バングラデシュでも日本と同じように人材育成っぽいことをしてました。
私が日本に帰る前にG君とM君を連れて、バングラデシュの大手検品会社さんに行きました。
そこは日本のアパレル商品を主に扱っている検品会社さんで品質基準は最高峰です。欧米基準よりも日本基準は圧倒的に厳しく、工場に検品は○○さんに出すからね、と言ったら、イヤな顔をされるくらいのところです。
G君とM君の品質基準と最高峰の検品会社さんの基準をいかに合わせることが出来るのか。そこで初期段階での品質チェックの向上が見込めると思ったからです。そしてその検品工場がどのように現地の人を育成しているのか、どうやって日本の品質基準を伝えていっているのか、なども教えていただきました。
日本での人材育成として、自分がやったこと(やってもらったこと)として、良かったな、ということにたくさんの時間を共有するということ以外に下記の3つがあります。
1.お客様に育てていただく。
2.商売人に会いに行く。一番店・繁盛店・老舗に視察しに行く。(エリア52)
3.日本一の会社&日本一を本気で目指している会社が集まる場を創る。(EC経営研究会)
今回の検品会社さんへの視察も一緒です。私が品質に対して育成することが出来ませんので、他の人にしてもらったり、現場を見せてもらって感じてもらおうと思いました。かなり良い機会になったと思います。(実現して成果出してなんぼですが)
エリア52とEC経営研究会についてはまた後日Blogに書きたいと思います。
【お客様に育てていただく】
これは本当にありがたいことですし、一番効果があると思います。お客様のためにどうにか成果を出そう、お客様に喜んでもらおう、という過程で自分も成長している。しかも前職では高額なお金をいただきながら、そういう形が取れてました。この仕組み凄いな、と。ステキなお客様に恵まれたからこそ今の自分があると本当に思います。
自分がお客様に貢献できる強み・一点を集中して磨く。ボクの場合は何もなかったので、とりあえずお客様が一番苦労されていて、すぐに売上が上がるところをしたら喜ばれるだろう、ということを考えた結果・WEBの集客でした。WEBの集客でお客様に貢献しながら、商売のなんたるかとか、経営のこととか、商品のこととか、仕入れのこととか、人材育成のこととか、組織のこととか、人としてどうあるべきかとか、色んなことを教えてもらいました。そこで成果を出して、信頼をしてもらえるようになって、そこからちょっとずつ自分のお客様に貢献できる範囲を広げていっていたような気がします。
どうやってそのお客様に貢献できる強み・一点を集中して磨いたか。答えは簡単で「量」です。もともと才能があるわけでもないので、やりまくるしかない。ひたすら勉強して、現場を見て、仮説検証。そしてうまくいった理由をルール化してまたグルグル。自分の力の範囲で出来ることですので、WEBの集客も全部がハイレベルになれたらいいですが、もし全部が無理だったら、さらに絞り込む。私の場合最初はWEBの集客の中でもリスティングをメインでやってました。(今はリスティングをすることすらオススメしていませんが)6年前は即効性が高く、効果も出ていました。グーグルさんから中小企業のWEB活用ということで取材され、それがグーグルが発行する小冊子に載るくらいにはなりました。(ボクの大好きなお客様が掲載されています)
自分の強みを磨いて一点突破してお客様に貢献しまくる過程で、お客様から学びまくる。これ良いサイクルだと思います。