中国大連視察ツアーの第二日目。
まずはジェトロ大連の方に中国でのビジネスや大連の現状や
中国で商売をされている方のご紹介などをしてもらう。
大連は約600万人くらいの都市で経済指標(GDPや対内直接投資や小売総額など)が
概ね20%増を記録している。ただし、輸出だけは10%以上減である。
ソフトウェアパーク構想があり、モノではなくサービスの方にシフトしている向きもある。
開発区では、大手メーカーが進出している。キヤノンやトステムやインテルなど。
あとは、周辺に丹東市もあり、北朝鮮貿易の重要拠点でもある。
あとは延吉市。ロシアにも北朝鮮にも近く、朝鮮の人の自治区になっている。
ビジネスとしては、日本人が大連には5400人いる。
色んな方やビジネスを紹介してもらった。
次にお会いさせてもらったのが、板金屋さん。
ここのオーナーは栃木のセキスイハイムにいて、ジャパン建材の上海の副社長だった人。
車好きが高じて板金屋もやっているとのこと。
1年ちょっとで30人くらいの会社にり、社員食堂も寮も用意した。
そうしないと安定しない。今では大連の7割のシェアを誇っている。
車の修理の価格は日本の方が安いかもしれない、と言っていた。
もうそんなことを言われるような時代になってきたのである。
【日本の方が中国より安い。】
たぶんこれから増えてくると思う。日本のモノはとことん安いから。
感覚をリセットしなきゃいけない。
車の修理ということで、保険会社とのつながりも強い。
事故したら保険会社に連絡が行く。
自分の商売の対象が集まる場所を押さえておくことは大事である。
保険会社にとっては廃車のものも、その会社は直せるから車として売れる。
物凄いおいしい商売。粗利率が良いのである。
毎月120~150台の修理。
もちろん保険会社へのバックや接待はある。
夜は世界ビール祭り@大連にアサヒビール様のご招待で行って来ました。
やっぱり日本のビールが旨いっ!
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