1. 2010.08.08

    一番店繁盛店の流行発信

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    大連行きの飛行機で席が隣になった人が美容室のオーナー様だったので、

     

    色んなおもしろい話を聞かせてもらった。

     

    どうやってデザインやセンスという定量化できないものを伝えているのか聞いた時に教えてもらったコトバ。

     

    体験産業・経験産業。

     

    自分がやっているところを見せる、そしてやってみてもらう。

     

    じゃあ、オーナーはどうやってデザインやセンスを勉強してるのか。

     

    日本では原宿や青山に勉強しに行っている。

     

    あとディーラーの勉強会などにも参加している。

     

    原宿、青山は流行の発信をしないと繁盛しない。

     

    その他はそれをいかに地域に合わせて真似できるかが繁盛のポイント。

     

    じゃあその原宿、青山で流行の発信をしている人はどうやって

     

    流行を発信できるようになったのか、勉強しているのか、と聞いたら、俺もそう思っていたから、

     

    単店舗売上日本一のガーデンにどうやって流行を作るのか聞いた、とおっしゃられました。

     

    そうすると、そこのオーナーはカットに1万円以上かける人は勉強している。

     

    その人たちの厳しい要求やニーズを聞いているだけ。

     

    流行を作っているなんておこがましい、と答えられたそうです。

     

    お客様から高いお金をいただき、それを越える価値を提供しようと精進する。

     

    これはどの業界でも一緒かもしれない。

     

    あと、そのオーナーに素晴らしい人ほど独立するリスクも聞いてみた。

     

    すると、やっぱり美容室は技術勝負だから独立できる。

     

    だから優秀な人が独立するよりも会社にいた方が良い理由を創らなければならない。

     

    そのために色んな研修に行ける環境を作ったり、パリコレでカットしたりするのだと言う。

     

    そうなのだな、と思った。

     

    他業種で物凄い勉強されている方とお話をするのは刺激的であり、色んな気付きを与えていただける。

     

    出会いは大切であり、大事にしたい。

  2. 2010.08.01

    静岡の老舗美容室

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    静岡の老舗美容室の経営者様とお話をさせていただく機会に恵まれました。

     

    その美容室は創業100年以上の超老舗美容室。

     

    100年以上も前から美容室があったんだ!と思うくらい長い年月商売をされている。

     

    ちょうど753のヘアや着付けなどをしていると、そのおばあちゃんもこの美容室で

     

    753をやってもらった、などという微笑ましいエピソードにも出逢えるみたいである。

     

    そんな美容室なので、ファンの方がいっぱいいらっしゃる。

     

    であるので、ホームページはファンの方用のような位置付けになっている。

     

    ホームページからは集客できていない現状である。

     

    ホームページのつくりを見ても、もう少しこうすれば良いのになぁ、

     

    というところがたくさんあり、徐々に改善していくことに。

     

    でも今回お伺いさせてもらって、やはり伝統や歴史や信頼だけは

     

    お金で買えるものじゃないな、と改めて思った。

     

    そして、その積み重ねがファンの人によって支えられ、またファンの人を大切にしてきたからなんだな、と実感させられました。

  3. 2010.01.07

    美容室の地域一番店繁盛店

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    奈良の美容室で地域一番店のオーナーとナンバー2の方と打ち合わせ。

    ここのオーナーはもちろん凄い人だが、ナンバー2も物凄い。そのナンバー2にナンバー2としてどうあるべきかを聞いた時の話。

    ナンバー2はナンバー1の代行が出来るかどうか。思考も思想も意思決定も。

    ナンバー1がいなくなった時に、いる時と同じような状態にしておくことが出来るのか。

    あとは、嫌われ役になれるか。トップは常に前を向き、みんなを包み、主導していく。

    ただ、時には怒ることや言いたくないことも言わないといけないことがある。

    その時にはナンバー2がその役を引き受け、ナンバー1がフォローするという形。これがうまく機能する、と。

    ナンバー1が怒ると恐縮したり、言いたくないことを言うとみんなが重くなったりする。

    そのバランスを取れる形がナンバー2がその役を引き受けることだそうな。

    あとはやっぱりナンバー1と2の関係性。

    2が1を尊敬していること。

    1が2をある程度自由にさせていること。

    2が1を理解しようとして、常に一緒にいること。

    やっぱ一緒にどのくらいいるのかで、その人の行動パターンや思考パターンが分かる。

    昔の商人の修行は丁稚で、素晴らしい商人の下でずっと一緒に働かせてもらっていた。

    昔の漁師などは生活全般を全面的に面倒を見るために、一緒に住まわせていた。

    今の人間関係で24時間べったり系は減ったと思う。

    そこらへんも関係していると思う。

    もし本当に力をつけたい!と願うのであれば、寝食を共にして修行に励むべきだよなぁ、と思う。

    中小企業は得てして、トップが独創かつ独走している場合が少なくない。

    ナンバー2がしっかりしている組織(特に中小企業)は強い。