1. 2011.01.08

    リサイクル着物の繁盛店

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    リサイクル着物の繁盛店様と打ち合わせでした。年末も非常に数字が良く、ギネスを更新できました。ただ1月の今までの数字が過去最高を達成しそうなくらいの数字であることがさらに嬉しいことです。

     

    何が変わったかと申しますと、イベント企画が組めるようになってきたことです。年末は11月の末から毎週1つ企画を展開していきました。また1月の企画もそれに乗せる形で実施できております。

     

    やはり積み重ねと実際の行動が大切なのだと実感しました。ですので、打ち合わせの最後に【いつまでに何をするのか】それは【どのような効果を期待しているのか】ということを落とし込んで、スケジュールにも組み入れるところまでさせてもらいました。

     

    そしてまた検証する。この繰り返しが精度も高まりますし、お客様の層の押し上げに繋がってきているのではないかと思います。

     

    また例えば大手のモールなどで購入された場合の対応法として、それをいかに自社で買ってもらったかという意識付けをすることも非常に大切なことだということで、他社の取り組みを紹介させてもらいました。実際この会社様はモールには出しておりませんが、【このショップで買った】ということを強烈に印象付けなければ、価格競争に陥ったりリピートが付かないということになります。そのためにこのショップで買ったということを印象付けるためのイベントなどもおもしろいかと思います。

  2. 2010.12.23

    パス・ザ・バトン

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    パス・ザ・バトンというリサイクルショップが東京丸の内にあります。リサイクルショップをコンサルティングしている先輩におもしろいショップありますか?と聞いたら、出てきたショップです。

     

    ここはリサイクルの商品の背景を見せているのです。どんな人が使っていたのか(売りに来たのか)、どんな想いがあるのか、などです。

     

    このショップの母体はリサイクルショップではありません。だからこそ柔軟な発想でこのようなショップが創れたのかもしれません。

     

    このショップは時流に乗っているのではないかと思うのです。ソーシャルメディアが大きな流れとなる中で、個人個人のつながりというものに対する意識が非常に強くなってくると思います。これまでリサイクルは誰が使っていたのかも分からないようなもの、というのが通説でしたが、それをひっくり返しました。

     

    出品者の名前と顔写真とストーリーが分かり、商品の背景と人物の顔が見えることで、安心して買えるのです。

     

    表参道ヒルズ店は半年で4万人が来店したといいます。1万点のアイテムが3ヶ月で全部入れ替わるそうです。出品者としても実名と顔写真が載るため変なものは出せない、ということで良いものが並びます。

     

    販売価格も自分で決めるため、目利きも必要になってくるゲーム感も要素の1つです。購入者からするとお宝物が眠っている可能性も大きくなります。

     

    1日3人程度が10品くらいもってきて、3ヶ月委託販売OK。商品が売れた場合は、半額が出品者で残りはチャリティに回されます。

    客単価は7000円ということです。

     

    1つのおもしろい例として見ていきたいと思います。

  3. 2010.12.06

    リサイクル着物の繁盛店

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    リサイクル着物の繁盛店様と打ち合わせでした。今年一年の総まとめみたいなことと、来年の計画を立てておりました。来年はダントツの一番店になりたいな、と思います。

     

    立ち上げて1年で一番店集団には入ることが出来たと思っております。ただ、一番店集団では弱い、というか一番弱いポジションだと思います。すぐにそのポジションを突き抜けて、ダントツ一番になることが非常に大切になってくると思います。他社が諦めてしまうくらいの圧倒的な一番店。では、そのためには何をしなければならないか。

     

    その1つの可能性を示してくれそうなのが属性ごとの数字です。リサイクルは買取と販売のバランスが非常に大切なので、何が売れているのか、そして何が市場から買えるのか、というところを見極めなければなりません。

     

    売れる商品を把握し、それならばこの値段で買って、この値段でいつくらいに売れるな!というところまで瞬時に判断し、買取を行う。そして、買い取ったものを素早く販売する。これをいかに早く行うかがリサイクルの着物に限らずリサイクルのポイントになってくると思います。その上でネットで商売をしていると全ての属性が取れますので、分析しやすいです。有効活用していかなければなりません。

  4. 2010.10.16

    リサイクル着物の繁盛店

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    リサイクル着物の繁盛店に行かせてもらってもうすぐ1年が経とうとしています。

     

    やはり1年くらいやってみないと分からないことだらけです。どうしたら売上が上がるのか、利益が上がるのか、ということも業種によって全然違いますし、ポジションによっても全然違います。

     

    やっとそこらへんのデータや見方が捉えることが出来てきたかな、という印象ですが、そうなってきたら、また色んな提案が出来てきます。

     

    リサイクル着物という商品ということで、日本独自であること。粗利が高いこと。この2つの要素を持っていることは世界向けに展開していく時に大きなプラスとなります。

     

    ですので、これからは世界に目を向けた動きをドンドンしていきたいな、と思います。

     

    アリババしかり、イーベイしかり、アマゾンしかり、タオジャパンしかり。これからのネットショップにおける多店舗化というのは、ここらへんも含めた動きになっていくだろうと予想されます。

     

    いよいよ2011年~2012年はそのような動きが加速されると思います。もう大手は日本のマーケットはあまり見ていません。どの波に乗るのか。大切なタイミングが訪れているかもしれません。

  5. 2010.09.02

    リサイクル着物の繁盛店

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    リサイクル着物の繁盛店様と打ち合わせ。

     

    これからは中小企業も世界に進出しなければならない、ということと世界進出のための

     

    情報やツールも整ってきたことなので、着物という世界進出するには良い商材ということもあって、

     

    こっち方面を推し進めていくことに。

     

    ではまず世界進出をするためには何をしなければいかないか。

     

    それは売り先の商習慣や文化を知ることである。

     

    着物という商品はどのようにして使用されるのか、その国や人にとって

     

    どんな価値を有するものなのか、ここを把握しておかなければならない。

     

    とあるところでは布団カバーにもされているみたいである。

     

    アメリカやヨーロッパではコスプレ需要が見込めるだろう。

     

    あとは価格付けである。

     

    日本の感覚で値段を付けると失敗をする可能性がある。

     

    高いと思われる場合もあれば、低いと思われて買われない場合もある。

     

    その国や人にのっとった価値に対する価格として適正であるかどうか

     

    ということをマーケティングしていかなければならない。

  6. 2010.08.09

    リサイクル着物の繁盛店

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    リサイクル着物の繁盛店との打ち合わせ。

     

    リサイクル商材は鮮度管理が非常に大切であるので、夏祭りセールを実施。

     

    ただ、こんな意見も聞かれた。もう少ししたら安くなるんじゃないかな、と思ってしまう、と。

     

    セール以外の鮮度管理方法ももっともっと追求していかなければならない。

     

    しかも安くしたから売れるものと期待していたくらい売れないものもある。

     

    値段を下げたところで、効果がどの程度あったのか、というのはまたじっくり検証しないと

     

    いけないが、セールに対する大義名分や理由が必要であることは間違いない。

     

    また、何をするにしても、それをやる理由が明確でなければ、

     

    スタッフの方が混乱してしまう、ということもある。

     

    これはなんのためにこうしているのか、商品の説明の仕方もそう、

     

    返品・交換の記載もそう、その意図を伝えて実施してもらわなければならない。

     

    ただ、一回伝えたことが未来永劫正しいかと言えばそうではない。

     

    そのタイミングやオープンからの経過時間によって、やるべきことも内容も変えていかなくてはならない。

     

    それをどううまく伝えていくのか、これも非常に大切な事柄である。

  7. 2010.07.16

    リサイクル着物の一番店へ

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    リサイクル着物の一番店へ向けてのお打ち合わせ。

    何をしたら売れるようになるのかはその業種によって変わる。

    リサイクル着物であれば商品化と鮮度。

    どのくらい買い取ったものを商品化できるのか、またその鮮度である。

    商品化については、かなり良くなってきている。目指す数値に対して現状83%のところまで来ている。

    あとは鮮度管理。

    鮮度管理にも2パターンあり、本当に鮮度を良くする場合と

    打ち出しなどを変えて、鮮度を良く見せるやり方。

    この1ヶ月でこれに挑戦する。

    あとは、夏ということもあるが、高価格商品が売れなくなってきている。

    1つは高価格商品の売れ筋価格商品が商品か出来ていなかったこともあるが、

    商品の説明をお客様の価値ポイントに合わせることが出来ていなかったことも要因として考えられる。

    高価格商品も低価格商品も説明文にあまり違いが見られなかった。

    そこで、商品の説明に関するうまくなる方法をお伝えする。

    あとは、商品提案の切り口を売場でも表現しなければならない。

    新着商品が好きな人、割引されている商品が好きな人、色んなニーズがあります。

    1つの商品を取っても。しかもその陳列の仕方で見え方、探し方が変わります。

    全ての人に自分に合った商品がすぐ見つかるショップへ。

    全面的個別対応へ。

  8. 2010.06.15

    リサイクル着物の繁盛店

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    リサイクル着物の繁盛店で打ち合わせ。

    リサイクルという商材の特徴として、奥行きを持つことが出来ない。

    よって、1つの商品の品出しにどれくらいのコストがかかったら、

    どのくらいの売上・利益になるのか、というところが勝負のポイント。

    またもう1つのポイントとしては、定価がなく、値付けが自社で決めるので、

    マーケットと商品を知った上での値付けが求められる。

    1商品当たりの品出しコストを計算してみる。かなりのコスト高であった。

    これを意識して、スタッフの方に取り組んでもらわなければ、利益体質のショップにならない。

    けど、コトバで言っても伝わりにくい。

    そこで、1人1日何時間働いて、どのくらいの作業をどのくらいしなければならないのか、

    というのを計測してみた。すると、こちらの求めている生産性の1/4であったことが判明。

    ということで、現状体制でも4倍の生産性にまで達することが出来るし、

    単純計算であるが、売上も4倍になるのではないか。

    そして利益は同じ固定費であれば、変動費はかかるとしても、売上が4倍になることで、利益体質になる。

    ここを全部数字で示した。

    いくらもらっていたら、どのくらいのことを期待している、というのを明確に出したのである。

    あとは値付けに関しては、それぞれの価格帯ごとに売れ個数や売れている要素の分解をして、

    そこに対して品揃えを適切にしてあげるということが大事であることが売上分析からも明確になった。

    どんな商品を優先順位高く品出しして、それを誰がいつ何分でやるかということも

    明確になっていくと思われる。

    こうして利益体質を作っていかなければならない。

  9. 2010.05.09

    業務用清掃用品の繁盛店

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    業務用清掃用品の繁盛店様とお打ち合わせ。

    売れ筋と売り筋を明確な違いを出す。

    売上単品と収益単品を明確な違いを出す。

    目玉商品とオススメ商品を繋げる。

    提案の項目数を増やして、お客様が求めているものがすぐに見つかるように設計する。

    商品と販促計画を繋げる。

    全てが絡み合っているから、事象ごとにぶつ切りにするのは良くない面もあるが、繋がりは絶対的に見ないといけない。

    この単品を買ってくれる人はついで買いが多いから、その単品はお客様を引き込む単品として成り立つ。

    売上単品と収益単品をミックスさせて、売上も収益も目標に適う商品構成と売場構成をする。

    これからであれば、万博やW杯などの販促企画も成り立たせやすい。

    ただ、気を付けないといけないのは、繋がりを強引に作ったり、それはどうなの?

    とお客様に思われるような提案をしないことである。

    そう思われた瞬間にそのショップの信用度は下がり、懐疑的な目で見られかねない。

    それぞれの繋がりを掴んだ上で、各単品ごとの予算や何を何個売るということを決めていく。

    そうするとまだ足りない部分などが見えてくる。

    それに対応して、何をするか。

    また、その進捗確認とズレに対する対応力。

    繋がりを把握できたら、次は予算のコントロールの精度アップ。

    1歩ずつ進んでいる感覚も大切にしながら。

  10. 2010.05.07

    繁盛店の単品別予算管理

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    繁盛店の単品別予算管理ということで、その基礎の部分をリサイクル着物のショップでお話させてもらいました。

    まず、単品別に予算を組んでいるでしょうか?

    以外に組んでいないところもあるのではないか、と思っています。

    各単品ごとに予算を組むのは、ついている単品を見つける、

    予算達成のズレを少なくする、単品ごとのMDを組む、などという意味でも非常に大切なものです。

    特に大切なのは、優先順位を付けることができるということ。

    全体的に色々と取り組むと効果的・効率的ではないことが多くなってきます。

    品出しの順番、販促計画、値付け、競合店対策などなどやるべきことと対象が明確になっていきます。

    もっと○○という単品は高くしても売れるのではないか、ということも見えてきますし、

    ○○という主力単品の△△の予算帯の品揃えが悪くなってきているということも分かりますし、

    △△の予算帯で□□の色だったら飛ぶように売れる、などなど見えてきます。

    そして買取の強化や粗利設定などにも反映することが出来ます。

    またそれぞれの単品では当たる販促も違います。

    安くしたら売れるのか?

    お客様のニーズを束にした打ち出しをしたら価格を下げなくても売れるのか?などなど。

    細かく現状把握して、未来の計画に落とし込む上でも単品別予算管理は必須です。

  11. 2010.04.09

    リサイクルショップの繁盛店

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    リサイクルショップの繁盛店ということで、本日はリサイクル関係のお仕事。

    経営者の方とお話していく中で、色々なおもしろい話が出てきた。

    リサイクルの価値はプレミアムが付くようなものでなければ、【安さ】である。

    しかし今は新品でもかなり安いモノが出てきている。

    もしくは中古でも良いものが出てきているので、高い新品は売れなくなってきている。

    特に着物などは消費者の嗜好が多様化してきて、大きく分けても中古でもOK、新品でもB物、

    新品、ブランド着物(作家者や大島紬など)という分類になってきている。

    そして、今伸びているのが、下の2つのラインである。

    中古着物とB反市。百貨店などでもよく着物のB反市が出ているが、あんなにB反が出るわけない。

    また通常のアパレルなどでもアウトレットという業態があるが、あんなにアウトレット商品が出るわけない。

    あれだけ出していたら品質管理や在庫管理に問題がある。

    ではどういうことかというと、それ用に作っている部分があるということである。

    ブランド価値や商品価値は落としたくないけど、高かったら売れないという現状もある。

    その狭間がアウトレットやB反市である。

    より中古というものへの意識が変革され、新品が安くなっていくと、その垣根が取られていくのではないか、と感じる。

    心斎橋にもある【ラグタグhttp://www.ragtag.jp/】に行った時はリサイクルではないと思っていた。

    後で気付いたくらいである。

    ラグタグは全品クリーニングをしている。価値の向上として、徹底しているのだという。

    また、ここのショップはリアルとネットの融合も図っている。

    ネットでお買物する時のデメリットはその商品を手に取れないことである。

    このラグタグは試着OKにしている。諸条件あるが、返品OKにしているのである。

    また、そのサービスを倉庫見学という形で一般公開している。

    かなり進んだ考えと行動だと思う。

    中古と新品、リアルとネット。

    この垣根はどんどんなくなっていくと考えられる。

  12. 2010.01.08

    リサイクル着物の繁盛店

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    リサイクル着物の繁盛店でお打ち合わせ。

    着物の仕事をさせていただいて、着物の奥深さを知る。

    着物自体の種類、柄、色、素材、織り方などなど。

    世界でもこれほど細かいつくりの衣類ってないんじゃないかと思う。

    今も昔も日本は高密度商品は得意。

    高密度単分子論では、日本女性の肌の美しさも密度と関係していると。

    また、高密度の空気は、細やかな感性を生み、茶道・華道・香道はこまやかな審美の追求心が生んだ文化なのだと。

    本当に日本の文化はお祭りであれ、着物であれ素晴らしい。

    前に京都の山奥でお茶を点ててもらったことがある。

    その時に先生が京都の山奥の自然の良さを話してくださった。

    今の時代は5感を使うことが少なくなっている。

    便利になるたび、豊かになるたびに色々感じなくなっている。

    だからこのような自然の良さを体で感じてもらいたいと思っているのです、と。

    昔はこうやって、ゆっくりと雪のかたまりが池に落ちる音を聞いたり、うぐいすの鳴く音を聞いていたんだと思います、と。

    自然を5感で感じて、感性を養うことは人を豊かにすると思っています、と。

    素晴らしい商人は素晴らしい感性を持っていると感じる。

    それがお店作りにも反映されていて、一番店・繁盛店になる。

    最後に感性ということで、『センス・オブ・ワンダー』

    「生まれつき備わっている子どものセンス・オブ・ワンダー(自然の神秘さや不思議さに目を見張る感性)をいつも新鮮に保ちつづけるためには私達が住んでいる世界の喜び、感激などを子どもと一緒に再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が少なくても一人そばにいる必要があります。」と。