1. 2012.01.08

    鎌倉と野毛の老舗&繁盛店巡り

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    いざ鎌倉。

     


    1月4日夜、藤沢で仕事だったので、日中は古都・鎌倉へ。

     


    まずは鶴岡八幡宮の入り口!

    鶴岡八幡宮へ通じる産道を中心に左右に老舗感たっぷりのお店が並んでおりました。

     


    鳩サブレーで有名な豊島屋。めちゃくちゃ繁盛してました。http://www.hato.co.jp/index.html

     


    特に行列だったのは、下記2店舗。

     


    うなぎ屋【茅木家】(http://r.tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14009260/

     


    ホームページが無いのが粋である。

     


    次にわらびもちとお蕎麦屋さんの【段葛 こ寿々】(http://www.kamakuratoday.com/meiten/kosuzu.html

     


    お昼ごはんはカヤックが運営するBOWL(http://bowls-cafe.jp/)へ。

    こちらもやはり流行っておりました。

    ただ、客単価1500円くらいするどんぶりカフェで、お客様の途切れがなかったら儲かるなー、という感じ。

     


    鶴岡八幡宮で去年の感謝を伝える。

    神社に行って、お願いごとをするのではなく、感謝を伝えるのです、とお祭り屋さんの専務に教えてもらいました。

     


    ということで、去年の感謝と今年の誓いを伝えしました。

     


     


    ちょっと江ノ島電車に揺られて長谷まで移動。

     


    長谷寺で、大黒堂(鎌倉・江ノ島七福神の1つ)を拝む。

    神社にもお寺にも行けるのが日本人の素晴らしいところである。

     


    長谷寺は参拝するのにお金がかかるが、それでも納得くらい庭園が整備されていて、

     


    小丘になっているので、湘南の海が一望できる。

     


     


    鎌倉大仏がある高徳院へ。

     


    でかい。

     


     


    大仏さんを出たところにあるお店がすごかった。

     


    山海堂商店。http://www1.kamakuranet.ne.jp/sankaido/

     


    武器の専門店。(もちろんレプリカだけど)

     


    店内には武器が所狭しと陳列されており、ワンピースの尾田さんや映画関係者が

     


    デザインや製作をする際の参考に来られるのだという。

     


     


    いやはや。

     


     


    さて、1月5日は野毛(桜木町)へ。

     


    お昼ごはんはコディベーカリー(http://www.geocities.jp/coty_bakery/

     


    創業95年で色んな雑誌にも取り上げられている。メイン商品はシベリアと甘食。

     


     


    永く続く秘訣は?と聞いたら、『夫婦円満』というこちらが幸せになる素晴らしい答えが返ってきた。

     


     


     


    夜は上司と後輩と野毛の街を探索。

     


    今、野毛は日本で一番おもしろい街である!と上司が豪語していました。

     


    そして旨い飲食店の見つけ方を指南。

     


    看板はシンプルに!奇を衒わずに、店名を堂々と大きく。それが自信の表れになる、と。

    そしてそこに入っていくお客様や入っているお客様を見ること。地元の人でコストパフォーマンスを厳しく見る人たちが常連になっていたら美味しくて安いはずである。

     


    今回は行くのが遅かったので入れなかったですが、【焼肉 大衆】http://r.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14000451/てっぱんらしい。

     


    そして入りましたのが、焼き鳥屋さんの【末広】http://r.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14000551/

     


    店内満員だったのですが、常連とおぼしき人が席を空けようとしてくれました。

     


    それを見て上司・藤崎は『いつもこのお店に良くしてもらっているから、席を空けようとしてくれるんだよ』

     


    とポツリと呟きました。良いお店には良いお客様がいる。

     


    良いお客様とステキな大将で創られる空間はまさに相客吟味が自然に成り立っているお店でした。

     


    なんでもうんまっ!!

     


     


    そして夜も更けるといつも ↓↓ こうなる上司でした。

  2. 2011.11.25

    自由で伸びてる会社

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    昨日はとある奈良の会社様で打ち合わせ。

     


    そこの会社のスタッフの方はほとんど全員が経営者感覚で取り組んでいらっしゃる。

     


    自分たちで考えたり、改善したり、提案したり。

     


    そうするのが当たり前だけど、そうなってほしいなぁ、と思っている経営者の方も多いのではないかと思う。

     


    目標を明確にしてあげて、働きやすい環境を創る。

     


    それぞれのスタッフがそれぞれのスタッフを思いやる空間になっている。

     


    そしてかなり自由。これも働き甲斐のある環境を創るには大切なポイント。

     


    経営者の方はその環境作りと業績が絶対に上がるポイントをメインにされている。

     


    管理しないと大人がしっかり働いてくれないというのは、何か違うような気がする。

     


    管理しなくても、圧倒的に業績を伸ばしている会社もある。

     


    ザッポスしかり、ブラジルのセムコ社しかり。(ずっと注目している自由かつ成長している企業)

     


    その会社様も【やる事はきちんとやり結果をだすが、それ以外の必要のないルールは作らない。(日本の企業ではかなり少ないので、僕がその企業になります)】

     


    と明言している。

     


    一緒にアメリカ視察に行って、グーグルやザッポスの本社を見て、帰ってきたらすぐに取り入れる。ということもされた。

     


    働かれている方がほとんど女性なので、今は託児所を会社の中に作ろうかと取り組まれている。

     


    今伸びている、そしてこれからも伸びるであろう会社のポイントが感じられるのではないかと思う。

  3. 2011.11.23

    トニーシェイ講演会

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    生活者に愛されるブランドを創っていかないといけない。

     


    「人の幸せ」と「企業の利益」はパッションがあれば共存両立可能である。

     


    それを体現しているのがザッポスであり、トニーシェイである。

     


    という石塚さんからの紹介で始まりましたトニーシェイの講演会。

     


    全てのお話・思考が【企業文化】がベースになっている。

     


    だからブレることがない。

     


    ≪HAPPINESSはビジネスモデルとして機能する≫素晴らしい言葉だと思った。

     


    【Waht is your Goal In Life?】WHY?WHY?をOver and Againしていくと、

     


    その全ての行き着く答えが【HAPPINESS】になったのだと言う。行き着くところはそうなんだと思う。

     


    成功するためにまず第一はCULTURE.全てはこの副産物で出来ている。

     


    ザッポスの全ての取り組みは全てCULTUREの副産物。

     


    だから細かく何をするとか、どうしてくれ、ということはない。

     


    時代の変化にも適応できるだろうし、お客様にGreat Experienceが提供できる。

     


    そしてProfit・Passion・Purpuseこの3つが揃い長期的で持続的な経済活動になる。

     


    ザッポスブランドを作るためのトライアングルは、

     


    ボトムからClothing(商品)、Customer Service(サービス)、Culture(文化)の3C。

     


    お客様には商品を買ってもらうことで、自社のサービスを体感してもらい、企業文化に共感してもらう。

     


    ということ。だから、商品だけ買ってもらって、サービスや企業文化を感じてもらえなかったら、

     


    その意味は半減するんだと思う。

     


    ただ商品だけをガンガン売る、お客様の顔は見えていない、どんな気持ちになったのかも分からない、

     


    という商売のやり方ではダメになっていくんだろうと思う。

     


    “I’ve learned that people will forget what you said,
    people will forget what you did,
    but people will never forget how you made them feel.”
    – Maya Angelou

     


    ですね。

     


    ≪妥協していくと企業文化が崩れていく≫

     


    これも大切な示唆。

     


    起業当初は良いけど、急成長して、組織が大きくなっていくと、

     


    企業文化が浸透しきらない、または少し妥協していく、という形になって、

     


    売上だけが大きくなって、社員からもお客様からも深く愛される企業ではなくなっていく、、、

     


    というのはあまりにも悲しく、そして厳しい未来に直面していくことになると思う。

     


    たぶんどこの企業もザッポスみたいに社員からもお客様からも愛される企業になれればなぁ、

     


    とは思っているけど、うちの会社はまだ、、、とか、売上がもう少し上がらないと出来ないや、、、となっているのではないでしょうか。

     


    どちらが先なのか。

     


    もちろんザッポスの真似をただ単純にするのも間違っていると思う。

     


    企業の独自固有の長所や経営者の目指すところ、信念、個性によっても形は変わってくると思う。

     


    ただ、ベースとなる考え方において、ザッポスの企業のあり方は非常に勉強になると思う。

     


    ≪ザッポスの奇跡≫か≪ザッポス伝説≫は必読だと思います。

     


    ザッポスに行った時の写真はコチラ

  4. 2011.11.07

    東京の老舗巡り

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    土曜日に東京の老舗さんを巡りました。

     


    ブログの題名の通り、老舗さんが大好きなのです。

     


    宮本卯之助さん。http://www.miyamoto-unosuke.co.jp/

     


    太鼓や神輿の製造販売をしている会社様。創業150年の歴史。

     


     


     


    1200万円ほどなり。

     


    太鼓のバチが壁一面に品揃えされている。

     


    また、太鼓や神輿の品揃えと品質はズバ抜けていると思う。

     


    土曜日の昼過ぎだったけど、15人はお客様が入っていた。

     


    ものすごいお客様もこだわったモノが分かる方なんだと思う。

     


     


    次は人形焼の老舗、板倉屋さん。http://www.itakuraya.com/

     


    創業100年の人形焼の専門店。

     


     


    職人さんがその場で手で焼いている。

     


     


    いかつい顔したお人形である。

     


    何が素晴らしいかって焼き場の上に飾ってある道具。

     


    いったい何個型があるのだろうと、見ていてウットリするくらい。

     


     


    次は和紙の専門店、はいばら。http://www.haibara.co.jp/

     


    和紙を手がけて200余年。便箋と色紙を買いました。

     


     


    色紙やお祝い用の金封の品揃えが圧巻でした。

     


    大切な人への色紙を買う時や、大切な人が結婚する時など、また来たいと思いました。

     


     


    次は江戸箒の専門店、白木屋傳兵衛。

     


    めちゃくちゃかっこよかった。創業180余年。

     


     


     


    箒だけで何種類あるんだろう、、、とにかく圧巻。

     


    しかも商品ごとに用途が書かれていて、硯洗い用とか、盆栽のお手入れ用とか、茶釜洗い用などなど、

     


    商品に対する提案が細かい。1つ1つの仕事が本当に細かい。

     


    箒1本1万円を越える商品もザラにありました。

     


    店主と話していると、1組の老夫婦がやってきました。

     


    佐賀からやってこられたようで、聞くと、新婚旅行でここで箒を買ったとのコト。

     


    なくしてしまったので、また欲しい、とのコト。びっくりしました。

     


    たぶん40~50年ぶりくらいだったと思うけど、また来られた。そのことが凄い。

     


    【そこに在る】ということがどれだけ大事なのか感じました。

     


     


    その後、アパレル系の老舗さんを3軒ほど。

     


    壹番館洋服店。創業80年の老舗。http://www.ichibankan.com/

     


    スーツで30万円くらいから。まずはこのお店でスーツを作っても大丈夫な人になることからスタートだと思わせてくれる。

     


     


     


    次は和装小物の銀座くのやさん。http://www.ginza-kunoya.jp/

     


    創業170余年の和装小物の専門店。

     


     


    和装小物、また着物や帯まで取り揃えておりました。

     


    品のある奥様方で店内はぎゅうぎゅう。

     


     


    最後に銀座サエグサ。子供たちのためのスペシャリティストア。

     


    創業140余年。元々は毛糸商。http://www.sayegusa.com/

     


     


     


     


     


    老舗さんの良さやその他の老舗さんのご紹介はまたにするとして、

     


    やはり老舗さんの老舗さんたる所以ってやっぱりあるな、と思う。

     


     


    商品・サービスに対して本当にこだわっている。圧倒的に非効率なくらい。

     


    そして「こだわり」が「らしさ」を生む。

     


    だからそこに行きたい、そこで買いたい。

     


    価格とかは二の次、三の次になる。

     


    スーツで安くて30万、箒は普通の商品だったら1万円くらいする。

     


    でも良いのである。

     


    その箒を買いに佐賀から来られるのである。

     


    ネットショップで老舗と言われるところでも、まだ15年くらい。

     


    みなさん100年続くネットショップになってほしい。

     


    このような老舗は大手が出てきたからとか、戦争が起こったからとかで潰れていない。

     


    そこにあるものを取り入れていかないといけないと思う。

  5. 2011.11.04

    中国視察セミナー ~アリババ~

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    アリババのタオバオモールの事業所に視察に行かせてもらいました。

    なぜアリババは急成長できたか!?3つのポイント。

     


    ・運が良い。

    →タイミングが良い。(WTOの加盟、ITバブルの崩壊で資金が入りやすかったなど)

     


    ・企業文化が独特。これが一番の原因。

    →お客様第一。社員第二。株主第三。社員が使命感をもっている。

     


    ・人事。大きな役割を果たしている。ここが違う。

    社員の募集や福利厚生ではなく、業務推進の後押しに大きな役割。
    人事だけ違う組織図。まったく別のライン。業務も知っていて、人事の仕事も担当している。
    2つの評価指標。KPIが50%(上司がみる)、価値観50%(人事がみる)。
    情熱、誠実、勤勉、お客様第一、チームワークなど。
    上司と部下が話し合う。KPIの達成とそのプロセス。クオーターごとにレビュー。
    20~30人の部署に1人派遣される。

     


     


    2009年から10年の3つの目標

     


    ・1000万社の中小企業をサポートする。

     


    ・1億人の就業チャンスを創り出す。

    1ショップ運営するのに2.85人。雇用が生み出せる。
    今タオバオでは100万人の就業を作り出した。

     


    ・10億人の消費者にショッピングを楽しんでもらう。

     


    ちょっと規模というか、桁が違いました、、、

     


     


    タオバオで売れているトップ3はアパレル、パソコン周辺、バーシャル商品(無形商品)

    次いでベビー。化粧品。雑貨。などが売れている。
    携帯は年に1000万台売れている。
    価格勝負はそれほど。サービスで差別化。納期、アフターサービス、対応の仕方など。
    一般的には損益分岐は200万円くらい。
    これからもやり取りはチャットが続くだろうと考えている。
    チャットは同時に2~30人を対応できる。電話は1人。チャットの方が効率が良い。
    万が一なにかあった時、履歴が残っている。

     


     


    BtoB、BtoC、CtoC全部やっているのはアリババだけ。

    しかもそのシェアが半端ない。凄いとしか言いようがない。
    いつ何がどこの人に売れているのかが分かる。
    中国の人はデリバリーのスピードを凄く気にするらしい。
    となると、いつ何がどこの人に売れているのか分かるアリババとしては、
    その先手を取って、各物流拠点に在庫の振り分けをして、最適化して、
    当日着できる体制を築いていくと思う。
    もちろんこれはアマゾンも考えていることだと思う。
    だから、アマゾンは日本ではFBAで在庫を集めたり、他モールで売れた商品でも配送して、
    全データを手に入れて、在庫を勝手に適正な拠点に割り振って当日着の体制を築こうとしているんだと思う。
    タオバオやアマゾンで商品を買うと、『フフフ、買うと思っていたぜ、そらよ!』という感じで
    半日くらいで届いてしまうのではないだろうか、、、
    楽天ではそれは出来ない。そこが最終的には決定的な差になるのかな、とも思う。
    お客様に近付くことが出来れば、近付くことが出来るほど、高く売れるし、よく売れる。
    コンビニがそう。安くないのに便利だから買ってしまう。
    その役割もタオバオやアマゾンが果たしてしまうとなると、、、
    アマゾンは赤字でタブレットを提供している。
    これもお客様に近付こうとしている1つの作戦。
    入り口と出口ということ。
    アリババも中国では自社OSを発売している。
    ネットショップはもうそこまで来ているのか、、、と勝手に妄想。
    (上記タオバオの話もアマゾンの話も私の勝手な考え)

     


     


    うちの会社では顧客密着という言葉をよく使う。

    顧客に近付いて、お客様が何を望み、何を価値とし、どんな想いなのか、などということと、
    商品を繋ぎ合わせてあげること。この距離を縮めていくのが商売人。
    だから商品のこととお客様のことを誰よりも知っていないといけない。
    それが前提としてグレード別客層別MDが組めるようになるんだと思う。
    あんたにはこれがオススメだよ!といって、価格分の価値の高い商品を提供してあげること。
    これが出来ているショップは価格競争からも逃れられる。

     


     


     


    アリババ様に視察に行かせてもらって、素晴らしい想いと仕組みを教えていただいた。

     


    でもやっぱりアリババ様も一番大切にしているのは【企業文化】と【人】

     


    最終的に行き着くところは一緒なんだと思う。

     


     


    アリババの岡田取締役、赤塚部長、本当にありがとうございました!!

     


    今度はネットショップ経営者の皆様でアメリカ視察ツアーみたいに中国視察ツアー行きたい!

  6. 2011.11.02

    中国視察セミナー ~ヤマト運輸~

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    9月26日~29日に中国視察セミナーを開催させてもらいました。

     


    ヤマト運輸様やアリババ様など多くの企業様にご協力いただきました。

     


    今回はヤマト運輸様のお取り組みを紹介させてもらいます。

     



     


    一番のターゲットは【通販市場】

     


    中国ではECの伸びに物流の伸びがついていけていない。

     


    国が物流の規制緩和と補助金を出し始めている。

     


    元々、ヤマト運輸様はクールと時間帯指定、365日営業、コレクトサービスを付加価値として展開。

     


    ただ現地にうけたのは、【挨拶】と【服装】だったらしいです。

     


    きれいな制服を着ていて、挨拶をしてくれることにお客様が感動してくれる。

     


    中国の現地の運送会社では荷物を置かずに放る、というのがスタンダード(笑)

     


    だから法律!?で地上から何m以上上から荷物は落としてはならない、というものまで出て

    きたらしいです。

     


    また、ダンボールが原型をとどめて届くことの方が稀みたいです。

     


    さらに小学館の総経理ともお食事をさせてもらいましたが、(中国でOggiやAneCanなどで通販を展開されている)

     


    返品の3割の理由はデリバリーによるところとのことでした。

     


    そう思うとヤマト様のサービスがいかに凄いかが分かると思います。

     


    基本的に荷物は会社届けが多い。会社のPCでモノを買っている。

     


    これはなかなか日本の感覚とは違うと思います。

     


    でも事実です。タオバオの本社では、社員の通販の荷物の受け取り場までありました。

     


    会社で昼休みに見せびらかすことがステータスになっているのです。

     


    ヤマト運輸様の何が一番凄いのかと言うと、企業文化が働いている人にまで浸透していることでした。

     


    日本品質のサービスを中国に持っていくのは、よくあることだと思います。

     


    でもなかなかそれを働いている人に浸透していくのが難しい。

     


    【ヤマトは我なり】をヤマト運輸様は中国でも出来ているのです。

     


    研修は日本で30~40日なのに、中国では45~60日。初期教育に時間をかけています。

     


    日本で手をあげた人が中国に教えにくる制度。だからモチベーションが高い。

     


    色んな制度や仕組みはあると思います。

     


    でも一番は会社の姿勢だな、と感じました。会社が働いている人のことを一番に思っている。

     


    中国に教えに来ていた日本人が中国人と同化していました。誰が日本の人か分からないくらい。

     


    それって凄い大事だな、と。

     


    あと一番は、服装と挨拶のところにも書きましたが、お客様が感動してくれること。

     


    やはりここが大事なところだと思います。

     


    ヤマトの制服には名札があります。もちろん責任感を持ってもらう意図もあるとおっしゃられておりましたが、

     


    自分を信じてもらうことにつながるということ。

     


    地域密着は自分を信じてもらうことと一緒という考え方。ヤマトさん、ではなく、○○さん、と。

     


    ヤマト運輸様が荷物を届けるとお客様が笑顔で感謝してくれる。そうすると働いている人も嬉しくなる。

     


    だからもっとお客様のために頑張ろうとする。

     


    素晴らしい企業文化がベースにあり、お客様が感動してくれる商品・サービスがあり、

     


    そのことにより働いている人が喜びを見出せる。働くことに誇りを持つ。我がコト化する。

     


    ステキな善循環に入る。

     


    日本の企業でも本当に理念や企業文化を大事にしている会社様は中国の進出は非常に可能性があると思います。

     


    でも、自社の利益ばかり考えたり、人件費が安いから良いなぁと考えたりしている会社はうまくいかないと思います。

     


    そのくらいのことは働いている人は肌で感じます。管理管理になってしまいます。

     


    そうすると優秀な人から独立していきます。頑張っても報われることが少なかった。ミドルマネジメントも育ちません。

     


    いつまでも品質は高くならず、結果的に良い方向に向かいません。

     


    会社は従業員のため、お客様のため、という考えの日本の素晴らしい経営者が中国へ進出しようとするとうまくいくと思うのです。

     


    中国には夢を持った職場が創れる可能性が多くあると感じました。

     


    それを実践されているヤマト運輸様が中国の流通やライフスタイルを変えてくれる可能性を持っていると思いましたし、

     


    日本の企業が中国に進出する際の心構えやあり方としてモデルとなると思いました。

     


    今回はヤマト運輸の常務執行役員の野田様に様々なご説明をいただき、

     


    また中国の営業部長の峰様に現場をご案内いただきました。

     


    本当にありがとうございました。

     


    現場(営業所・配送所)から私たちが出る時も、自然に従業員のみなさまが外に出てきてくださり、

     


    姿が見えなくなるまでお見送りしてくださいました。

     


    ここにヤマト運輸様の凄さをさらに実感しました。

     


     


     


    【こちらもどうぞ】→中国の素晴らしい会社インハナ様の記事はコチラ

    成都インハナの視察ツアーを2012年1月15日~18日で開催されるみたいです!

    ネットショップの経営者様必見!http://www.genesis-ec.com/log/2011/10/in20121.html

  7. 2011.09.02

    上海・杭州視察ツアー

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    先日、お忙しい中、調整いただいてアリババの岡田取締役と赤塚部長とお会いさせてもらいました。

     


    9月26日27日の上海・杭州視察ツアーの件と中国&世界展開について。

     


    アリババは世界190ヶ国に2000万人の会員を持つ世界最大のBtoBマーケットプレイス。

     


    タオバオは中国イーコマースの80%のシェアを誇り、3.7億人のユーザーを持つCtoC。

     


    タオバオモールは中国ショッピングサイトのシェア50%弱のBtoCサイト。

     


    中国に進出する際にも、世界に進出する際にも、非常に強力なパートナー。

     


    日本にいながらメーカーであれば月額5万円で世界のバイヤーに自社商品を売り込むことが出来ますし、

     


    今急成長のタオバオに進出し、将来の柱となる事業を築くことも出来ると思います。

     


    色んなお話をうかがい、その可能性と未来が素晴らしいものであることを再認識しました。

     


    成功事例もいくつも生み出し、しっかりとした知識・サポートがあれば、中国や世界への展開ももうすぐ一般的なものになると思います。

     


     


    今回の上海・杭州視察ツアーのみならず、日本でのセミナー、具体的な世界&中国進出のあり方・やり方など

     


    様々な形でご一緒させていただきたいと思っております。

     


    どんどん世界・中国の進出などもお手伝いしていきたいと思います。

     


     


    ちなみに上海・杭州視察ツアーではアリババ様やヤマト運輸様や現地で活躍されている

     


    中小企業様や中国進出サポートをされている会社様など色んなところを回ろうと思っております。

     


    9月26日27日(現地集合現地解散)で費用は10万円です。

     


    ご興味いただいた方がいらっしゃいましたら、左上部からメールを送っていただけましたら詳細内容を送らせてもらいます。

     


    中国進出を考えられている企業様は是非!!

  8. 2011.08.10

    ネットショップ本店サイト集客事例(リスティング活用法)

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    ネットショップ本店集客で非常に素晴らしい成果をあげられた方を紹介させてもらいたいと思います。

     


    リスティングの活用法なのですが、昔はひたすら研究してました。

     


    その甲斐あってか、お付き合いをさせてもらっているお祭り用品の一番店の橋本屋様はグーグルの成功事例としてグーグルの小冊子にも載りました。

     


    (橋本屋様が素晴らしいのと、グーグルの担当者が祭り好きだったからではないか!?というのがもっぱらですが(笑))

     


    そのやり方を色んな方にお伝えさせてもらっていますが、それをただひたすら実践していただいている方がいらっしゃいます。

     


    福島県の経営者様なのですが、2年前に新会社の設立からお手伝いをさせてもらっている仲です。

     


    お1人でネットショップを取り組まれたのですが、1年後には1人で月商1200万円を達成されました。

     


    やっぱりネットショップは取り組まれる方の熱意で売上は変わると実感させてもらった次第です。

     


     


    さて、具体的なお話をさせてもらいますと、リスティングは2つの考え方で説明できると思います。

     


    【3C分析】と【一貫性】です。

     


    3C分析を活用して【市場(お客様)】が求めていることで、【競合】が出来てなくて、もしくは弱くて、【自社】が出来ること、もしくは強いこと。

     


    これ以外はリスティングでの費用対効果は悪いと思った方が良いかと思います。

     


    市場が求めていることだけど、競合と一緒くらいの商品力であるならば、費用対効果はイマイチですね。

     


    競合が出来てないことでも、お客様が求めていないことであれば、意味がないですね。

     


    ですので、【商品力が一番ではない】もしくは【独自固有の長所がない】場合においては、

     


    リスティングはどんなやり方をしても、長期的に見たら費用対効果は悪いことになります。

     


    ですので、リスティングを代行させてもらう場合も、広告を打っていく最中で、

     


    あぁ、ダメだな。とか、これは無理だな、と分かってしまいます。

     


    (そんな場合は商品力強化を優先するため、リスティングはやりませんが)

     


    これがまず1つ目。

     


    あっ、あと、この3Cは常に変化するものなので、リスティングのキーワードや広告文や

     


    ページがずっと変わっていないというパターンも危険信号です。

     


    常に市場は変わり、お客様の心情も変わり、競合も変わるのに、リスティングが変わらない訳がありません。

     


    さて、2つ目は、1つ目で出てきた【市場(お客様)】が求めていることで、【競合】が出来てなくて、もしくは弱くて、【自社】が出来ること、もしくは強いこと。

     


    をキーワードにしたらなんだろ?というところを考えて、

     


    その【キーワード】と【広告】と【ページ】の一貫性を持つことです。

     


    この一貫性が無いパターンも多く散見されます。

     


    例えば、単品名だけのキーワードの時の広告と単品名+激安のキーワードの時の広告は違うはずですし、

     


    その先の受け皿となるページも異なるはずです。

     


    単品名もより小属性もしくは小分類でやる方がキーワードとお客様の距離が近付きますので、効果は高くなります。

     


    (もちろん一貫性が担保されていることが前提です)

     


    こうなると勘の良い人は分かると思いますが、広告グループが圧倒的に増えます。

     


    よく間違えるのが、キーワードの数をやたら増やして、登録するパターン。

     


    それをやってみてから、費用対効果の良いものを抽出する、なんていうやり方では効率は良くありません。

     


    その経営者様はこの2つを実践していただくと共に、自分なりのアレンジをしておられます。

     


    【細かすぎて伝わらないノウハウ】というような番組があれば是非推薦したいところです。

     


    10月12日13日に行われます≪ネットショップ繁盛店交流フェア≫でその秘儀を公開してもらえるようにお願いしてみたいと思います。

     


     


    さて、リスティングのお話ですが、商品力と独自固有の長所を磨き、お客様と密着した形での

     


    展開のみ費用対効果が良くなってくると思うのですが、その次の展開がソーシャルメディアだとも思っています。

     


    よりキーワードという概念やPUSH型という形式とは異なるものになりますが、

     


    【商品力と独自固有の長所を磨き、お客様と密着した形】が出来ている会社様が

     


    ソーシャルメディアが台頭してくる世になってこそ活躍されるのだと思います。

     


    ここらへんのことを今年の3月の湯川鶴章さん(TechWave主幹)や石塚しのぶさん(ザッポスの奇跡 著者)と

     


    セミナーをさせてもらった時のことのまとめとかも含めて、どっかで書きたいとも思います。

     


    あと、この方はオススメ商品の作り方も非常に上手でいらっしゃいました。

     


    単品別客層別グレード別のオススメ商品を創られていて、未だにバナーを作ることも、

     


    ページを作ることも出来ませんが、利益率も向上されております。

     


    ここらへんもネットショップの脱価格競争&利益率向上というテーマで取り上げたいと思います。

     


    ネットショップ本店サイトの繁盛事例をドシドシ出していこうと思います。

  9. 2011.07.26

    アパレル会社のバイヤー会議

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    アパレルのバイヤー会議に出席しておりました。

     


    全国十数店舗、年商数十億円のめっちゃ元気な会社様です。

     


    物凄くお客様のことを知っている。現場の目線、現場ならではの分析、素晴らしかった。

     


    また、売れている商品の分析や伸びている客層の分析など売れている要因も分析している。

     


    意外と失敗の分析はするけど、成功の分析はしっかりしていない企業様もあるのではと思う。

     


    成功の分析は自社が当たり前にやっていて、お客様に支持されていることだから、

     


    常に意識していないと、なんで売れているのか、なんで成功しているのか、分からなくなることもある。

     


    失敗の分析よりも大切なことである。

     


    商品がなぜ売れているのか?だれに売れるのか?そこを明確に言える商売人は売れる。

     


    そのレベルと質が大事なのですが、非常にレベルが高い。

     


    あと、よく売れていない企業や伸び悩んでいる企業は商品以外の打ち合わせが多いような気がする。

     


    けど、売れている企業は商品の打ち合わせが大きなウエイトを占めている。

     


    売場がどう、集客がどう、接客がどう、などなど。物凄い大事ですが、商品力を高めることなく、その他の要素を高めても、どうなんだろ!?と思う。

     


    一番地味だし、難しいし、効果がすぐに出ないかもしれない。でも商品力が一番大事。

     


    アパレルで衰退した企業は安易に接客を大事にしようという形に流れてしまったのも大きな要因じゃないか、と私の上司が言っておりました。

     


    そして、私がお伺いしているところは商品ありきの話をしています。

     


    というと、そこは伸びるよ。と言ってました。

     


    お客様のことを把握していて、もっと商品を売るためにはどうしたらいいのか?どんな商品なら売れるか?

     


    というところを現場のスタッフまで全員が考えているんだな、と感じてます。

     


    やっぱり一番お客様と接しているスタッフの人がどれだけそういう視点でお仕事をしているのか。

     


    そこが商品力強化にも非常に大事。

     


    じゃあなんでそんな視点が持てているか?

     


    【仕事が楽しいからだと思う。】

     


    そんな企業創りを経営者や幹部の皆様がしている。

     


    無理にマニュアルや仕組みを作っても、どうなんだろ?

     


    それより、仕事が楽しくて、もっとお客様に喜んでもらうためにはどうしたらいいのか、自主的に考えるような、そんな雰囲気・環境作りをすることが経営者の役目だと思うし、この企業様はそれが出来ていると思う。

     


    だからこそ感度も高いし、質も高い情報が商品力強化の場に出てくる。

     


    素晴らしい循環だと思いました。

  10. 2011.07.25

    業績好調な会社にみる顧客密着のあり方

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    集客と言うことについて前回ブログに書きましたが、大事にしたいのは

     


    ≪お客様との絆≫≪お客様との距離≫です。

     


    昨日、東京でミーティングさせてもらった会社様は福島県浪江の会社様でした。

     


    ショッピングセンターやホームセンターなどを経営されていて、数十億円の会社様でした。

     


    地域でなくてはならない存在。ただ、リアル店舗の方は営業ができない状態です。

     


    でも心は地域のお客様と共にあると感じました。

     


    地域のお客様が今どんな想いでいらっしゃるのか、その方々に喜んでもらうためには何が出来るのか。

     


    そのショップには週に何回も30分でも来てくれていた人たちがいて、お客様はこの販売員さんから買うという絆でつながれてました。

     


    逆に販売員は仕入れの際には、1人1人のお客様の顔が思い浮かびながら仕入れていた。

     


    このオフラインでのつながりや接客や絆をどうやってオンラインで出来るものか。

     


    一緒に考えていました。やはりそこは商売の歴戦の猛者。色んなアイデアが出てきます。

     


    この企業様なら日本版ザッポスみたいなことが出来るのではないか、と思いました。

     


    先日のEC経営研究会の午前中にジェネシスのたくさんにお願いして、ブログコミュニティの作り方を説明してもらいました。

     


    たくさんのブログ→http://www.genesis-ec.com/taku-blog/index.html

     


    前のブログでも書いたお客様がお客様を呼ぶ形を実践されていて、その形をその他の企業様にも提供してくれています。(シーポイント様にも感謝)

     


    ブログ@ナチュラム→http://blog.naturum.ne.jp/

     


    いつもEC経営研究会の後は飲みに行くのですが、(勉強会は13時~18時で、飲み会は18時~27時まで!)

     


    前回その場で、お客様に近付いていったら、良いんだ!という話になりました。

     


    お客様にどれだけ近付けるのか。ネットショップではこの課題に直面してくることになると思います。

     


    お客様に近付くことができれば、安売り競争からも脱却されます。(リアル店舗ではコンビニがそれに当たります)

     


    そのEC経営研究会に無印良品のWEB部長である奥谷様に来ていただきました。

     


    無印はソーシャルを活用されていて、リアルとネットの融合やお客様の声を商品開発に活かす取り組みなど、

     


    先進的な形で進められているので、是非お話をしていただきたいと思いまして、来ていただきました。

     


    奥谷様のご講演から様々な刺激と気付きをいただきましたが、結びの言葉で、

     


    【お客様との会話、対話の塊が我々の新しいブランド価値となり、競争優位と模倣困難性を形成する事になると信じております。】

     


    というメッセージをいただきました。まさにその通りだな、と思いました。

     


    昨日のそのミーティングの後に、ダイシン百貨店に行きました。

     


    【半径500メートル圏内シェア100%】を目指している超・地域密着経営をされている会社です。

     


    その全てにお客様視点というか、お客様と共に歩んでいる、という姿が見て取れます。

     


    商品の品揃えはお客様の求めているもの全て。リアル版ロングテールと呼ばれたこともあるみたいです。

     


    売れ筋確保の死に筋カットとは逆張り。最新の商品ではなく、本当に求められている商品を。

     


    その地域の人のインフラになれるように取り組んでいらっしゃいます。

     


    最近本が出版されました。【下町百貨店ダイシンはなぜ、不況に強いのか】西山敷さん。

     


    業績好調な会社の姿に顧客密着のあり方を感じました。

  11. 2011.06.25

    ブログ再スタート!

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    ブログ半年もサボってました!!

     


    その間にも色々ありまして。

     


    ザッポスの奇跡】の著者である石塚しのぶさんとセミナーをさせてもらったり、

     


    Tech Wave】の主宰をされている湯川鶴章さんとセミナーをさせてもらったり、

     


    ルームトゥリード】というNGOの活動に参加させてもらったり、

     


    日経流通新聞の一面に出たり、中途採用の選考したり、

     


    バングラの国務大臣の弟と会談したり、全社プロジェクトを遂行したり、

     


    仲良くさせてもらっている会社様と日々ドタバタと共に歩ませてもらったり、

     


    去年一緒に海外行きまくった同志が独立したり。。。

     


     


    ちなみに上記同志の会社→わんピースhttp://www.onepi.co.jp/

     


    たぶんスゴイ会社になります。今から要チェックです!!

     


     


    本日は祭り用品の一番店(リアルでもネットでも)の橋本屋様に伺ってました。

     


    150坪の祭り用品専門店はやっぱド迫力です。すごいのヒトコト!

     


    【祭りで日本を元気にする】をドンドン発信していきます。

     


     


    おいらも【船井流で日本を元気にする】をドンドンやっていきます!!!

     


     


     


    →写真がいっぱい&ビジネスネタをシェアします。
    ついったー:http://twitter.com/mchotwit
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    アメリカ視察ツアー奮闘記→http://www.mcho-mcho.com/up/america-inspectiontour/
    アメリカのグーグル、ヤフー、イーベイ、ザッポスに行ってきました。
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  12. 2011.01.29

    shoes of preyとzazzle

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    祭り用品日本一の橋本屋様に行ってきました。今は完全オフシーズン!今のうちにハイシーズンのための準備をしておかなければなりません。3月くらいまでには準備が仕上がるかな、ということで、今年のハイシーズンもワクワクです。

     

    さて、そんな中、色々なところに話は飛ぶのですが、おもしろいサイトを共有しておりました。

     

    まず1つ目がシューズオブプレイshoes of preyというサイトです。これは何かと申しますと、自分1人のための靴が作れるサイトです。しかも簡単に自分のオリジナルが作れる。しかも予算も範囲内に落とし込んできます。色や形状も色んなパターンから選べます。メガネで好調なJINSも同じような形です。

     

    もう1つ。ザズール。こちらも色んな人がデザインを持ち寄って、形状も選べて、1つから購入できる仕組みです。

     

    自分オリジナルのものが色んなパターンの中から作れる。これが時代の要望なのかもしれません。これをどう活かすのか、次にどう行動に繋げるのか。ここが勝負です。

  13. 2011.01.28

    weggle

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    新聞社の記者の方と情報交換しておりました。メディアの方も毎日取材や色んな人と連絡を取り合っていると思いますので、物凄い情報をお持ちでした。

     

    これからの業界の動き。色んな気付きをいただきました。

     

    1つはウィーグル(weggle)という英国の会社。自転車屋さんなのですが、世界的な物流を構えていて、世界中どこでも送料5000円という形になってきているみたいです。世界はここまで小さくなったか!ということを思う次第ですが、もうこうなったら全世界送料500円になる日も近いですね。日本でも送料500円以上取っている会社がまだいる!ということに愕然とする日がくるかもしれません。日本ではもうすぐ全商品送料無料時代に突入していくと思われます。それが当たり前化していくということですよね。それは一部だから、自社はしない!というか出来ない!ではもう時代に取り残されていきます。そうなる時代を見据えて、どうするのか。ここが経営判断になってくるのだと思うのです。情報は非常に重要です。ただ、それを知っているだけではなんともなりません。次の行動に活かしてこその情報です。

  14. 2011.01.26

    海外ビジネスのサポートならグローバルデスク

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    海外ビジネスを色んな形で支援してくださっている会社様の1つにグローバルデスク様があります。元々はアリババマーケティングの一部門だったものが、アリババにこだわることなく、中小企業様の海外ビジネスのサポートということで、幅広く活動できるように、ということで別会社化されております。

     

    海外ビジネスをする上では色んなサポートが必要です。法律の問題、関税の問題、物流の問題、言葉の問題、契約の問題などなど、それぞれの専門化が必要な場合があります。そんな時に強力会社が見つかる場であったり、過去の経験や事例をお伝えいただける場であったり、そういったものをトータルで提供しているのがグローバルデスク様なのです。元々中小企業様の海外ビジネスのお役に立ちたい!という私の想いがあって、そこと本当に合う会社様でしたので、今後とも色んな形でサポートをいただきたい、というお願いをしました。

     

    みなさまも海外ビジネスをお考えでしたら、サポート体制は整いつつあります。気合いを入れて前に進むだけです。

  15. 2011.01.24

    空きスペースの有効活用

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    名古屋のペットショップの繁盛店に突撃。の途中で、JR名古屋駅と地下鉄名古屋駅に行く途中(通路)で肌検診のデミセみたいなものがありました!先週行った福岡のキャナルシティでもエプロンの繁盛店アモリコさんが催事をしていました。ユニクロも品川駅でヒートテックのみのデミセをやっていました。去年行ったノードストロームでは通路でホワイトニングをやっていました。そういう流れなんだな、と感じる次第です。無店舗型と空きスペースの有効活用の流れ。

     

    ペットショップの流れでは、売れる犬種に変化の兆し。この変化の兆しをいち早く察知して、対策を打てるのかがポイント。これは小売業でも一緒のこと。10年位前のペットブームの時にどんなわんちゃんが売れたのか、わんちゃんの寿命が10年くらいなのであれば、2匹目需要が当然出てくる。となると、販売頭数が増えて、それに伴って仕入れ価格が上がってくる。その流れを少し早く把握できていれば、仕入れに関しても、仕込みに関しても手が打てる。これが儲けを生んでいくのだと思います。

  16. 2011.01.16

    福岡の繁盛店(プランツプランツとアメリコとABCマート)

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    本日は福岡に行っておりました。キャナルシティというところを見に行きました。大型商業施設は基本的に好きではないのですが、地元の友人に連れて行ってもらいました。

     

    入ってすぐの廊下の柱でエプロンをかけて催事をしているショップがありました。色とりどりのエプロンだったので、おもしろそうだと思って話しかけると横浜でエプロンの専門店をされているアメリコさんでした。売り方はユニクロが品川駅でヒートテックの専門店をオープンスペースで展開したものと似ております。今回はキャナルシティさんからの要望でこのような形で出店しているということです。柱とその周りだけでしたが、非常に賑わっておりました。何かで一番、そしてメディアがそれを取り上げると、このような販売方法も増えるのかもしれません。また、そのショップ店員はQCVに出たのも効果的だったと話しておりました。

     

    プランツプランツは観葉植物のお店なのですが、今急成長している企業としてチェックしていた企業でした。企業全体としてチャリティに取り組んでいる、また少しアレンジしてオリジナル性を出している、というところが勉強になりました。一緒にいた友達は観葉植物ではなく、はちみつを購入していました。これも1つのおもしろい行動で色んな示唆をもらいました。

     

    あと、ABCマートにひやかしでふらりと入ったのですが、そこで手配りでタイムセールの割引券をもらいました。通常、掛け声などでタイムセールをしたり、POPのみでの訴求でタイムセールをしますが、直接手渡しでタイムセールの割引券をもらったことで、かなりのインパクトがありました。ここからも気付きをもらいました。

     

    やはり色んなお店に行くことが一番勉強になるな、と思いました。

  17. 2011.01.11

    システム営業の極み

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    本日は解決したいことがたくさんあったので、それを全て解決してくれそうなシステムの方と顔合わせをさせてもらいました。

     

    システムの会社様ですが、本来は小売をされている方。その方が自社で使っている仕組みをそのまま販売されている形。ですので、問題点や使用感はばっちり分かっていらっしゃる。かゆいところに手が届く感じ。

     

    だから共感ポイントが多い。

    だからまったく押し売りしない。

    だから表面ではない、そう!!そこなのよ!!というところまで行き届いている。

     

    たぶん何の営業にしても上記の3つを与えてくれる営業マンや商品やソリューションって抜群の支持を得ると思います。

     

    また使用してくれる会社が増えていただけると色んな声やノウハウやご要望もいただいて、さらにそれをカスタマイズしていくことが出来るので、それは自社のためにもなるんです、という営業の方の声にウソはないのだと思う。だからカスタマイズも費用はかからないし、色んな要望をください、と言ってくださった。システム営業はこうでなきゃ!という良いお話だった。

  18. 2011.01.08

    リサイクル着物の繁盛店

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    リサイクル着物の繁盛店様と打ち合わせでした。年末も非常に数字が良く、ギネスを更新できました。ただ1月の今までの数字が過去最高を達成しそうなくらいの数字であることがさらに嬉しいことです。

     

    何が変わったかと申しますと、イベント企画が組めるようになってきたことです。年末は11月の末から毎週1つ企画を展開していきました。また1月の企画もそれに乗せる形で実施できております。

     

    やはり積み重ねと実際の行動が大切なのだと実感しました。ですので、打ち合わせの最後に【いつまでに何をするのか】それは【どのような効果を期待しているのか】ということを落とし込んで、スケジュールにも組み入れるところまでさせてもらいました。

     

    そしてまた検証する。この繰り返しが精度も高まりますし、お客様の層の押し上げに繋がってきているのではないかと思います。

     

    また例えば大手のモールなどで購入された場合の対応法として、それをいかに自社で買ってもらったかという意識付けをすることも非常に大切なことだということで、他社の取り組みを紹介させてもらいました。実際この会社様はモールには出しておりませんが、【このショップで買った】ということを強烈に印象付けなければ、価格競争に陥ったりリピートが付かないということになります。そのためにこのショップで買ったということを印象付けるためのイベントなどもおもしろいかと思います。

  19. 2011.01.05

    2011年マクロ的お話

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    全社研修会という会社の人全員が集まる会がありまして、そこで創業者の船井幸雄がマクロ的なお話で2011年の動向を話しておりました。

     

    株価は上がる、為替は円高(ドルとユーロに対しては。中国に対しては円安)、金利は上がる、債権は横ばいから下がる、物価は前半戦下がって、後半一部上がる、ゴールドは上がる、と言っておりました。

     

    全般に景気はよくならず、中小零細企業は苦しく、失業者も増える。ということです。

     

    厳しい状況が続くからこそ経営の原理原則に基づく経営をしなければならない、小手先のテクニックで取り繕おうとしてはいけない、のだと思いました。

     

    また色んな人が昨年度を振り返り、今年度の方向性や目標などを言い合う場は非常に良いものです。自分の中での方向性や目標なども再度考えさせられる良い場でした。色んな人の方向性や目標を聞くと、またどんな流れだと思っているのだろう、というところにも考えが及び、流れを読む材料としてまた楽しいものでもあります。

  20. 2011.01.04

    日本とアジアの境

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    日本とアジアの境もなくなると思います。というか意識の中でも行動の中でもなくさなければなりません。

     

    去年多くの海外に行って、日本以外のアジアの人の積極性には驚くばかりでした。どこをとっても出遅れています。若い人が国内の政治の状況をギャーギャー言う暇があったら、海外に行って来い!と思う今日この頃です。

     

    情報は物理的制約を受けないので、全世界に駆け巡りますが、今後はもっとモノもヒトも駆け巡ることになります。そこで日本人はどう対応していくでしょうか?世界と渡り合える人が望まれます。そんな人が100万人出てくれば日本の景気も良くなります。23歳から35歳の威勢の良い若者が飛び出すべきです。そうでなければ国境ということで土地は守られていますが、それ以外のものが全て失われていきます。今は円高なので、びっくりするくらいのチャンスなのに、チャンスと捉える風潮が見受けられない。

     

    商圏という概念もサプライチェーンという概念も海外抜きには考えられません。海外に力を入れるということではありません。逆に日本復興のためにも海外を見て、日本でしか創り上げられない物、日本の主力商品、独自固有の長所を作っていかなければなりません。そのためにも1人1人、1つの会社ごとにその意識で何事にも取り組むことが国際競争力向上のためのポイントになると思うのです。