バス会社の繁盛店ウィラートラベルをテレビの特集で知った。
爆発的に成長しているバス会社である。
特に素晴らしいなぁ、と思ったのは顧客視点の発想。
価格は競合他社と同じくらい。ただ、価値が違う。
1席1席独立したシートであったり、電動リクライニングで快適に寝れるシートの提供であったり、
各座席に液晶テレビを付けたり、シートの柄も華やかなものにしてみたり、寝ているスッピン顔を見られないようにするためのカバーが付いていたり。
あらゆる価値提供をすることで、クチコミで利用者が利用者を呼んでいる。
リピート率も高く、特に女性にウケている。
2009年の実績で前年比21%増の63億円。利用人数は135万人で前年比30%増である。
そこに様々な旅行プランを組んだり、飛行機やフェリー、タクシーなどと組んでお客様へのサービスを充実させている。
バス業界でここ3年で3倍の成長をさせているのは凄いことだと思う。
顧客視点は現場を見ること、そして現場に一番近い人の意見を聞くこと。
そのような積み重ねが上記したようなバス会社がどこも取り組んでいなかったサービスとして表れ、その結果が売上の増大に帰結しているのだと考えられる。
今の商売でもまだまだお客様に今までしてなかった価値ある提案が出来るのではないかな?
と一度考えてみてもいいかもしれない。
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