1. 2011.11.02

    中国視察セミナー ~ヤマト運輸~

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    9月26日~29日に中国視察セミナーを開催させてもらいました。

     


    ヤマト運輸様やアリババ様など多くの企業様にご協力いただきました。

     


    今回はヤマト運輸様のお取り組みを紹介させてもらいます。

     



     


    一番のターゲットは【通販市場】

     


    中国ではECの伸びに物流の伸びがついていけていない。

     


    国が物流の規制緩和と補助金を出し始めている。

     


    元々、ヤマト運輸様はクールと時間帯指定、365日営業、コレクトサービスを付加価値として展開。

     


    ただ現地にうけたのは、【挨拶】と【服装】だったらしいです。

     


    きれいな制服を着ていて、挨拶をしてくれることにお客様が感動してくれる。

     


    中国の現地の運送会社では荷物を置かずに放る、というのがスタンダード(笑)

     


    だから法律!?で地上から何m以上上から荷物は落としてはならない、というものまで出て

    きたらしいです。

     


    また、ダンボールが原型をとどめて届くことの方が稀みたいです。

     


    さらに小学館の総経理ともお食事をさせてもらいましたが、(中国でOggiやAneCanなどで通販を展開されている)

     


    返品の3割の理由はデリバリーによるところとのことでした。

     


    そう思うとヤマト様のサービスがいかに凄いかが分かると思います。

     


    基本的に荷物は会社届けが多い。会社のPCでモノを買っている。

     


    これはなかなか日本の感覚とは違うと思います。

     


    でも事実です。タオバオの本社では、社員の通販の荷物の受け取り場までありました。

     


    会社で昼休みに見せびらかすことがステータスになっているのです。

     


    ヤマト運輸様の何が一番凄いのかと言うと、企業文化が働いている人にまで浸透していることでした。

     


    日本品質のサービスを中国に持っていくのは、よくあることだと思います。

     


    でもなかなかそれを働いている人に浸透していくのが難しい。

     


    【ヤマトは我なり】をヤマト運輸様は中国でも出来ているのです。

     


    研修は日本で30~40日なのに、中国では45~60日。初期教育に時間をかけています。

     


    日本で手をあげた人が中国に教えにくる制度。だからモチベーションが高い。

     


    色んな制度や仕組みはあると思います。

     


    でも一番は会社の姿勢だな、と感じました。会社が働いている人のことを一番に思っている。

     


    中国に教えに来ていた日本人が中国人と同化していました。誰が日本の人か分からないくらい。

     


    それって凄い大事だな、と。

     


    あと一番は、服装と挨拶のところにも書きましたが、お客様が感動してくれること。

     


    やはりここが大事なところだと思います。

     


    ヤマトの制服には名札があります。もちろん責任感を持ってもらう意図もあるとおっしゃられておりましたが、

     


    自分を信じてもらうことにつながるということ。

     


    地域密着は自分を信じてもらうことと一緒という考え方。ヤマトさん、ではなく、○○さん、と。

     


    ヤマト運輸様が荷物を届けるとお客様が笑顔で感謝してくれる。そうすると働いている人も嬉しくなる。

     


    だからもっとお客様のために頑張ろうとする。

     


    素晴らしい企業文化がベースにあり、お客様が感動してくれる商品・サービスがあり、

     


    そのことにより働いている人が喜びを見出せる。働くことに誇りを持つ。我がコト化する。

     


    ステキな善循環に入る。

     


    日本の企業でも本当に理念や企業文化を大事にしている会社様は中国の進出は非常に可能性があると思います。

     


    でも、自社の利益ばかり考えたり、人件費が安いから良いなぁと考えたりしている会社はうまくいかないと思います。

     


    そのくらいのことは働いている人は肌で感じます。管理管理になってしまいます。

     


    そうすると優秀な人から独立していきます。頑張っても報われることが少なかった。ミドルマネジメントも育ちません。

     


    いつまでも品質は高くならず、結果的に良い方向に向かいません。

     


    会社は従業員のため、お客様のため、という考えの日本の素晴らしい経営者が中国へ進出しようとするとうまくいくと思うのです。

     


    中国には夢を持った職場が創れる可能性が多くあると感じました。

     


    それを実践されているヤマト運輸様が中国の流通やライフスタイルを変えてくれる可能性を持っていると思いましたし、

     


    日本の企業が中国に進出する際の心構えやあり方としてモデルとなると思いました。

     


    今回はヤマト運輸の常務執行役員の野田様に様々なご説明をいただき、

     


    また中国の営業部長の峰様に現場をご案内いただきました。

     


    本当にありがとうございました。

     


    現場(営業所・配送所)から私たちが出る時も、自然に従業員のみなさまが外に出てきてくださり、

     


    姿が見えなくなるまでお見送りしてくださいました。

     


    ここにヤマト運輸様の凄さをさらに実感しました。

     


     


     


    【こちらもどうぞ】→中国の素晴らしい会社インハナ様の記事はコチラ

    成都インハナの視察ツアーを2012年1月15日~18日で開催されるみたいです!

    ネットショップの経営者様必見!http://www.genesis-ec.com/log/2011/10/in20121.html

  2. 2010.10.29

    雨水タンクの一番店【節水村】

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    雨水タンクの一番店である節水村様とお打ち合わせ。

     

    節水村の経営者の日高さんは、メーカー様にもお客様にも業界全体にもプラスになるにはどうしたらいいのか、という視点で常に物事を考えていらっしゃる素晴らしい方です。

     

    どうしたら価格競争にならないのか、どうしたら業界が発展するのか、一番店であるという立場上、そのような動きをしなければなりません。

     

    家電のエコポイントや住宅エコポイントなども取得されていたり、NPO法人日本水フォーラムから節水リーダーの称号を得たりと色んなところから注目をいただいております。

     

    また、一般の方からも熱い支持をいただいておりまして、雨水タンク写真展には日本で一番雨水タンクの写真が掲載されていると思います。

     

    お客様にも問屋様にもメーカー様にも行政様にも愛されるショップ作りをこれまで以上に進めなければならないと思います。

  3. 2010.09.30

    雨水タンクの繁盛店【節水村】

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    雨水タンクの繁盛店である節水村様とお打ち合わせでした。

     

    新規事業の立ち上げでご一緒させていただいてからもう3年になります。

     

    始めはメーカー様や問屋様からも良い返事を得られなかった時もありますし、条件も厳しかったです。

     

    でも専務をはじめ日盛興産様のパワーで一事業部として成り立つくらいにはなりました。

     

    今では業界の中でも少しは名の知れた会社になっているかと思います。

     

    そこで今期に入ってから、一緒に商品の開発をしよう、ですとか、

     

    節水村でだけ販売できる商品を持たせてもらったりと、本当にありがたい話ばかりいただきます。

     

    もっともっと消費者の声を聞いて、メーカー様に伝える機能も強化していかないといけないと思います。

     

    メーカーとして、自社で商品アンケートを取っている会社があります。

     

    次の商品作りに活かすためです。このような動きもしていかないといけないな、と。

     

    どのようなお客様がどんなところに価値を見出し、なぜその商品を買ったのか、

     

    使用した後に何か不満はないのか、もっとこうであれば良いな、

     

    というようなことを日本一集まるサイトにしたいと思います。

     

    日本一お客様のこともメーカーのことも知っている商店が長期安定する商店だと思います。

  4. 2010.09.26

    アメリカ視察ツアー番外編3

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    アメリカ視察ツアーの番外編パート3ということで、アメリカの繁盛店のレポート。

     

    色んなお店に行きました。

     

    やっぱり言わずと知れたノードストローム。http://shop.nordstrom.com/

     

    カスタマーサービスという概念を徹底している百貨店。

     

    ノードストロームウェイを読んでから、絶対行きたいと思っていた百貨店。

     

    ノードストロームの靴売場ではHUNTERの長靴(http://www.hunter-boot.com/)と

     

    UGGの靴(http://ja.uggaustralia.com/jp/)がメインで陳列されていました。

     

    ノードストロームの中には色んな専門店が入っており、

     

    矯正下着のSPANXSARABLAKELYhttp://www.spanx.com/home/index.jsp

     

    下着の専門店であるVICTORIASSECREThttp://www.victoriassecret.com/

     

    その他にも雑貨であれば、PAPYRUShttp://www.papyrusonline.com/が繁盛店かな。

     

    あとおもしろい業態としてはザアートオブザスマイル。http://whitescience.com/

     

    百貨店の廊下の空きスペースで機械を入れてお手軽ホワイトニングサービスを提供している。

     

    これは日本ではあまり見ない業態だった。

     

    本屋さんのBORDERShttp://www.borders.com/online/store/Homeに入ると

     

    日本の漫画コーナーがある。どうやって出版しているのかな、と思って出版元をチェック。

     

    それがVISMEDIAhttp://www.viz.com/

     

    キッチン用品の繁盛店WILLIAMS  SONOMAhttp://www.williams-sonoma.com/

     

    このショップは路面店。入った左右にキッチンがあって、3階立てで、かなりおしゃれだった。

     

    MAGIMIXhttp://www.magimix.com/だったり、KITCHENAIDhttp://www.kitchenaid.com/もありました。

     

    海外の人が日本に来た時に受け入れられる日本でしか売ってないもの、とこを

     

    増やさなければいけないなぁ、と思いながら、それをしっかり伝える

     

    宣伝や接客もしっかり出来るようにならなければならないと思いました。

  5. 2010.07.31

    雨水タンクの一番店である節水村

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    雨水タンクの一番店である節水村とお打ち合わせ。

     

    メーカーと共同開発した商品の出来や、一番メーカーの新商品工場に1社だけお招きいただいたことなど、

     

    近況の説明も受けまして、今後の方向性を再設定する。

     

    いつもそうだが、いつまでも同じところに留まっていてはいけない。

     

    一番店だからこそ、さらに一番店らしく、その地位が圧倒的なところにまで高めていかなければならない。

     

    それは終わりなき旅である。

     

    こうなれば安泰、こうなれば終了、ということはない。

     

    節水村様の中のコンテンツで雨水タンク写真展というものを開催している。

     

    競合店のどこを見ても、これだけ実例を集められているところはないと思う。

     

    今からの市場なので、まだまだ認知度が低い。だから今使っている人の声や

     

    実例の写真などが欲しいのである。

     

    それで【あぁ、こんな使い方もあるんだ】とか【オシャレに出来るんだ】とか

     

    【色んな工夫が出来て楽しそうだな】と思ってもらいたいのである。

     

    これからしっかりと育てていきたい市場。

     

    そのためにはむやみに価格競争をするのではなく、その商品の良さを伝え、

     

    使い方やお客様の声を伝えること。それも一番店の役目だと思われる。

     

  6. 2010.07.23

    卒塔婆や護摩木の繁盛店である下野材木様

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    卒塔婆や護摩木の繁盛店である下野材木様にお伺いさせてもらいました。

     

    非常に熱い想いを持たれている方。

     

    多摩の方で、国産材を使用した卒塔婆や護摩木を作成されている。

     

    お客様は宗教関連の方が多い。

     

    新しい世界を教えてもらいましたが、非常におもしろい世界でした。

     

    お坊さんについて伺った。昔のお坊さんは地域の人に尊敬されていた。

     

    またお坊さんも地域の人を導いていた。お坊さんが儲けていても、地域に還元されていた。

     

    でも今ではその儲けは海外に流出してしまっている。

     

    それは卒塔婆や護摩木も中国製になっていたり、仏壇なども中国製の安いモノ。

     

    必要な商材が海外で作られて安いのである。

     

    本来であれば、その商材自体が安いか高いかは関係ないはずである。

     

    商品自体を買っているのではなく、商品プラスαの部分を買っているのである。

     

    でも今は力関係が変わってきてしまっている。その大きな流れの1つが、葬儀屋さん。

     

    元請けと下請けの構造が逆転したらしい。ビジネスとしてみればおもしろい例である。

     

    今でも地域の人に愛されて、威厳があり、みんなを導いているお坊さんにも会わせてもらいました。

     

    お坊さんとお話をする機会というのも都会で育ち、若い人であれば、

     

    なかなかないんだろうな、と思いながら、お話を伺うとやはりおもしろい。

     

    お坊さんと接する機会が圧倒的に少ないのだな、と実感した。

     

    商売の話に戻すと、商品+αのところを買ってもらっていた商売に対する流れと、

     

    元請けと下請けが逆転した例として、非常におもしろかった。

     

    下野木材店様のホームページ

  7. 2010.06.29

    雨水タンクの一番店【節水村】

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    雨水タンクの一番店である節水村様とお打ち合わせ。

    今が一番の繁忙期である。

    業界の一番店なので、たぶん競合からもチェックされている。

    一番店が業界の基準を作っていかなければならない。

    そんなところからも【価格競争】ということは避けて通れない問題である。

    一番店が価格競争を仕掛けるとその業界は荒れる。価格競争一直線になる。

    もちろん消費者からしたら良いのかもしれないが、メーカーも小売も体力を消耗して、

    次の新しくて良い商品やサービスを生み出していく力までなくなってしまいかねない。

    業界を育てていく段階で、価格競争は本当はしたくないところである。

    その旨、メーカー様にもお伝えをしている。

    この6月まで価格競争はまったくしなかった。他店よりもかなり高かった。

    ブランドや検索結果などの集客で助けられていたが、やはりお客様が一番見ているのが【価格】である。

    差別化を価格以外のところに持ってくるために色んな取り組みをしたが、

    やはり最終的には価格なんだな、ということが分かった。

    だからといって価格競争をしていくという訳ではないが、

    価格が消費者の求める一番なんだな、ということを再確認した。

    また、価格競争にならない仕組みづくりもメーカーや時には競合とも

    作っていかないといけないな、と感じた。

  8. 2010.06.12

    業務用清掃用品の繁盛店

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    業務用清掃用品の繁盛店と打ち合わせ。

    ここの経営者は気付いたことをメモに取っている。

    そして毎回打ち合わせの冒頭でそれを教えてもらっている。

    今回も色々な気付きを聞いて、自分も色んなことに気付いた。

    まず、単価の高いものが売れ出したということ。これが事実。

    そこから自社も信頼されてきたのではないかな、というのが気付き。

    また、お客様のトラブル・問い合わせが減ったという事実。

    これは納期関連が9割なので、それの対応をしたことが奏功した。これが気付き。

    販促費の仕分けをした。これが事実。すると、販促費が減って、成約率が0.3%上がった。などなど。

    商品の構成については、勉強過程だったのであるが、かなり詳しくなってきているということで、

    商品の違い→価格の違い→価値の違い、を明確に言う段階になってきた。

    これをしなければ次の段階に進めない。しかも納得性のあるもので。

    また、今粗利が取れて、個数が出るものの共通項を見つけ出し、

    他の単品でそのような共通項が導き出せる商品を探し出す。

    この仕事に全力で実行してもらうことがこのショップ様の

    今やるべきことの大きなテーマの1つだと考えられる。

  9. 2010.05.09

    業務用清掃用品の繁盛店

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    業務用清掃用品の繁盛店様とお打ち合わせ。

    売れ筋と売り筋を明確な違いを出す。

    売上単品と収益単品を明確な違いを出す。

    目玉商品とオススメ商品を繋げる。

    提案の項目数を増やして、お客様が求めているものがすぐに見つかるように設計する。

    商品と販促計画を繋げる。

    全てが絡み合っているから、事象ごとにぶつ切りにするのは良くない面もあるが、繋がりは絶対的に見ないといけない。

    この単品を買ってくれる人はついで買いが多いから、その単品はお客様を引き込む単品として成り立つ。

    売上単品と収益単品をミックスさせて、売上も収益も目標に適う商品構成と売場構成をする。

    これからであれば、万博やW杯などの販促企画も成り立たせやすい。

    ただ、気を付けないといけないのは、繋がりを強引に作ったり、それはどうなの?

    とお客様に思われるような提案をしないことである。

    そう思われた瞬間にそのショップの信用度は下がり、懐疑的な目で見られかねない。

    それぞれの繋がりを掴んだ上で、各単品ごとの予算や何を何個売るということを決めていく。

    そうするとまだ足りない部分などが見えてくる。

    それに対応して、何をするか。

    また、その進捗確認とズレに対する対応力。

    繋がりを把握できたら、次は予算のコントロールの精度アップ。

    1歩ずつ進んでいる感覚も大切にしながら。

  10. 2010.04.24

    節水グッズの一番店繁盛店【節水村】

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    節水グッズの一番店繁盛店【節水村:http://www.nissei-web.co.jp/】と繁盛するための打ち合わせ。

    この頃、ネットショップの場合で思うことは1人で出来ることも

    1ショップで出来ることも限界があるということ。

    ここは組織だって取り組んでいくことで、相乗効果を得ていく方式に

    変換していかなければならないということだと思います。

    あと何でもかんでも1人や1ショップで抱え込んでしまうとそれがリスクになります。

    例えば1人で抱え込んでしまうと、その人が調子が悪くなったらダメになってしまう。

    1ショップで抱え込んでしまうと、市場やお客様や競合や一番良い事例や情報が見えなくなってしまいます。

    また、昨日も武蔵野商工会議所でお話させてもらいましたが、

    最大の広告宣伝は、目の前にいるお客様に喜んでもらうこと、満足してもらうものをつくること。

    そうすればリピート率も上がるし、クチコミも広がる。

    営業力よりも商品力。

    商品力が上がれば、PUSH型営業からPULL型営業に移ると思うのです。

    自分が売っている商品に対してどれだけ愛情を持っているか。

    それは買うお客様に対してどれだけ愛情を持っているのかとイコール。

    という素晴らしいなぁ、と思うような言葉もありますが、

    節水村では出来ているのではないかな、と思います。

    全てはトップの意思決定と行動力で決まるな、と思います。

  11. 2010.02.05

    雨水タンクの一番店【節水村】の次なる価値創造

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    雨水タンクの一番店【節水村】の専務から教えてもらいました。

    美酒鍋http://www.mujou.co.jp/おいしそう。

    さて、商売をしている中では【お金を受け取る方と払う方】がいる。

    この払う方の人が受け取る方の人に対する言葉や姿勢って大事やと思う。

    営業とかやと、どうしたらうまくお金を受け取る(受注)出来るのか、ということに苦心する。

    営業うまい人はけっこういると思う。

    けど、払う方としてうまい人って凄いと思う。

    ここの専務さんはうまいと思う。

    さらにすごいところは問屋さんにもメーカーさんにも何かメリットを与えることが出来ないかと、常に考えているところ。

    色んな提案をすると、そうしてもらうには、何か先方にもメリットがないとダメだよね。とおっしゃられる。

    共存共栄。

    の考え方がしっかり根付いているのだと思う。

    さて、そんな節水村の次なる価値創造としてフェアトレードを世の中に広めることを考えている。

    今このような活動を知っている人にはあえて強烈にアプローチはしない。

    今まだ知っていない人、知っているけど行動していない人にどう動機付けていくか。

    知っている人にアプローチしても同じ市場でシェアを奪い合うだけ。

    未来が無い。

    そのために、様々なフェアトレードショップを見て回った。

    表参道のピープルツリーhttp://www.peopletree.co.jp/
    渋谷のグラスルーツhttp://grassroots.jp/
    亀戸のスローウォーターカフェhttp://www.slowwatercafe.com/cafe-index.html
    入谷のマザーハウス(本店)http://www.mother-house.jp/

    をプラプラと。

    感じたこと。

    もっとウリウリしていいのではないかな、と。

    良いことをしている人たちって「売る」ってのが苦手だったりする。

    すごくもったいない。

    理念と利益が共存するショップとして成り立たせたいと思う。

  12. 2010.01.22

    繁盛商店街【巣鴨】

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    繁盛店の考え方として、昨日お客様をとことん喜ばせる、と書きましたが、前に行った巣鴨でも同じようなことを思った。

    なぜ、巣鴨の商店街は繁盛しているのだろうか?と思って、色んな人とお話をした。

    その中でも【適当な売り方をしない。お年寄りは安心して買いたいんだろうな】というコトバに刺さるモノがあった。

    お店の方の対応もマニュアル化されたものではない、本当にお客様のことを長年考えてやってきたら、

    こういう形になった、という自然な感じを受ける。

    また、どこの商店を見ても、笑顔とコミュニケーションに溢れている。

    親しみやすい雰囲気が出ている。

    効率至上主義、売上至上主義というところとは一線を画す商店街であるような気がする。

    ここの人は数字・数字言ってる人はいないと思う。

    お客様はどうしたら喜んでくれるやろか?

    お客様とどうしたら仲良くなれるやろか?

    というところが根幹にあるような気がする。

    【塩大福のみずの】http://www.shiodaifuku.co.jp/

    巣鴨で塩大福をはじめた店として、頑固に味を守り、地蔵通りの発展、できる限りのお客様の満足を考えてる店。

    【ちりめんの布遊舎】http://www.sugamo.or.jp/shop.php?id=356

    やわらかい感じ。今の時代に合わせた商品構成になっている。三世代で見に来ているお客様が多い。

    【ふくろものの木屋】http://www.sugamo.or.jp/shop.php?id=373

    店主・木崎さんが巣鴨の会長。創業101年。

    【おいもやさんの興伸】http://www.oimoyasan.com/index.html

    おいもだけで11店舗展開。親しみと笑顔が溢れるスタッフ。店舗で仕上げている商品もある。

    【赤い下着の専門店まるじ】http://www.sugamo-maruji.jp/

    はぎれをただで配り幸せのおすそ分けをしてくれている。プチ袋も105円で手作り。

    商品はメーカーに作ってもらっている。

    色のこだわりはなく、出た感じを大切にしている。カタログも作っていて、どのくらい商品アイテム数があるか不明。

    ホームページも作りこんでおり、楽しい。

    【清水畳店】http://www.sugamo.or.jp/shop.php?id=396

    創業明治38年。四代続いている。繁盛の秘訣は長くやっているだけ、でも大変なことだよ。

    と教えてくれた。永くやっているから信頼してくれる。と。大変貴重な視座だと思う。

  13. 2010.01.02

    雨水タンクの一番店【節水村】

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    雨水タンクの一番店である節水村様の紹介。≪雨水タンク 節水村≫で検索!

    素晴らしい経営者であると共に、かっこいいオトコでもある日盛興産の日高専務。

    節水グッズ&雨水タンクの一番店を目指そう!と脇目を振りながら突っ走りだしたのが、2007年11月。

    2008年5月に出店した瞬間から雨水タンクの品揃え一番店であった。何もかも0からのスタート。

    元々生コンクリート屋さんだったので、小売の経験もネットの知識も仕入先も0。しかも投下できる資本にも限りがある。

    (ほとんど日高専務お一人で立ち上げた)という中で素晴らしい根性を発揮していただき、初月から単月黒字の事業となる。

    日高専務からも本当に数多くのことを教えてもらった。

    仕事のことからプライベートのことまで示唆に富んだアドバイスをたくさんもらい、失礼な言い方かもしれないが、尊敬できる兄貴みたいな存在である。

    全てはこの想いから始まった。

    【エコショップ節水村は、世の中と将来の子ども達のために、今自分たちにできることはなにかと真剣に考えて生まれたショップです。】

    これからもこの想いに反し無い様に、様々な取り組みで世の中と将来の子ども達のためになる商売をされていく素晴らしい商売人から教えてもらったことを発信していこうと思う。