一番店繁盛店の業務改善のお話。
経営者の方が集まって、2ヶ月に1回研究会というものを開催している。
今回のテーマが業務改善。
そこで、ネットショップで釣りとアウトドアの一番店である
ナチュラム様の物流現場や業務改善のやり方などを伺った。
年間50億円以上の売上を誇るナチュラム様の業務改善のやり方、
また物流倉庫、最後にはオフィスまで案内していただいた。
業務改善は現場の問題ではなく、全社的な協力が必要であり、
年間販売計画を元に推し進め、目標設定をする。
そして何より衝撃的だったのが、その全てを数字で把握しているということ。
何か改善をするという時にBeforeAfterの数字を把握していなかったら
改善した気になっているだけのこともある。
また、別の場所にボトルネックが動いただけになっていることもある。
様々なノウハウを教えていただいた。
受注などのバックヤードの処理で合計740.6秒/1出荷の改善が出来たそうである。
年間50億円売るショップは1日の出荷が2000件を越える。
1出荷740秒の改善が出来るということは、1000時間以上の業務改善になっていることである。
これを時給800円換算すると1日80万円のコスト削減、
年間約3億円のコスト削減が達成されていることになる。
弛まぬ改善の結果である。
ではこの改善が現場からあがってくる仕組み。
販売計画からのバックヤードの落としこみ。
ここが大事になってくることを改めて実感した。
バックヤード業務こそ販売計画や利益計画と結びついていないといけないものであり、
プロフィットセンターになるべきものである。
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