグルでもヤフーでもイーベイでもザッポスでもアジア系の人が多く働いていた。

     

    スタンフォード大学でもかなりのアジア系の人を見ることが出来た。

     

    では、その中で日本人はどれだけいたでしょうか?ほとんどいませんでした。

     

    これからのITやWEBといったどの国でもどの商売をしていても、

     

    必要になってくるサービスの最先端の現場に日本人がいない。

     

    またこれからその才能を開花させる大学生にも日本人がほとんどいない。

     

    もっともっと日本人は外に出て、勝負しなければならないと思う。

     

    日本は豊かであり、島国であり、特に外に出て行かなくても良かった。

     

    でもそんなことは言っていられないのではないか。

     

    資源がない日本はテクノロジーや高付加価値で勝負していかなければならない。

     

    今、一般消費者が知っている限りで、日本発のサービスで世界を席巻しているものがあるだろうか。

     

    などと勝手に考えてしまうくらい、日本人がいなかった。

     

    ゆくゆくは圧倒的な差となって跳ね返ってくるのではないかな、と思ってしまう。

  3. 2010.09.24

    アメリカ視察ツアー番外編1

    COMMENT (0)


    アメリカ視察ツアーの番外編として。

     

    今回のアメリカ視察ツアーでは、メインで訪問させてもらった

     

    グーグル、ヤフー、イーベイ、ザッポス以外にも様々なところに行きました。

     

    まずはグーグルやヤフー、イーベイ、その他にもオラクルやセールスフォースドットコムなど

     

    世界に名だたるIT系の企業を輩出した街シリコンバレーについて。

     

    サンフランシスコから国道101号線を南下するとシリコンバレーなのですが、

     

    最近は街全体として環境に取り組んでいるのだそうです。

     

    沼地や湿地帯を埋め立てずに残す計画や水鳥が生きていく環境を壊さない、など、

     

    そこに住む、もしくは働く人たちの中から自発的に出てきたことらしいです。

     

    そういえば、グーグルの人にこの建物の中のどこが一番気に入ってますか?

     

    と聞いたら、【太陽光パネル】だよ、と答えてました。

     

    もっと違う答えが返ってくると思ったのですが、環境への意識は非常に高いのだな、と思いました。

     

    ちなみにグーグルで消費する電力のうち40%は太陽光パネルで賄っているらしいです。

     

    グーグルアースから見たら、真っ黒に見えるはずだよ!と教えてくれました。

     

    またシリコンバレーを語る上では、外してはならないスタンフォード大学。

     

    ヒューレットパッカードから始まり、アップル、グーグル、様々な会社の創始者が

     

    スタンフォード大学に在籍しているとなると、無関係ではないはずです。

     

    ここは実学のための学問を志しており、フリー&オープンなシリコンバレーの会社の元が

     

    ここにあるのだろうな、と思うくらいキャンパスや行き交う人がフリー&オープンでした。

     

    緑が多く、厳かでありながら、雰囲気を持った大学でした。

     

    日本の大学ももっともっと実学に即した内容にして、即戦力で自分で考えることが出来て、

     

    行動も出来る学生を輩出する環境を整えなければならないな、と思いました。

     

    イーベイの方が言ってましたが、シリコンバレーでの平均勤続年数は3年くらいということでした。

     

    社員を長い目で育てていこうと言う意識は日本よりも希薄らしいです。

     

    それが日本の良い所でもあり、悪い所でもあるなぁ、と思いました。

     

    日本の国際競争力ということについては、次のブログで書きたいと思います。

  4. 2010.09.23

    アメリカのザッポス本社視察ツアー

    COMMENT (0)


    ザッポス本社の視察に行ってきました。一番楽しみにしていた会社です。

     

    【ザッポスの奇跡】を読んで、ここには絶対に行かないといけない!と思って、

     

    やっと実現。これからの日本の中小企業が生き残る1つの道を示してくれていると思っていたのです。

     

    行ってみて、度肝を抜かれました。

     

    本当にお客様(ツアーの人もお客様)を楽しませよう、感動体験をしてもらおう、

     

    という思想が浸透していて、もちろん行動もその通りだった。

     

    みんなめちゃくちゃ楽しそうに仕事をしている。

     

    管理やマニュアルは極力なくし、各自がプロとして、自社の企業文化に則った行動を取っている。

     

    全てオープン。

     

    写真も撮り放題だし、話しかけ放題。お祭りのはちまきを働いている人に配ると大盛り上がり!

     

    その場で巻いてくれて、大喜びしていた。こっちも物凄く嬉しい。

     

    効率的かと言えば、そうではないかもしれない。

     

    けれど、非効率な中からお客様に密着し、お客様の満足度を徹底的に上げている。

     

    リピート率は75%を誇る。

     

    日本の中小企業の未来像の1つのあるべき姿なのではないかな、と思った。

     

    各ブロックの人がそれぞれの歓迎の仕方でおもてなししてくれる。

     

    鉄アレイをふりまわしてくれた部署もあるし、音楽で楽しませてくれた部署もある。

     

    ザッポスの組織についてや人材教育など本当に参考なることばかりであった。

     

    この内容はいつかセミナーでしっかりお伝えしていきたいと思っています。

     

    差別化要素は【企業文化】素晴らしいと思いました。

  5. 2010.09.22

    アメリカのヤフー本社視察ツアー

    COMMENT (0)


    アメリカのヤフー本社に視察で行ってきました。

     

    ヤフーはグーグルやイーベイと少し違った雰囲気がありました。

     

    ヤフーはテレビとの連携に対して最も力が入っている印象を受けました。

     

    その名もコネクトTVというサービスです。TVとWEBが連動する形。

     

    TVでやっている内容がアプリで出てきたり、関連のある画像やブログが出てきたり。

     

    色んな使い方が出来てくるのだと思います。

     

    テレビメーカーとしても、この機能を搭載したテレビを随時発表していくみたいで、

     

    主力をこちらに移すメーカーもあるみたいです。

     

    ヤフーは広告代理店であり、テレビはやはり一番のマーケットがあるのです。

     

    2015年までにアメリカのテレビの半数がコネクトTVになると言ってました。

     

    ヤフージャパンがどのような動きを取るのか。

     

    日本の今後のTVとWEBの連動はどうなるのか。

     

    それによってはまたライフスタイルや広告のあり方などが変わってくるようになると思います。

     

    今後の取り組みをしっかり見守っていかなければならないと思います。

  6. 2010.09.21

    アメリカのイーベイ本社視察ツアー

    COMMENT (0)


    アメリカのイーベイ本社の視察に行ってきました。

     

    いやー、凄い会社でした。日本では馴染みが薄いのが非常に残念です。

     

    世界中でモノをやり取りする仕組みを提供されていて、イーベイの流通額は6兆円にもなるみたいです。

     

    ほとんど日本のネット市場と一緒ですね。とんでもないスケールです。

     

    イーベイも非常におもしろい会社でした。

     

    グーグルと同じように働く人の環境作りは素晴らしいものがあり、遊び心もふんだんに感じることが出来ました。

     

    イーベイはオークションがメインと思っておりましたが、通常の商品の流通も盛んに行われておりまして、

     

    総流通の半分は通常商品の流通になっているのだそうです。

     

    ペイパルもイーベイの1事業ですね。スカイプもそうでした。

     

    アメリカのネットショップの現状も教えていただきました。

     

    アマゾンVSイーベイVSリアル店舗の有力企業VS第四の勢力という図式です。

     

    アマゾンは言わずと知れたアマゾンであり、そのライバルがイーベイです。

     

    リアル店舗の有力企業というのがウォルマートやターゲットなどの

     

    リアル店舗で物凄い力を持った企業のことです。

     

    日本でもネットスーパーを中心にリアルで力を持った企業の進出が相次いでおります。

     

    第四の勢力が中小企業と呼ばれるところです。

     

    日本ではアマゾンVS楽天やヤフーなどのモールVSネットショップの中小企業という図式でしたが、

     

    リアル店舗で力の持っているところの本格参入やこれからくるであろう

     

    外資の力やM&Aなどの合併などで、どうなるか分かりません。

     

    より明確な戦略が求められてくると思います。

     

    日本のもので世界に売れそうなものも教えてもらいました。

     

    また、イーベイに広告がない理由なども教えてもらいました。

     

    両方ともなるほど!と唸らされるようなものばかりでした。

     

    一番印象に残っているのは、アメリカは日本の3年先をいっている、という言葉です。

     

    やはり常にアメリカの通販やWEBやITの傾向や情報には接しておかなければなりません。

  7. 2010.09.20

    アメリカ視察ツアー

    COMMENT (0)


    アメリカのIT企業を中心に視察ツアーに行ってきます。

     

    行き先はグーグル、ヤフー、イーベイ、ザッポスの本社訪問がメインです。

     

    サンフランシスコに2泊とラスベガスに2泊です。

     

    アメリカ視察ツアーの主な目的は2つありまして、

     

    1つはアメリカでモノを売るという新しいビジネス展開の可能性を模索すること。

     

    アメリカの商習慣をリアルに感じたい、というところもあります。

     

    もう1つは最先端のIT会社がどのような思想やビジョンを持っているのか、

     

    これからのITの未来をどう考えているのか、というところを情報交換するということです。

     

    日本からも主にネットショップやIT関連の会社様にご参加いただきまして、非常に楽しい視察になるかと思います。

     

    ITを牽引しているシリコンバレーの空気に触れて、

     

    最先端のテクノロジーや最高峰の人たちと交流できることを楽しみにしています。

     

    これからの商圏は世界になる、より世界が近くなる、というのをこの頃本当に思っているので、

     

    その思いをどう次のアクションに結び付けていくのか。

     

    その可能性や未来を感じることが出来ると思っております。

  8. 2010.09.18

    バングラディッシュでの商品企画

    COMMENT (0)


    バングラディッシュでの商品企画について。

     

    前日記載したように、トレンドを追う商品に関しては納期の問題があるが、

     

    商材によってどこまで納期が我慢できるか、ということも合わせて考えなければならない。

     

    トレンドの早い商材かそうでもないのか、その商材の中でのトレンドを追いかけるところと

     

    定番化しているところという風に段階を分けて考えることが出来る。

     

    ド定番の商材に関してはバングラディッシュは無類の強さを誇る。

     

    例えば無地のTシャツやカットソー、キャミソールなど。

     

    ここらへんを定番化して大量に売っていきたいショップ様や開発したいメーカー様は是非ご連絡いただきたい。

     

    また世界的に見たときのデニムのシェアもバングラディッシュがトップである。

     

    デニム工場も見に行ったけど、その規模たるや半端ない。

     

    しかも商品企画には最新のパソコン技術(CAD)が使用されており、

     

    一番生地を無駄にしない裁断はどうしたらいいのか、型紙おこしなどが行われている。

     

    そしてそれを何千人が手作業で形にしていくのである。

     

    テクノロジーとアナログの共存によって、バングラディッシュのモノ作りは支えられているのである。

  9. 2010.09.17

    バングラディッシュ仕入れのニーズ

    COMMENT (0)


    バングラディッシュ仕入れのニーズは日に日に高まってきていて、

     

    バングラディッシュで動いていただいている方たちにかなりの負担をしてもらっている。

     

    基本的になんでも出来る、というところも逆にネックになっているのかもしれない。

     

    全てが全て可能性があるために、絞りきれていないということもある。

     

    もっともっと前がかりになって取り組まなければならない。

     

    前日のバングラディッシュの仕入れに関する追記であるが、1980円の商品を現状980円で

     

    仕入れているとすると、それを680円に出来るかどうかというところが価格面での勝負である。

     

    これはバングラディッシュでモノを流せば、探せば、作ればいくらでも可能である。

     

    ただ、前日記載したように納期の問題がある。

     

    ということで、トレンドを追いかけるような商品に関しては中国の仕入先も

     

    やはり私どもとしては提供しなければならないと思っている次第である。

     

    そこから780円で入るようにすればいいのである。

     

    バングラディッシュをさらに深く入り込むということと共に、

     

    中国での仕入先の開拓も進めたいと思う。

     

    それぞれのニーズに最大限応えられるように。

  10. 2010.09.16

    バングラディシュの仕入れ

    COMMENT (0)


    バングラディシュの仕入れということで、今回は特にアパレルに絞った形で。

     

    欧米のアパレルはその生産拠点を昔からバングラディシュに持っていた。

     

    交通の便や人件費、英語圏であること、などから日本が中国やベトナムに

     

    目を向けている時からバングラディシュに行っていたわけである。

     

    今日本のアパレルは競争の激しさにおいては世界一ではないかと思う。

     

    品質は物凄く高く、それでいて安い。もちろんデザイン性も機能性も問われる。

     

    そんな厳しい消費者だからこそ、そのニーズに応えようとメーカー側も

     

    必死に取り組んできたから、高品質低単価が実現できた。

     

    ただその商品単体のトレンドやライフサイクルが極端に短くなって、

     

    次から次へと商品開発しなければならないが、在庫リスクも増大しているわけである。

     

    そこでどうなるかと言うと、海外からの仕入れであれば、いかに納期を短く出来るか。

     

    ここが勝負のポイントになってくるわけである。

     

    中国がいまだアパレルにおいてその優位性を保っているのは、

     

    納期によるメリットが享受できるからである。

     

    現状のバングラディシュとの納期差は15日~30日存在する。

     

    その時点で大きなデメリットであり、それなら数百円高くても良いという

     

    アパレル経営者が多いのも事実である。

     

    いかに納期を短縮化できるか、というところがこれからのバングラディッシュの仕入れ

     

    における課題になってくると思われる。

  11. 2010.09.13

    バングラディッシュ仕入れ

    COMMENT (0)


    バングラディッシュの仕入れのやり取りが急速に進んでおります。

     

    色んな方からの引き合いをいただきまして、それをバングラディッシュとの

     

    やり取りの中で実現させていく過程です。

     

    その過程を通して、様々なお客様のニーズをいただき、それに適うようにまた精進する、

     

    という流れになっております。

     

    価格や納期やロットや輸送や様々なことの優先順位がそれぞれの業種や会社によって変わります。

     

    その全てを賄えるような関係作りをバングラディッシュで構築しようと思っております。

     

    たぶんすぐに全てに対応できるというのは無理でしょうが、とにかくニーズや要望をいただいて、

     

    それに応えるために最善を尽くす、というところに対するお約束だけはできるように、かなり活動しております。

     

    また随時このブログでもバングラディッシュとのやり取りやモノの流れなどを紹介させてもらいたいと思っております。

  12. 2010.08.16

    バングラディッシュセミナー

    COMMENT (0)


    バングラディッシュ視察をまとめたセミナーの資料作りに励んでおりました。

     

    今回のセミナーは完全非公開で、告知させてもらった会社様は全部現在のお付き合い先様のみ。

     

    現在のお付き合い先様の利益になるためにバングラディッシュに行かせてもらったのだから、当たり前である。

     

    かなり詳しく書かせてもらった。

     

    どの会社がどのようなことが出来て、価格は?ロットは?納期は?品質は?

     

    現状どんなところの商品作ってるのか?などなど、基本的に知りたい情報を落とし込んだ。

     

    また、工場内や打ち合わせの様子を撮影した動画の確認。

     

    ほとんどの行程を映像で記録しているので、コトバで説明するよりも分かりやすいと思われる。

     

    これからもドンドン行って、価格訴求工場、納期訴求工場、ロット訴求工場、

     

    品質訴求工場などの情報を集められるだけ集めていこうと思う。

     

    アパレルに詳しいものに聞いたら、その一覧表物凄く欲しい!と言われた。

     

    日本の会社様ともバングラの工場ともより密着していかなければならない。

  13. 2010.08.07

    中国大連視察ツアー4日目

    COMMENT (0)


    中国大連視察ツアーの第四日目。

     

    大連の現地密着の問屋さん巡り。よくこんなとこ見つけたなぁ、というようなところを攻める、攻める。

     

    問屋さんでパソコンいじってる人がいたので、肩越しに見ると、99をやっていたので、観察することに。

     

    99の使い方も中国で商売するなら勉強しないといけないかもしれない。

     

    さて、今回大連に行って、中国で商売している日本人や中国で商売している中国人と

     

    話す機会が多くあって、物凄くおもしろかった。色んなところから聞こえてくる中国とはまた違ったりする。

     

    あとは夜の飲み会。

     

    社長同士がズバズバ言う関係性が築けてるから・根っこが繋がってるから

     

    みんな思ってることを言い合う。素晴らしい関係がそこにはあった。

     

    そして、自分も色んなことを教えていただきました。

     

    目標が低いから挫折がない。

    どこに目標を持つか、それを実行するか。

    目標を高く持って、負の体験をどんどん積みなさい。

    根拠がある自信なんてない。

    やってることが真実。信頼できるのは行動。

    自分との対話の時間を持つ。

    今日と昨日を振り返って何が進んだか、明確に言えるように。

    勉強してないと、ピンポイントな質問できない。

    とことん突き詰めなさい。

    なかなかこんなこと言ってもらえる機会はない。ありがたいことである。

     

    今回の大連視察ツアーの時間を共にしていただいた方は本当に素晴らしい方ばかりだった。

     

    経営者の男らしい背中をたくさん見ることが出来て、非常に刺激を受けた。

     

    40~50くらいの方が多かったけど、自分が40~50くらいになった時の1つの理想として、

     

    皆様の姿を目に焼き付けておいた。

     

    もっともっと仕事して、色んな経験を積んで、色んな人と会って、

     

    今回ツアーで一緒だった人たちに何か恩返しが出来るようになりたいものである。

  14. 2010.08.06

    中国大連視察ツアー3日目

    COMMENT (0)


    中国大連視察ツアーの第三日目。

     

    大連の外国語学校の理事長の話がおもしろかった。

     

    理事長は中国に来て22年目の日本人。

     

    現地に長年いらっしゃるからこそのお話を色々と聞かせてもらった。

     

    日本で受けているのは中国が発信している情報。今は中国不景気ですよ。

     

    相対的に言うと高い。とおっしゃられていた。おもしろい見方である。

     

    メンテナンスというサービスはいける。中国にはそんな概念がないから。

     

    チームワークはこの国では通用しない。

     

    下が入ってきても教えない。自分が損するから。

     

    日本の経営者が色々話を聞く中で、『今後も変わらないんですか?』と

     

    聞いた時の理事長の答えがおもしろかった。

     

    『変わるという事は、違うこと・違う何か・違う答えを知っていてそっちの方が

     

    良いと思っているからこそ出来ること。中国の人は知らない。

     

    知ってもやりたいと思わない。だから変わらない。』

     

    中国の商習慣などを聞いていき、話をしていく中で、

     

    よくこの理事長が「そう思うのが日本人」と言っていた。そーだな。思考をシフトしなきゃいけない。

     

    2月まで日本語の終了証を出すにはこの項目をクリアしていたら良かったというものが、

     

    3月には変わっているので、それでは終了証が出せないとなる。

     

    お金を渡せば出来るようになる。そんなもんらしい。

     

    中国はクチコミが効く。親しい人からの。

     

    あと、中国の人は個々の能力はあるけど、組織となるとダメになると言う。

     

    海外に出ている優秀な中国人がいて、その人が中国に戻ったら

     

    中国はさらに発展するという人がいるが、まともな優秀な中国人は戻ってこない。

     

    もし戻ってきたとしても活かされない。と断言していた。

     

    おもしろい示唆を色々いただいた。感謝である。

  15. 2010.08.05

    中国大連視察ツアー2日目

    COMMENT (0)


    中国大連視察ツアーの第二日目。

     

    まずはジェトロ大連の方に中国でのビジネスや大連の現状や

     

    中国で商売をされている方のご紹介などをしてもらう。

     

    大連は約600万人くらいの都市で経済指標(GDPや対内直接投資や小売総額など)が

     

    概ね20%増を記録している。ただし、輸出だけは10%以上減である。

     

    ソフトウェアパーク構想があり、モノではなくサービスの方にシフトしている向きもある。

     

    開発区では、大手メーカーが進出している。キヤノンやトステムやインテルなど。

     

    あとは、周辺に丹東市もあり、北朝鮮貿易の重要拠点でもある。

     

    あとは延吉市。ロシアにも北朝鮮にも近く、朝鮮の人の自治区になっている。

     

    ビジネスとしては、日本人が大連には5400人いる。

     

    色んな方やビジネスを紹介してもらった。

     

    次にお会いさせてもらったのが、板金屋さん。

     

    ここのオーナーは栃木のセキスイハイムにいて、ジャパン建材の上海の副社長だった人。

     

    車好きが高じて板金屋もやっているとのこと。

     

    1年ちょっとで30人くらいの会社にり、社員食堂も寮も用意した。

     

    そうしないと安定しない。今では大連の7割のシェアを誇っている。

     

    車の修理の価格は日本の方が安いかもしれない、と言っていた。

     

    もうそんなことを言われるような時代になってきたのである。

     

    【日本の方が中国より安い。】

     

    たぶんこれから増えてくると思う。日本のモノはとことん安いから。

     

    感覚をリセットしなきゃいけない。

     

    車の修理ということで、保険会社とのつながりも強い。

     

    事故したら保険会社に連絡が行く。

     

    自分の商売の対象が集まる場所を押さえておくことは大事である。

     

    保険会社にとっては廃車のものも、その会社は直せるから車として売れる。

     

    物凄いおいしい商売。粗利率が良いのである。

     

    毎月120~150台の修理。

     

    もちろん保険会社へのバックや接待はある。

     

    夜は世界ビール祭り@大連にアサヒビール様のご招待で行って来ました。

     

    やっぱり日本のビールが旨いっ!

  16. 2010.08.04

    中国大連視察ツアー1日目

    COMMENT (0)


    中国大連視察ツアーの第一日目。

     

    中国大連の街を散策。

     

    日本と中国の色んなところから大連に集合する。

     

    おもしろい経営者の方ばかり20名ほどで中国ビジネスを勉強。

     

    今回の視察を通じて感じたことでもありますが、中国への見方を変えないといけないかもしれない。

     

    これまでは中国で【モノを製造する】というところがメインでしたが、

     

    これからは中国で【モノを消費する】というところがメインになるかもしれない。

     

    そのくらいモノを作る賃金やその他経費は上がっているし、

     

    販売されているモノは安くない。

     

    街中を歩いて、商品を見てみても、全然安くないやーん!というのが口癖になってしまうくらいです。

     

    別に観光者が行くようなところばかりではなく、一般の人が行くようなところに行ってもそうでした。

     

    もう中国で商品を作る!というのは、なくなってくるのかもしれない、

     

    というのが一番思ったこと。

     

    そして、中国でビジネスをするには、

     

    どれだけ優秀な中国の人でビジネスパートナーを組める人がいるか、

     

    ということが大切になってくる、と思いました。

     

    この2つがリアルに体感できて良かったです。

  17. 2010.08.02

    名古屋のペットショップの繁盛店

    COMMENT (0)


    名古屋のペットショップ繁盛店との打ち合わせ。

     

    夏休み前なので、チラシを出しました。

     

    ただ、この頃チラシって効果が減ってきているらしいので、店長が率先して

     

    チラシが出る前のアプローチを強化してくれて、これが当たりました。

     

    チラシが出るから、その前においで!と。

     

    あと、チラシとホームページと展示会など、クロスメディアで脳みそに浸透させることも大事だな。

     

    ということを実感しております。

     

    ということは、日常の浸透させ方もチラシやイベントをする際に大切になってくると思われます。

     

    その場限りのことをして、なんで外れたんだろう?とか考えてもダメなんだと思います。

     

    前々から勝負は決している場合もあるんですね。

     

    肝心のチラシはというと、パッと見た目あんま良くない。頭数が多く見えない。

     

    数えてみると、前のチラシが48頭で今回が40頭になっていました。

     

    数字で比較してみると明らかになりますね。

     

    あと、パッと見て、テンションが上がらない。

     

    わんちゃんのかわいい姿が載っている雑誌などを見て、何が違うのかを検討する。

     

    すると、舌出し、首かしげなどかわいい仕草をしている。

     

    今回のチラシはほとんどしていなかったので、次回からはパット見た目も重視することに。

     

    まずは行きたい!と思ってもらうために、見た目の印象は大切です。

     

    あと、価格帯の幅が小さかった。

     

    ただ、狙いどころとしては初めて犬を飼う人としていて、これは当たった。

     

    高いわんちゃんから売れた。客単価が上がった。

     

    狙う客層を明確にして、わんちゃんも自家繁殖にシフトし、

     

    キャッチコピーも商品構成も変えることで、効果はあったかと思われます。

  18. 2010.08.01

    静岡の老舗美容室

    COMMENT (0)


    静岡の老舗美容室の経営者様とお話をさせていただく機会に恵まれました。

     

    その美容室は創業100年以上の超老舗美容室。

     

    100年以上も前から美容室があったんだ!と思うくらい長い年月商売をされている。

     

    ちょうど753のヘアや着付けなどをしていると、そのおばあちゃんもこの美容室で

     

    753をやってもらった、などという微笑ましいエピソードにも出逢えるみたいである。

     

    そんな美容室なので、ファンの方がいっぱいいらっしゃる。

     

    であるので、ホームページはファンの方用のような位置付けになっている。

     

    ホームページからは集客できていない現状である。

     

    ホームページのつくりを見ても、もう少しこうすれば良いのになぁ、

     

    というところがたくさんあり、徐々に改善していくことに。

     

    でも今回お伺いさせてもらって、やはり伝統や歴史や信頼だけは

     

    お金で買えるものじゃないな、と改めて思った。

     

    そして、その積み重ねがファンの人によって支えられ、またファンの人を大切にしてきたからなんだな、と実感させられました。

  19. 2010.07.29

    岐阜のTシャツの繁盛店

    COMMENT (0)


    岐阜でTシャツのネットショップ【tshirt.st】を運営されている経営者様に会いに行きました。

     

    この方はクラウドを物凄く有効活用されていて、業務改善や数値管理など

     

    全ての業務をクラウド化させて、タイムコントロールをされている。

     

    是非、学びたい!と思って、今回お邪魔させてもらった。

     

    Tシャツは低単価商品を大量販売するというモデルなので、

     

    会社の仕組みが収益の出る形に構築されていないとまったく儲からない。

     

    その仕組みなども全てオープンに教えていただきました。本当に感謝です。

     

    その経営者の方は全部オープンだよ、うちは。昔なんて売上をブログで書いていた!

     

    と。おっしゃられていましたが、

     

    それだけ見えないところでの差別化が出来ているのだと思います。素晴らしい。

     

    一番驚いたのが、各個人別粗利、商品別単品別粗利累計、全体の粗利などが速報で上がってくるところ。

     

    誰が、どの商品が、どれだけ粗利を稼いでいるか、いつどんなことをしたから、

     

    どうなったのか、などが全部把握できている。見える化できている。

     

    こんなネットショップは少ないのではないかな、と思う。

     

    夜は経営者の家族も交えて岐阜の繁盛店【三本足】へ。

     

    めちゃくちゃおいしい中華でした!

     

  20. 2010.07.23

    卒塔婆や護摩木の繁盛店である下野材木様

    COMMENT (1)


    卒塔婆や護摩木の繁盛店である下野材木様にお伺いさせてもらいました。

     

    非常に熱い想いを持たれている方。

     

    多摩の方で、国産材を使用した卒塔婆や護摩木を作成されている。

     

    お客様は宗教関連の方が多い。

     

    新しい世界を教えてもらいましたが、非常におもしろい世界でした。

     

    お坊さんについて伺った。昔のお坊さんは地域の人に尊敬されていた。

     

    またお坊さんも地域の人を導いていた。お坊さんが儲けていても、地域に還元されていた。

     

    でも今ではその儲けは海外に流出してしまっている。

     

    それは卒塔婆や護摩木も中国製になっていたり、仏壇なども中国製の安いモノ。

     

    必要な商材が海外で作られて安いのである。

     

    本来であれば、その商材自体が安いか高いかは関係ないはずである。

     

    商品自体を買っているのではなく、商品プラスαの部分を買っているのである。

     

    でも今は力関係が変わってきてしまっている。その大きな流れの1つが、葬儀屋さん。

     

    元請けと下請けの構造が逆転したらしい。ビジネスとしてみればおもしろい例である。

     

    今でも地域の人に愛されて、威厳があり、みんなを導いているお坊さんにも会わせてもらいました。

     

    お坊さんとお話をする機会というのも都会で育ち、若い人であれば、

     

    なかなかないんだろうな、と思いながら、お話を伺うとやはりおもしろい。

     

    お坊さんと接する機会が圧倒的に少ないのだな、と実感した。

     

    商売の話に戻すと、商品+αのところを買ってもらっていた商売に対する流れと、

     

    元請けと下請けが逆転した例として、非常におもしろかった。

     

    下野木材店様のホームページ