1. 2013.04.02

    未来企業は共に夢を見る

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    未来企業は共に夢を見る。

    【ザッポスの奇跡】が出版されて4年。この本と出会ってから、これからのネットショップのあり方に明確な方向性が見出せましたし、それを感じてほしくて3年前にネットショップ経営者の方とシリコンバレー&ラスベガス視察ツアーを組んでザッポスにも行かせてもらいました。そしてその後も2年前、去年と石塚さんにセミナーをしていただき、その想いを伝えていただきました。それがボクがお世話になってきた経営者の皆様に提供できる素晴らしい体験になると思っていたから。

     


    そして今回石塚さんの新著【未来企業は共に夢を見る】が出版されました。前著はザッポスのことにフォーカスされていましたが、今回はアパレル、医療サービス、ホテル、クラウドサービス、ネットショップ、スーパーなどなど今アメリカで健全に成長している企業が多く取り上げられています。そしてそういう企業の共通点を示されて、今後の企業経営においての重大な示唆を具体的事例を元に提示されています。

     


    その本の冒頭では【新しい時代に生きる私たち1人ひとりが、自らの生き方と働き方を一致させ、自らの能力のありたけをもって貢献してこそ、より幸せで生産性の高い社会が生まれるはずだと私は信じています。働く人と、顧客と、そして社会と共に夢みる会社。そういった会社が溢れる社会を、皆さんといっしょに創っていくこと。それが、私個人が描く夢でもあります。】と語られています。激しく心打たれました。

     


    海外でビジネスをしなくても、ITの最先端の技術を駆使しなくても、人口減少で少子高齢化になろうとも、なんとなく今は未来に希望が持てなくても、お金がたくさんなくても、この本に出てくるような会社が多く日本に出てくれば日本の未来は明るく感じられるはずです。だから多くの人に読んでもらいたい本なのです。

     


    ベリルカンパニーという凄く楽しそうな医療サービスの会社。「思いやり」を中核とした家族的な企業文化の育成を経営の柱にして、同業他社の4〜6倍の利益を出しています。チーフカルチャーオフィサーという役職を設けたことが最も有益な投資だったとCEOが答えていたり、リーダーの役割は「空気を創ること」で、みんなを率先して「楽しい会社をつくる」という目的に対して行動しています。

     


    クラウドホスティングサービスの会社であるラックスペースホスティングでも同じように、「楽しさの仕組み化」に力を入れられています。原動力は「お金」でも「命令」でもなく、強い仲間意識と仲間に対する責任感であって、それが唯一無二の組織にしています。だから「誰かが何かの目的を掲げて旗を立てると、その旗の下にすぐさま大勢が集まって、みんなで力を合わせてそれを達成する。発起人は誰でも良いし、目的は仕事に関することでも、そうでないことでも何でも良い。」「誰かがある使命や目的を掲げて旗を振ると、その下にわっと人が集まり、短い時間にとてつもない力を集結して事を成し遂げてしまう。そんな不思議な力がラックスペースにはある」ということです。

     


    このような会社の事例が他にもピーク経営を実践しているジョワ・ド・ヴィーヴル(感情の方程式、が素晴らしい)であったり、「ティーチ・フォーアメリカ」という非営利団体になぜ優秀な人たちが集まるのかであったり、パタゴニア(必要とあらば成長を抑制する「管理成長」のアプローチをとったり、パタゴニアウェイやパタゴニアスピリットの実践例)だったり、たくさん出てきます。今、企業経営している方達には素晴らしい気付きと学びがあると思います。

     


    また、ザッポスのラスベガスを舞台にした地域活性化プロジェクトであるダウンタウンプロジェクトの例も素晴らしいです。共通の価値観(オープンさ、協業精神、創造性、楽観的視野)と情熱を持った人を集めることに注力し、そこでスモールビジネスを展開する。そして金銭的支援と出会いの機会の創出を通して、ラスベガスのダウンタウン地区にいくつもの情熱のコミュニティをつくり、異種交配を起こす事、これがビジョン。スモールビジネスのコミュニティであったり、テック起業のコミュニティ、教育社のコミュニティ、アートのコミュニティ、ファッション関係者のコミュニティ、ミュージシャンのコミュニティ、知識人のコミュニティなど、様々な種類の「情熱のコミュニティ」が存在しています。ザッポスのCEOであるトニー・シェイはラスベガスのダウンタウン地区を「世界有数のコワーキング/コラーニング都市(共に働き、共に学ぶ)」として確立したいという夢を描いています。日本の地域活性化を志している多くの優秀な人たちにとっても学べるところはたくさんあると思います。

     


    ここまでが事例のお話。そこからこの素晴らしい会社に根付くそれぞれの企業文化がどのようにして出てきたのか、それをどのように創っていったらいいのか、ということが鮮明に書かれています。今すぐ取り入れることの出来ることばかりです。ここは是非、読んで実践してもらいたいです。

     


    最後の文章に【私たちの多くが、起きている時間の大半を会社という場所で過ごします。つまり、働き方は生き方なのです。志と価値観を同じくする仲間が集まり、大きな夢を見て、でかいことを成し遂げられる時代、ラッキーな時代がやってきました。会社という組織は、社会を幸せにするためにあり、私たち1人ひとりは皆の幸せのために生きているのです。そして、社会の夢を実現する幸せな社会づくりは、私たち1人ひとりの肩にかかっているのです】で締められています。

     


    日本には素晴らしい企業がたくさんありますし、素晴らしい人だらけです。なぜかモヤモヤした空気はあるみたいですが、、、(笑)この本読んで、テンション上がって、行動して、吹き飛ばしましょう!

     


    村田光俊(MITSUTOSHI MURATA)

  2. 2011.11.23

    トニーシェイ講演会

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    生活者に愛されるブランドを創っていかないといけない。

     


    「人の幸せ」と「企業の利益」はパッションがあれば共存両立可能である。

     


    それを体現しているのがザッポスであり、トニーシェイである。

     


    という石塚さんからの紹介で始まりましたトニーシェイの講演会。

     


    全てのお話・思考が【企業文化】がベースになっている。

     


    だからブレることがない。

     


    ≪HAPPINESSはビジネスモデルとして機能する≫素晴らしい言葉だと思った。

     


    【Waht is your Goal In Life?】WHY?WHY?をOver and Againしていくと、

     


    その全ての行き着く答えが【HAPPINESS】になったのだと言う。行き着くところはそうなんだと思う。

     


    成功するためにまず第一はCULTURE.全てはこの副産物で出来ている。

     


    ザッポスの全ての取り組みは全てCULTUREの副産物。

     


    だから細かく何をするとか、どうしてくれ、ということはない。

     


    時代の変化にも適応できるだろうし、お客様にGreat Experienceが提供できる。

     


    そしてProfit・Passion・Purpuseこの3つが揃い長期的で持続的な経済活動になる。

     


    ザッポスブランドを作るためのトライアングルは、

     


    ボトムからClothing(商品)、Customer Service(サービス)、Culture(文化)の3C。

     


    お客様には商品を買ってもらうことで、自社のサービスを体感してもらい、企業文化に共感してもらう。

     


    ということ。だから、商品だけ買ってもらって、サービスや企業文化を感じてもらえなかったら、

     


    その意味は半減するんだと思う。

     


    ただ商品だけをガンガン売る、お客様の顔は見えていない、どんな気持ちになったのかも分からない、

     


    という商売のやり方ではダメになっていくんだろうと思う。

     


    “I’ve learned that people will forget what you said,
    people will forget what you did,
    but people will never forget how you made them feel.”
    – Maya Angelou

     


    ですね。

     


    ≪妥協していくと企業文化が崩れていく≫

     


    これも大切な示唆。

     


    起業当初は良いけど、急成長して、組織が大きくなっていくと、

     


    企業文化が浸透しきらない、または少し妥協していく、という形になって、

     


    売上だけが大きくなって、社員からもお客様からも深く愛される企業ではなくなっていく、、、

     


    というのはあまりにも悲しく、そして厳しい未来に直面していくことになると思う。

     


    たぶんどこの企業もザッポスみたいに社員からもお客様からも愛される企業になれればなぁ、

     


    とは思っているけど、うちの会社はまだ、、、とか、売上がもう少し上がらないと出来ないや、、、となっているのではないでしょうか。

     


    どちらが先なのか。

     


    もちろんザッポスの真似をただ単純にするのも間違っていると思う。

     


    企業の独自固有の長所や経営者の目指すところ、信念、個性によっても形は変わってくると思う。

     


    ただ、ベースとなる考え方において、ザッポスの企業のあり方は非常に勉強になると思う。

     


    ≪ザッポスの奇跡≫か≪ザッポス伝説≫は必読だと思います。

     


    ザッポスに行った時の写真はコチラ

  3. 2011.06.25

    ブログ再スタート!

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    ブログ半年もサボってました!!

     


    その間にも色々ありまして。

     


    ザッポスの奇跡】の著者である石塚しのぶさんとセミナーをさせてもらったり、

     


    Tech Wave】の主宰をされている湯川鶴章さんとセミナーをさせてもらったり、

     


    ルームトゥリード】というNGOの活動に参加させてもらったり、

     


    日経流通新聞の一面に出たり、中途採用の選考したり、

     


    バングラの国務大臣の弟と会談したり、全社プロジェクトを遂行したり、

     


    仲良くさせてもらっている会社様と日々ドタバタと共に歩ませてもらったり、

     


    去年一緒に海外行きまくった同志が独立したり。。。

     


     


    ちなみに上記同志の会社→わんピースhttp://www.onepi.co.jp/

     


    たぶんスゴイ会社になります。今から要チェックです!!

     


     


    本日は祭り用品の一番店(リアルでもネットでも)の橋本屋様に伺ってました。

     


    150坪の祭り用品専門店はやっぱド迫力です。すごいのヒトコト!

     


    【祭りで日本を元気にする】をドンドン発信していきます。

     


     


    おいらも【船井流で日本を元気にする】をドンドンやっていきます!!!

     


     


     


    →写真がいっぱい&ビジネスネタをシェアします。
    ついったー:http://twitter.com/mchotwit
    →つぶやきますっ!!
    アメリカ視察ツアー奮闘記→http://www.mcho-mcho.com/up/america-inspectiontour/
    アメリカのグーグル、ヤフー、イーベイ、ザッポスに行ってきました。
    バングラディッシュ奮闘記→http://www.mcho-mcho.com/regional/bangladesh/
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  4. 2011.01.29

    shoes of preyとzazzle

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    祭り用品日本一の橋本屋様に行ってきました。今は完全オフシーズン!今のうちにハイシーズンのための準備をしておかなければなりません。3月くらいまでには準備が仕上がるかな、ということで、今年のハイシーズンもワクワクです。

     

    さて、そんな中、色々なところに話は飛ぶのですが、おもしろいサイトを共有しておりました。

     

    まず1つ目がシューズオブプレイshoes of preyというサイトです。これは何かと申しますと、自分1人のための靴が作れるサイトです。しかも簡単に自分のオリジナルが作れる。しかも予算も範囲内に落とし込んできます。色や形状も色んなパターンから選べます。メガネで好調なJINSも同じような形です。

     

    もう1つ。ザズール。こちらも色んな人がデザインを持ち寄って、形状も選べて、1つから購入できる仕組みです。

     

    自分オリジナルのものが色んなパターンの中から作れる。これが時代の要望なのかもしれません。これをどう活かすのか、次にどう行動に繋げるのか。ここが勝負です。

  5. 2011.01.16

    福岡の繁盛店(プランツプランツとアメリコとABCマート)

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    本日は福岡に行っておりました。キャナルシティというところを見に行きました。大型商業施設は基本的に好きではないのですが、地元の友人に連れて行ってもらいました。

     

    入ってすぐの廊下の柱でエプロンをかけて催事をしているショップがありました。色とりどりのエプロンだったので、おもしろそうだと思って話しかけると横浜でエプロンの専門店をされているアメリコさんでした。売り方はユニクロが品川駅でヒートテックの専門店をオープンスペースで展開したものと似ております。今回はキャナルシティさんからの要望でこのような形で出店しているということです。柱とその周りだけでしたが、非常に賑わっておりました。何かで一番、そしてメディアがそれを取り上げると、このような販売方法も増えるのかもしれません。また、そのショップ店員はQCVに出たのも効果的だったと話しておりました。

     

    プランツプランツは観葉植物のお店なのですが、今急成長している企業としてチェックしていた企業でした。企業全体としてチャリティに取り組んでいる、また少しアレンジしてオリジナル性を出している、というところが勉強になりました。一緒にいた友達は観葉植物ではなく、はちみつを購入していました。これも1つのおもしろい行動で色んな示唆をもらいました。

     

    あと、ABCマートにひやかしでふらりと入ったのですが、そこで手配りでタイムセールの割引券をもらいました。通常、掛け声などでタイムセールをしたり、POPのみでの訴求でタイムセールをしますが、直接手渡しでタイムセールの割引券をもらったことで、かなりのインパクトがありました。ここからも気付きをもらいました。

     

    やはり色んなお店に行くことが一番勉強になるな、と思いました。

  6. 2010.11.26

    ザッポスの奇跡

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    ザッポスの奇跡という本を書いた石塚さんとお会いしました。アメリカでコンサルタントをしている方で、アメリカの流通業に詳しく、ケーススタディの1つとしてザッポスを取り上げられています。ネットショップでの≪顧客満足≫や≪企業文化≫や≪中小企業の生き残る道≫という言葉に反応した人は是非、ザッポスの奇跡を読んでみて下さい。12月17日くらいに改訂版が出るみたいですので、そちらをお買い求めください。お客様を喜ばせることを徹底的に追及することで、リピート率75%・年商1000億円までになった会社です。ネットショップの中小企業の1つのモデルケースになると思っております。

     

    ザッポスはソーシャルメディアの使い方でも一番と言われておりますが、石塚さんもザッポスもそのように思われたり言われたりすることを良しとされていません。物凄くよく分かります。すぐに何か新しいメディアが出来ると、すぐにそれをどう活用しようかと考える人がいます。小手先のテクニック論になります。そこばかり論じられて、本質を見ない。それがイヤなのだと思います。「メディア」にこだわるのではなくて、まず、根本を見直そう、どうやって、「お客様とエンゲージするか考えよう」これがザッポスの答えです。

     

    お忙しい方で、アメリカに住まわれていますが、今度日本に来られた際には一緒にセミナーを開催させていただきたいという申し出もさせてもらいました。まだ正式決定ではありませんが、日本の中小企業の方に元気になってもらうためにも、実現したいと思っております。

  7. 2010.10.20

    急成長している会社の特徴

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    本日は会社に出社。会社の人とお話しする機会ってほとんどないので、貴重な時間。

     

    アメリカに一緒に行った上司の言葉。

     

    会社の理念と働いている人の思想や行動がリンクしている会社が急成長しているのではないか、ということ。

     

    ザッポスはお客様に感動体験を!という理念や想いがあり、それを働いている人は体現していて、行動している。グーグルも自由さを標榜していて、実際に働いている人たちも物凄い自由そうである。

     

    錦の御旗として掲げているモノと、そこで働いている人の想いや行動が一緒であれば、それは急成長していくのだろう。

     

    だから創業期は急成長するのである。自分一人や仲間内だけでやるのだから、理念や想いが働く人の思想や行動と直結している。けど、これが大きな組織とか、色んな想いを持っている人が出てきた瞬間に、問題は複雑化する。

     

    だからこそグーグルやザッポスは採用に力を入れているのだろう。

     

    自分たちのカルチャーと合う人かどうか。

     

    人材教育とかではなく、合うか合わないか。

     

    これも非常に重要である。

  8. 2010.09.26

    アメリカ視察ツアー番外編3

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    アメリカ視察ツアーの番外編パート3ということで、アメリカの繁盛店のレポート。

     

    色んなお店に行きました。

     

    やっぱり言わずと知れたノードストローム。http://shop.nordstrom.com/

     

    カスタマーサービスという概念を徹底している百貨店。

     

    ノードストロームウェイを読んでから、絶対行きたいと思っていた百貨店。

     

    ノードストロームの靴売場ではHUNTERの長靴(http://www.hunter-boot.com/)と

     

    UGGの靴(http://ja.uggaustralia.com/jp/)がメインで陳列されていました。

     

    ノードストロームの中には色んな専門店が入っており、

     

    矯正下着のSPANXSARABLAKELYhttp://www.spanx.com/home/index.jsp

     

    下着の専門店であるVICTORIASSECREThttp://www.victoriassecret.com/

     

    その他にも雑貨であれば、PAPYRUShttp://www.papyrusonline.com/が繁盛店かな。

     

    あとおもしろい業態としてはザアートオブザスマイル。http://whitescience.com/

     

    百貨店の廊下の空きスペースで機械を入れてお手軽ホワイトニングサービスを提供している。

     

    これは日本ではあまり見ない業態だった。

     

    本屋さんのBORDERShttp://www.borders.com/online/store/Homeに入ると

     

    日本の漫画コーナーがある。どうやって出版しているのかな、と思って出版元をチェック。

     

    それがVISMEDIAhttp://www.viz.com/

     

    キッチン用品の繁盛店WILLIAMS  SONOMAhttp://www.williams-sonoma.com/

     

    このショップは路面店。入った左右にキッチンがあって、3階立てで、かなりおしゃれだった。

     

    MAGIMIXhttp://www.magimix.com/だったり、KITCHENAIDhttp://www.kitchenaid.com/もありました。

     

    海外の人が日本に来た時に受け入れられる日本でしか売ってないもの、とこを

     

    増やさなければいけないなぁ、と思いながら、それをしっかり伝える

     

    宣伝や接客もしっかり出来るようにならなければならないと思いました。

  9. 2010.09.23

    アメリカのザッポス本社視察ツアー

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    ザッポス本社の視察に行ってきました。一番楽しみにしていた会社です。

     

    【ザッポスの奇跡】を読んで、ここには絶対に行かないといけない!と思って、

     

    やっと実現。これからの日本の中小企業が生き残る1つの道を示してくれていると思っていたのです。

     

    行ってみて、度肝を抜かれました。

     

    本当にお客様(ツアーの人もお客様)を楽しませよう、感動体験をしてもらおう、

     

    という思想が浸透していて、もちろん行動もその通りだった。

     

    みんなめちゃくちゃ楽しそうに仕事をしている。

     

    管理やマニュアルは極力なくし、各自がプロとして、自社の企業文化に則った行動を取っている。

     

    全てオープン。

     

    写真も撮り放題だし、話しかけ放題。お祭りのはちまきを働いている人に配ると大盛り上がり!

     

    その場で巻いてくれて、大喜びしていた。こっちも物凄く嬉しい。

     

    効率的かと言えば、そうではないかもしれない。

     

    けれど、非効率な中からお客様に密着し、お客様の満足度を徹底的に上げている。

     

    リピート率は75%を誇る。

     

    日本の中小企業の未来像の1つのあるべき姿なのではないかな、と思った。

     

    各ブロックの人がそれぞれの歓迎の仕方でおもてなししてくれる。

     

    鉄アレイをふりまわしてくれた部署もあるし、音楽で楽しませてくれた部署もある。

     

    ザッポスの組織についてや人材教育など本当に参考なることばかりであった。

     

    この内容はいつかセミナーでしっかりお伝えしていきたいと思っています。

     

    差別化要素は【企業文化】素晴らしいと思いました。

  10. 2010.08.14

    ちょっぴり告知

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    2つほど告知させてもらいたいと思います。

     

    1つ目が今年初めてセミナーをさせてもらいたいと思っております。

     

    お題は【ネットショップ利益アップセミナー】ということで、10月5日@東京、8日@大阪です。

     

    ネットショップのリーディングカンパニーのナチュラム様をゲスト講師に迎えまして、

     

    業務改善や組織作りといった売上アップとは視点を少し変えたセミナーにしようと思っております。

     

    ネットショップでもっともっと利益を出していきたいショップ様は是非お越しください。

     

    2つ目が9月20日~25日でアメリカ視察ツアーを行います。

     

    場所はロサンゼルスとラスベガス。

     

    訪問先はグーグル、イーベイ、ザッポス、ノードストローム、ウォルマートなどです。

     

    現在アマゾンとフェイスブック、ツイッターと交渉中です。

     

    日本通運様の物流センター視察もありますし、

     

    今後世界通販、アメリカ通販をご検討いただいている会社様は是非お越しください。

     

    両方とも満足していただける内容になっていると思います。

     

    もしご興味を持っていただきました方は左上の【Mchoにメールを送る】からメールをくださいませ。

     

    さらなる詳細を送らせてもらいます。どうぞよろしくお願いします。

  11. 2010.07.03

    バングラディッシュ【仕入れ】

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    バングラディッシュに着いて1日目。

    空港から直接、靴とカバンの工場へ。

    Abedinさんの工場。

    BBJ Leather Goods Ltd →http://www.bbjabc.com/という会社。

    32年前から経営している。

    原料だけで8~10億円やっていた。

    今回訪れた加工品を作る工場を始めて1年くらい。

    スタッフも工場もキレイで躾も出来ている。

    Abedinさんが言っていた。

    『フード、アパレル、住宅、靴やバッグ。全て元々は農業。

    全て農業が土台であり、必要になっている。農業が大切なのである。』

    本当にそうだな、と思った。日本では少し縁遠いものになっているかもしれない。

    そこの工場の標語。

    1.実力でゴールまで
    2.品質管理が第一
    3.自分も集中し、周囲も集中させる
    4.良いことを褒めましょう。間違いから学びましょう。
    5.正直なことは発展の鍵
    6.いつでも清潔
    7.全員が家族

    全て実践できていると感じた。

    ロス率は3%以下。

    1000足/日が最低ライン。

    マックスで5000足/日まで可能。

    この工場では靴と鞄がどのように出来ているのか全て分かる。

    生地があって、部品ごとにカットされて、意外にハイテクな機械もあって、

    縫製して、組み立てて、繋ぎ合わせて、検品して、キレイにして、商品が出来上がる。

    その工程の1つ1つが丁寧にされていて、精度は驚くほど高かった。

    また、元々革の原料をやっていた会社だから、革が本当に良い。

    色んな革を触らせてもらったが、違いが明確にある。革で違いを出せる。

    商品自体の差別化の大きな要素の1つである。

    だいたいの価格も教えてもらった。

    べらぼうに安いというわけではない。

    でもそれでも良いと思った。

    これだけの品質であればOKだろうと。

    日本は安く安く、でも品質は良く!と言ってくる、とバングラの人は言う。

    かなり矛盾していることを言ってくるらしい。

    安かったらそれなりのものしか出来ない。

    品質を良くしようと思ったらコストは高くなる。

    そこに対しての努力を怠ったらダメであるが、行き過ぎも良くない。

    どこかにしわ寄せがきているという商売は長期的には成り立たない。

    バングラの人が価値/価格を高めようと努力している姿は本当に素晴らしかった。

  12. 2010.03.15

    靴の一番店、繁盛店【ザッポス】

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    靴の一番店、繁盛店である【ザッポス(zappos)】http://www.zappos.com/

    【ザッポスの奇跡】石塚しのぶを読みました。

    読んだ本やその内容に関しては、別のカテゴリーで紹介しているのですが、本日は特別に。

    特に印象に残ったところをご紹介。

    ザッポスは靴の通販会社ですが、売り物は【靴】ではなく、【顧客の感動体験】だと言い切る会社。

    顧客は「ものを買いに」ではなく、「そこでしか得られない体験」を求めて、ザッポスにやってくる。

    「ザッポスで買い物がしたい」から、ザッポスで何が買えるかわざわざ探してしまう顧客もいる。

    リピート顧客率75%。

    「企業文化」を差別化の第一条件として掲げる会社。

    スローガンは【POWERED BY SERVVICE(サービスが原動力】

    お客様とパーソナル(一人の人間として)、かつエモーショナルな(心に触れる)

    つながりを築くことが大切。

    ザッポスで働く人にとって、コアバリューは単なる標語ではなく、

    「ウェイ・オブ・ライフ(生き方)」なのだ。

    「社員・顧客・会社」のトリプルハピネスをどう構築するか。

    カスタマーオブセッション(顧客満足への執着)

    会社に「信頼されている」という自信は、社員の中にやりがいを生み、誇りを生む。

    ゲイリー・ハメル氏曰く「次世代の『経営』とは、企業の人間化である」

    企業が個々の社員の独自性、想像力、情熱でもって

    「カテゴリー・オブ・ワン(唯一無二の企業)」へ飛躍していく。

    自分のお付き合いさせていただいている会社様が唯一無二の企業へ飛躍し、時代を作っていって欲しい。

  13. 2010.01.27

    ラーメンの繁盛店【六厘舎】

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    ラーメンの繁盛店六厘舎http://rokurinsha.com/のラーメン食べました!

    うまっ!!極太つけ麺。

    30分ほど並びましたが、この商売良いなぁ、と。

    まず食券。これで人手と手間がかからない。

    しかもせっかく並んだし!と少し高めのものを買う。

    種類は少ない。だから効率良く調理できる。

    並んでいる人がいることを知っているから、早く出てあげなきゃ精神が働く。回転が速い。

    ネットで買えることを訴求している。並ばなくても家で食べられる。

    しかもなぜか店頭より安い。しかもギフト用の方が安い。

    六厘舎のラーメン食った→うまかったよ。是非食べて→通販で。うまく回る仕組みが存在していました。

    ただ、その根底はやはり商品力。

    かりんとうの繁盛店錦豊琳http://www.nishikihorin.com/もチラ見。

    かりんとうだけで繁盛するというのも凄い。

    前に行った東京の繁盛店。銀座の花畑牧場。

    http://www.hanabatakebokujo.com/retail/cafe_ginza.php

    ブランディングとはこれほどか・・・と思いしらされる。生キャラメル万歳!!

    次に大賀靴工房に。http://www.fight.co.jp/ 3Dスキャナで足の木型を作ってくれます。

    14万円~。自分にぴったりの靴を履こう!!

    次にYAMAGATAへ。http://r.gnavi.co.jp/a941300/

    めんちかつ!!洋食屋の老舗で銀座でお昼を食べるにはお手ごろ価格。

    ・全ては商品力。