マザーハウスの副社長山崎さんとグロービスの代表堀さんの講演会に行きました。
めちゃくちゃ勉強になりました!!
社会起業家と起業家。というテーマ。
社会起業家という今流行り言葉のように唱えられているワードとホリエモンや村上さんなど
バッシングで叩かれまくったワードに対する対談などもあり、物凄くおもしろかった。
グロービスはアジアナンバー1の大学院を創り、創造と変革の志士を創ることを使命としている。
そのために何をすべきか、会社としてどうした方がいいのか、というところにブレがない。
グロービスなら何かやるんじゃないか、という期待を持たせてくれる。
前のブログでも書いたことがあるけど、そもそもビジネスは社会問題を解決すること。
だから社会起業家というコトバが一人歩きするのもどうかと思っていた。
その考えは山崎さんと堀さんと一緒だった。
だから両人とも自分のことや会社のことを社会起業家とは言わない。
そして、社会起業家ももっと規模を大きくして、世の中に対するインパクトを与えないといけない、
儲かって報酬をたくさん得ないといけない、という思想である。激しく大賛成である。
儲かって報酬をたくさん得るという裏返しには、本来的には価値の提供があるはずである。(この頃はそうでない場合もあるが)
だから良いことしているから、儲からなくていいわ、という風潮にならないようにだけはしたい。
経済性と社会性の両立。
そしてそれを実現させるためには力がいる。
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2010.05.15
マザーハウスとグロービス
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2010.04.11
コレクトポイントやブライダルボックスやマザーハウスなどの大阪の繁盛店
大阪の繁盛店巡りを2日続けて。
【コレクトポイント:http://www.collect-point.jp/index2.html】
心斎橋の商店街に入っているファストファッションブランド。
2月27日に関西で初めてオープンした。
ファストファッションでまだポイントだけ行けてなかった。
店舗やモノ自体はあまり目新しさもなく、価格と品質に驚くようなところはなかったですが、
ブランドを多数展開していて、それぞれによってターゲットが分かれている形。
客層で言うと、他のファストファッションよりも若年層化しているような気がした。
その割に安くはなかったが。
次にウェディンググッズの【ブライダルボックス:http://www.bridalbox.jp/】
ウェディンググッズの専門店。
けっこう人が入っている。20人くらい。
結婚する2人やお友達が買いに来ている。
自分達でけっこう作るものであることが実感できた。
心斎橋続きで、最後に【マザーハウス:http://www.mother-house.jp/】
関西のショップは心斎橋だけである。
ふらっと寄ってみると、店内で誰かが講演していた。
スタッフの人に聞いてみると、現地の縫製や染めをしている職人さんらしい。
ビザの更新の関係で、今帰ってきているのだという。
そして自主的に現地でどんなことをしているのか、どういう想いでやっているのか、現地の現状などをお話されていた。
Theリアル。
やはり経験した人が語るのが一番引き込まれる。
職人さんのお話が終わって、スタッフの方と話していると盛り上がった。
私がスタッフの方にお伝えした感想などは全部バングラディッシュに伝えるらしい。
しかもすぐに。商品企画もお客様の提案から作られるものも多いらしい。
そのくらいお客様がこのショップのことを考えたり、何か役に立ちたいと思ったりしていることだと思う。
そして、店内は現地のスタッフの写真が目立つ位置に陳列されている。
現地のスタッフが主役であることが見て取れる。
現地の人も日本のスタッフもお客様も価値観に共感している。
お店も全部手作り。
お客様も良い人ばかり。
値切られることもない。
素晴らしかった。
「こういうものを作って欲しい」という要望をいただけるというのは、そういうものが作れると思われているということで、
素晴らしいし、お客様がそこまでお店のことを想っているということでもあると思う。
お客様と店舗との関係性が良いところはお店にいて気持ちが良いし、不景気とか価格とか関係ないのだと思われる。 -
2010.02.11
社会起業家と繁盛店
社会起業家として活躍されている山口絵理子さんの講演。
良かったので紹介。
http://www.mother-house.jp/ お店は店員さん達の手作り。
大学時代にアメリカの貧しい国に投資&融資する銀行に行き、そこに現場がないと感じて、アジア最貧国のバングラディッシュへ。
すぐ帰るつもりが水も電気もない状態で新生活スタート。
支援っていうものが現場に届いてないことを痛感し、児童労働が目の前で行われているのに、
外国から来る人(バイヤー)はそれでもまだ買い叩いている現状。
たぶん今のままだったら何年経ってもそうなのであろう。
というところから、かわいそうだから買ってあげる!じゃなくて、これいいから買ってあげる。
そんなバッグを作ろう!という挑戦。
援助とか寄付とかではなく、ビジネスという立場へ。
そっからやばいくらいの苦労とか辛さとかがあって、今がある。みたいな。
大義がしっかりしてる。
それはこんなところにも表れている。
マザーハウスでは接客する人をストリートテラーと呼んでいる。
どんな想いで、どうやって作っているの?を説明する。
利益と理念が両立されている模範的な企業であると思われる。
どちらかに偏ったものではない。
それが本当に大事。
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2010.02.05
雨水タンクの一番店【節水村】の次なる価値創造
雨水タンクの一番店【節水村】の専務から教えてもらいました。
美酒鍋http://www.mujou.co.jp/おいしそう。
さて、商売をしている中では【お金を受け取る方と払う方】がいる。
この払う方の人が受け取る方の人に対する言葉や姿勢って大事やと思う。
営業とかやと、どうしたらうまくお金を受け取る(受注)出来るのか、ということに苦心する。
営業うまい人はけっこういると思う。
けど、払う方としてうまい人って凄いと思う。
ここの専務さんはうまいと思う。
さらにすごいところは問屋さんにもメーカーさんにも何かメリットを与えることが出来ないかと、常に考えているところ。
色んな提案をすると、そうしてもらうには、何か先方にもメリットがないとダメだよね。とおっしゃられる。
共存共栄。
の考え方がしっかり根付いているのだと思う。
さて、そんな節水村の次なる価値創造としてフェアトレードを世の中に広めることを考えている。
今このような活動を知っている人にはあえて強烈にアプローチはしない。
今まだ知っていない人、知っているけど行動していない人にどう動機付けていくか。
知っている人にアプローチしても同じ市場でシェアを奪い合うだけ。
未来が無い。
そのために、様々なフェアトレードショップを見て回った。
表参道のピープルツリーhttp://www.peopletree.co.jp/
渋谷のグラスルーツhttp://grassroots.jp/
亀戸のスローウォーターカフェhttp://www.slowwatercafe.com/cafe-index.html
入谷のマザーハウス(本店)http://www.mother-house.jp/をプラプラと。
感じたこと。
もっとウリウリしていいのではないかな、と。
良いことをしている人たちって「売る」ってのが苦手だったりする。
すごくもったいない。
理念と利益が共存するショップとして成り立たせたいと思う。