京都の繁盛店を巡る旅もパート4に。
会社の同期と2人でせっかくだから着物を着て、京都の繁盛店を巡ろうと。
雪降る京都の街を着物着て歩くのもなかなか粋でした。
まず、西陣織会館で【西陣織】の体験からスタート。http://www.nishijin.or.jp/index.html
糸をどう紡ぐか。手織りの機械の構造。
足と手をパタパタさせてどこがどう動き、どうなるのか。などなど。
いやはや楽しかった。
こういうのを体験すると大量生産で機械でどばーっと作った安いものよりも手織りの商品の方が良いな、と思いますね。
さらに西陣織会館では実際に職人さんが商品を作っているとこを見ることが出来る。
職人さん大好きの血が騒ぎ、色々しゃべった。
体験ではやってないけど、色や柄の出し方。
糸の色の染め方など。
次に丸益西村屋で【友禅染の体験】http://www.kyo-komachi.com/
自分で染める物(ハンカチ!?暖簾!?など)を決め、柄を決める。
柄の型紙をその物に貼り付け、染めていく。
染料は8つ。
その色の中で濃淡を付けたり、色の組み合わせで色を出したりする。
ボクは商売繁盛を祈願して、招き猫と梟の柄を選ぶ。
染めるということの一端を垣間見れた。
【舞妓さんとお遊び】http://www.kanikakuni.com/
1つ1つの所作、言葉遣い、しびれた。はんなり。
【もの言わぬものに、もの言わすモノづくり】いかしている。
もともと羽裏(着物の裏)の柄を作っていた染屋さんだった。
羽裏は派手な柄が多い。
見えないところに贅を施すのが粋という考えなのである。
今は羽裏だけではなく、その柄を元に色んな商品展開をしている。
着物で行ったので、色々聞けたし、よくしてもらった。皇后様もお買いになられて愛用されていたり、欧州の有名鞄屋さんとコラボしたバッグは70万円以上。
自分が色んな老舗や繁盛店を回っているという話をすると、斎造酢店なる老舗を教えてくださった。
創業190年。そこに行かないと絶対買えない。
知らない人は店前を通り過ぎるだろう。そんなとこ。ホームページもない。そんなとこ。