シンガポール視察ツアー2日目(2013年4月22日)ということで。
朝からドービーゴートへ行きまして。
ドービーゴート駅の改札出たところにあるシンガポールQBハウスの繁盛ぶりを確認。
朝の11時半で2人待ち。理容師さんは1人。セット面は3つあったんだけど。。
ドービーゴート付近をフラフラ。地元の小さなショッピングセンターの中にあった雑貨屋さん。シンガポールで4店舗展開しているTOTALLY HOT STUFFというショップ。繁盛していました。仕入れは色んな国ということですが、香港からのが多いとのこと。
チャイナタウンで貿易関係の人と待ち合わせ。
お昼ご飯は飲茶レストランというチャイナタウンの雑踏の2階。めちゃうま。
ただもう一度行きたいと思ってもどこか分からない(涙)
そこでシンガポールのことや貿易のことなどを伺う。
その後、その方の案内でリトルインディアのムスタファセンターへ。
盗難防止のために全員のバッグを閉じてます。
とにかく圧縮陳列。在庫がとんでもないくらいある。
こちらはイーグルバーム。
日本で売れそうなものを物色しながら、シンガポールの流通や物価などを体感しながら。
こんなノリ。世界中から売れ残ったものとかB品などが集まっているんだろうな、と感じる。ムスタファセンターのバイヤーさんとお友達になれないかな、、、
インドのマハラジャが経営しているらしいけど、これはほんとにすごい。雑多な感じも。庶民の生活用品はほぼここでいける。食料品から衣料品から日用雑貨から家電など全部ある。安いし。
ムスタファセンターを後にして、次は同じリトルインディアにあるシムリムスクエアへ。ここはITというか家電というか、秋葉の電気街みたいな感じ。
こちらmacの充電ケーブルみたい。1シンガポールドルが今は80円くらいだからだいたい240円くらい。こういうのが所狭しと並んでる。
シムリムスクエアにはインクトナーのインクだけ注入してくれるショップもあります。インクがなくなったトナーを持っていくと、インクを入れてくれるらしい。意外と技術力が必要なのだとか(笑)
ナイスな感じの注射器が用意されてます。5シンガポールドル(400円)くらい。1つ日本で買うと1000円は越えて来るのでお得感はあります。
スマホの修理屋さん。30分のスピード仕上げをウリにしていました。たぶんアジアの方が日本人よりスマホいじりまくってるから、ニーズはあるんでしょうね!スマホ修理のショップをフランチャイズで世界展開とかしてくる企業とか出て来ないんだろうか。。
このお店は繁盛していたのですが、各パソコンの充電器やバッテリーを販売しているショップ。純正なのか!?かなり怪しいが。。macは今在庫切れでそろそろ入ってくるらしい(笑)どこで作ってるかを教えてくれ!
シムリムスクエアから若者の流行の発信地【ブギス】まで歩いて。
ちょうどシムリムスクエアからブギスまでは写真のようにBUGIS STRRETという名称でお店がびっちり詰まったストリートになっていて、露天を物色しながら歩いているとブギスジャンクションやイルマに到着します。
ブギスストリートの繁盛ジュース屋さん。1杯80円くらい。
ブギスヴィレッジとブギスジャンクションとイルマというブギス周辺のショッピングセンターで繁盛しているショップを。
Kiehl’s というコスメのショップ。どのアジアの国に行ってもありました。骸骨が白衣着ている置き物が出迎えてくれます。
b2bはTシャツ専門店みたいなショップ。シンガポールでもそうだったけど、東南アジアの販促はまとめ買いで安くなる系が多かった。細かい販促はあんまりやっていないような感じ。日本の販促って進んでいると思う。
ミュゼさんは東南アジアの先進国には必ず進出している。先進国になるにつれて美容に対する意識が上がって、そこにスルッと入り込むんだと思うけど、美+サービス、っていうのは日本食に次いで風穴を開けれそうなビジネスなんだと思う。しかも美容師みたいにセンスとかスタイルが国によって違う、ということもなく、「脱毛」という分かりやすい成果も得られるというのが良い。
こちらはネットゲーマー達が集まる場。garenaというスタジアム。
中にはドデカスクリーンが何面もあって、観客席も100席くらいあって、ゲーマーさん達がえぐいくらいの集中力でゲームしているブースがこれも100くらいありました。こんなんありなのですね。
ゲームに関連した商品を隣で売っています。ここら辺のグッズはわざわざ日本からも買いたい、という連絡も来るみたいです。ゲーム市場って凄い。。
シンガポールは日本食が大量に進出しているみたいで、しかもうまくいっているところも多いみたいで、なによりです。その中でもラーメンと寿司は凄い。上記の写真はラーメンチャンピオンというエリアで、ラーメン屋さんが6店舗集まっていて、毎月投票があって、ビリだったら退店という仕組み。新しいラーメン屋さんと美味しい定番ラーメン屋さんがいつ行っても味わえるのは良い仕組みですね。経営側からはイヤだろうけど。
ラーメンチャンピオンの投票所と現在のランキング。
ド定番の定食屋【やよい軒】ラインナップも豊富。
からあげ定食で1120円くらい!ちょっとお高めの様子。
BOBCHONは色んな国で展開しているメシ屋さん。メシ屋さんで世界展開って楽しそう。
高級感満点のCoCo壱番屋。1人で食べるというより、ファミリーや大勢で食べるって感じになってる。
シンガポールのCoCo壱番屋のメニュー!
お客様が入っていたアイスクリーム屋さん。ちょっとどぎつい見せ方ですが、まぁ、おいしかったらいいんだろうと。
日本のものを集めただけのショップってけっこうアジア中にありましたが、基本的にはうまくいっていないような気がします。置いておいて売れるようなものではないし、価格に対する市場からの要望は無視、みたいなことが多いと感じました。日本のモノを売り出す、っていうのはそういうこととは違うんだと思います。
アジアのどの国に行っても今のイベントや展示はアイアンマンに占領されていました。そんなにおもしろいのか、この鉄人。
FOURSKINというショップさん。なかなかおしゃれなものを取り揃えていて、スマホ周辺機器やTシャツなども自社企画で生産している。こういうセレクトショップ増えていくんだろうなぁ、と。
ブギスエリアから歩いてシティホールの方面へ。途中ラッフルズホテルがあるのですが、格式が高そうな雰囲気をプンプン出していました。
ラッフルズホテルのロングバー。シンガポール・スリングを生み出したところらしい。
同じくラッフルズホテルのラッフルズギフトショップ。紳士淑女だけ入っても良し、という雰囲気。かっこいい。
シティホールに到着。ここで貿易関係の人とはお別れして、シティホールのショッピングモールへ。まずお出迎えしてくれたのが大阪王将!
メニューも豊富。
ド定番の餃子6個は300円くらい。
ACMEって良いよなーと思っていたら、海外進出してました。
Buffet Townには行列が。。
ランチで2000円、ディナーで3000円くらいのバイキング。ラーメンでも1杯1000円越えるお店ばっかりなので、バイキングでこれくらいだったら出すのかな、、
シンガポール発のファストファッションのお店チャールズ&キース。2013年4月に日本で初めてのショップが原宿に出来たみたいですが。。シンガポールではどこにでもあるような感じ。坪数もそれほど取らないので、出店はしやすいんだと思う。
シティエリアにあるパダン広場。都会のど真ん中にめちゃくちゃ大きな面積で芝生のコートがあってスポーツしやすそう。
そんなシンガポールの街並みを見ながら、フナンショッピングモールへ。
カメラの専門店Riceball。自分が見たシンガポールの中で一番専門店の雰囲気を出しているショップでした。カメラに詳しそうな店員と詳しそうなお客様がおしゃべりしてました。専門店は店員もお客様もマニアックであり、相乗効果を生み出す形にしなければな、と再確認。そうすると人は集まるんだろうと。
QB完璧にパクられているやん!って感じです。(どちらが先にやり出したのか知りませんが)ここもお客様が待っているくらいの活況っぷり。
funanの中に入っている文房具屋さん。Stationery Superstore。まぁまぁの広さだけど、日本の文房具屋さんが来たら良い勝負できるのになぁ、と思う。
商品は日本のモノも多かったです。そしてパッケージなど変えてないから日本語のまま勝負している(笑)でもこのくらいの貪欲さが欲しいです。あと、見に行った時に日本のメーカーさんの人が4人くらいいたのですが、お店の人の話聞いて、ニコニコしているだけ。。それじゃぁ、売れないのでは!?っていうか見に来た意味あるの!?って感じはしました。
シンガポールの文房具店のStationery Superstoreではないもう1つがevergreenというショップ。こちらもあまり品揃えが良いとは言いがたい。。
この日お会いした貿易関係のお仕事をされている人と話してて分かったこと。両国間の流通が分かっていたらおもしろいことはけっこう出来るんじゃないか、と。
全部自分が知ってる必要もないけど、協力してくれそうなパートナーがいれば、おもしろい展開が出来るんじゃないかと感じました。
地域差という価値の出し方もありだし、その地域の人にマッチさせるためのプチ加工で付加価値を付けるのもありだし。売り方1つ変えるだけで売れそうなものもたくさんありました。
どの人に聞いても、日本のモノは良い、というイメージがあるのは確か。ただ、だからと言って売り方が微妙だったり、マーケティングしてなかったり、価格設定がダメだったり、というのが多いような気もします。日本という良いブランド価値がまだ通用する間にそこら辺を変えていかないと、そのポジショニングさえ失ってしまうのでは、とも思ってしまいます。
マスに向けて、コモディティの商品で、そのイメージを踏襲した形で展開したら面白いのだな、と。それがシンガポール、その他アジア地域で日本企業で一番できているのはダイソーだと思いました。(だから繁盛しているのだと思う)
またそこら辺はダイソーに行った日のブログに詳細書きたいと思います。
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