リサイクル着物の繁盛店でお打ち合わせ。
着物の仕事をさせていただいて、着物の奥深さを知る。
着物自体の種類、柄、色、素材、織り方などなど。
世界でもこれほど細かいつくりの衣類ってないんじゃないかと思う。
今も昔も日本は高密度商品は得意。
高密度単分子論では、日本女性の肌の美しさも密度と関係していると。
また、高密度の空気は、細やかな感性を生み、茶道・華道・香道はこまやかな審美の追求心が生んだ文化なのだと。
本当に日本の文化はお祭りであれ、着物であれ素晴らしい。
前に京都の山奥でお茶を点ててもらったことがある。
その時に先生が京都の山奥の自然の良さを話してくださった。
今の時代は5感を使うことが少なくなっている。
便利になるたび、豊かになるたびに色々感じなくなっている。
だからこのような自然の良さを体で感じてもらいたいと思っているのです、と。
昔はこうやって、ゆっくりと雪のかたまりが池に落ちる音を聞いたり、うぐいすの鳴く音を聞いていたんだと思います、と。
自然を5感で感じて、感性を養うことは人を豊かにすると思っています、と。
素晴らしい商人は素晴らしい感性を持っていると感じる。
それがお店作りにも反映されていて、一番店・繁盛店になる。
最後に感性ということで、『センス・オブ・ワンダー』
「生まれつき備わっている子どものセンス・オブ・ワンダー(自然の神秘さや不思議さに目を見張る感性)をいつも新鮮に保ちつづけるためには私達が住んでいる世界の喜び、感激などを子どもと一緒に再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が少なくても一人そばにいる必要があります。」と。
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