1. 2010.12.31

    2010年振り返り

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    2010年振り返りということで、今年もたくさんの人に支えられて、ドタバタと前にだけは進みまくったと思います。

     

    新規事業の立ち上げという自分の主力商品を確立し、お役に立てる存在に少しでもなったかな、と思います。

     

    また新規事業の立ち上げをしながら、海外にも月に1回のペースで行かせてもらいました。バングラデシュ、ベトナム、中国に実際に行くことで色んな人と会い、生の情報や温度を感じることが出来ました。またアメリカではグーグルやヤフーやザッポスなど世界でも最先端といわれている会社の人と話すことで、今までとは違う視点で考えることも出来るようになりました。また、海外に行くからこそ日本の現状についても深く考えることが出来るようになったかと思います。

     

    ITやWEBなど各専門については最先端の人、本物の人からお話を聞きたいと思い行動することで、色んな人にお話を伺うことや実際に次のステップをご一緒させていただいく光栄に与ることも出来ました。やっぱり若いうちは行動あるのみだな、と思いました。

     

    まだまだ力不足の私とお付き合いしていただいている企業様と無茶振りに耐え続けてくれた後輩の皆様にも心からの感謝を。

     

    本当にめちゃくちゃな走り方をしましたが、楽しく充実した1年でした。ありがとうございました!!

  2. 2010.12.30

    エバーノート

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    いつもたくさんのタスクや情報に囲まれている人にとって強力にサポートしてくれるのがエバーノート。

     

    昨日までのドロップボックスとGmailとエバーノートをクラウド三種の神器と後藤さんが呼んでいたので、徹底的に活用しようと試行錯誤中です。

     

    色んなところに情報やタスクやスケジュールが分散していて、すぐに出てこない、二重手間になっている、などとなっているのが解消します。

     

    めちゃくちゃ機能性の高い手帳みたいな感じ。使いこなせば使いこなすだけ威力を発揮してくれそうな感じ。何かをやり忘れるということがガクっと減ると思います。

     

    パソコンにもスマートフォンにもインストール完了(もちろん無料)。

     

    こうしてみてみると、何でも無料で出来てしまいますし、モノは持たなくなっていきます。また、買わなくなっていきます。共有という概念がソーシャルの時代がくることで一層加速することももうすぐ現実になりそうです。次の時代の流れに対応していかなければいけません。

     

    まずは三種の神器くらいからどうぞ!!

  3. 2010.12.29

    Gmail

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    Gmailを使い始めてまだ半年くらい。ドロップボックスも教えてもらった後藤さんのススメで切り替えてみました。めちゃくちゃ良い。

     

    こういう頻繁に使用していたシステムを変えるということはスイッチングコスト(心理的、手間的な)が膨大にかかるので、控えていたのですが、やっぱりやってみるものです。

     

    もっぱらタスクリストとして活用しています。返信したメールや作業が完了したメールは全部アーカイブ。出来るだけ寝る前にメールボックスは空に出来るようにしています。

     

    また検索がやはり強い。さすがグーグルさん。全部アーカイブして放り込んでも、後で難なく検索できるところが強い。

     

    今までのメールアドレスが使えるし、迷惑メールの遮断率は99.999%!ってか一回も迷惑メールきたことがない。いつもメールの整理だけで時間をくっている会社様には全社導入をオススメするくらいの逸品。もちろん無料で出来ます。(がっちり使うと有料になりますが)

     

    作業的な仕事は出来るだけ効率化して、自分の時間や新しいものを生み出す時間を創り出すことをしていかなければならないと思います。

  4. 2010.12.28

    ドロップボックス

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    ドロップボックスを活用されていますでしょうか?今実験的に活用中です。

    パソコンやスマートフォンにインストールして、お客様とのデータのやりとり(共有)も全部ドロップボックスで行っております。

     

    今までのように重いデータをメールなどでやり取りしなくてもいいですし、どこでも確認できますし、いつ更新されたのかも全て分かります。(右下のアイコンが教えてくれます)また上書きなどでデータが消えてしまわないような対策も取られています。

     

    大きく言うとお互いのデスクトップが見えるようになっている形です。画像などの重いデータも確認しやすいですし、めちゃくちゃ便利。

     

    しかもどこにいても作業できますし、確認できます。全部英語なのが悲しいところですが、別に分かりにくいところはありません。使いながら覚えていく感じだと思いますが、仕事の仕方ががらっと変わっていきそうな印象です。特にチーム間や場所がバラバラなところで仕事をするような形の仕事にはもってこいだと思います。

  5. 2010.12.27

    フェイスブック

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    2011年はフェイスブックで話題は持ちきりになると思います。御堂筋の大阪駅のポスターが全部ソーシャルメディア(1月15日封切り)になっていました。

     

    これを皮切りに一時のツイッター状態になるかと思います。ただ、単なるツールを越える威力をフェイスブックは持ち合わせていると思います。

     

    社会インフラを構築する力を持ったフェイスブックは今後のサービス内容なども多方面に影響を及ぼす存在として常にチェックしておくものとなると思います。

     

    グーグルよりも影響力を持つのではないかと言われているくらいです。ソーシャルグラフがどこまで世の中を包むか、変えていくか、見所だと思います。

     

    また次の展開として、仮想通貨やリアルとネットの境がどこまでなくなるのか、など興味は尽きませんが、より良い方向にいくと思います。悪いことや小手先のことはすぐにバレて、本当に良い商品、サービスが広まることになろうかと思います。

     

    個人メディアが強くなる時代としては、やはりどこにもウソ偽りのない商売をしているところが生き残るのだと思います。

  6. 2010.12.26

    バングラビジネス近況~小ロットと検品工場~

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    バングラビジネスの近況ということで、バングラデシュでお世話になった方が日本に来られているというので、お打ち合わせをさせてもらいました。

    今のバングラデシュの状況や今後の流れなどの取り決めのために。

     

    まず今のバングラディシュの状況としては、日本企業が物凄い勢いで入り込んでこようとしている、とのことでした。ただ、なかなか入り込みきれていないというのが現状らしいです。ただやはり大手のバイイング力でもって、大きなラインごとブックするということも起こってきているみたいです。

     

    ただ私たちは中小企業のためにどうあるべきか、ということを常に考えておりますので、やはり一番大事なのはロットの問題です。今回12月後輩にバングラディッシュに行ってもらった一番の目的は小ロット対応の工場の開拓です。バングラで検品会社をしているところに聞くと、○○個以下の小ロット対応している工場はないということを言われるみたいですが、今回はその基準を大きく下回るロットで出来るところを多く見つけてきてくれたり、交渉をまとめてきてもらいました。

     

    現地の検品会社も把握できていないような工場がバングラディシュには数多くあります。中小企業の小回りの良さとスピードでここらへんを活用して、一気に伸びていきたいと思います。

  7. 2010.12.25

    エシカルビジネスへ

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    クリスマスの本日は福井県へ。新規事業の立ち上げでお伺いさせてもらってからもう3年以上が経つ会社様。いつも色んな気付きと学びをいただいている。

     

    その新規事業がこの度、教科書の出版社の目に留まり、ほんのちょっぴりですが、教科書に載ることになりました。環境問題だか、循環型社会だか、そのようなトピックです。

     

    そんなことやしっかりとした方向性を固めなければならないということで、お話をしていました。その中で1つの方向性として漠然としていた想いを言い表す言葉が【エシカル】かもしれないということになりました。

     

    エシカルとは、環境や社会に配慮されているかどうかというような意味合いで用いられることが多いが、フェアトレード、オーガニック、エコロジーの3本柱と考えたら分かりやすいかもしれない。もしくは、選挙、ボランティアに続く3番目の社会参加の道。ふだんの買い物で社会的に良いものを選ぶのも市民の責任だとする考えともいえる。

     

    DoGood,BeHappyや日本初のエシカルジュエリーブランドのHASUNAやフレームワークスが15000部発行しているマーマーマガジンなど、メディアをにぎわしている。

     

    地球民としての大きな流れがこの商流になっているのかもしれない。

  8. 2010.12.24

    お客様満足度向上へ

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    前日の午前中に新規事業をしたいという会社の人とお話をさせてもらいました。新規事業はしたいのだけど、今期も赤字、来期も見通しがたたないという状況。そんな状況では新規事業はやらない方が良いのではないでしょうか、とお話しさせてもらいました。

     

    現状の商売のことや数字を聞いて、あとどれくらい数字がいるのかを把握させていただき、どーしたらいいですか?と聞かれたので、≪とことんお客様に喜んでもらえるように真剣に考えて行動したらいけます!≫とだけ伝えました。分かってはいるけど、社長という立場は数字も見なきゃいけないし、色んなステークホルダーのことを考えると、そうは言ってられない、というのも伝わってきます。

     

    ただしお客様にとってはまったく関係のないこと。やはり業績を上げる唯一の方法はとことんお客様に喜んでもらえるように考えて行動することだと思うのです。お客様に喜んでもらうためにお金がかかるというのでは、中小企業や今厳しい会社様は行き詰ります。そこで知恵を出すのが、大事なのです。また、何も犠牲にしなくて、効率よく出来るのか?と言われるとそれも違う気がします。非効率になるかもしれないし、何かを犠牲にしなければならない時もあるかもしれませんが、そこを一致団結して、乗り越えること。これが業績をV字回復させるためにまずやるべきことだと思います。

  9. 2010.12.23

    パス・ザ・バトン

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    パス・ザ・バトンというリサイクルショップが東京丸の内にあります。リサイクルショップをコンサルティングしている先輩におもしろいショップありますか?と聞いたら、出てきたショップです。

     

    ここはリサイクルの商品の背景を見せているのです。どんな人が使っていたのか(売りに来たのか)、どんな想いがあるのか、などです。

     

    このショップの母体はリサイクルショップではありません。だからこそ柔軟な発想でこのようなショップが創れたのかもしれません。

     

    このショップは時流に乗っているのではないかと思うのです。ソーシャルメディアが大きな流れとなる中で、個人個人のつながりというものに対する意識が非常に強くなってくると思います。これまでリサイクルは誰が使っていたのかも分からないようなもの、というのが通説でしたが、それをひっくり返しました。

     

    出品者の名前と顔写真とストーリーが分かり、商品の背景と人物の顔が見えることで、安心して買えるのです。

     

    表参道ヒルズ店は半年で4万人が来店したといいます。1万点のアイテムが3ヶ月で全部入れ替わるそうです。出品者としても実名と顔写真が載るため変なものは出せない、ということで良いものが並びます。

     

    販売価格も自分で決めるため、目利きも必要になってくるゲーム感も要素の1つです。購入者からするとお宝物が眠っている可能性も大きくなります。

     

    1日3人程度が10品くらいもってきて、3ヶ月委託販売OK。商品が売れた場合は、半額が出品者で残りはチャリティに回されます。

    客単価は7000円ということです。

     

    1つのおもしろい例として見ていきたいと思います。

  10. 2010.12.22

    製造業の提案力

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    自社の情報を積極的に発信し、成果を生んでいる群馬県伊勢崎市にある浅野という企業。自動車やカメラのプロト対応用部品開発、量産化への準備支援を手がけている会社様です。

     

    ホームページと情報誌のASANOニュースというメディアを持っており、取引先に営業マンが定期的に配布して、強みをお客様にアピールしています。

     

    掲載するのは、「いかに高度なレベルの相談が寄せられ、それをいかに解決したか」「取引先から持ち込まれた難問にマイスターたちがどう取り組んだか」という事例。

     

    これが製造業の人にとっては大事なポイントなのではないかと思います。製造業はともすると下請け体質になっている構造もありますが、このように難しい案件を提案力でもって解決している姿勢を見せることで、価格ではないところの価値がお客様に提供できるのです。日々、いろんな人が問題解決しております。ただ、それが見える形で残っていたり、それをメディアを使って発信したり、している例は少ないのではないでしょうか?

     

    提案できる力があるところは、それを見える化して、発信していけば、なんの問題もなくこれからも発展していけると思います。

  11. 2010.12.21

    販促の流れ

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    販促のどこを強化するのかが変わっていくかもしれません。

    これまでは小売店の場合でしたら、チラシ・DMがメインだったと思います。

    ただ、これからはやはりWEBを使った販促が有効になってくるかと思います。

    近頃の例を何個か出したいと思います。

     

    カネボウ化粧品のコフレドールの販売促進の方法です。平子理沙とブロガー50人を集めての新商品発表会。【あこがれ】から【身近で等身大】にシフトし、高額化粧品は販売員との一対一の関係が購買を後押しするが、中低価格帯は他人の評価や実感が重要になる。ということを表していると思われます。

     

    また、Luxのmixiで展開している【the actress】や大丸の【デパつく!】などSNSを販促に有効活用する例が見られてきました。5分のCMを見てもらうのは難しいですが、5分ゲームをしてもらうことはゲームがおもしろければ出来る、という発送です。プレイヤーが主役になれることもマスメディアと違うところかもしれません。

     

    小さな地殻変動が起こっております。この流が時間を経過するごとに大きなうねりとなるのではないかと思います。

  12. 2010.12.20

    日本復興

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    本日は海外のお客様を日本に引き込んで、日本にお金を落としてもらおうというビジネスモデルを持ってらっしゃる経営者の人とお話しておりました。

     

    この頃、海外に行ってそこで商品企画や商品開発などをするようになっていたので、かなり刺激的でした。

     

    話していく中で議題にあがったのが、日本は何でも軽く海外に出しすぎる、という話。モノ作りはまだまだ日本で出来ると言う思想。この思想を少し持ててなくなっていた自分に気付いた。ゆくゆくは国内生産でモノ作りをしていきたいというお話だった。海外では技術的に難しいところの品質を追究する。海外では出来ないレベルを追究することをやめたら日本の空洞化は止まらない。日本のことを考えるのであれば、どうやって外貨を獲得するのか、ということを考えなければならない。

     

    海外の縫製工場だけでなく、国内の縫製工場(北海道が良いらしい)も回ろうと思いました。その差を体感しなきゃどこまでの品質や価値なら国内なのか、ということが分からない。また海外の技術の進歩レベルがどこまで来ているのかも把握するためにも、もう一度日本の工場を回ろうと思います。

  13. 2010.12.19

    お客様の声

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    いい快互服ドットコムというサイトについて。通常のショップであれば、業種切り、単品切りという形が多い中、いい快互服ドットコムは【臭い】というテーマ切りという形のショップ。2005年にスタートしたショップですが、これからの流れを考えると、このようなテーマ型、またはセレクトショップ型も増えてくるのではないかと思います。

     

    このようなショップは単品として捉えた場合、商品の品揃えという意味でも、単品としてのキーワードとしても、品揃え型のショップよりも弱い立場になってしまいます。

     

    そこでこのショップの打ち出しが1つの方向性を示しているのではないかと思うのですが、それが、【お客様の声をどれだけ集められるか】ということです。

     

    しかも通常の楽天やアマゾンにあるようなレビューではなく、本当にそのテーマに問題を抱えていた人や熟考した人のレビューなので、非常に参考になります。このようなレビューが溜まるような仕組みを構築できれば、品揃え型よりも、本当にそのテーマの問題解決したい人にとって素晴らしいショップになります。

     

    お客様の声ほど正確な情報はありません。その声をキャッチコピーや商品開発や商品仕入れに反映させるのです。

     

    買って欲しい!買って欲しい!というメッセージからお客様の生の声で共感してもらうというメッセージに変わってきているのかもしれません。

  14. 2010.12.18

    BOPビジネス

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    BOPとは何の略かと言うとBaseOfPyramidであり、全世界を所得別の人口で見てみた時に最も収入が低い所得層を指す言葉です。年間所得が3000ドル(25万円)以下の低所得者層が現在40億人いると言われています。BOPビジネスの市場規模は約5兆ドル(約410兆円)と試算されており、この低所得者層をターゲットとしたビジネスのことをBOPビジネスと言います。

     

    経済産業省なども積極的に推進しているビジネスで、まだまだこれからの市場だと言われています。

     

    代表的なモデルとしては、バングラデシュのグラミン銀行のマイクロクレジットなどがあげられると思います。

     

    今年バングラデシュなど色んな国に行って、この層の可能性と難しさを感じました。ただだからこそ取り組まないといけないところだと思います。特に日本企業が寄与できる部分は多くあると感じました。是非、取り組んでいきたいテーマの1つです。

     

    企業の利益はもちろん追求しつつ、低所得者層の生活水準の向上に貢献できるウィンウィンのビジネスモデルを創っていかなければなりません。

  15. 2010.12.17

    オリジナル商品開発

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    オリジナル商品の開発は今後の中小企業様でも生き残るための必須事項になると思われます。しかも本当に厳しくなってからでは、オリジナル商品を開発する体力も時間も残っていないと思われます。

    となると、オリジナル商品の開発は早ければ早いほど良いということになります。

     

    本日お伺いさせてもらった祭り用品の一番店である橋本屋様は10年ほど前からオリジナル商品の開発を実施されてきました。利益の面でも差別化の面でも非常に大きな効果を発揮してくれています。

     

    これからもオリジナル商品の開発を進めなければなりません。オリジナル商品といっても大きく分けると2つに分類されると思います。1つは自社で企画して、製造して、流通させるというやり方。もう1つは自社でしか取り扱えない商品を見つけ出すこと。この2つかと思います。そして、自社で企画製造するやり方も2つに分かれると思います。1つは完全にオリジナル化する商品。もう1つはOEM発注でベースがあるやり方。まずはここから入るのが一番やりやすいと思いますが、上記3つはどの業種でもこれから生き残っていく上で必須事項になると思います。

  16. 2010.12.16

    売れる価値/価格

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    商品力がどの程度あればお客様に支持されるのかということが見える瞬間があります。本日のお打ち合わせさせていただいた会社様でのお話ですが、今まで売れていなかったセット商品がいきなり売れるようになりました。なにが起こったかと言うと、セット商品の中の目玉商品であるテレビの大きさを変えただけです。

     

    これだけでお客様は商品力が期待値を上回り購買を始めたわけです。価格は変えてませんので、その価格における価値がテレビの大きさを変えることで価値が高く見えたのだと思います。

     

    今後のセット商品作りの1つの参考になりました。価格と価値のバランスで商品力は決まりますが、1つの商品でも価値を色々と変えて訴求してみることで、売れる価値/価格が見えてくることがあります。

     

    商品の中で売れていない商品があれば、一度価値/価格を見直して、テストしてみても良いのではないでしょうか?

  17. 2010.12.15

    仕入れ開拓

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    仕入れ開拓の仕方は中小企業と大企業では全然違うと思います。

     

    今日は超大手の方とお話をさせてもらう機会に恵まれました。その企業様はリアル店舗主体。ですので、仕入れ方も売れ筋集中のやり方です。また販売力もありますので、通常はメーカーや問屋から商談を持ち込まれ、どれだけ安く仕入れられるか、人気商品でしたらどれだけ自社に取り込めるか、などが商談の内容であり、仕入れが出来ないなんてことはないのです。

     

    ただネットではよく言われるようにロングテールも売上に寄与しますので、これまで取り扱っていなかったようなメーカーや問屋とやり取りしなくてはなりません。ただそのやり方が分からないということで連絡が来ました。事業の立ち上げで、そのようなことばかりしておりましたので、ある程度実体験でお話しました。

     

    少しずつ少しずつ足を運んで顔をつき合わせて相手のためになることをとことんして、粘り強く交渉して、やっと取引できるメーカーや問屋はたくさんあります。すごい泥臭いですが、それしかありません。

  18. 2010.12.14

    ポータルサイト依存症

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    ポータルサイト依存症は多くの弊害を招くと思います。明日はブライダル業界の方向けにお話をさせてもらいます。

    テーマとしては、自社サイトでお客様を獲得する方法。私としては色んな業種でさせてもらっているので、それを業種の特性と合わせて構築することで一定の成果を上げてきました。

     

    今業種としてかなり危険な状態なのは、ポータルサイトに集客を依存している業種です。旅館やホテルがそうです。このブライダルもそうです。楽天トラベル、じゃらん、ゼクシィなど強い媒体がある業種はそこに依存してしまう傾向にあります。EC業界も楽天やヤフー、アマゾンという強いポータルがありますが、私のお付き合い先様はほとんどが自社で売上を作っております。

     

    それは意図しているから。努力しているから。です。単に何も考えずにポータルや媒体に集客を委ねると、工夫しない。頭を使わない。利益は減る。経営的に不安定。というデメリットばかりです。メリットはお金さえかければ努力せずに集客できる、ということです。ポータルや媒体からの集客比率や売上比率はどのくらいなのか、そしてそれを計画の中でどのくらいの割合にしていくのか。しっかり考えて取り組まなければなりません。

  19. 2010.12.13

    予算について

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    予算について。昔々管理会計学を少し学んでいた時に【予算スラック】という言葉を聞いたことがありました。

    予算を低めに設定して、目標達成をしやすくすることですが、もちろんマイナス面がいくつも垣間見られます。

     

    そもそも予算というものをどう捉えるのか。そして何のために予算があるのか。それを達成することが目的ではなく、その先に何があるのか、ということを大切なポイントとして見ていかなくてはならないと思います。

     

    予算というものが成長を妨げる要因になる場合もあります。何か目標を設定しないと、どこに向かって走ったらいいのか分からなくなることはありますが、その目標自体が適正なものなのかは真剣に議論されるべきところだと思います。目標が低ければそこを目指して取り組むので、能力が高い人ほど能力を引き上げる要素が少し弱くなります。

     

    適正な予算というのはなかなか設定が難しいものですが、達成度と同じくらい計画度と納得度を考えなければならないと思います。

  20. 2010.12.12

    バングラデシュでのビジネス

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    バングラデシュに行っていた後輩の皆様が帰ってきました。

    今回の視察も非常に有意義なものになったみたいで、実際にモノを動かしたり、仕入れたりしたことによって、色んなことが分かってくると思います。

    バングラディッシュと貿易をするのであれば、貿易許可証のようなものが必要になりますが、これの所得に非常に時間も手間もかかるみたいです。

    ここも日本企業がバングラディシュとの架け橋を築くのに後ずさりしているポイントかもしれません。

     

    今回の視察で実際のモノの流れを把握することが出来ましたし、小ロットの工場も何個も開拓してきてくれました。また、品質や価格などそれぞれのニーズにマッチした工場も紹介することが出来るようになりました。

     

    もちろん貿易業務も大丈夫ですし、決済のやり方も大丈夫になりました。

    これからバングラディッシュとビジネスをしていく上でも基盤は作れたのではないかな、と思います。

    どんどんモノを動かして、経験を積み、信頼も積み重ねていきたいと思います。