1. 2010.07.24

    繁盛店のソーシャルメディア活用2

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    繁盛店のソーシャルメディア活用ということで2回目の登場。

     

    アメーバピグ

     

    会員400万人。女性7割。

     

    最初のコンセプトはアメリカの事例からもってきた。

     

    アメリカのバーチャルワールドはRPGがメイン。一緒に戦ったり。

     

    プレイヤー同士のコミュニケーションがもっと出来るかをコンセプトに。

     

    ターゲットとしてはライトユーザー。もともとゲームのスペックは低くした。普通のウィンドウズでも開けるように。

     

    今までネットゲームやネットアプリでブームになっているところの共通点は、

     

    使い方をメーカー側からしっかり教えていない。プレイヤーが遊んでみて、こうやって出来るんだ、が伝わる。

     

    プレイヤーの自由度を最大限に。

     

    ピグの中で写真を取ったり、イベントをしたり、そのような現象が起こっている。

     

    コラボ企画が凄い。

     

    芸能人や大手企業との連携。トリプルAのスタジアムをそのまま仮想空間にもってくる。

     

    ペプシやローソンやエイベックスなど。

     

    渋谷や新宿にローソンを1件立てる。

     

    ラグラノクはフィリピンかタイで流行りすぎて、国がネットカフェにまで介入した。

     

    活用の仕方としてはミサワホーム。ピグ内コンテスト。

     

    キャラクターの部屋を一番良いデザインした人に、現実にそのまましてあげる。

     

    ドリームハウスキャンペーン。

     

    楽しい企画をしてあげて、それが勝手に広がる。

     

    小手先で広げようとするのではなく、企画やアプリに全力投球するべきなのである。

  2. 2010.07.23

    卒塔婆や護摩木の繁盛店である下野材木様

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    卒塔婆や護摩木の繁盛店である下野材木様にお伺いさせてもらいました。

     

    非常に熱い想いを持たれている方。

     

    多摩の方で、国産材を使用した卒塔婆や護摩木を作成されている。

     

    お客様は宗教関連の方が多い。

     

    新しい世界を教えてもらいましたが、非常におもしろい世界でした。

     

    お坊さんについて伺った。昔のお坊さんは地域の人に尊敬されていた。

     

    またお坊さんも地域の人を導いていた。お坊さんが儲けていても、地域に還元されていた。

     

    でも今ではその儲けは海外に流出してしまっている。

     

    それは卒塔婆や護摩木も中国製になっていたり、仏壇なども中国製の安いモノ。

     

    必要な商材が海外で作られて安いのである。

     

    本来であれば、その商材自体が安いか高いかは関係ないはずである。

     

    商品自体を買っているのではなく、商品プラスαの部分を買っているのである。

     

    でも今は力関係が変わってきてしまっている。その大きな流れの1つが、葬儀屋さん。

     

    元請けと下請けの構造が逆転したらしい。ビジネスとしてみればおもしろい例である。

     

    今でも地域の人に愛されて、威厳があり、みんなを導いているお坊さんにも会わせてもらいました。

     

    お坊さんとお話をする機会というのも都会で育ち、若い人であれば、

     

    なかなかないんだろうな、と思いながら、お話を伺うとやはりおもしろい。

     

    お坊さんと接する機会が圧倒的に少ないのだな、と実感した。

     

    商売の話に戻すと、商品+αのところを買ってもらっていた商売に対する流れと、

     

    元請けと下請けが逆転した例として、非常におもしろかった。

     

    下野木材店様のホームページ

  3. 2010.07.22

    繁盛店のソーシャルメディア活用

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    繁盛店のソーシャルメディア活用ということで、これからソーシャルメディアの使い方が

     

    大切になってくるな、とヒシヒシと感じるので、後輩にセミナーに行ってもらっていた。

     

    その報告を受ける。そのまとめをシェアさせてもらいます。

     

    これからのトレンド6つの動き。

     

    1.ネットマーケティングはこれまでは一方的だったが(広告やバナーなど)、今は一方的な広告ではダメ。参加型が一番。お客様とコミュニケーションを取る。そこでうちのことを広めてもらう。事例としてはノースフェイス。中国で当たった。アイフォンのゲームアプリ。GPSを使って、今たっている場所に自分のフラグをデザインして、この土地は自分の土地ですよ!というゲームの提供。18日間。200万人の参加者。それでニュースが広がった。参加して、楽しんでもらって、広めてもらう。

     

    2.ブランドユーティリティ。広告を使って、ブランド価値向上。ビール会社。アイフォンアプリ。居酒屋の検索アプリ。GPSを使って、今どこにいるから、そこから一番近いところを探す。カメラを使って、ビルに向けると、居酒屋情報が出てくる。自社と関係のある情報を提供していく考え方。ミュセランの本やギネスのギネス記録など。

     

    3.ソーシャルネットワーキング。一番のメインはお客様同士の繋がりが構築されていて、それをどう使うか。デルが一番の事例。デルスワームという企画。フェイスブックなどに告知して、共同購入で安くしている。ただ今何人が注文している。値段がだんだん下がっているのが見える。お客様同士の繋がりの仕方。知らない人同士のバリアがなくなってきている。

     

    4.オフデスクトップ。媒体が小さくなってきている。これからは携帯ですらなくなる。今度はシッスクセンステクノロジー。体に着れるテクノロジー。今のデジタルは室内のイメージ。これからは外がデジタル化される。事例はナイキ。ボールを外に置いておいて、中で蹴ったら、外にあるボールがどうなるか・・・。

     

    5.制限されていないメッセージ。今の広告はテレビやラジオなど制限がある。時間も表現も。おもしろければ見てくれる。その自由さをどう使うか。ユーチューブ。化粧品の個人がやっていること。自分で化粧品を開発していて、マーケティング活動をユーチューブで実施。メイク講座のビデオ。ビデオブログ。一番最後にこのビデオで使ったプロダクトはこれです!アメリカに住んでるベトナム人の事例。VOGUEに取り上げられるまでにいたった。http://www.youtube.com/user/MichellePhanハロウィン向けのコスチュームのメイクの仕方などを取り上げた。定期的にイベントを開催。ユーチューブにコメントをくれた人にプレゼントとか。

     

    6.ウェブサイト自体の考え方が古い。普通のWEBサイトでは目立たない。シンガポールの通信会社のシングテル。WEBサイトはいらないから、スタジアムにする。http://info.singtel.com/

     

    色んなおもしろい事例がこれからも出てくると思われる。

     

    チェックして、応用していきたい。

  4. 2010.07.21

    ネットショップの繁盛店

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    ネットショップの繁盛店様と打ち合わせ。

     

    今回はキャンペーンの取り組みとPPC広告のノウハウの伝授がメイン。

     

    キャンペーンはまず弾の仕込みが必要である。それを前々からしていただいていた。

     

    仕入れ交渉、仕入れ、おまけ、など。

     

    それを問屋様にも喜んでいただけるように計画するのである。

     

    問屋様の営業マンの方の心理や業界の流れ、自社の売上計画などとのバランスを取りながら、弾を仕込んだ。

     

    当たる弾が仕込めた時点でほぼキャンペーンは成功なのであるが、

     

    その見せ方とそのキャンペーンへの人の誘導の仕方を一緒に考える。

     

    何がそのキャンペーンの一番の強みなのか、お客様の喜ぶポイントなのか、

     

    競合が出来ないことなのか、というところをメインに考える。

     

    基本的には商品が人を集客するという考え方なので、今回も広告的なものは使用しなかったが、

     

    キャンペーン前からジワジワとお客さまに期待感を持ってもらう、このお店はなにかやってくれるんじゃないか、

     

    と思わせることは非常に大事だと思う。

     

    そうすると、お客様からお店に足を運んでくれたり、チラシやメルマガなど情報を掴みに来てくれる。

     

    プッシュ型のお客様集めはしなくていいのである。全ては商品力。

  5. 2010.07.20

    繁盛店の粗利額

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    一番店繁盛店を創る事業のご報告で東京本社へ。

     

    数値計画を提示させてもらった。

     

    もちろん絵に描いた餅にならないように気をつけたいと思っているが、かなり凄い計画になりそうである。

     

    やはり1つ1つを数字に落とし込んでいくとリアル感が出てくるし、そのために何をしなければならないのかも明確になってくる。

     

    そして今回ご提案させてもらった商品は粗利が高い。非常に高い。

     

    そう思うと広告という商品はほとんど粗利100%なのだな、と。

     

    広告を出したいと思う媒体をいかにして作るか。

     

    それにはいかに費用対効果を高めることが出来るか。

     

    まずはその媒体のリーチ数だと思われる。その次に客層とのマッチ度。

     

    その媒体を見てくれた客層とショップや商品がどのくらいマッチしているのか。

     

    そして、マッチしているお客様とショップや商品を繋げてあげるのか。

     

    この流れをしっかり組まなければならない。

     

    しかも広告で定期的に出稿してくれるという体制を作れれば、媒体運営側としては非常にありがたい粗利額になる。

     

    粗利額はそのお店の強さ、お客様貢献度、価値提供具合。

     

    どんどん高めていかなければならない。

  6. 2010.07.19

    デニムの繁盛店ボーンフリー

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    ボーンフリーという繁盛店を紹介させてもらいます。

     

    滋賀県のセレクトショップでは一番店。

     

    ボーンフリー:http://www.bornfreegroup.com/

     

    ボーンフリーのネットショップ:http://www.bornfreegroup.jp/

     

    1973年の創業からジーンズカジュアルにこだわり続けてきたショップ。

     

    デニムの品揃えが半端ではない。

     

    ヴィンテージや超レアものから定番商品まで自分に合うデニムが必ず見つかる。

     

    しかも接客もめちゃくちゃ丁寧で新しいデニムとのワクワクするような出会いが確定されている。

     

    またオリジナル商品がめちゃくちゃかわいい。

     

    カジュアルな着こなしをしている人は絶対お気に入りになるショップです。

     

    なにより店員さんが明るくて元気でマジメなのが素晴らしいと思った。

     

    アパレルのセレクトショップってなかなか気持ちよくお買物をすることが難しかったりしますが、

     

    ボーンフリー様は気持ち良くお買物させてくれる貴重なショップの1つです。

  7. 2010.07.18

    橋本屋と魚幸にみる一番店繁盛店のメディア掲載

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    一番店繁盛店のメディア掲載ということで、橋本屋と魚幸の直近のお話を。

    まず1つ目。

    日経ビジネスやフィナンシャルジャパン、小悪魔ageha、繊研新聞、静岡新聞、

    MarkeZine、映画やテレビへの衣装協力などメディア露出がかなり増えてきた

    祭り用品の一番店【橋本屋】http://www.hashimotoya-maturi.com/

    この間、経営者の集まりに出席した時、グーグルの小冊子に載ってたな!と言われました。

    まったく橋本屋様も私も知らずに、おぉ!ついに載りましたか!!

    と感慨深いものがありました。

    グーグルからの取材は数ヶ月前に受けていて、いずれアドワーズのトップ画面に

    成功事例ということで載せていただけるということでしたが、まずは小冊子に載ったみたいです。

    嬉しいことです。感謝。


    もう1つは、去年まで一緒に仕事をさせてもらっていた後輩が実家に戻って、実家の商売を手伝ってます。

    そこがちちんぷいぷいに取り上げられたみたいで、大爆発。

    淡路島で創業80年を数える老舗【魚幸】http://www.rakuten.ne.jp/gold/awaji-uokou/

    是非、皆様も一度食べてみてください。

    ただ、ちちんぷいぷいのお陰でもう注文が受けきれなくなったのだと・・・。

    ある商品は10月まで予約でいっぱいいっぱいになったと。

    この両社、私も大好きでめちゃくちゃ応援させてもらっているのですが、変わらぬ信念みたいなものがある。

    それは、【絶対に良い商品を届けてお客様を笑顔にする】というところである。

    魚幸の後輩に聞いた。増産するの?と。

    そしたら、これ以上は無理です。おいしいものが届けられなくなるから。

    売上偏重の会社に聞いてもらいたい言葉である。

    こういう会社は売上は爆発しないかもしれないが、ファンがしっかりとついて、

    みんなから愛される経営を永きにわたってしていくのだと思う。

    そんな会社はメディアも放っておかない。

  8. 2010.07.17

    一番店繁盛店のスキーム構築

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    一番店繁盛店のスキーム構築ということで、

    海外仕入れのやり方やお金と商品の流れ、やり取りの流れを打ち合わせさせてもらいました。

    新しい商流通を起こすのであれば、誰もが見て分かるような図にしてあげなければならない。

    イメージ化してあげないといけない。

    そこでバングラディッシュの件でもお世話になった会社の人と打ち合わせさせていただく。

    今回の件やこれからの件、会社間の契約など色んな越えなければならないこともある。

    それを1つずつ整理して、打ち合わせを積み重ねていく。

    どんな資料が必要なのか、今から始めたらいつ間に合うのか、

    ダイナミックな動きになればなるほど、詰めないといけない話も多い。

    でも確実に関係各社のどこを取っても三方良しの関係が作れると思う。

    やっぱりどこにとっても良いお話というのは少し話しただけで

    ピンときていただく方も多く、引き合いも多くいただけそうである。

    三方良しの体制を崩さずにこれからもどんどんその価値を提供できる仕組みを作っていきたい。

  9. 2010.07.16

    リサイクル着物の一番店へ

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    リサイクル着物の一番店へ向けてのお打ち合わせ。

    何をしたら売れるようになるのかはその業種によって変わる。

    リサイクル着物であれば商品化と鮮度。

    どのくらい買い取ったものを商品化できるのか、またその鮮度である。

    商品化については、かなり良くなってきている。目指す数値に対して現状83%のところまで来ている。

    あとは鮮度管理。

    鮮度管理にも2パターンあり、本当に鮮度を良くする場合と

    打ち出しなどを変えて、鮮度を良く見せるやり方。

    この1ヶ月でこれに挑戦する。

    あとは、夏ということもあるが、高価格商品が売れなくなってきている。

    1つは高価格商品の売れ筋価格商品が商品か出来ていなかったこともあるが、

    商品の説明をお客様の価値ポイントに合わせることが出来ていなかったことも要因として考えられる。

    高価格商品も低価格商品も説明文にあまり違いが見られなかった。

    そこで、商品の説明に関するうまくなる方法をお伝えする。

    あとは、商品提案の切り口を売場でも表現しなければならない。

    新着商品が好きな人、割引されている商品が好きな人、色んなニーズがあります。

    1つの商品を取っても。しかもその陳列の仕方で見え方、探し方が変わります。

    全ての人に自分に合った商品がすぐ見つかるショップへ。

    全面的個別対応へ。

  10. 2010.07.15

    一番店繁盛店を創る人のMD

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    一番店繁盛店を創る人のMDということで、上司とMDのお話をしてました。

    会社のお引越しに伴い上司が机の整理をしていたところ

    昔の資料がわんさか出てきて、その中にMDに関する資料があり、それをくれたのです。

    MD表とでも言うものです。

    単品名、マーケットサイズ、粗利率、回転率、貢献粗利率、シーズン指数、

    ライフサイクルなどの主要指標に加えて、上中下のグレードと価値ポイント4つと価格帯、

    価値ポイント5として常備特価品とオススメ品と定番品の枠があります。

    MDの考え方としてこのイメージはありましたが、上司がどのようにこれを

    作成していっているのかを聞いてみたいと思い、お引越しの作業を中断してもらって話してもらいました。

    そして常日頃思っていた質問もぶつけてみました。

    単品が決まると、そのグレードを見定める。

    それには一番店を15店舗くらい行って、各グレードで何が一番売れているのかを把握する。

    そして、15店舗のそれを並べる。

    そして重なるところをそのグレードの定義付ける商品とし、その商品の価値を

    本来的機能価値と付加的機能価値と本来的視・触覚価値と見栄え価値に分析する。

    激安商品を売っているところが一番店であったり、価値/価格を無視していたらどうするのか?

    と聞くと、激安商品を売っているところが一番店であれば、その商売をすることを再考する。

    安売りをしていたら、その商品はMD表には入れない。

    MD表とはその単品の本来持っている価値と価格を整理したものであるから、と。

    ブランドはどうなるのですか?と聞くと、ブランドだから価格が上がっている、

    ということであれば、それは単品が違うことになる、と。

    あぁ、そうなのか!と理解。

    その他にも色々と伺ったが、非常におもしろかった。

    その単品の本来持っている価値と価格を整理する。

    一度チャレンジしてみていただきたい。

  11. 2010.07.13

    一番店繁盛店の業務改善

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    一番店繁盛店の業務改善のお話。

    経営者の方が集まって、2ヶ月に1回研究会というものを開催している。

    今回のテーマが業務改善。

    そこで、ネットショップで釣りとアウトドアの一番店である

    ナチュラム様の物流現場や業務改善のやり方などを伺った。

    年間50億円以上の売上を誇るナチュラム様の業務改善のやり方、

    また物流倉庫、最後にはオフィスまで案内していただいた。

    業務改善は現場の問題ではなく、全社的な協力が必要であり、

    年間販売計画を元に推し進め、目標設定をする。

    そして何より衝撃的だったのが、その全てを数字で把握しているということ。

    何か改善をするという時にBeforeAfterの数字を把握していなかったら

    改善した気になっているだけのこともある。

    また、別の場所にボトルネックが動いただけになっていることもある。

    様々なノウハウを教えていただいた。

    受注などのバックヤードの処理で合計740.6秒/1出荷の改善が出来たそうである。

    年間50億円売るショップは1日の出荷が2000件を越える。

    1出荷740秒の改善が出来るということは、1000時間以上の業務改善になっていることである。

    これを時給800円換算すると1日80万円のコスト削減、

    年間約3億円のコスト削減が達成されていることになる。

    弛まぬ改善の結果である。

    ではこの改善が現場からあがってくる仕組み。

    販売計画からのバックヤードの落としこみ。

    ここが大事になってくることを改めて実感した。

    バックヤード業務こそ販売計画や利益計画と結びついていないといけないものであり、

    プロフィットセンターになるべきものである。

  12. 2010.07.12

    一番店繁盛店を創るシステム開発

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    一番店繁盛店を創るシステム開発ということで、システム開発の打ち合わせ。

    通常どこかのASPと呼ばれる決まった枠組みがあるシステムを借りて、

    商売するのがネットショップの基本。

    ただし、誰にとっても使えるものは誰にとっても不自由なものである。

    それは仕方のないことである。

    であるから、今回は競合の差別化という意味でも

    自動化・省力化という意味でも0からシステムを開発している。

    こうなれば勝てる!というものをお伝えさせてもらって、開発中である。

    ただ、0から作るというのは全部をこちら側で決めなければならない。

    ASPであれば、ほとんどのことが決まっているので、それにどう合わせるか、

    というところであるが、0からの開発であれば、どう設計するかというところ。

    かなり細かい打ち合わせが必要になる。

    そんなことまで決めなければならないのか・・・というところも打ち合わせの議題に上る。

    でも意外に重要だったり、決めなければ先に進まないところもある。

    こういったことを経験すると、ネットショップのASPの仕組みや

    システム開発の仕組みがさらに分かるようになる。

    これからの差別化はネットショップであれ、リアル店舗であれ、

    【人】と【商品】と【システム開発】になる。

    それは大企業とか中小企業とか関係ない。

    この3つに対してアプローチしていかなければならない。

  13. 2010.07.07

    バングラディッシュ【バイイングハウス】

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    バングラディッシュの5日目。本日は帰るだけなので、4日目の続きを。

    アパレル工場を回ってから、ドイツのバイイングハウスに行くことに。

    バイイングハウスとは、バングラディッシュで商品を開発したい、仕入れたい、

    という日本のメーカーや小売の要望を聞き、それに見合った工場や人脈をバングラの中で見つけ出し、

    流通させていくという役割を担うものである。

    欧米の会社はバングラディッシュにバイイングハウスを持っているが、

    日本のバイイングハウスはないといっても過言ではない。

    今回はドイツのアパレルメーカーであるsOliver(エスオリバー)の

    バイイングハウスの方とお話をさせてもらう機会に恵まれた。そこで色々と質問をさせてもらった。

    日本バイイングハウスの可能性は?と聞くと、日本がどう考えるか。売り先はあるかが大事。ということだった。

    また、なんで今までバングラに日本のバイイングハウスがないのか?と聞くと、

    日本がバングラのことを知らない。バングラが日本に営業してない。からだと。

    成功する可能性は、工場選びと日本でどうさばくか。であると言い切られていた。

    まぁ、それがバイイングハウスの肝であるので、その通りだと思われる。

    バイイングハウスは現地での人脈や工場との繋がりがあれば、

    あとはマーチャンダイザーと品質管理と書類作成と事務所とインターネットがあったらOK。である。

    報酬形態は2つあり、1つはトレードハウスでやるやり方。

    トレードハウスとは、先方の予算に合わせるやり方。

    先方が500円だったら480円で出来るように動く。

    もう1つは一定の割合を抜くやり方。

    その仕事の流れはというと、企画書を送る。なんぼで出来るかを検討をつける。

    工場に行く。100枚サンプルを作ってもらう。

    バイイングハウスがはじき出した数字と工場の数字が合ったらOK。

    本国に送って、100サンプルが売れそうか調べて、他社に営業しに行く。

    だいたいこのくらいの値段で欲しいというものを再度聞いて、

    工場とバイイングハウスで再交渉するそこでまとまれば契約。

    このような流れである。

    バングラで商品の仕入れ、商品開発、商品企画、OEM生産などあらゆることをしたい場合、

    自社だけで開拓したり、現地とのコネを作り上げるのは難しい。

    このようなバイイングハウスがあれば、そこを流通の拠点として色んな動きが出来る。

    この日本バイイングハウスを創りあげていこうと思う。

  14. 2010.07.03

    バングラディッシュ【仕入れ】

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    バングラディッシュに着いて1日目。

    空港から直接、靴とカバンの工場へ。

    Abedinさんの工場。

    BBJ Leather Goods Ltd →http://www.bbjabc.com/という会社。

    32年前から経営している。

    原料だけで8~10億円やっていた。

    今回訪れた加工品を作る工場を始めて1年くらい。

    スタッフも工場もキレイで躾も出来ている。

    Abedinさんが言っていた。

    『フード、アパレル、住宅、靴やバッグ。全て元々は農業。

    全て農業が土台であり、必要になっている。農業が大切なのである。』

    本当にそうだな、と思った。日本では少し縁遠いものになっているかもしれない。

    そこの工場の標語。

    1.実力でゴールまで
    2.品質管理が第一
    3.自分も集中し、周囲も集中させる
    4.良いことを褒めましょう。間違いから学びましょう。
    5.正直なことは発展の鍵
    6.いつでも清潔
    7.全員が家族

    全て実践できていると感じた。

    ロス率は3%以下。

    1000足/日が最低ライン。

    マックスで5000足/日まで可能。

    この工場では靴と鞄がどのように出来ているのか全て分かる。

    生地があって、部品ごとにカットされて、意外にハイテクな機械もあって、

    縫製して、組み立てて、繋ぎ合わせて、検品して、キレイにして、商品が出来上がる。

    その工程の1つ1つが丁寧にされていて、精度は驚くほど高かった。

    また、元々革の原料をやっていた会社だから、革が本当に良い。

    色んな革を触らせてもらったが、違いが明確にある。革で違いを出せる。

    商品自体の差別化の大きな要素の1つである。

    だいたいの価格も教えてもらった。

    べらぼうに安いというわけではない。

    でもそれでも良いと思った。

    これだけの品質であればOKだろうと。

    日本は安く安く、でも品質は良く!と言ってくる、とバングラの人は言う。

    かなり矛盾していることを言ってくるらしい。

    安かったらそれなりのものしか出来ない。

    品質を良くしようと思ったらコストは高くなる。

    そこに対しての努力を怠ったらダメであるが、行き過ぎも良くない。

    どこかにしわ寄せがきているという商売は長期的には成り立たない。

    バングラの人が価値/価格を高めようと努力している姿は本当に素晴らしかった。

  15. 2010.07.01

    一番店繁盛店を創る人たちの歓送迎会

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    一番店繁盛店を創る人たちの歓送迎会でした。

    そこのお店選びについて、上司がブログに書いていたので、紹介します。

    価値/価格を教えてもらった人です。少し変えて書いております。



    お店を選ぶ時、利便性やグレード感などが目的に見合った場所であることは当然ですね。

    社内の異動ですから、そんなに改まった場所である必要はありません。

    かといって社に情報が飛び交う宴が予想されるのでできれば個室がいいでしょうね。

    目的に見合った場所つまり客層にあった場所であるべきです。

    でも、客層にあった場所であればよいかというとそれだけではいけません。

    客層にあわせていくと場所と予算がほぼ確定しますが、それだけでは店を選ぶことは出来ません。

    予算が決まるということはグレード感が決まるということですが、同じグレード感のお店のなかにいろいろな選択肢があるのです。

    みんなの大切なお金を預かる幹事としては同じグレードの中でもっともお値打ち感のある店を選ばなければなりません。

    つまりお店の価値/価格です。

    想定したグレードおよその価格帯のなかでもっともコストパフォーマンスの高い店を選ばなければいけません。

    もちろん5000円と3000円を比較しても意味がありません。

    3000円前後ときめたならその範囲で価格に対して相対的に価値が高いお店を選びます。

    料理、酒、部屋、接客などお店の価値を決めるポイント(価値ポイント)はいろいろありますが、

    集約すると「おいしい」「会話がしやすい雰囲気」「段取りがいい」「居心地がよい」などにまとめられますね。

    料理の味、料理の数などは、この「おいしい」の構成因子であり、

    さらにそれを分解してゆくと素材や作りの技術にいたります。

    「会話がしやすい雰囲気」なども同様に構成因子を分解することが出来ます。

    こうして解してゆくとその店の実態が露骨に見えてきます。

    「この店は雰囲気はいいけれど、料理の数が少ないな」

    「逆に、この店は建物は古いけれど料理の数も多いし冷凍食品は少ないな」

    とか、そうして、数あるお店の構成因子を比較し最も相対的に価値の高いお店を選びたいところです。

    まあ、3000円ならば、立地のよいきれいなお店は、セントラルキッチンや生産者直仕入などが出来ている高度なお店でなければ店舗にコストがかかっている分料理は落とさざるえないでしょうからおおむね選択外になりますね。店舗面積に対して厨房面積の割合が広すぎる店もおおむね割高にならざる得ません。

    そうやって選んでいくとこのグレードではこの店でしかありえないという選択肢に行き着くのです。

    そう!それこそがお勧めスター商品です。

    我々のマーチャンダイジングの根本はこの客層により特定されるグレード内のスター商品をとことん売る!ということにあります。

    だから、価値/価格のあわないお店を歓送迎会で安易に選ぶことはご法度なのです。


    OH!ナルホドですね。

  16. 2010.06.30

    ギフトの繁盛店

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    ギフトの繁盛店様との打ち合わせ。

    このショップ様には、1年目の人に付いてきてもらっている。

    今回で2回目である。

    1年目の人はなかなか貢献の仕方が分からないと思う。

    でも、会った人に感謝の手紙を書くことは出来る。

    1回目一緒に来てもらった後に、経営者の人から

    『後輩の方から丁寧なお手紙を頂戴しました。』という旨の連絡を頂く。

    まずはそれだけでいいのだと思う。

    そうやって自分がお客さまに提供できる価値をどんどん高めていけばいいのだと。

    そして、成長していきながらも、お客さまに対してお手紙を書く、最後までお見送りをする、

    という基本的なことは忘れてはならないのだと思う。

    お話としては、現場スタッフの方のモチベーションの上げ方や

    現場スタッフから改善の声があがるようにするにはどうしたらいいのか、といったところ。

    ここにもその後輩は多いに役立ってくれた。

    今様々な先輩からどのようにしごかれているのか。

    そのやり方やどのように思っているのか、などが先方にかなり受けていた。

    若手は事実のみ話せ!と昔言われたが、今時分が体験していることなので、説得力があった。

    そして夜は京都料亭琢磨http://www.kdd1.com/takuma.htmlに連れて行ってもらった。

    ありがたいことである。

  17. 2010.06.29

    雨水タンクの一番店【節水村】

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    雨水タンクの一番店である節水村様とお打ち合わせ。

    今が一番の繁忙期である。

    業界の一番店なので、たぶん競合からもチェックされている。

    一番店が業界の基準を作っていかなければならない。

    そんなところからも【価格競争】ということは避けて通れない問題である。

    一番店が価格競争を仕掛けるとその業界は荒れる。価格競争一直線になる。

    もちろん消費者からしたら良いのかもしれないが、メーカーも小売も体力を消耗して、

    次の新しくて良い商品やサービスを生み出していく力までなくなってしまいかねない。

    業界を育てていく段階で、価格競争は本当はしたくないところである。

    その旨、メーカー様にもお伝えをしている。

    この6月まで価格競争はまったくしなかった。他店よりもかなり高かった。

    ブランドや検索結果などの集客で助けられていたが、やはりお客様が一番見ているのが【価格】である。

    差別化を価格以外のところに持ってくるために色んな取り組みをしたが、

    やはり最終的には価格なんだな、ということが分かった。

    だからといって価格競争をしていくという訳ではないが、

    価格が消費者の求める一番なんだな、ということを再確認した。

    また、価格競争にならない仕組みづくりもメーカーや時には競合とも

    作っていかないといけないな、と感じた。

  18. 2010.06.28

    一番店繁盛店になるための新規事業提案

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    一番店繁盛店になるための新規事業提案をさせてもらうために東京へ。

    2日連続である。

    本日は調査分析編ではなく、提案編。

    お客様が『あぁ、これで勝てるな』と思っていただければOKという段階から、

    具体的にはこうしてください!というところへの落とし込みである。

    調査分析編で方向性を刷り合わせした後の具体的な提案資料になる。

    ここが明確になればあとはパワープレイ。

    そのロードマップに則って突き進む。

    もちろんサービス開始までに微修正することはあっても、とにかくスピードと深さが命。

    なかなか両立できないことをやってもらう。

    また、ここからが一番しんどく忙しくなる時期である。

    めちゃくちゃ様々な要求をするし、実行してもらうことも尋常じゃないくらい多い。

    そのくらいしないと意味が無い。新しい事業をやるのに、

    他社と同じくらいとか、しんどくないなんてことがあるはずがない。

    簡単に出来たり、しんどくなかったら、他の会社も同じなので、競争優位性が持てるはずがない。

    ということをご理解いただいて、これから共に事業スタートまで走り続ける。

  19. 2010.06.27

    一番店繁盛店になるための新規事業提案

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    一番店繁盛店になるための新規事業提案をさせてもらうために熊本へ。

    今回ご提案させていただく商材の市場や競合状況を調べたものをご報告にあがらせてもらった。

    まず、新規事業の提案をさせていただく時は市場動向を調べる。出来るだけ細かく。

    そもそもそれがなければ、どのような方向性でどう売っていったらいいのかも掴めなくなる。

    新規事業の場合は、まったくその業種業界に馴染みがない場合もあるので、そこからスタート。

    まずは【商品とお客様を知っていただく】というところから全てのショップ様がスタートしている。

    それがあって始めて競合店の調査やモデル店の調査が活きてくるのである。

    そうでなければただの数値データや事実を並べただけのものになる。

    商品とお客様を知る、という観点から読み解いていただきたい、ということも意図している。

    競合店調査をするのは、どうしたら一番店繁盛店になれるのかをしっかり定義するためである。

    こうすれば一番店繁盛店になれますよ、なぜなら市場と競合がこうだから。

    最終的にはそのことを言うための資料である。

    お客様が『あぁ、これで勝てるな』と思っていただければOKなのである。

  20. 2010.06.26

    博多の繁盛店

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    博多の繁盛店で夜ご飯をいただきました。

    本日は博多にて、2つのプロジェクトの打ち合わせ。夜はそのメンバーでご飯へ。

    博多もつ鍋のおおいしhttp://www.motunabe-oisi.com/にしようか、

    博多もつ鍋のやま中http://www.motsunabe-yamanaka.com/にしようかと思っておりましたが、

    結局博多の居酒屋の繁盛店:益正(ますまさ)http://www.masumasa.jp/masumasa/index.htmlへ。

    いたるところにこだわりポイントやワクワクポイントがちりばめられていました。

    商品は価値/価格が高い。

    まずはこれが鉄則だと思います。そうするとクチコミも広がるし、リピーターも広がる。

    広告に注力するより、この商品力をベースとした価値/価格に徹底的にこだわり抜く、

    ということが大切になるのだと思います。

    また、お客さまに対する姿勢も素晴らしい。

    トイレに行った時にパット前を向くと、

    【夢をカタチに 未来を包む】と書いている手書きPOPが目に留まりました。

    下を見ると【○○ダンボールのみなさま 本日ご来店誠にありがとうございます。心ゆくまで楽しんでください】と書いてあった。

    団体客向けのPOPだったのだが、お店の姿勢を表す素晴らしいPOPだった。

    その後、タクシーに乗ったが、そのドア付近に【市内で一番安いタクシーです。】と書いてあった。

    信号で止まった時に話しかけると、この隣のタクシーで○○までいくと5000円、うちは3500円。

    と答える。素晴らしい。競合の価格まで把握している。

    それでいてしゃべりもおもしろい。

    これがタクシーにおける価値になるかは分からないが、このタクシーも価値/価格が高かった。