1. 2010.12.11

    グーグルのECサイトBoutiquesについて

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    グーグルのECサイトhttp://www.boutiques.com/について。バーチャルブティックの体裁ですが、グーグルがECサイトをやるということで、興味本位で見てみた。システムや商品についてはまだまだこれからだろうと思うのですが、表面上おもしろいな、と思ったのは、各商品に【Share】や【Love】や【Hate】のボタンがくっついていて、しかもそれが各項目(価格やブランドや色などなど)で評価されるようになっている点です。レビューとも少し違った評価の仕方。

     

    パラパラとネットサーフィンしていたら、ヴィレッジヴァンガードのサイトにたどり着きまして、ここもおもしろいことをしていました。各商品で投票が行われているのですね。かわいい、おもしろい、プレゼントされたい、興味がない。この4項目。たぶんヴィレッジヴァンガードが大切にしている項目なんでしょうね。消費者からのダイレクトな意見を収集している点がグーグルのサイトと重なりました。サイトの見せ方も良いですよね。みんなが【福袋】を作っているところに【不幸袋】を作って、売れまくってますから。また、ビレバンの1つの特徴でもあるPOPがサイトでも効果的に使われているものポイントですね。今後も見ていきたいサイトが2つ加わりました。

  2. 2010.12.10

    おもしろ販促企画

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    同期と飲みに行った時のことです。私とは全然違う分野のコンサルティングをしている者なのですが、イベントや企画が非常におもしろく、さらに当たっているのです。

     

    非常におもしろかったです。温浴施設をコンサルティングしている者なのですが、例えばペンギンを呼んだり、プロレスラーを呼んだり。。。ペンギンの時は1000人くらい集客したらしいです。

     

    また、敬老の日には『世界遺産の森で育った入浴木につづる100のありがとう風呂』をやったらしいです。敬老の日に向け、子供たちからありがとうメッセージを募集して、それを99枚のコースター状のひのきに書いて、当日、浮かべるというものです。99枚なのは、最後の“ありがとう”は、直接伝えて欲しいという思いです。これは全国12の施設で同様に実施してもらいメディアも取り上げたみたいです。

     

    その他にも全国の温浴施設を巻き込んで、色んなおもしろいことをしていました。

     

    アイデアや知恵次第で集客は出来ます。また楽しいイベントには波及効果がありますし、メディアも取り上げてくれます。またやっている人たちが一番楽しんでいるのだと思います。そんな企画やイベントをたくさんしていかないといけないですね。あとはやはり横の繋がりで全国的にやっていること。これも学ばせていただきました。

  3. 2010.12.09

    新規事業

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    新規事業を始められた会社様と打ち合わせでした。この新規事業の要は問屋様です。

     

    小売業はお客様が欲しい時に欲しい物を欲しい価格で提供しなければなりません。ただそれには問屋様やメーカー様の協力あってのことです。

     

    ネットショップにおける【欲しい時に】というのはもう≪当日≫もしくは≪翌日≫手に届いているのが当たり前になりつつあります。そのような店でしか買いません。(モールの売上構成比の70%は即日配送の商品)【欲しい物を】というのも≪品揃え≫が多い店が圧倒的に有利です。また、売れている商品なのにこの店でしか買えない、というのも強いですね。あと【欲しい価格で】というのは、基本的には同じ商品で同じ条件であれば、やはり安ければ嬉しいですよね。

     

    この3つを他社を突き抜けて勝負しないと新規事業はなかなか太刀打ちできません。特に価格面ではどうしても販売実績や大量仕入れが出来ない分厳しいです。そうなると、サービス力ですね。サービス力でも一番お客様が求められるのが、【納期】です。

     

    まずはここの強化を一点に絞って売上を上げていかなければならないと思います。

  4. 2010.12.08

    新規お付き合いメーカー

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    滋賀でメーカーの繁盛店(繁盛店とは言わないか・・・)とお話をしていました。そこのメーカー様は昔は大手のメーカーの下請けをやっていたのだけど、まったく儲からないし、要求は厳しいし、ということで自分たちでモノ作りを始めた企業様です。ただ、自分たちでモノづくりをし始めたら大手のメーカーからの受注は一切無くなったとのことです。下請けメーカー様は皆このことが怖くて、泣き寝入りしながら、必死になっているのだと思います。ただし、いつまでもこのようなことでは明るい未来は来ないのではないかと思います。今ではこの会社様はこの会社でしか作れないものを手にし、大手の量販店などにも進出しています。今年も業績は絶好調で、もう在庫がほとんどない状態らしいです。常務も営業のメインの方も勢いがありました。やはり売れている会社様は違います。

     

    自社売上比率と他社売上比率で他社の方が大きくなってしまったら、資金繰りのこともあるし、切るに切れない関係になります。そうなれば、どんな要求にも耐えて応えなければなくなります。出来ればそうなる前に手を打たなければなりませんし、そうなっているところもどこかで意を決しなければならないと思います。

  5. 2010.12.07

    ペットの繁盛店

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    ペットの繁盛店と打ち合わせでした。そのペットショップは4店舗展開をされていて、地域では一番店だと思います。そこでお打ち合わせの前に①来期の数字目標②来期の販促計画③今年の振り返りを各店長様にお願いしていました。

     

    その資料を元に各店長様とお話させてもらったのですが、良い時間を過ごせました。来期の目標が各単品ごとに出していて、今のベースがどれくらいで、それにプラスこのくらいやらないといけないから、このような販促を考えています。その販促ではこの数字を達成するために、このくらいの費用と人と準備期間が必要です。という形で1つずつ詰めていって、その検証も行う。そうやって、少しずつ積みあがっていくと予算とのブレもなくなっていくと思います。

     

    また1人ずつの定性的目標と定量的目標を店長が話し合って決めて、それに対してのアドバイスやフォローをしていくということも大切になってくると思います。これが年内にしっかり決まっていて、来年の準備も完璧に出来ていたら、来年も明るい未来が待っていると思います。

  6. 2010.12.06

    リサイクル着物の繁盛店

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    リサイクル着物の繁盛店様と打ち合わせでした。今年一年の総まとめみたいなことと、来年の計画を立てておりました。来年はダントツの一番店になりたいな、と思います。

     

    立ち上げて1年で一番店集団には入ることが出来たと思っております。ただ、一番店集団では弱い、というか一番弱いポジションだと思います。すぐにそのポジションを突き抜けて、ダントツ一番になることが非常に大切になってくると思います。他社が諦めてしまうくらいの圧倒的な一番店。では、そのためには何をしなければならないか。

     

    その1つの可能性を示してくれそうなのが属性ごとの数字です。リサイクルは買取と販売のバランスが非常に大切なので、何が売れているのか、そして何が市場から買えるのか、というところを見極めなければなりません。

     

    売れる商品を把握し、それならばこの値段で買って、この値段でいつくらいに売れるな!というところまで瞬時に判断し、買取を行う。そして、買い取ったものを素早く販売する。これをいかに早く行うかがリサイクルの着物に限らずリサイクルのポイントになってくると思います。その上でネットで商売をしていると全ての属性が取れますので、分析しやすいです。有効活用していかなければなりません。

  7. 2010.12.05

    おもしろ商売小ネタ

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    この頃聞いたおもしろ商売の小ネタを列挙しようと思います。

     

    アメリカ衣料品通販大手ランズエンドの日本法人が好調。85%増。刺繍サービスに特化した小冊子を発行したことや、通販サイト内に刺繍をシュミレーションできる専用ページを新設したことが奏功。300~500円プラス。5人に1人が採用。

     

    リクエというサービス。朝4時までに電話化ファックスで注文すると、その日のうちに食材や資材などを届ける仕組み。7000点。都内23区と横浜市と川崎市が対象。10000件の取引先と48億円の売上。

     

    SHIKIBU。女性向けゲタ。静岡市の水鳥工業

     

    Z会。合格報告会inツイッター。全国10大学の前期入試合格発表日に合格が決まったばかりの受験生の喜びのつぶやきを報告するイベント。社員からおめでとうのメッセージのやり取りも。ブランド価値向上と新規顧客獲得も。

     

    そんなにお金をかけてなくても、商売繁盛している企業ややり方などには知恵があります。その知恵を出そうとせずに売上を上げようとしては破滅への道です。

  8. 2010.12.04

    ネットショップのネット外戦略

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    デイジーストアを運営しているストークスがやり始めたのは、フリーペーパーを配布すること。キャバ嬢が着るようなドレスをメインで販売しているネットショップである。そこが全国のキャバクラや美容室、飲食店など1163箇所にこのフリーペーパーを置いてもらっている。【DAZZY】というタイトルで52ページで8万部。その他様々な試みを元に前期比3.5倍の40億を目指す会社様である。

     

    ウェビックというバイク用品を取り扱うネットショップを運営しているリバークレインはバイク雑誌発行のRIDEpublicationと業務提携して、雑誌を同梱物として商品配送の際に入れている。毎月2万部を送付しているらしい。RIDE社は広告収入アップが出来るし、送料はかからない。ウェビックも月に1個商品を配達するリピート施策としてはおもしろいのではないだろうか。

  9. 2010.12.03

    海外進出とEC

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    2011年は確実に世界的ECの元年になります。商圏という概念が、地域から日本へ。そして世界へと広がりを見ると考えられます。日本においても海外サイトの利用者比率は17.8%と高まりつつあります。

     

    また、今年は大手企業が海外のECを買収する動きが多くありました。スイスの高級品大手リシュモンがイギリスのECであるネッタポルテの買収に着手したり、楽天はフランスのネット通販会社のプライスミニスターを220億円で買収したり、LVMH(セフォラ)は南米進出でブラジルのネット大手3社の内の1社であるサックスを買収など大きな動きもありました。

     

    ECで海外進出を果たそうとしている日本企業も出てきました。ケンコーコムは2009年9月シンガポールに子会社を設立し、アジアや欧米の35ヶ国に住む日本人対象のサイトを開始。2009年10月~2010年3月の売上は5300万円。ディノスも中国、韓国、シンガポールなど7カ国で展開しており、今後3年で欧米や中東など120カ国へ拡大を見込んでいます。

     

    イギリスのEC化率は現在13%ですし、ドイツでも11%、フランスでも8%です。中国も2015年までにEC化率を5%へという国の目標があります。日本は今3.6%ですが、大勢を見ても、これからさらに発展していくと思われます。

  10. 2010.12.02

    チャイナプラス1

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    いよいよ中国での商品企画や仕入れが難しい局面を迎えようとしています。パキスタンの大洪水で綿花の価格が急上昇しているという情報が入ってきました。その影響が中国のアパレルや繊維系の商材にもろに波及しているというのです。商品によっては2ヶ月待ちなどの商材もあるみたいです。

     

    これでは問屋は壊滅です。小売業も欲しい商品が欲しい時に欲しい価格で入らないという状況におかれています。なんとかしなければならないということで、ベトナムからの仕入れで難を逃れたという例も聞いておりますが、やはりリスクヘッジしておかなければならないと思います。チャイナプラスワンと言われて、リスク分散を真剣に考えなければならなくなってからベトナムやバングラデシュやインドネシアに対する期待は非常に大きなものになっております。

     

    今年の10月に行ったベトナムの着物の縫製工場はどうやって仕事を受注したかと言うと、社長が日本向けに営業をかけたそうです。

     

    このように中国プラス1の国々(特にベトナムとインドネシア)は今後、日本に営業をかけてくると思います。中国以外でもベトナムやインドネシアやバングラデシュなどの国の人とうまく人脈を構築しながら、海外とのシナジーを商売に効果的に反映させていくことが必要になってくると思います。

  11. 2010.12.01

    志高く-井上篤夫様からのプレゼント-

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    【志高く】孫正義さんの自伝であります。この本を読んで起業した経営者が私のお付き合い先様にもいらっしゃいます。本当に熱くなる内容の本です。

     

    この完全版が12月に文庫本で発売されます。まだ読まれていない方は必読です。また、前の志高くを読まれた方も是非再度ご通読をオススメします。

     

    私も志高くを読んで心熱くした1人でした。また色んな業種で日本一のショップを創る!ということを基本姿勢としてずっと取り組んできましたので、孫さんの姿勢に非常に刺激をもらいました。そこで日本一を目指している私のお付き合い先様が集まる場に井上様にご講演をいただきました。

     

    そしてなんとこの【志高く-完全版-】を発売前ですが、会社に送っていただきました。サプライズでした。しかも中にお手紙とメッセージをいただきました。いつも勇気と感動をいただいております。

     

    1人でも多くの人が志高くをお読みいただき、実際の行動として成果を上げていっていただければと思います。