奈良の美容室で地域一番店のオーナーとナンバー2の方と打ち合わせ。
ここのオーナーはもちろん凄い人だが、ナンバー2も物凄い。そのナンバー2にナンバー2としてどうあるべきかを聞いた時の話。
ナンバー2はナンバー1の代行が出来るかどうか。思考も思想も意思決定も。
ナンバー1がいなくなった時に、いる時と同じような状態にしておくことが出来るのか。
あとは、嫌われ役になれるか。トップは常に前を向き、みんなを包み、主導していく。
ただ、時には怒ることや言いたくないことも言わないといけないことがある。
その時にはナンバー2がその役を引き受け、ナンバー1がフォローするという形。これがうまく機能する、と。
ナンバー1が怒ると恐縮したり、言いたくないことを言うとみんなが重くなったりする。
そのバランスを取れる形がナンバー2がその役を引き受けることだそうな。
あとはやっぱりナンバー1と2の関係性。
2が1を尊敬していること。
1が2をある程度自由にさせていること。
2が1を理解しようとして、常に一緒にいること。
やっぱ一緒にどのくらいいるのかで、その人の行動パターンや思考パターンが分かる。
昔の商人の修行は丁稚で、素晴らしい商人の下でずっと一緒に働かせてもらっていた。
昔の漁師などは生活全般を全面的に面倒を見るために、一緒に住まわせていた。
今の人間関係で24時間べったり系は減ったと思う。
そこらへんも関係していると思う。
もし本当に力をつけたい!と願うのであれば、寝食を共にして修行に励むべきだよなぁ、と思う。
中小企業は得てして、トップが独創かつ独走している場合が少なくない。
ナンバー2がしっかりしている組織(特に中小企業)は強い。
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