2011.08.05

競争から共創へ

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今週月曜日に貸衣装業界のネットショップ様が50名以上集まる会でお話をさせてもらいました。

 


そこでは本来競合になるはずの貸衣装業界の方々がみんなで勉強される会でした。

 


ネットショップは商圏が全国なので、地域商圏でお互いが守られるということがない。

 


しかも取り扱いアイテムは無尽蔵に増やせるので、確実に競合になる。

 


でも、そこに集う企業様はそれぞれの強み(独自固有の長所)を磨きあうことで、高め合う道を探されている。

 


それぞれがとんがっていて、遠くから見ると丸く1つの強い集団として見える状態。

 


1つ1つの力は小さくても、集合体として力を発揮して、大手やモールなどと対抗していく。

 


競争から共創へ。

 


中小企業の生き残る道の1つの方向性と、業界がしっかり生成発展していくための1つの方向性だと思います。

 


 


どこかに依存している状態は怖いものです。

 


栄枯必衰ですから、楽天もどうなるか分かりません。

 


この頃、冗談半分でアマゾンが今の料率15%を5%、もしくは0%近くに下げて、

 


送料は全部無料にして、当日届いたりしたら、楽天どうなるだろ?

 


お客様がアマゾンに一斉に流れて、楽天ではポイントだけ使用されて、楽天が飛んで、

 


楽天の売上構成比が高い会社が厳しい状態になる!?

 


そこでアマゾンが救いの手を差し伸べて、アマゾン独占状態、、、なんちゃって。

 


というような想像もしたりします。

 


もちろん競合となりえる企業同士が共創へ足並みが揃うか、とか、色々と考えないといけないことはあろうかと思う。

 


けど、可能性として取り組む価値はあると思う。

 


 


いつもお世話になっているジェネシスイーシーhttp://www.genesis-ec.com/様もたぶん同じような思想だと思う。

 


ネットショップの最先端を突っ走ってくれていて、そのノウハウや物流や商品登録などなどを中小の小売業様のために共有してくれている。

 


 


今後色んな形で錦の旗をかざして、共同体が出来上がると思う。

 


群雄割拠。

 


それがどこが一番うまくやるのかは分からない。

 


でもこのままでは中小企業様は厳しくなってくる。

 


モノ作りをするか、顧客密着を極めるか、共同体で戦うか、ということへ取り組まないといけないなーと思っております。

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