1. 2012.07.11

    香川の繁盛店と老舗(宝生堂、吉岡源平餅本舗、熊岡菓子、三友堂)

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    香川県高松市と善光寺市の繁盛店と老舗をプラプラと。

     


    まずは高松の三越のちょうど裏手にある【三友堂】(HP無し)

     


    香川県高松市の老舗和菓子屋さんの三友堂は明治5年創業。

     


    女将さんに聞くと、明治維新で武士が鍛冶屋になったり、お菓子屋さんになったのだと言う。

     


    色んな老舗さんに行きますが、創業140年くらいが多いのはこの頃の武士が職を求めて商売をしだしたんだなぁ、と納得。

     


    だから老舗さんには武士の魂が残ってるのかもしれません。

     


    お菓子はこんな感じ↓↓

     


     


    次に三友堂の並びをずっと琴電方面に行くと出てくる吉岡源平餅本舗。

     


    お店に入ると、誰もいないなーと思っていたら、

     


    『おおばあば!お客さんだよーー!!』とかわいい小さい子の大きな声。

     


    すると、まさに≪おおばあば≫と呼ばれるにふさわしい気品溢れるばあちゃんが。

     


    『おおばあばなんですね!』と言うとにっこりして、『はい、ひ孫なんです』と。

     


    今は孫の代が暖簾を守っていて、6代目。おおばあばは4代目。

     


    ステキな家族経営の老舗さんである。カウンターの奥では商品を作られている。

     


    お菓子はもちろん源平餅。

     


     


    琴電に乗り込んで、香川で一番行きたかっためがねの繁盛店・宝生堂さんへ。

     


     


    まず店内に入ると、家族連れのお客様が多数来店中。

     


    邪魔しないようにお店の中をプラプラ。その間も店員さんとお客様の張りのある元気な声が聞こえてくる。

     


    店員さんみんな楽しそうで、それがお客様にも伝播してるように、お客様も笑顔である。

     


    フラフラしてると河田さんが出てきてくださり、ご挨拶。

     


    行くと伝えていなかったのに、めちゃくちゃ丁寧にご対応してくださる。

     


    店内を案内していただきながら、色んなことを教えていただきました。

     


    基本的には3倍。売場もアイテム数もメンテナンス道具も。さすが一番店。

     


    目の検査についても5m視力検査室を持っている。今は少ない売場で効率的に、となっているから小型測定機が主流。

     


    ただ、一番正確に視力が測れる5mの場所を確保している。95%か100%かの違いだと言う。

     


    せっかく5m検査をしていたのに、お客様に古いと言われたので、小型測定機も買われたのだという。どこまでこだわるか。

     


    またメーカーから色んなものをくれたり、買ったりするけど、自社の基準に満たないものは使用しない。

     


    そして自分たちで作り上げるのだと言う。POPもそう。メガネ姿の確認のビデオカメラもそう。

     


    などなど、自分たちの基準を明確にして、それに対する妥協は無し。

     


    お客様にしっかり伝えたり、自社で試行錯誤しながらこだわり抜く。

     


    そのためには人も必要。実際に平均のメガネ屋さんの2倍くらい人がいるみたい。

     


    大手やチェーンは効率化を掲げ、人手を減らしていく時代の中、そこは効率化を求めず、

     


    お客様のためにお客様と商品と向き合う時間と質を高めること。

     


    河田様からも『大手が人を減らしてるんだったら、中小は増やさないと。大手の逆をやらないと。』と教えていただきました。

     


    ほんとそう。そのためにしっかりお客様を呼んで、利益も出さないといけないけど。

     


    卵が先か鶏が先かみたいな話になってしまいますが、これからの中小企業が儲かるためには人を入れていかないといけないと思う。

     


    儲かるから人を入れることが出来るということも分かりますが、儲かるために人を入れる。

     


    この舵取りが大事になるかな、と。

     


    お客様に対するところや、自社が大事にしたいものに対しては非効率化しないといけないと思う。

     


    それ以外のところの効率化はもちろん必要だけど。これからは非効率化へ。

     


    それが差別化になる。人と人との触れ合いの中で、良いお客様が良いお客様を呼ぶ流れを創る。

     


    プロの商売人が徹底的に商品とお客様のことを知る。それ相応のお客様が来る。

     


    ココロを揺り動かされて、購入し、満足し、また良いお客様を連れてきてくれる。

     


    永く続く老舗や繁盛店はこの流れがある。良いお客様で満ちている。

     


    チラシも何回も見返して、勉強させてもらいます!

     


     


    もちろん商品構成なども抜群でした。

     


     


    高松を後にして、善光寺へ。

     


    善光寺の隣にある堅パンで有名な熊岡菓子店へ。

     


    こちらの熊岡菓子店さんも古く明治29年創業の老舗企業。

     


    こちらも家と店と作る場所が一体化している昔ながらの形態を残しているお店。

     


    道からフラッと見ると、

     


     


    こんな感じで堅パンが並んでいますが、1枚15円とか30円とか。

     


    お店構えが最高に良い感じ。四国八十八箇所のお遍路さんをしている人たちにとっては良いお休み処だと思われます。

     


     


     


    香川に行く際はうどんばっかり食べてないで、その地域の繁盛しているお店や老舗さんに行くと

     


    また違った深みのある旅になると思います。

     


    地域のこと、歴史、他のステキなお店などなど教えてくれます。

     


    そして人間味溢れる人との出逢いが一番の醍醐味。

  2. 2010.10.06

    ギフトショップの繁盛店

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    ギフトショップの繁盛店の経営者と打ち合わせでした。

     

    ここの経営者の方は物凄く色んなことを知っていて、

     

    勉強好きで私もいつも多くのことを学ばせてもらっています。

     

    この日の前日にも千葉県に行っていたとのこと。

     

    何をしに行ったのかというと、メガネを作りにいったのだそうです。

     

    それだけのために行ったというのです。

     

    それは千葉のメガネ屋さん。メガネのとよふくhttp://www.toyofukuoptic.co.jp/

     

    千葉のド田舎らしいですが、大繁盛店。

     

    予約が3ヶ月くらい先まで埋まっているらしいです。検査に1時間半くらいかかり、

     

    【目からその人】を分析して、提案してくれます。

     

    そしてビックリするくらいの知識量で、新しい気付きを与えてくれるらしいです。

     

    右目でモノを見るクセがあって、右目に緊張感があるということから、

     

    これはやりたいことはあるけど、出来ていない人だ、とか、

     

    1つのモノを見るのに、多方向から見ている。いろんな視点からモノを見ているクセがある、とか。

     

    ワンプライスメガネが流行っている時に定価売りで商売をされていて、しめて13万円。

     

    それを聞いて思ったこと。

     

    【自分でも知らない自分のことを教えてくれる人】にはお金を出すものだなぁ、と。

     

    そこに納得性があれば。

     

    モノの売り方に置き換えると、価格→価値/価格→プライスレスという流れの中で、

     

    プライスレスのゾーンに突入した売り方だと思いました。

  3. 2010.04.10

    ゾフプラスとワッシーズと5okaiなど大阪の繁盛店巡り

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    大阪の繁盛店巡り。

    まず天王寺にある【zoff+:http://www.zoff.co.jp/shop/69/】へ。

    メガネ屋さんである。

    zoff(ゾフ)ではなく、zoff+(ゾフプラス)でなければならない。

    それは【コンソメ:http://www.consomme.jp/】を取り扱っているから。

    コンソメのコンセプトは【ケーキショップでお気に入りのスイーツを探すように】である。

    凄い繁盛していた。30分の間にレンズまでの購入が3~4人はいたような気がする。

    種類が多いし、カラフル。ラインストーンが縁にあるメガネまで置いている。

    コンタクトレンズ入れまでもオシャレ。

    コンタクトレンズを外させて、メガネをかけさせるのをオシャレに促しているようにも感じた。

    店員さんから教えてもらったこと。

    10年前はメガネは目が悪い人のものだった。

    けど、価格が下がり始めてから、オシャレの1つとしても使われるようになったり、2本目の需要が増えてきた。

    そのようなお話をしてくれたのだが、そこから何をしたのかというところがゾフが調子の良いところだと思う。

    増えてきた層はどうこだろう、そこはどんなニーズがあるのか、じゃあどうしたらいいのか、としてやってきたのだと言う。

    商品は全てオリジナル。

    次に【ワッシーズ:http://www.wassys.co.jp/

    ワインの専門店。

    ここのメルマガがおもしろい。

    ワインに対する薀蓄もあれば、おもしろい話まである。

    リアル店舗があると聞いて、楽しみにしていた。

    店に行くと、お客様が7~8人。

    店舗自体は30坪もないと思われるが、お客様は店員さんとおしゃべりするのを楽しんでいるようだった。

    専門店になると、その店員さんと話、知的欲求を満たす、というところまでその店の価値になっている。

    お客様と店員の話を聞いていたが、よくお客様が≪へぇ≫と言う。これで勝負有り。

    へぇ→コミュニティ→ケア→育成→上得意客という形があるのではないかと思った。

    商品購入だけではないアクションも用意されていた。

    次に【大阪高島屋の5okai:http://www.takashimaya.co.jp/osaka/

    百貨店のヤングレディースのフロアで携帯販促の動向をチェック。

    大阪高島屋が若年層の取り込みとして実施している携帯販促。

    マネキンに携帯をかざすと、動き出す時代になった。

    また、携帯をかざして動くだけではなく、10個のマネキンそれぞれに人格があり、ブログを書いている。

    その場限りの関係を超越したところに関係性を見出そうとしている。

    リアルの売場とバーチャルをどう組み合わせるか。

    融合していく未来を感じた。

  4. 2010.03.06

    繁盛店一挙羅列

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    繁盛店をざぁーっと羅列してみようと思います。

    これまで紹介できていなくて、行ってみて良かったところを。

    雑貨の繁盛店【ビレッジバンガード】http://www.village-v.co.jp/

    赤ちゃん玩具の繁盛店【グランパパ】http://www.granpapa.com/

    とんかつの繁盛店【きむかつ】http://www.kimukatsu.com/TOP.html

    カフェの繁盛店【muku】http://www.muku2004.com/

    メガネのメーカー【レスザンヒューマン】http://www.lessthanhuman.co.jp/index.html
    コンセプトが【馬鹿でエロティックでアナーキーな装飾品】

    福岡の焼肉の繁盛店【玄風館】http://www.genpukan.com/index2.html

    福岡の雑炊の繁盛店【はんごう雑炊 山】http://rp.gnavi.co.jp/sb/3008059/

    福岡の水炊きの繁盛店【水たき長野】http://restaurant.gourmet.yahoo.co.jp/0002693306/

    甲陽園のバーの繁盛店【MOONJELLY】http://www.moonjelly.net/

    ひつまぶしの繁盛店【あつた蓬莱軒本店】http://www.houraiken.com/

    魚料理の繁盛店【磯路】ホームページ無し。

    普通の家。おじいちゃんとおばあちゃんとおかあちゃんと小学生が手伝う、みたいな。

    メニュー無し!全て任せたぁ!!と叫んだら、

    魚の煮付け・刺身・てんぷら・浅蜊の酒蒸し・味噌汁などなど、魚オンリーのフルコースが出てきました。

    どれもマジうんめっ!やっぱ店がきれいとか、立地がいいとか、そんなんは二の次。

    舞阪・浜名湖らへんに行く際は是非。

    スーパーの繁盛店【プレッセプレミアム】http://www.tokyu-store.co.jp/precce_premium/

    会員制スーパーの繁盛店【コストコ】http://www.costco.co.jp/

    名古屋のSCの繁盛店【ラシック】http://www.lachic.jp/index.html

    北欧雑貨の繁盛メーカー【ノブヒル】http://www.nobhill.se/index.php

    ギャル系アパレルの【LIZ LISA】http://lizlisa.com/
    福袋が爆発していたらしい。イオンが特設会場組んで、大々的にアピールしていたみたい。

    もっともっと多くの地域一番店や繁盛店に行かなければならない。