繁盛店である翻訳会社様と打ち合わせ。
サービス業で繁盛している会社のことは何と言うのであろうか・・・。
さて、オフィスで打ち合わせしてると、ディズニーのお菓子箱を持ってこられた。
『ほぉ、行かれたのですか?』と聞くと、『えぇ、まぁ。』と。
『ボク、商品以外のところに価格がのってるなぁ、と思ってしまうんです。』と言うと、こんな話をしてくれた。
私の友達の子供がディズニーランドで迷子になった。
子供の特徴を色々聞かれて、探してもらうことになったが、まったく見つからない。
閉演間際の時間になって、門の近くで見つかったと連絡があった。
行って見ると、服も髪型も変えられた子供がそこにいたらしい。
なんで分かったかというと、靴下だけが同じだったから分かった、と。
何百人何千人が帰ろうとしている中で、変装させられている子供を見つける。
だから安心して、夢の国の住人となれる。
夢の国で誘拐されるなんてあってはならないこと。
たとえそういうとこにお金がかかっていたから、商品が高くなるならOKですね、と。
夢の国のお菓子はお菓子を食ってるんではなく、夢を食ってるんですね。
価格は夢に対して発生しているのですね。
少しディズニーとは違いますが、前にジュエリーデザイナーさんとコラボして商品開発をすることになった時の話。
どんな商品が良いかなぁ、とみんなで考えていると、そのデザイナーさんが
【その人以外には価値のないものを創ろう】と言った。
その人以外には価値のないものって、その人以外には無価値でその人には無限の価値。
そんなものを創れたら、お金じゃないよね、一生大事にしてくれるよね、と。
そんな商品を創っていきたい。
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