1. 2010.02.16

    一番店の出迎え方

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    建築、不動産系の地域一番店に伺った時のこと。

    そこの会社に着くと、まず≪本日はありがとうございます!会社名+名前+様≫とボードに書かれている。

    おぉ!と度肝を抜かれ、部屋に通されると、喫茶店より凄いドリンクメニューが出てくる。

    営業を受け入れる側がこのような素晴らしい対応を取ると、与える側になれる。

    まず与えまくる。これ大事。営業する側もされる側も。

    だからというわけではないが、お返しに与えることが出来るのであれば、とことんまで!という勢い。

    そこの行動規範がどうなっているのか具体的には知らないが、

    儲かるか・儲からないかとか、お客様に分かるか・分からないかではなく、

    その行動や考え方が正しいか正しくないか、本当にお客様のためになるかならないか、

    その一点で何事も判断していると感じた。

    法人営業している友達に聞いたこと。

    法人営業で大事なのは、先に恩やら利益やらを相手に与えること。

    そうでないと話は聞いてもらえないし、次の関係性に繋がらない。

    どうしたら相手に先に恩やら利益を与えることができるのかを考えること。

    実体験の中から滲み出た言葉なので、本当だろう。

    どんな場面でも与えることは出来る。

    価格だけで勝負するような商売をしていたら、このような考えは生まれてこないだろう。

    とことんお客様や関係各位に与える、与える。

    こういう会社には不景気も関係ないのだと思われる。

  2. 2010.02.15

    繁盛店に見る一貫性

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    繁盛店が持たなければならない一貫性について。

    よく色んなホームページを見るが、

    【客層→キーワード→ページ内容】の概念をもっともっと突き詰めて深めていけばいいのになぁ、と思うHPがたくさんある。

    客層が変わるのであれば、キーワードも変わるし、ページも変えなければならない。

    客層が増えればまず商圏人口が増える。

    キーワードが増えれば商圏人口が増えることと同じ。

    まだまだ出来ることがあると思う。

    この3つの流れの一貫性。これを持つだけで良い。

    よくプライスラインがバラバラのショップがある。

    例えば服屋さんだったら、これとこれ何が違うの?とちゃんと説明できるか。

    生地や仕立てやディテールやデザインがこうこう違うから、値段がこう変わってきます、と。

    それを価値と言ったりして、価格に対する価値が商品だから、

    価値の説明が出来ない人や整理して説明できない人は商品を売ることは出来ない。

    価値には機能と視・触覚的なものに大別され、それぞれに本来的なものと付加的なものがあり・・・

    ってなことを勉強したりもするけど、とりあえず、その価値を知り、それぞれのお客様によって、

    何が合うのかを根拠立てて説明する。

    そうすると、価格のみで判断されずに、お客様に合ったものを提案し、買ってもらえるようになる。

    これが客層別グレード別のMDなんかな、とも思ったりする。

    これが出来てないと、一番安い商品が売れていくだけ、ってな状態になるのかな。

    価格と価値のショップにおける一貫性。

  3. 2010.02.14

    繁盛店から見える風景

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    繁盛店から見える風景って他のお店のものと違うのだろうか。

    アランデュカス氏が手掛けるLe Comptoir de Benoithttp://www.comptoirbenoit-osaka.com/

    1912年創業、パリ「ブノワ」のエスプリを受け継ぐビストロ。

    ブリーゼブリーゼの最上階にありまして、そこから大阪の街が一望できるという環境。

    ご飯代にこの風景も入っているのでしょうな。

    アバターhttp://movies.foxjapan.com/avatar/

    初の3D映画ということで、興行収入も過去最高を塗り替えた作品。

    これからの流れを作るものを体感しておくというのは必要なことだと思う。

    アランデュカスしかりジェームズキャメロンしかり、どのようにして感性を磨いているのだろう。

    デザイン力やイメージの発想力をどうやって高めるんですか?と、建築デザイナーの方に聞いてみた。

    すると、『良いモノを見る。有名な人の作品を見る。本などで勉強する。』という答えが返ってきた。

    やはり現場なのですね。

    売れ続ける=才能×努力×時代性

    才能:自分の出来ること・やりたいことを極める。

    【自分の出来ること・やりたいこと】ってとこがミソ。

    自分の出来ないことをやる・極めるわけではないのであって。

    だから言い換えると≪才能がない≫って言葉は無いのかもしれない。

    努力:とにかくやる。これでいいと思う。根性論?それも結構じゃないかと。

    努力している人は目と言葉と接するとなんとなく分かるような気がする。

    時代性:時代を読む=時流。

    マクロに見るとライフサイクル。ミクロに見ると流行ってコトバになる。

    ブノワしかりアバターしかり売れ続けるための要素を含有している。

    そこの風景も見なければならない。

  4. 2010.02.13

    繁盛店紹介パート3

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    これまでに行った繁盛店をつらつらと紹介。

    時代屋http://www.jidai-ya.com/

    歴史が好きな人には最高にテンションが上がるショップ。

    若女将が対応して色んな話をしてくれた。

    土日には300~400人くらい来る。

    ネットでしか成り立たない商売を束ねてアンテナショップ化したと言う。

    オリジナル商品はあえて追加生産せずに絶版へ。

    ニーズの点を面にし、接客し、ファン化させ、固定化。

    店舗はメーカーに場所を貸しているという考え方。

    セグメントされたショップにしたことで、店員もお客様も質の高い人が揃う。

    素晴らしい善循環の仕組みを構築されたと思う。

    タニザワ鞄。http://www.ginza.jp/tanizawa/

    鞄というコトバを作った鞄屋さん。

    銀座。ダレスバックを初めて作ったところ。めちゃかっこいい。

    インポートブランドの鞄より数倍かっこいい。

    渋谷のSPBS。http://www.shibuyabooks.net/ 本屋さん。

    本屋さん大好き。ほんまに。

    ここは【売る】と【作る】を融合させたショップ。

    本屋がコンセプトを持って、売る以外の要素をもっと持っていってくれたら嬉しい。

    丸ビルと新丸ビルにある

    Studio graphia、case study shop、QUOMIST、THE CONRAN SHOP

    全て行って損はないと思うので、是非。

  5. 2010.02.12

    繁盛店紹介パート2

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    これまでに行った繁盛店をつらつらと紹介。

    まずは焼肉屋の繁盛店。

    但馬屋http://www.tajima-ya.co.jp/

    イーマじゃない方のお店は一見さんお断り。

    門構えが高級感たっぷり。

    VIPルーム的なとこに通されて、担当の人から『そこ先日、小栗旬様が座ってらっしゃいましたよ』と教えてもらう。

    肉はうまい!まじ溶けていく感じ。

    とらちゃんhttp://www.tora-chan.net/top.html法善寺横町。

    とみやhttp://www.fukuda-sinkyu.com/image/tomiya-new.htm天神橋筋商店街。

    一升瓶http://www.issyoubin.com/東海地方の回転寿司ならぬ回転焼肉。

    物語コーポレーションhttp://www.monogatari.co.jp/

    低価格帯ゾーン。ファミリー向け焼肉。一種のコモディティを見る。

    中華の繁盛店。横浜中華街の梅蘭http://www.bairan.jp/pc/の焼きそば。

    おもしろい形をしている。うまい。

    カレーの繁盛店。梨花食堂。うまい。

    おでんの繁盛店。常夜燈http://www.kit.hi-ho.ne.jp/jo-yato/

    美味んぼにも載ってたり、塩爺とか、安藤忠雄さんとか、いっぱい来てる。

    パンの繁盛店。きむらやのパン。http://www.kimuraya-sohonten.co.jp/index.html

    あんぱんを初めて作ったパン屋さん。

    銀座の松屋百貨店の前。

    あんぱんうまっ。あとは売場の作りがおもろい。

    あんぱんが木箱に入って売られている。

    味に関しては分からないので、すべて旨いとしか表現できない。

    是非、一度ご賞味あれ。

  6. 2010.02.11

    社会起業家と繁盛店

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    社会起業家として活躍されている山口絵理子さんの講演。

    良かったので紹介。

    http://www.mother-house.jp/ お店は店員さん達の手作り。

    大学時代にアメリカの貧しい国に投資&融資する銀行に行き、そこに現場がないと感じて、アジア最貧国のバングラディッシュへ。

    すぐ帰るつもりが水も電気もない状態で新生活スタート。

    支援っていうものが現場に届いてないことを痛感し、児童労働が目の前で行われているのに、

    外国から来る人(バイヤー)はそれでもまだ買い叩いている現状。

    たぶん今のままだったら何年経ってもそうなのであろう。

    というところから、かわいそうだから買ってあげる!じゃなくて、これいいから買ってあげる。

    そんなバッグを作ろう!という挑戦。

    援助とか寄付とかではなく、ビジネスという立場へ。

    そっからやばいくらいの苦労とか辛さとかがあって、今がある。みたいな。

    大義がしっかりしてる。

    それはこんなところにも表れている。

    マザーハウスでは接客する人をストリートテラーと呼んでいる。

    どんな想いで、どうやって作っているの?を説明する。

    利益と理念が両立されている模範的な企業であると思われる。

    どちらかに偏ったものではない。

    それが本当に大事。

  7. 2010.02.10

    世界一の資産家

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    KIVA。ご存知ですか?http://www.kiva.org/

    途上国の人がビジネスをすることの支援。

    仕組みを説明するのは難しいので省きますが、個人が個人を支援する形。

    これのモデルになったのがグラミン銀行の貧困層を対象にした比較的低金利の無担保融資。

    ノーベル平和賞も受賞。

    さて、自分の最も好きな経営者の1人。バフェット。

    バフェット本はけっこう読んだ。

    世界の長者番付1位と2位の対談。

    英語と日本語が対になっていて英語の勉強にもなる。

    2人で資産910億ドル。世界の貧しい国70ヶ国のGDPに匹敵する。

    バフェットはその資産の99%を慈善団体に寄付すると言い、一昨年85%を寄付した。

    こんな取り組みがあったり、想いがあったりするのに、あんまり良くなっていないような印象を持ってしまうのはなんでだろう?とも思ったりする。

    メリムンドhttp://www.melimundo.com/とかも同じような形かな。

    日本でも【MAKE A WISH】http://www.mawj.org/

    子供達の夢を叶えるサポートをする団体。

    HPでは活動がなかなか分かりにくいのが残念だが、子供達の夢がたくさん書かれたパンフレットを読んだ。

    そこで一番多かった夢が≪ディズニーランドに行きたい≫だった。

    夢の対象になるディズニーランドって凄いな、と初めて思った。

    自分に出来る小さい何か、が、子供の夢に繋がる、そうであれば、何でも協力させてもらいます、と伝える。

    こうした活動が世界中を豊かにしていくのかな、と。

  8. 2010.02.09

    ショッピングモールの繁盛店

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    ショッピングモールに入っている繁盛店のレポート。

    まずは西宮ガーデンに入っている繁盛店。

    【COLD STONE】http://www.coldstonecreamery.co.jp/

    アイス屋さん。

    【YEVS】http://www.yevs.jp/

    デイリーな都会的リアルクローズを提案する進化系低価格ブランド。

    関西初出店。価格と価値のバランス。

    【LUSH】http://www.lushjapan.com/

    実演販売をやってたり、店舗の作り方だったり。

    あとは、いたるところに自社のコンセプトをうたってるとこ。

    紙袋にもコンセプトが書かれていて、かなりの宣伝効果だろう。

    【カリモク60】http://www.karimoku60.com/

    専門店としては関西初出店。インテリア。

    店内のデジタルサイネージで製造行程の映像を流してた。

    東京ミッドタウンの繁盛店。

    【patisserie Sadaharu AOKI paris】http://www.sadaharuaoki.com/

    どんな商品売っているんかな、と思ったら、えらいビックリの価格のクッキーが。1枚270円。

    【THE COVER NIPPON】http://www.thecovernippon.jp/

    日本の伝統工芸をチョイスして、展示。圧倒される。

    【箸長】東京の大商圏だから成り立つ業態。お箸の品揃えに圧巻。

    ミッドランドスクエアの繁盛店。

    【サロンドモンシュシュ】http://mon-chouchou.com/index.html 堂島ロール。

    物凄い行列。大阪が本場。

  9. 2010.02.08

    繁盛店紹介パート1

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    これまでに行った繁盛店をつらつらと紹介。

    福岡の中洲にある二葉鮨鮨屋。

    最高の大将。

    あわび、はばねろ、すっぽんなどなど、ここに行くといろんなものが食える。マジうまい。

    熊本にある菅乃屋。

    馬刺しなら日本一だと思われる。

    何回か食べに行ったが、マジうまい。特にハリハリ鍋。絶品。

    名古屋にある赤から。

    お鍋屋さんである。一番憧れている先輩に教えてもらったお店。

    マジうまい。辛いがうまい。

    東京にあるネルソンバー。

    1コインで飲めるお店。強い酒がうまい。

    歌舞伎座の裏の小道に入ったようなところにある。

    東京にある洋食屋・CANDLE。

    三島由紀夫や川端康成なんかのサインも置いてある。それだけでテンションが上がる。

    大阪で2つ。

    2008年の年末、徹夜続きの時に開拓した店。まず1つ目。

    ばってんよかとぉhttp://www.genki-factory.com/html/list/yoka_ten.html居酒屋の繁盛店。

    めちゃうま&げきやす。

    千草http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27002204/お好み焼きの繁盛店。

    下町のおふくろの味。両方とも天神橋筋商店街から小道に入ったところにある。

    最後に亀寿司。http://homepage2.nifty.com/kamesusi/index.html

    お初天神らへんにある50年以上続いてるお寿司屋さん。

    ホームページがいけてないのも粋。

    お寿司もおいしかったけど、握る職人さんがかっちょよかった。

    食べ方はおいらに任しとき!みたいな。

    んで、どや!?オレの言った通りやろ!!みたいな。

    ・ホームページがないのが逆にブランディングになるかもしれない。

  10. 2010.02.07

    京都繁盛店を巡る旅パート5

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    京都の繁盛店を巡る旅もパート5。前日に引き続き。

    タクシーに乗ると、おもしろい人だった。

    おもしろいお店教えて!と言うと、

    金平糖の専門店。緑寿庵清水http://www.konpeito.co.jp/創業140年以上。

    皇室の引出物の常連。

    この金平糖をボンボニエール(皇室の慶事に欠かせない入れ物)に入れて配る。

    1粒作るのに2週間かかるのだと。

    また色々教えたるわ、と運転手さんが名刺をくれた。

    京都研究会みたいなとこに所属しておられる。

    だから通常見れないところを色々連れてってくれるらしい。

    夜飯は【いもぼう】http://www.imobou.com/top/top.html

    創業300年。前々から行きたかった。めちゃめちゃうまい。

    いも・・・最高。

    最初から日本酒を頼み、畳の部屋で庭園を眺めながら、旨いメシを食う。至福。

    かに食うわ、いも食うわ、ぼうだら食うわ。飲むわ。

    やっぱ老舗の味を知っとかんといかんですね。

    中途半端なとこでメシ食うぐらいなら少し高いけど、こんなとこで食う方がステキだなと。

    これからはメシも繁盛店、老舗に極力行こうと思う。

    京都の繁盛店を巡りながら、想いを馳せたこと。

    【遠くをはかる者は者は富み、近くをはかる者は貧す】

    【損得で考えるより、尊徳で考える】

    【ネイティブアメリカンのイロコイ族は「7世代」先を考えて、物事を決めるという哲学を持っている】

    社会人になるまで、「give and take」しか知らなかった。

    社会人1年目で「give and give」(見返りを求めず、与える)を知り、

    社会人2年目で「give away」(与え尽くす)を知り、

    社会人3年目で「give and forgot」(与えたことさえ忘れてしまう)を知る。

    京都の繁盛店にはそう思わせる何かがあった。

  11. 2010.02.06

    京都繁盛店を巡る旅パート4

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    京都の繁盛店を巡る旅もパート4に。

    会社の同期と2人でせっかくだから着物を着て、京都の繁盛店を巡ろうと。

    雪降る京都の街を着物着て歩くのもなかなか粋でした。

    まず、西陣織会館で【西陣織】の体験からスタート。http://www.nishijin.or.jp/index.html

    糸をどう紡ぐか。手織りの機械の構造。

    足と手をパタパタさせてどこがどう動き、どうなるのか。などなど。

    いやはや楽しかった。

    こういうのを体験すると大量生産で機械でどばーっと作った安いものよりも手織りの商品の方が良いな、と思いますね。

    さらに西陣織会館では実際に職人さんが商品を作っているとこを見ることが出来る。

    職人さん大好きの血が騒ぎ、色々しゃべった。

    体験ではやってないけど、色や柄の出し方。

    糸の色の染め方など。

    次に丸益西村屋で【友禅染の体験】http://www.kyo-komachi.com/

    自分で染める物(ハンカチ!?暖簾!?など)を決め、柄を決める。

    柄の型紙をその物に貼り付け、染めていく。

    染料は8つ。

    その色の中で濃淡を付けたり、色の組み合わせで色を出したりする。

    ボクは商売繁盛を祈願して、招き猫と梟の柄を選ぶ。

    染めるということの一端を垣間見れた。

    【舞妓さんとお遊び】http://www.kanikakuni.com/

    1つ1つの所作、言葉遣い、しびれた。はんなり。

    【岡重】http://www.okaju.com/

    【もの言わぬものに、もの言わすモノづくり】いかしている。

    もともと羽裏(着物の裏)の柄を作っていた染屋さんだった。

    羽裏は派手な柄が多い。

    見えないところに贅を施すのが粋という考えなのである。

    今は羽裏だけではなく、その柄を元に色んな商品展開をしている。

    着物で行ったので、色々聞けたし、よくしてもらった。皇后様もお買いになられて愛用されていたり、欧州の有名鞄屋さんとコラボしたバッグは70万円以上。

    自分が色んな老舗や繁盛店を回っているという話をすると、斎造酢店なる老舗を教えてくださった。

    創業190年。そこに行かないと絶対買えない。

    知らない人は店前を通り過ぎるだろう。そんなとこ。ホームページもない。そんなとこ。

  12. 2010.02.05

    雨水タンクの一番店【節水村】の次なる価値創造

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    雨水タンクの一番店【節水村】の専務から教えてもらいました。

    美酒鍋http://www.mujou.co.jp/おいしそう。

    さて、商売をしている中では【お金を受け取る方と払う方】がいる。

    この払う方の人が受け取る方の人に対する言葉や姿勢って大事やと思う。

    営業とかやと、どうしたらうまくお金を受け取る(受注)出来るのか、ということに苦心する。

    営業うまい人はけっこういると思う。

    けど、払う方としてうまい人って凄いと思う。

    ここの専務さんはうまいと思う。

    さらにすごいところは問屋さんにもメーカーさんにも何かメリットを与えることが出来ないかと、常に考えているところ。

    色んな提案をすると、そうしてもらうには、何か先方にもメリットがないとダメだよね。とおっしゃられる。

    共存共栄。

    の考え方がしっかり根付いているのだと思う。

    さて、そんな節水村の次なる価値創造としてフェアトレードを世の中に広めることを考えている。

    今このような活動を知っている人にはあえて強烈にアプローチはしない。

    今まだ知っていない人、知っているけど行動していない人にどう動機付けていくか。

    知っている人にアプローチしても同じ市場でシェアを奪い合うだけ。

    未来が無い。

    そのために、様々なフェアトレードショップを見て回った。

    表参道のピープルツリーhttp://www.peopletree.co.jp/
    渋谷のグラスルーツhttp://grassroots.jp/
    亀戸のスローウォーターカフェhttp://www.slowwatercafe.com/cafe-index.html
    入谷のマザーハウス(本店)http://www.mother-house.jp/

    をプラプラと。

    感じたこと。

    もっとウリウリしていいのではないかな、と。

    良いことをしている人たちって「売る」ってのが苦手だったりする。

    すごくもったいない。

    理念と利益が共存するショップとして成り立たせたいと思う。

  13. 2010.02.04

    美容室の繁盛店の新規事業立ち上げ

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    繁盛店がさらに前に進もうとしている。

    誰でも現状維持がいちばん楽、だから一歩を踏み出せないのが普通。

    でもそこは違った。

    新規事業としても伸びていっている。

    【今伸びているところは欠点だらけかもしれない】と上司が言っていた。

    そう。別に欠点だらけでもOKなんだよな。

    欠点は余りある長所でカバーできる。

    欠点に目を向けるより、長所を伸ばそう!といううちの会社の教え。

    欠点ばっかり直そうとすると平均的になる。

    それは無味乾燥。

    伸びている会社さんもよく見ると欠点だらけ。

    進みながら、ほんまにやばいとこは修正する。

    止まって修正することはない。

    そうやってオープンからずっとやってきた。

    でもやっぱオープン前って忙しかった。

    特に今までとはまったく別の商売を始める時は特に。

    でも知らないことにチャレンジして、道を拓いていく姿ってやっぱかっこいい。

    しかもそこの方はどんなことがあっても、動ぜずに対処し、他責にしなかった。

    素晴らしいスタンスであると思う。

  14. 2010.02.03

    一番店や繁盛店は真似される?

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    一番店や繁盛店は常に真似されるものであると思う。

    それは仕方ないし、良いのではないかと。

    弊社社長が人間は能力にそんなに差はない。

    考え方・スタンスが差になる。と言っていた。

    激しく同感。考え方・スタンスとやるかやらないか、この3つが差になるんじゃないかと。

    今の世の中、いろんなもんがパクれる。

    ビジネスモデルやら、うまくいった例やら。

    でも【その人が感じたこと】ってパクれない。

    その人の内側から出てくるもの。

    だから、感じる力・考える力って凄く大事。

    それが代替不可能な人間・仕事を生んでいくのだと思う。

    礼記の「記問の学、以て人の師と為すに足らず」

    物知りではあっても、自分で物事を考えることが出来ないとダメ。

    ほんま知識より知恵。

    それは学歴じゃない。

    あと、「女君子儒と為れ、小人儒と為る無かれ」。

    教養人であれ。知識人に終わるなかれ。教養って知識と道徳との両方が身に付いていること。

    そういう人(教養人)を作ることが教育。

    知識だけを教えるのは、教育ではなく、歪んだ人間を作っているだけのことだと。

    ≪脳で記憶せずに、心で記憶する≫ということ。

    脳で記憶したら忘れてまうけど、心で記憶したら忘れない。

    上の3つの話って繋がっていると思う。

    ・感じたこと、考えたこと>知識。

    ・心>頭

  15. 2010.02.02

    繁盛店の不景気心得

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    繁盛店であると、不景気は関係ないと感じる。

    さて、不景気対応ということで、パナソニックと阪急。

    前に起こった大不況はもちろん1929年。

    パナソニックには「不況心得」という不況時の指針があるようで。

    パナソニックの創業は1918年。もうすぐ100年企業の仲間入り。

    1)不況といい好況といい人間がつくり出したものである。人間がそれを無くせないはずはない。
    2)不況は贅肉を取るための注射である。今より健康になるための薬であるからいたずらにおびえてはならない。
    3)不況は物の価値を知るための得難い経験である。
    4)不況の時こそ会社発展の千載一遇の好機である。商売は考え方一つ、やりかた一つでどうにでもなるものだ。
    5)かつてない困難、かつてない不況からはかつてない革新が生まれる。それは技術における革新、製品開発、販売、宣伝、営業における革新である。そしてかつてない革新からはかつてない飛躍が生まれる。
    6)不況、難局こそ何が正しいかを考える好機である。不況のときこそ事を起こすべし。
    7)不況の時は素直な心で、お互い不信感を持たず、対処すべき正しい道を求めることである。そのためには一人一人の良心を涵養しなければならない。
    8)不況のときは何が正しいか考え、訴え、改革せよ。
    9)不景気になると商品が吟味され、経営が吟味され、経営者が吟味されて、そして事が決せられる。従って非常にいい経営者のもとに人が育っている会社は好況のときは勿論、不況のときにはさらに伸びる。
    10)不景気になっても志さえしっかりと持っておれば、それは人を育てさらに経営の体質を強化する絶好のチャンスである。

    素晴らしい。

    小林一三の阪急百貨店本店の増床も大恐慌の時。

    その時の増床があるからこそ、今の阪急百貨店があると思う。

    ・環境や状況をどう捉えるか。

  16. 2010.02.01

    WEBを使った繁盛店

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    繁盛するためにWEBを使うというのではなく、WEBは1つのツール。

    WEBが世に出てまだ数年だろうか。

    WEBが出てきてから消費行動がやはり変わっていっていると思う。

    消費者の力が断然に強くなった。

    1つは消費者の商品を探す力が強くなったこと。

    商品を探す力が強くなると、購買経験が増えて、良い物を探すようになる。

    目が肥えるというのだろうか。

    そうすると、メーカーはより良い物作りをするようになる。

    卸・小売はより良い物・提案を。となる。

    2つ目が情報発信できるようになったこと。

    商品購買の意思決定にブログやレビューを参考にする人が増えている。

    メーカーが伝える一方的な良さだけをPRした宣伝は意味をなさなくなるかもしれない。

    本当に使用してみて、良かったら良い評価をし、悪かったら悪い評価をする。

    この2つを見ると、やはり最後は≪本当に良い商品≫が売れる世の中になると考えられる。

    土屋鞄の本店に行ったことがある。http://www.tsuchiya-kaban.jp/

    売場と工場が繋がってて、ランドセル職人の仕事風景が見えるようになっている。

    やっぱ職人さんかっこいいなぁ、と思いながら。

    子供が嬉しそうにランドセル背負ってる。

    その姿を親が撮る。

    子供が喜ぶ姿を見て、親もショップの人も喜んでる。

    ここはWEBをうまく使って繁盛店になった店である。

    良い物を作っている人がどうやって世の中にPRしていけばいいのかのお手本となるショップだと思う。

    特にメルマガは秀逸なので、是非。

  17. 2010.01.31

    繁盛店に見る原点回帰パート2

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    繁盛店に見る原点回帰パート2ということで、【心価】という概念。

    心価http://www.mmm.ne.jp/nextworks/shinka/shinka.html

    価格の決定は、原価ベースではなく、心価を根拠に行われるのが本来の姿かもしれない。

    心価が成立する前提に、それを提供する立場に対し、少なからず尊敬の念を抱くことによって生まれ、

    受け取る側がその価値に対して正しい知識を持っている場合にしか生まれない。

    この頃思うこと。

    なんか出来るとか、知ってるとか、そんなことはいらないようになってくると思われる。

    小手先のかるーいのは価値を失う。

    全体的にも本質的な価値に立ち返る年になりそう。

    なんか出来るなら自分の周りとかある業界で一番とかそんなレベルでないと意味は無い。

    知っているなら、とことんマニアのレベルまで。

    その分野なら何聞いても即座に返ってきて、しかもさらに聞かれたことの背景と本質を見抜いて、プラスアルファの提案するくらいのレベル。

    ≪出来る・知ってる≫から≪創り出す・発信(発見)する≫へ。昇華させる。

    ≪n(一般大衆)の中の1≫から≪1の中の1≫へ。

    ≪誰にでも出来ること≫から≪自分にしか出来ないこと≫へ。

    別にどこの会社であろうが、どんな仕事内容であろうが一緒。

    世の中に対してどのくらいの価値を創り出したか、インパクトを与えたか。

    ここらへんがよりシビアに大切になってくると感じる。

    独自固有の価値と言い換えることも出来る。

    みんなある。必ず。

    それを伸ばそうとするか、見つけようとするか、努力しているか。

  18. 2010.01.30

    繁盛店に見る原点回帰

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    繁盛店に見る原点回帰というお題。

    前日からの日記とも繋がりますが、モノには成り立つ過程があって、モノになる種がある。

    そこを見ずして、というか見なくても完成品が溢れてる。

    中学の頃に、鶏を絞めて(逆さ吊りにして、頚動脈切って、皮めくって・・・)食べ物の成り立ちを知る。

    服も同じ。綿の種から発芽し、成長し、綿がひらく。

    お祭り屋さんの専務からアパレルの仕事をしているから、本当は服の原材料を知らないといけない。

    どのように育ち、どのようなモノが良いのか。

    そこを知らずして、商売は立ち行かない、と。

    外側のデザインではない。

    モノの本質を決める価値の部分。

    『おぉ、その服かっこいいやん』ではなく、『おぉ、その綿最高やな』となる日が来ないだろうか・・・来ないな。

    一般消費者は良いのだろう、知らなくても。

    そして販売側もそんなことをお客様に伝えることなんてほとんどないだろう。

    けど、それを知っていて販売してるのと、知らずに販売してるのでは、目に見えない明らかな差が生まれてくると思う。

    ライフサイクルが進んだ業種・業界は≪モノ≫から≪コト≫へ。

    ただ、これからは≪コト≫から≪本質的差別化へ≫ってな感じになるのでは?と思う。

    【目に見えないところの価値】

    【本物(本質)への回帰】

    が大切になると思う。

  19. 2010.01.29

    人形の繁盛店【久月】

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    人形の繁盛店【久月】に行った時の話。

    久月http://www.kyugetsu.com/久月は170年以上の歴史を持つ人形屋さん。

    ここでは店員さんと話し込んで、人形の魅力や業界のことなど色々聞いた。

    まず一番思ったのが、買う側のレベル。

    今の時代、安くて良いものが良いものとされる傾向にある。

    そして、手間隙がかかり、高くて本当に良いものが売れなくなっている。

    それは、買う側がその良さを理解できるレベルに達していないことも多くあると思う。

    モノの価値を見抜けるかどうか。

    ただ、高いものを買ったり、食ったりして、お題目を唱えるのも違う。

    本当にその価値を知り、道を知り、そこに一種の畏怖すら感じて初めて本物を買うに値するのだと思う。

    前日の日記に出てきたお人形メーカーの人と話していた時のこと。

    お人形は価格幅が大きい。しかもなんでその価格になっているのかが分かりにくい。

    見た目同じようなものでも価格が倍違うものもある。

    そこを伝えないと、ただの価格勝負になってしまう。

    色々聞いていくと、細かいところに違いがたくさんある。

    お人形様の柄。これも総柄の帯から取ったものか、ポイントの付いた帯から取ったものか。

    お顔も何重にして、頬紅の感じを出しているのか、などなど。

    たくさんのお人形様を見ていると、分かってくる。そうなると楽しい。

    ・価値を知るにはとことん話を聞くこと。

  20. 2010.01.28

    祭り用品の一番店【橋本屋】

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    祭り用品の一番店橋本屋様の周りにはたくさんの繁盛店がある。

    去年の忘年会で行った【ありがとう】まず看板がすごい。

    店に入ってからも、出迎えのお手紙があり、おはしにもありがとうがあり、【ありがとう】の文字で【夢】という字を作っている。

    お品書きは○○円ではなくて、○○縁と書かれている。感謝の気持ちが滲み出ている。

    次に【がっこー】さん。

    本当に学校!!机も椅子も黒板も教科書も給食も!!

    すごい色んなメディアにも取り上げられて、真似をした飲食店が日本中にあるみたいだけど、本家本元に行ってきました。

    あげパンが食べられる。

    お客様はテンションが上がり、おいしい給食をいただく。

    スタッフの人は楽しそうに運営されていて、こっちも笑顔になる。

    サービスを受ける側も提供する側もお互い駆け引き無しにハッピーになれる商売って気持ちが良い。

    最後に人形メーカー様。

    お人形をどう売ったらいいのか分からなかったので、メーカー様にヒアリングさせてもらった。

    そこの常務さんに色々話を伺った。日本の伝統を守りたい。

    だから、そのためなら他のメーカーさんのものでもいいから、お子さんが生まれたらお人形を贈る習慣を持って欲しい。

    そこは年毎の売上に一喜一憂しない。

    お客様はその昔子供だった子が親になり、帰ってきてくれると考えたら、リピートは25年後くらい。

    長い目で商売しているのです。と。

    また、お雛様をちゃんとしてもらった人がお母さんになると熱心に選ばれる。

    そしてそのような人は気配り心配りが出来る。話していたら、分かりますよ。とおっしゃられていた。

    最後に、橋本屋の専務はメールやブログの最後に【愛感謝】と書いている。

    コトバの中でも強いパワーを持つのが【愛】と【感謝】を表現する言葉らしい。

    ・根底にある感謝の気持ちが繁盛の根底。