一番店繁盛店を創る人のMDということで、上司とMDのお話をしてました。
会社のお引越しに伴い上司が机の整理をしていたところ
昔の資料がわんさか出てきて、その中にMDに関する資料があり、それをくれたのです。
MD表とでも言うものです。
単品名、マーケットサイズ、粗利率、回転率、貢献粗利率、シーズン指数、
ライフサイクルなどの主要指標に加えて、上中下のグレードと価値ポイント4つと価格帯、
価値ポイント5として常備特価品とオススメ品と定番品の枠があります。
MDの考え方としてこのイメージはありましたが、上司がどのようにこれを
作成していっているのかを聞いてみたいと思い、お引越しの作業を中断してもらって話してもらいました。
そして常日頃思っていた質問もぶつけてみました。
単品が決まると、そのグレードを見定める。
それには一番店を15店舗くらい行って、各グレードで何が一番売れているのかを把握する。
そして、15店舗のそれを並べる。
そして重なるところをそのグレードの定義付ける商品とし、その商品の価値を
本来的機能価値と付加的機能価値と本来的視・触覚価値と見栄え価値に分析する。
激安商品を売っているところが一番店であったり、価値/価格を無視していたらどうするのか?
と聞くと、激安商品を売っているところが一番店であれば、その商売をすることを再考する。
安売りをしていたら、その商品はMD表には入れない。
MD表とはその単品の本来持っている価値と価格を整理したものであるから、と。
ブランドはどうなるのですか?と聞くと、ブランドだから価格が上がっている、
ということであれば、それは単品が違うことになる、と。
あぁ、そうなのか!と理解。
その他にも色々と伺ったが、非常におもしろかった。
その単品の本来持っている価値と価格を整理する。
一度チャレンジしてみていただきたい。
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