1. 2010.12.18

    BOPビジネス

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    BOPとは何の略かと言うとBaseOfPyramidであり、全世界を所得別の人口で見てみた時に最も収入が低い所得層を指す言葉です。年間所得が3000ドル(25万円)以下の低所得者層が現在40億人いると言われています。BOPビジネスの市場規模は約5兆ドル(約410兆円)と試算されており、この低所得者層をターゲットとしたビジネスのことをBOPビジネスと言います。

     

    経済産業省なども積極的に推進しているビジネスで、まだまだこれからの市場だと言われています。

     

    代表的なモデルとしては、バングラデシュのグラミン銀行のマイクロクレジットなどがあげられると思います。

     

    今年バングラデシュなど色んな国に行って、この層の可能性と難しさを感じました。ただだからこそ取り組まないといけないところだと思います。特に日本企業が寄与できる部分は多くあると感じました。是非、取り組んでいきたいテーマの1つです。

     

    企業の利益はもちろん追求しつつ、低所得者層の生活水準の向上に貢献できるウィンウィンのビジネスモデルを創っていかなければなりません。

  2. 2010.02.10

    世界一の資産家

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    KIVA。ご存知ですか?http://www.kiva.org/

    途上国の人がビジネスをすることの支援。

    仕組みを説明するのは難しいので省きますが、個人が個人を支援する形。

    これのモデルになったのがグラミン銀行の貧困層を対象にした比較的低金利の無担保融資。

    ノーベル平和賞も受賞。

    さて、自分の最も好きな経営者の1人。バフェット。

    バフェット本はけっこう読んだ。

    世界の長者番付1位と2位の対談。

    英語と日本語が対になっていて英語の勉強にもなる。

    2人で資産910億ドル。世界の貧しい国70ヶ国のGDPに匹敵する。

    バフェットはその資産の99%を慈善団体に寄付すると言い、一昨年85%を寄付した。

    こんな取り組みがあったり、想いがあったりするのに、あんまり良くなっていないような印象を持ってしまうのはなんでだろう?とも思ったりする。

    メリムンドhttp://www.melimundo.com/とかも同じような形かな。

    日本でも【MAKE A WISH】http://www.mawj.org/

    子供達の夢を叶えるサポートをする団体。

    HPでは活動がなかなか分かりにくいのが残念だが、子供達の夢がたくさん書かれたパンフレットを読んだ。

    そこで一番多かった夢が≪ディズニーランドに行きたい≫だった。

    夢の対象になるディズニーランドって凄いな、と初めて思った。

    自分に出来る小さい何か、が、子供の夢に繋がる、そうであれば、何でも協力させてもらいます、と伝える。

    こうした活動が世界中を豊かにしていくのかな、と。