バングラディッシュのビジネスとしてお話していたことを少し紹介します。
バングラディシュが日本の会社に求めていることとしましては、日本の技術指導と資本なのです。日本の企業とタイアップしたい、という会社はバングラには多くあります。
特に有望なのが建築関連。基本的な考えとして、垂直であるとか、水平であるとか、そのようなところの概念から日本の建築技術とタイアップすることを望まれている会社があります。また、配線や配管などのインフラビジネスもこれからのバングラディッシュには必要になってくると思われます。
また飲食もおもしろい存在になってくると思います。今は世界的なフランチャイズで言うと、KFCとピザハットくらいしか参入しておりませんが、今後は出てくるかもしれません。特にコーヒーショップが国内で増えてきているので、そこらへんが有望だと思います。
あとは製薬業界です。製薬の設備や工場がありますので、パテントのお金無しに自由に貿易が2016年まで出来るみたいです。政府はこの延長を求めておりますが。
この3業種の大企業ではなく、中小企業がバングラに打って出て、成功を収める。そんな時が来るのではないかな、と思っております。
その時に何かサポートが必要であれば、その準備をしておくのが、私たちの役目かな、と思っております。