リサイクルショップの繁盛店ということで、本日はリサイクル関係のお仕事。
経営者の方とお話していく中で、色々なおもしろい話が出てきた。
リサイクルの価値はプレミアムが付くようなものでなければ、【安さ】である。
しかし今は新品でもかなり安いモノが出てきている。
もしくは中古でも良いものが出てきているので、高い新品は売れなくなってきている。
特に着物などは消費者の嗜好が多様化してきて、大きく分けても中古でもOK、新品でもB物、
新品、ブランド着物(作家者や大島紬など)という分類になってきている。
そして、今伸びているのが、下の2つのラインである。
中古着物とB反市。百貨店などでもよく着物のB反市が出ているが、あんなにB反が出るわけない。
また通常のアパレルなどでもアウトレットという業態があるが、あんなにアウトレット商品が出るわけない。
あれだけ出していたら品質管理や在庫管理に問題がある。
ではどういうことかというと、それ用に作っている部分があるということである。
ブランド価値や商品価値は落としたくないけど、高かったら売れないという現状もある。
その狭間がアウトレットやB反市である。
より中古というものへの意識が変革され、新品が安くなっていくと、その垣根が取られていくのではないか、と感じる。
心斎橋にもある【ラグタグhttp://www.ragtag.jp/】に行った時はリサイクルではないと思っていた。
後で気付いたくらいである。
ラグタグは全品クリーニングをしている。価値の向上として、徹底しているのだという。
また、ここのショップはリアルとネットの融合も図っている。
ネットでお買物する時のデメリットはその商品を手に取れないことである。
このラグタグは試着OKにしている。諸条件あるが、返品OKにしているのである。
また、そのサービスを倉庫見学という形で一般公開している。
かなり進んだ考えと行動だと思う。
中古と新品、リアルとネット。
この垣根はどんどんなくなっていくと考えられる。
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