生活者に愛されるブランドを創っていかないといけない。
「人の幸せ」と「企業の利益」はパッションがあれば共存両立可能である。
それを体現しているのがザッポスであり、トニーシェイである。
という石塚さんからの紹介で始まりましたトニーシェイの講演会。
全てのお話・思考が【企業文化】がベースになっている。
だからブレることがない。
≪HAPPINESSはビジネスモデルとして機能する≫素晴らしい言葉だと思った。
【Waht is your Goal In Life?】WHY?WHY?をOver and Againしていくと、
その全ての行き着く答えが【HAPPINESS】になったのだと言う。行き着くところはそうなんだと思う。
成功するためにまず第一はCULTURE.全てはこの副産物で出来ている。
ザッポスの全ての取り組みは全てCULTUREの副産物。
だから細かく何をするとか、どうしてくれ、ということはない。
時代の変化にも適応できるだろうし、お客様にGreat Experienceが提供できる。
そしてProfit・Passion・Purpuseこの3つが揃い長期的で持続的な経済活動になる。
ザッポスブランドを作るためのトライアングルは、
ボトムからClothing(商品)、Customer Service(サービス)、Culture(文化)の3C。
お客様には商品を買ってもらうことで、自社のサービスを体感してもらい、企業文化に共感してもらう。
ということ。だから、商品だけ買ってもらって、サービスや企業文化を感じてもらえなかったら、
その意味は半減するんだと思う。
ただ商品だけをガンガン売る、お客様の顔は見えていない、どんな気持ちになったのかも分からない、
という商売のやり方ではダメになっていくんだろうと思う。
“I’ve learned that people will forget what you said,
people will forget what you did,
but people will never forget how you made them feel.”
– Maya Angelou
ですね。
≪妥協していくと企業文化が崩れていく≫
これも大切な示唆。
起業当初は良いけど、急成長して、組織が大きくなっていくと、
企業文化が浸透しきらない、または少し妥協していく、という形になって、
売上だけが大きくなって、社員からもお客様からも深く愛される企業ではなくなっていく、、、
というのはあまりにも悲しく、そして厳しい未来に直面していくことになると思う。
たぶんどこの企業もザッポスみたいに社員からもお客様からも愛される企業になれればなぁ、
とは思っているけど、うちの会社はまだ、、、とか、売上がもう少し上がらないと出来ないや、、、となっているのではないでしょうか。
どちらが先なのか。
もちろんザッポスの真似をただ単純にするのも間違っていると思う。
企業の独自固有の長所や経営者の目指すところ、信念、個性によっても形は変わってくると思う。
ただ、ベースとなる考え方において、ザッポスの企業のあり方は非常に勉強になると思う。
≪ザッポスの奇跡≫か≪ザッポス伝説≫は必読だと思います。
ザッポスに行った時の写真はコチラ