1. 2011.01.16

    福岡の繁盛店(プランツプランツとアメリコとABCマート)

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    本日は福岡に行っておりました。キャナルシティというところを見に行きました。大型商業施設は基本的に好きではないのですが、地元の友人に連れて行ってもらいました。

     

    入ってすぐの廊下の柱でエプロンをかけて催事をしているショップがありました。色とりどりのエプロンだったので、おもしろそうだと思って話しかけると横浜でエプロンの専門店をされているアメリコさんでした。売り方はユニクロが品川駅でヒートテックの専門店をオープンスペースで展開したものと似ております。今回はキャナルシティさんからの要望でこのような形で出店しているということです。柱とその周りだけでしたが、非常に賑わっておりました。何かで一番、そしてメディアがそれを取り上げると、このような販売方法も増えるのかもしれません。また、そのショップ店員はQCVに出たのも効果的だったと話しておりました。

     

    プランツプランツは観葉植物のお店なのですが、今急成長している企業としてチェックしていた企業でした。企業全体としてチャリティに取り組んでいる、また少しアレンジしてオリジナル性を出している、というところが勉強になりました。一緒にいた友達は観葉植物ではなく、はちみつを購入していました。これも1つのおもしろい行動で色んな示唆をもらいました。

     

    あと、ABCマートにひやかしでふらりと入ったのですが、そこで手配りでタイムセールの割引券をもらいました。通常、掛け声などでタイムセールをしたり、POPのみでの訴求でタイムセールをしますが、直接手渡しでタイムセールの割引券をもらったことで、かなりのインパクトがありました。ここからも気付きをもらいました。

     

    やはり色んなお店に行くことが一番勉強になるな、と思いました。

  2. 2011.01.15

    バングラビジネス

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    バングラビジネスが本格稼動してきました。このブログからも多くのお問い合わせをいただきまして、是非お力になっていきたいと思っております。

     

    今案件をいただいている会社様やブログからお問い合わせいただく会社様も共通項は行動力だと思います。

     

    知らない世界に飛び込む、知らない人に連絡してみる、ということはなかなか取り組めないことですが、そこを前に進める行動力が素晴らしいと思います。

     

    この頃、大手の方ともお話をさせてもらいますが、色んなしがらみや権限の問題で行動力もなく、進むスピードも遅いのが実情です。

     

    ですので、このような新しい世界に打って出るのは、スピード感がある力のある中小企業様が一番適していると思います。

     

    そこで先行者利益を取り、業界のリポジショニングを目指す。これこそが成すべきことではないかと思います。

     

    その中ではバングラデシュという国は非常に魅力的です。今チャイナリスクの軽減で話題にはなってきておりますが、実際のビジネスとして前に進んでいるのは意外と少ないのです。ここで前に進み、実際のビジネスとして取り組むことが出来るのか。大きな岐路に立っているのかもしれません。

  3. 2010.12.26

    バングラビジネス近況~小ロットと検品工場~

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    バングラビジネスの近況ということで、バングラデシュでお世話になった方が日本に来られているというので、お打ち合わせをさせてもらいました。

    今のバングラデシュの状況や今後の流れなどの取り決めのために。

     

    まず今のバングラディシュの状況としては、日本企業が物凄い勢いで入り込んでこようとしている、とのことでした。ただ、なかなか入り込みきれていないというのが現状らしいです。ただやはり大手のバイイング力でもって、大きなラインごとブックするということも起こってきているみたいです。

     

    ただ私たちは中小企業のためにどうあるべきか、ということを常に考えておりますので、やはり一番大事なのはロットの問題です。今回12月後輩にバングラディッシュに行ってもらった一番の目的は小ロット対応の工場の開拓です。バングラで検品会社をしているところに聞くと、○○個以下の小ロット対応している工場はないということを言われるみたいですが、今回はその基準を大きく下回るロットで出来るところを多く見つけてきてくれたり、交渉をまとめてきてもらいました。

     

    現地の検品会社も把握できていないような工場がバングラディシュには数多くあります。中小企業の小回りの良さとスピードでここらへんを活用して、一気に伸びていきたいと思います。

  4. 2010.12.18

    BOPビジネス

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    BOPとは何の略かと言うとBaseOfPyramidであり、全世界を所得別の人口で見てみた時に最も収入が低い所得層を指す言葉です。年間所得が3000ドル(25万円)以下の低所得者層が現在40億人いると言われています。BOPビジネスの市場規模は約5兆ドル(約410兆円)と試算されており、この低所得者層をターゲットとしたビジネスのことをBOPビジネスと言います。

     

    経済産業省なども積極的に推進しているビジネスで、まだまだこれからの市場だと言われています。

     

    代表的なモデルとしては、バングラデシュのグラミン銀行のマイクロクレジットなどがあげられると思います。

     

    今年バングラデシュなど色んな国に行って、この層の可能性と難しさを感じました。ただだからこそ取り組まないといけないところだと思います。特に日本企業が寄与できる部分は多くあると感じました。是非、取り組んでいきたいテーマの1つです。

     

    企業の利益はもちろん追求しつつ、低所得者層の生活水準の向上に貢献できるウィンウィンのビジネスモデルを創っていかなければなりません。

  5. 2010.12.12

    バングラデシュでのビジネス

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    バングラデシュに行っていた後輩の皆様が帰ってきました。

    今回の視察も非常に有意義なものになったみたいで、実際にモノを動かしたり、仕入れたりしたことによって、色んなことが分かってくると思います。

    バングラディッシュと貿易をするのであれば、貿易許可証のようなものが必要になりますが、これの所得に非常に時間も手間もかかるみたいです。

    ここも日本企業がバングラディシュとの架け橋を築くのに後ずさりしているポイントかもしれません。

     

    今回の視察で実際のモノの流れを把握することが出来ましたし、小ロットの工場も何個も開拓してきてくれました。また、品質や価格などそれぞれのニーズにマッチした工場も紹介することが出来るようになりました。

     

    もちろん貿易業務も大丈夫ですし、決済のやり方も大丈夫になりました。

    これからバングラディッシュとビジネスをしていく上でも基盤は作れたのではないかな、と思います。

    どんどんモノを動かして、経験を積み、信頼も積み重ねていきたいと思います。

  6. 2010.12.02

    チャイナプラス1

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    いよいよ中国での商品企画や仕入れが難しい局面を迎えようとしています。パキスタンの大洪水で綿花の価格が急上昇しているという情報が入ってきました。その影響が中国のアパレルや繊維系の商材にもろに波及しているというのです。商品によっては2ヶ月待ちなどの商材もあるみたいです。

     

    これでは問屋は壊滅です。小売業も欲しい商品が欲しい時に欲しい価格で入らないという状況におかれています。なんとかしなければならないということで、ベトナムからの仕入れで難を逃れたという例も聞いておりますが、やはりリスクヘッジしておかなければならないと思います。チャイナプラスワンと言われて、リスク分散を真剣に考えなければならなくなってからベトナムやバングラデシュやインドネシアに対する期待は非常に大きなものになっております。

     

    今年の10月に行ったベトナムの着物の縫製工場はどうやって仕事を受注したかと言うと、社長が日本向けに営業をかけたそうです。

     

    このように中国プラス1の国々(特にベトナムとインドネシア)は今後、日本に営業をかけてくると思います。中国以外でもベトナムやインドネシアやバングラデシュなどの国の人とうまく人脈を構築しながら、海外とのシナジーを商売に効果的に反映させていくことが必要になってくると思います。

  7. 2010.11.28

    バングラデシュと中国とベトナム

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    いよいよ中国での商品企画や仕入れが難しい局面を迎えようとしています。

     

    パキスタンの大洪水で綿花の価格が急上昇しているという情報が入ってきました。その影響が中国のアパレルや繊維系の商材にもろに波及しているというのです。

     

    商品によっては2ヶ月待ちなどの商材もあるみたいです。これでは問屋は壊滅です。小売業も欲しい商品が欲しい時に欲しい価格で入らないという状況におかれています。なんとかしなければならないということで、ベトナムからの仕入れで難を逃れたという例も聞いておりますが、やはりリスクヘッジしておかなければならないと思います。

     

    チャイナプラスワンと言われて、リスク分散を真剣に考えなければならなくなってからバングラデシュに対する期待は非常に大きなものになっております。

     

    再度バングラディッシュに12月に行きたかったのですが、日程が取れなかったので、また後輩に行ってもらうことにしました。今回は視察ではなく、色んな会社様からの案件を持ってのバングラディシュ訪問です。実り多いものにしてもらいたいと思います。

  8. 2010.11.18

    インドネシアビジネス

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    インドネシア視察の報告を受けていました。私が行く時間が持てなかったので、後輩に行ってもらっていたのです。インドネシアは人口2.3億人でバングラデシュやベトナムよりも人口が多い。ちなみに世界第四位。

     

    人口は日本の2倍近いのに、GDPは10%くらい。ただ伸び率は4~6%を近年維持しています。

     

    主にアパレルとIT関連を見てきてもらいましたが、アパレルはおもしろいことになりそうです。H&Mの工場やキッズ専門のアパレル工場などおもしろい企業をたくさん見つけてきてくれました。

     

    またIT関連ではネットショップのオフショアも単発で安く出来るような企業もあって、そのような会社は日本のネットショップからのオフショアを是非やってみたい!と言っているみたいです。

     

    バングラデシュにも行ってもらった後輩曰くバングラディッシュと同じくらいおもしろい可能性に満ちた国でした。ということでした。パリで販売している鞄やアパレルの商品などいろいろと持ち帰ってきてくれて、実際に見てみましたが、売れそうな商品ばかりでした。また1つ可能性が広がったような気がします。

  9. 2010.11.17

    ベトナムビジネス

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    ベトナム進出やベトナムでのビジネスのお手伝いをお仕事とされている方から連絡をいただきました。

     

    この方は10月にベトナム視察に行った際にもベトナムの色んなことを教えていただいた方です。

     

    株式会社VIT Japanの猪谷太栄様という方です。会社HP→http://www.vitjp.com

     

    ブログ→http://inotti1.mie1.net/

     

    ベトナム関連であれば、この人に相談すれば間違いはないのではないかな、と思います。

     

    そして、この度日本に一時的に帰ってこられると言うのです。ベトナム商工会議所が日本ツアーを企画したみたいで、それのお手伝いとして同行されるということです。

     

    そして、その合間に日本の経営者向けにベトナムの生情報セミナーも開催されるみたいです。必見です。

     

    11月27日(日)15時~沖縄http://www.tida-square.co.jp/e3120390.html

    12月13日(月)14時~東京http://www.forval-cambodia.com/2010/09/post-10.html

    12月13日(月)18時30分~浜松http://webmaster.hamazo.tv/e2719542.html

     

    かなりおもしろいセミナーになると思いますし、もしセミナーに行けない方でも、ベトナムに興味のある人は猪谷さんのブログや会社のHPはチェックした方が良いかと思います。

  10. 2010.11.14

    バングラディッシュのビジネス

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    バングラディッシュのビジネスとしてお話していたことを少し紹介します。

     

    バングラディシュが日本の会社に求めていることとしましては、日本の技術指導と資本なのです。日本の企業とタイアップしたい、という会社はバングラには多くあります。

     

    特に有望なのが建築関連。基本的な考えとして、垂直であるとか、水平であるとか、そのようなところの概念から日本の建築技術とタイアップすることを望まれている会社があります。また、配線や配管などのインフラビジネスもこれからのバングラディッシュには必要になってくると思われます。

     

    また飲食もおもしろい存在になってくると思います。今は世界的なフランチャイズで言うと、KFCとピザハットくらいしか参入しておりませんが、今後は出てくるかもしれません。特にコーヒーショップが国内で増えてきているので、そこらへんが有望だと思います。

     

    あとは製薬業界です。製薬の設備や工場がありますので、パテントのお金無しに自由に貿易が2016年まで出来るみたいです。政府はこの延長を求めておりますが。

     

    この3業種の大企業ではなく、中小企業がバングラに打って出て、成功を収める。そんな時が来るのではないかな、と思っております。

     

    その時に何かサポートが必要であれば、その準備をしておくのが、私たちの役目かな、と思っております。

  11. 2010.11.13

    バングラデシュのビジネス

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    バングラデシュのビジネスに詳しい方とお話をさせてもらいました。

     

    バングラディッシュのビジネスに対する調査代行やサンプルや見積もりの算出や投資関連、法律関連に詳しい方です。

     

    やはり日本企業からの問い合わせはここ最近で急増しているみたいです。ただやはり問い合わせや情報を仕入れるだけで実際のビジネスにまで進まれる方はまだまだ少ないみたいです。

     

    これからの流れを見ていくと、労働集約型の産業はバングラディッシュに行き着くと思います。それを見越した経営判断が出来るかどうか。そしてその方もおっしゃられていましたが、短期ではなく、長期的な視点で考えることが大切とおっしゃられていました。長期的な視点と広い目での視点。バングラディシュは周りを中国、インド、インドネシアといった人口の多い国を抱えています。ということは、このような国に対してビジネス展開していく時のモノづくりの拠点としても非常に重要なポイントになります。中国やインドはもう生産国として見ない方が良いと思います。これは去年からインドや中国やベトナムやバングラディッシュに行って感じたことです。世界的に見て、どのような流れになるのか。新聞やネットでの情報で知っているということは知らないことと一緒だと思います。だからこそ自分の目で見て、肌で感じて、足で歩かなければなりません。

     

    日本はもっと外に目を向けなければなりません。バングラの経済特区も中国と韓国に押さえられています。日本は・・・

     

    目だけではなく、体ごと海外に向けて、行動していかなければならないと思います。

  12. 2010.10.30

    神戸の老舗と繁盛店

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    神戸の老舗&繁盛店として今回行ったのは、

     

    1.甲南画材阪神間で日本最大の品揃えをしている画材店。

     

    2.マキシン様々なところに帽子を卸している帽子の老舗企業。

     

    3.野菜とパン(レストラン)野菜屋さんで100年続く福田商店が運営しているレストラン。

     

    4.放香堂(お茶)創業160年以上を誇るお茶屋。

     

    5.えびら飴創業100年を越える飴屋さん。

     

    6.くらわんか(焼き鳥)神戸・花隈の繁盛焼き鳥屋さん

     

    7.モチクリームカフェ三宮のトアロードにある繁盛カフェ。

     

    8.パーフェクトポーション(アロマ)関東にはまだ進出していないアロマショップ。

     

    現場に行って、色んな気付きがありました。

     

    やはり定期的に繁盛店巡りをしなければならないと思いました。

  13. 2010.10.24

    バングラディシュの仕入れ

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    バングラディシュの仕入れに関する情報。バングラから仕入れるということは、バングラからして見れば、輸出になるわけですね。

     

    10月7日の日本経済新聞の夕刊の一面に【衣料品の生産 中国離れ加速】という見出しで、賃金上昇で後発新興国へというサブタイトルで、バングラディッシュのことが書かれていました。

     

    バングラデシュなど輸出が急拡大、ということで、

     

    バングラディッシュの8月の衣料品輸出は前年同月比で38%増の14億3600万ドル。

     

    ベトナムの1~9月の衣料品などの繊維の輸出額は前年同期比21%増の80億3800万ドル。

     

    カンボジアの1~6月の衣料品輸出は前年同期比12%増の12億5000万ドル。

     

    中国の今年1月~8月の衣料品輸出は前年同期比19%増の803億ドル。

     

    バングラデシュの勢いがどれくらい凄いかが分かる。しかし、このような数字だけを見ても分からない点は多い。やはり実際に行って見て感じなければならないと思う。

     

    バングラデシュも中国もベトナムも今年行かせてもらったが、それぞれの国の成り立ちや商習慣やビジネスの考え方などそれぞれ違う。数字という単一指標で見ることも大切だと思うが、その背後にあるリアルを見ることも大切だと思う。

  14. 2010.10.12

    ベトナム視察ツアー ~ベトナムの商習慣を知る~

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    ベトナム視察の三日目はベトナムの商習慣を知ろうということで、まずはジェトロに行って、そこから戦争博物館に行ってから、スーパーに行きました。

     

    ジェトロの人のお話も非常に興味深い内容が多かった。だいたい日本企業は今商工会に入っているところで1000社弱。この倍くらいはいるだろうということで、約2000くらいの会社が進出している。だが、まだ中国やタイに比べたら全然進出していないらしい。

     

    ハノイにはキヤノンやキンハイ(台湾系)半分はメーカーや部品メーカー。輸出加工型。

     

    電力は南で作って、北へ送っている。双日や東京電力などがフーミンでやっている。

     

    南の開発区は北が押さえていて、値段が上がったら売却している。

     

    イオンの進出。ファミマのFC(現在4店舗)、コープマート100店舗強など日本企業も徐々に進出を始めている。これは2009年に販売・流通の国内市場開放が行われたからである。

     

    非モダントレード(伝統的なお店)はレシートを出さない。税金がしっかり納められていない。だからパパママショップにIPO企業は入りづらい。現在モダントレードは30%くらい。

     

    日系の企業ではエースコックがパパママショップを攻略している。これに合弁でキリンがのっかっている。キリンの商品は午後ティーなど。エースコックもフォーを作っている。

     

    進出の仕方としては、

    1.          日本で成功してから?

    2.          日本で負け組が?

    3.          新しく立ち上げた会社が?

    という形があり、それぞれのスタイルがある。

     

    全国を網羅する流通網がない。ディストリビューターを分ける形で対応。

     

    人、モノ、金を突っ込む勇気があるか。というところが大事で、タイに拠点があって、、、とかではなく、ベトナム第一でいく会社は成功しやすい。

     

    消費財で成功しているとなると、パルス!?という文房具。かなりの流通シェア。ここからカンボジアとラオスへの展開。本屋に卸して、そこの流通に乗せている形。

     

    委託や棚貸しという制度がある。

     

    産業政策として、小売流通が最後の砦。だからまだ完全に開放されているという訳ではない。1店舗目はOK。2店舗目からエコノミックニーズテストが必要。

     

    正札やエンターテイメント性があるのはモダントレード。しっかり税金を払っている。

     

    made in japanは通用する。エレクトロニクスは差がなくなってきた。SONYは高級路線。SHARPは低価格路線。サムスン、LGは良い。これは携帯のイメージ。

     

    日本人の会議や部会はある。これはメーカーが主として、団結して国に要望していくための機能を果たしている。

     

    消費者が求めているものは、そこそこのサービスをそこそこの場所で、ということを望む。

     

    トレンドを見るには、小さくて小奇麗なお店で見る。

     

    お店の入れ替わりは激しい。まず空いている立地でお店を立てるかどうか。

     

    石油とエネルギーが儲かっている。国の半分以上の儲けを出している。

     

    国が期待しているのは製造業に来てもらうこと。

     

    2人っ子政策。安全なおもちゃや粉ミルクなどはウケるのではないか。

     

    地元のマキシマークというスーパーに行くと、エースコックとロッテとメイジは入り込んでいた。

     

    乾電池はDURACELLに握られていた。

     

    本当に感じたのは日本の昔の総合スーパーだなぁ、という印象。

     

    1フロアに食料も衣料も生活雑貨も医薬品もなんでもある形。

     

    また1つ1つの棚に店員がいる形。まだまだセルフ化されていないのだろう。

     

    これがライフサイクルが進むにつれて、細分化し、専門店化していくのかもしれない。

     

    また違う道を辿るかもしれない。ただ、ここには変化しそうな勢いと可能性が満ちていた。

     

    ベトナム視察を通じて、そのような想いはずっと持っていたが、本当にこれからが楽しみな国なんだな、と思った。

  15. 2010.10.11

    ベトナム視察ツアー ~ベトナムの商売を知る~

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    ベトナム視察の二日目はベトナムで商売をしている経営者の人と主に会いました。

     

    まずは、日本の着物の縫製工場。120人の方が働いており、1日で60着できるくらいの生産能力。1回の発注は100~120くらいで週3~4回の発注。月に1200くらいの納品。

     

    95%が女性で200ドルの給料。

     

    機械での検針は無い。

     

    飛行便で送っているというので、儲かっているのだろう。

     

    いくらで入って、いくらで売っているかは知らないし、知る必要もない。

     

    この会社から日本の着物会社に営業をかけたというやり手の社長である。

     

    技術が間違えているところは厳しくチェックしている。保証の問題があるから。リーダークラスは日本に研修にも行かせている。クレームは個人でも弁償あり。

     

    お金+コミュニケーションでマネジメントしている。家賃は900㎡(300坪)で2200ドル。

     

    求人は新聞とTVと求人ポスターでいつでも集まるらしい。

     

    次にベトナムで【ハチハチ】という100円ショップのような業態を経営している会社へ。

     

    仕入れはセリアという岐阜の100円ショップへの卸問屋と提携。

     

    もしくは、ドラッグストアなどで激安にしている時に仕入れている。

     

    さらにはメーカーのベトナム工場から入れている場合もある。

     

    ここにしかない日本の商品ということで、人気ショップになっている。

     

    説明は裏にシールが張ってあり、そこで説明している。接客もしており、接客するための勉強会も開いている。

     

    アジエンスが37900ドン。ラックスが39900ドン。マシェリが42500ドン。35000ドン、40000ドンがメインの商品価格帯。

     

    関税が35~50%かかる。しかも円高。だから儲からない。しかも関税は商品ごとに違う。

     

    日本の物を中国で仕入れて、ベトナムで売るということはない。それは多品種少量だから。どこかが一括してくれないとダメ。25000ピースのコンテナで運送。

     

    平均10点購入。キッチン用品が売れる。食品は安心が第一義に来ているから日本製が良いとなる。

     

    安いから行くのではなく、めずらしいから行くのである。

     

    家賃は2500ドル。

     

    3年前から運営。

     

    POSで売れ筋分析している。

     

    その方は飲食店も経営されていて、1年前からで始めて、もう3店舗やっている。

     

    200人/日。1人10万ドン。という収支。建物はだいたい1000万円くらいかけている。

     

    最後にベトナムでコンサルをしている人。

     

    よくよく話を聞いていると、この人には学生時代に会っていた。

     

    その人曰く今儲かっている商売はスシバーと日本語学校。

     

    スシバーはベトナム人向けの味や仕様になっている。1人の客単価が2000円越える。

     

    貧富の差は激しい。1日100万円売上がある。日本と変わらない単価で売れる。

     

    串揚げ4店舗で500円の客単価。客のメインは高校生。高校生が500円のものを食べているということ。

     

    3000ドルの日本視察ツアーに40人集まって、マツキヨでは100万円のお買い物。

     

    高校生に週末いくら使っているのか聞くと、1000円以上が25%。

     

    ベトナムはカフェ文化が発達している。

     

    ベトナムでは「人脈」か「お金」が必要である。

     

    モノづくりはカンボジアに移っている。サービスの参入はまだありえると思う。

     

    常駐の人を置くとスピードが上がる。

     

    物流が弱い、カード普及率が低い、だからネット通販は現状成り立たない。物価が安い割には所得は高い。

     

    ネットはPC、モバイルは9割以上の人が持っている。

     

    お金持ちはネットがつながるスマートフォン。

     

    儲かっているのはネットゲーム。韓国や中国の資本が入っている。

     

    などなどとやはりベトナムで商売をしている人からお話を聞くのが一番勉強になりました。

     

    どんなところがポイントになるのか、またどうしたら儲かるのか、というところを話を聞きながら、色々と考えてさせられました。

  16. 2010.10.10

    ベトナム視察ツアー ~ベトナムの現地を知る~

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    ベトナム視察の一日目は日曜日のため、ベトナム人の暮らしを知るという意味合いで、色んなところに行きました。

     

    まずはベトナムで「だるま」という日本料理店をされている亀山社長と大成経営の石本会長からベトナムの現状や暮らしや経済状況などに対するご説明をいただく。

     

    物価は1/2~1/10くらいで、人口が8600万人。平均年齢が26歳くらい。

     

    100万人単位で増えている。今から伸びる市場である。これはベトナム戦争の影響らしい。

     

    ただ、これからを考えると、人口ピラミッドが高度経済成長するようになっている。

     

    これから結婚する→子供が出来る→家や家具や食料などが必要になり、消費が伸びる。

     

    経済予測の中で人口に基づくものだけは当たると言われている。それはなぜかというと、一人当たり必要な額はだいたい決まっているから。

     

    ベトナムは98%の識字率を誇りチャイナプラスワンやリスク分散で注目されている。

     

    大学の新卒はトヨタなどのIPO会社(外資系企業)とか公務員で3~3.5万円。

     

    高校進学が6割で大学が3割。家柄での結婚や学歴での結婚がある。お見合いの方が多い。

     

    最低賃金は5600円くらい。賞与は3回で全部で1ヶ月分くらい。

     

    ホーチミンの人口は850万人。東京で1000万人。

     

    税はまともに申告しない。賄賂をどう処理するかが問題になる。申告を取り仕切っているのは弁護士。日本は色々と分かれているけど、ベトナムは弁護士だけである。

     

    ベトナムで成功するためには①間違いない日本人を送り込む②間違いないベトナム人と付き合うこと③政治家(公務員)と付き合うこと。

     

    国民性としては、サッカーが盛ん。賭け事が大好き。

     

    女の人が生計を立てる。男はいついなくなるか分からない状態(戦争)が続いたために、定職に付くということが難しかった。

     

    1995年までは卓球。1996年からバトミントン。今はテニスが流行っている。

     

    商売として海外から進出する会社が躓くのが、正確な原価の把握が出来ないこと。これは通関の問題。これがその場その場で変わってしまっている。安定した継続した事業が出来ない。

     

    南の大きなビルは北の軍人が占めている。会社の上の方は上の人で下の方は南の人。南はライセンスがおりない。今は北に集中させている。今でも北と南でのわだかまりはあるのかもしれない。

     

    ベトナムの人は会社、社会、国家を信じない。銀行にお金を預けている人は少ない。信じていないから。

     

    なんでHONDAが買えるのか。ベトナムの人で一人前と呼ばれるのは、給料の3倍のアンダーマネーを稼ぐこと。これには正直ビックリした。

     

    罰金で法を遵守させる。例えばヘルメット。ヘルメットは10万ドンで買える。これを着用しなければ罰金を50万円にしたらみんな着けるようになった。けど、事故は増えたという矛盾も生じている。

     

    子供は国の宝という思想があり、近所の人は誰でも面倒を見ている。子供だけ優遇。

     

    ベトナムは海外から来た人を6ヶ月はマークする。情報は大家さんやメイドさん、周辺のお店の人が伝えている。

     

    教育にはお金がかかるが、男の人であれば草履3つとジーパン2つとTシャツ5枚で1年暮らせる。

     

    などなど、おもしろいお話をたくさん聞くことが出来た。

     

    やはり国民性や国の成り立ちや表面上のところではない問題なども知っておかなければ、同じものを見ても感じ方が違うし、学べるものも違う。

     

    午後はペンダイン市場に行ったり、地元のスーパーに行ったり、高級なデパートから中級のデパートに行ったり、現地を体感することに注力。

     

    その中で感じたこと。

     

    PT2000というベトナムのアパレルブランドの繁盛店。服はベトナムで作ってる。女の子の袖の短さが目に付いた。Tシャツで750円。これも現地の相場から言えば物凄く高い。

     

    パン屋さんはどこも繁盛している。元々フランス領というところも起因していると主和得る。ここらへんは国の成り立ちもしっかり見ることが大事だなぁ、と再確認。

     

    AChayというアパレルショップも繁盛店。バリエーションとコーディネート。中国からも入れている。

     

    日本よりおしゃれだと思ったのは、マスクとヘルメット。ベトナムは引くくらいバイクが多いし、市民の足になっている。使用頻度や購買頻度とオシャレの関係性を見た気がした。

     

    BreadTalkというパンの繁盛店。ビックリするくらいの繁盛店。VINCOMCENTERという百貨店の地下にあるのだが、めちゃくちゃ繁盛していた。食べてみるとそんなにおいしくはない。やはり味覚はその土地土地に合わせないといけないのだろう。

     

    あとは、チョコレートグラフィックのお店もおもしろかった。チョコに絵を描いて販売している形である。

     

    夜は「膳」という日本料理店で食事。味は日本人好みの味にされていたが、ベトナムの人もかなり来ていた。ベトナムの人でも中流階級以上の人はかなりのお金持ちらしい。

     

    ベトナムの色んなことが知れた1日目でした。

  17. 2010.10.09

    ベトナム視察ツアー

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    ベトナム視察ツアーに旅立ちました。

     

    今回のベトナム視察ツアーは熊本の大成経営コンサルティンググループ様にコーディネートいただきました。

     

    大成経営様はすでに何年も前からベトナム進出のコンサルティングをされていたりします。

     

    もちろん事務所もベトナムに構えられていて、ベトナムでの人脈も豊富であり、日本からベトナムに進出したい、もしくはもうしている会社様との繋がりも強い会社様です。

     

    今回は大成経営様にこんなところに行きたい!というリストを提出させてもらいまして、色んなところのアポを取っていただきました。

     

    いつも海外視察する際に見たいところとして、リストアップする項目としても使用しているのですが、

     

    1.ベトナムで経営されている日本語が話せるベトナム人経営者と話したい

    2.ベトナムで経営されている日本人経営者と話したい

    3.ベトナムの繁盛店(特に世界的に有名なブランドとかではないローカルショップ)

    4.アパレル関係の工場

    5.ジェトロやベトナムで人脈やコネを持っている人

    6.システムなどのオフショアが出来る会社

     

    という形でお願いしております。

     

    まずは現地の商習慣を知る。

     

    そのためには現地で商売されている方と直接話すのが一番だと思っているからです。

     

    その上で、現地の繁盛店を見ます。

     

    そして、実際の商売として今後お付き合いの可能性がありそうなところを巡ります。

     

    何事も一次情報や生の情報が一番です。

     

    そのためには行ってみる、経験してみる、感じてみる、というところを重視していつも視察しております。

  18. 2010.10.08

    海外ビジネスの未来と可能性

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    海外ビジネスの未来と可能性ということで。

     

    ぜんぜんこの頃更新できていませんが、(今日もベトナムでネットの繋がりが悪いですが)

     

    今年これまでに行ってきた海外ビジネスの種を紹介します。

     

    普通には行けないバングラディシュの商品仕入れや商品開発の工場開拓。そして人脈形成。

    http://www.mcho-mcho.com/regional/bangladesh/

     

    グーグル、ヤフー、イーベイ、ザッポスなどのアメリカ最先端IT系企業訪問。

    http://www.mcho-mcho.com/up/america-inspectiontour/

     

    中国成都での本当に素晴らしいBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)企業視察。

    http://www.mcho-mcho.com/regional/china/chengdu/

     

    中国大連でのオフショアや日本人の海外展開されている経営者との交流。

    http://www.mcho-mcho.com/regional/china/dalian/

     

    そして今はベトナム視察ツアー。こちらでも多くの人と交流を持てました。

    http://www.mcho-mcho.com/regional/vietnam/

     

    アメリカ視察ツアーもベトナム視察ツアーもまだ全然ブログに書けていません。。。

     

    またバングラディシュとのやり取りや今後についてもドンドンこのブログで発信していきたいと思います。

     

    海外とのビジネスや海外進出や海外で商品仕入れや商品企画をしたいと思われている方が

     

    いらっしゃいましたら、またはちょっとでもおもしろいな、と思っていただけましたら、

     

    左上の【メールを送る】からメールをください。

     

    日本でも海外でも色んな方とお会いして、さらにおもしろいことをしていきたいと思います。

     

    また随時更新していきますので(本当は毎日の予定)、見てくださいね!!

  19. 2010.10.03

    バングラディシュでの商品開発

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    バングラディシュでの商品開発ということで今回もバングラディシュと表記させてもらいました。

     

    かなりSEO的な文章ですね。すいません。

     

    さて、バングラディシュでの商品開発はそんなに難しいことではありません。

     

    2つの方法があります。

     

    私たちが商品開発のサポートとしてバングラディシュとの間を掛け持つ際には、

     

    企画書をいただくか、サンプルをいただくか、という形でしております。

     

    大きな工場は基本的には企画書を要求されます。

     

    ただサンプルから型を作成してくれたり、サンプルのサンプルを作ってくれたりします。

     

    企画書は英語のものを要求されます。そこは日本語の企画書をいただいて、

     

    英語表記に私たちの方で直して、提出しております。

     

    いずれにせよその企画書かサンプルをいただいて、ロットをお聞かせいただけると

     

    バングラディシュから見積もりが届きます。

     

    もちろんだいたいの費用に関する要望も添えることも出来ます。

     

    基本的に現状の仕入れ価格を伝えて、どこで作っているのかを伝えて、

     

    商品を先方に送れば、同等以上の品質で現状以下の価格で出てくると思います。

  20. 2010.10.02

    バングラディシュの仕入れについて

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    バングラディシュとバングラディッシュはどちらが正しいのでしょうか?

     

    スペル的には【bangladesh】なので、どちらとも呼べるかと思います。

     

    バングラディシュの仕入れのビデオをまた見ていました。

     

    4日にあるセミナーでアパレルやカバンや靴の講座で少しバングラの紹介をしたい、

     

    という要望をいただきましたので、どのビデオが良いかな、とピックアップしていたのです。

     

    バングラディシュに行ってもうすぐ100日。

     

    また年内に1度行きたいな、来年にはお客様と一緒に行きたいな、と思うのですが、

     

    今振り返ってみてもおもしろい旅だったなぁ、と思います。

     

    誰も行かないような怪しい道を通り、靴を脱いで泥水を越えて、現地の子供たちと遊んだり、

     

    現地の経営者の方と交渉したり、情報交換したり。

     

    政治家の人や軍関係の人に会ったり。

     

    やっぱりアメリカ視察ツアーでも思いましたが、実際に行かないといけないな、と思います。

     

    なぜ今回もセミナーに呼ばれたかと言うと、やはり行った人と行ってなくて話しだけ

     

    聞いた人ではまったく伝わり方が違う、ということらしいです。

     

    もっともっとバングラディシュにも行って、みなさまの仕入れのサポートが出来るようになりたいと思います。