1. 2010.03.11

    繁盛店とデザイン

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    繁盛店とデザインを考えてみたいと思います。

    経営者は商売と未来のデザインを描かないといけないから、全員アーティストだ!

    と昔考えていましたが、昨夏行った100%デザインTokyoの話。

    印象に残った作品を6つほど。

    1.ASHIBAhttp://www.woodpro21.com/13ashiba/

    使えなくなった足場の材で色んなプロダクトを作ってる。

    再利用かつお洒落ってな感じで、目の付け所が素晴らしいなぁ、と。

    2.SOZO PRODUCT DESIGNhttp://www.tokyoflash.com/jp/

    なんかよく分かんないものを作ってた。

    でも安くて、おもしろい。

    3.モーディオ(HP無し)

    学生と伝統工芸の職人さんのコラボ。

    しかもそれを移動型スタジオで展示している。だからどこでも展示できる。

    キャンピングカーみたいなノリ。

    江戸切子と東京くみひもと東京銀器と江戸更紗と組子と襖と表具と江戸簾の職人さんが

    学生のデザイン・アイデアでそれぞれの商品を新しいプロダクトに作り変えるという試み。

    まだ販売はしていないみたいだけど、おもしろい試みだと思う。

    4.デザインチャンネルhttp://www.design-channel.jp/

    東京発のデザインポータルサイトということで。

    5.デザインブームhttp://www.designboom.com/eng/index.xtmlもどうぞ。

    6.kidrobot→http://www.kidrobot.jp/もどうぞ。

    様々なアーティストとコラボってました。

    商売と未来へのデザインを改めて考えさせられる場所でした。

  2. 2010.03.10

    繁盛している観光地

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    繁盛している観光地は、繁盛しているお店も多い。ということで、昨年夏に行った直島の話。

    繁盛している観光地【直島】http://www.naoshima-is.co.jp/

    島全体がアート!!ということを聞いて、惹かれていきました。

    アートこそロジック無関係。これがアートなんだよ、と言えばそうなる。

    かぼちゃがアートである。

    【地中美術館】の美術館全体がアートなのにはちょっぴり感動。

    あまりの細かい所作にフルエました。

    カフェ1つとっても考え尽くされている。

    展示品は3つくらいだけど、無限だと感じた。楽しかった。

    【ベネッセハウス】の美術館へ。

    ほんまアートって脳みそが刺激される。

    壁の間に生えてる草もアートだと!!フルエた。

    ナイトプログラムというなんとも素晴らしい響きのプログラムに参加。

    建物の天井が正方形に切り取られており、そこから空を40分眺める。それだけ。

    でも、40分空を眺めることなんて普段無い。日が暮れていく様が素晴らしい。

    白い天井が枠のように見えて、夜の暗さがコントラストで映える。

    そして、夜はなんとお祭りが!!お祭り好きの血が騒ぐ。

    地元民にまぎれて、お祭り参加。太鼓と花火がすごかった。

    目の前過ぎて規模は小さくても、迫力はある。

    やっぱり商売も規模ではないんだな、と考えさせられました。

    目の前の人にとって大きければ(存在や影響が)、それでいいんだと。

    【I 湯】へ。銭湯もアート。カランの1つ1つまでアート。湯船の下ももちろんアート。

    どこでも出来る。固定概念、既成概念に囚われたらダメ。

    それでオンリーワンになれる。

    【家プロジェクト】家がアートに。暗闇がアートに。神社がアートに。どこでもなんでもできてしまう。


    固定概念に囚われないためにも、たまにはアートもいいかもしれない。

  3. 2010.03.09

    海外通販の繁盛店

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    海外通販の繁盛店様のお話を聞こう!ということで、ネオ・ウィング様に来ていただきました。

    海外通販の繁盛店【ネオ・ウィング】http://www.neowing.co.jp/

    ・1998年からスタート。始めた経緯は海外のお客様からメールをいただくようになったから。
    ・お友達がお友達を呼ぶ形でお客さまが集まっていった。
    ・PCとMBと楽天、ヤフーで34億円。
    ・アマゾンや楽天、セブンアンドワイという競合の中で、どう戦うか。
    ・ポイント制だけで値引きはしていない。
    ・サービスの付加価値で気に入っていただくという戦略。
    ・サイトの形になったのが2003年くらい。
    ・現在会員数が25万人、PVが2000万。出荷件数は月間8000~11000くらい。
    ・他サイトからの被リンク数が23000.
    ・北米欧州のシェア高かった。2009年世界で120ヶ国から注文を受けた。
    ・どんな商品が海外に売れるの?

    ①日本のポップカルチャーに関連した商品
    ②製品として信頼性の高い商品
    ③日本ブランドとして人気の商品
    ④日本の伝統的な商品

    海外通販用のASPを提供されている【WIPジャパン】様にもご講演いただく。
    http://japan.wipgroup.com/

    ・小額や少量で取り引きが出来る状態が整ってきた。
    ・中小企業庁。農林水産省。地方行政。が海外向けの展開を後押ししている。
    ・470のショップの中で商売になっているのは2割くらい。
    ・日本の市場ならしっかりマーケティングするのに、海外ならそこまでマーケティングせずに売ろうとされている方がいる。
    ・ワークショップ:海外での商品価値。
    ・海外で売れる商品4つ:
    希少性(日本では手に入りやすいけど、海外では手に入りにくいもの)。食文化、JPOP。
    普遍性(現地の規格に合う、現地でも認知されている)。化粧品や着物や家電など。
    社会性(現地にそれを求める社会的背景がある、肥満が蔓延や粗悪品が多いなど)。
    話題性(現地の旬な話題であること)和食ブーム、サムライ。

    海外通販、世界通販はやっている人に色々聞くのが一番である。

  4. 2010.03.08

    吉祥寺と高円寺の繁盛店

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    吉祥寺と高円寺の繁盛店に行ってきました。

    お肉屋さんの繁盛店【ミートショップサトウ】http://www.enjoytokyo.jp/id/shanben7jp/10021.html

    いつも行列だなぁ、と思っていたので、1つ購入。

    その隣のお菓子屋さんも行列。

    お菓子(もなか)の繁盛店【小ざさ】http://www.ozasa.co.jp/index1.html

    同期と高円寺へ。

    おもしろいお店好きやったよな?色んなとこあるけど、どこ行く?と言っていただく。

    何個か紹介してもらい最終的に【大人用のお子様ランチがある店】へ。

    高円寺のカフェの繁盛店【BabyKingKitchen】http://www.cafe-master.com/koenji/Baby-King-Kitchen.html

    決して野郎2名で行ってはならないところでありました・・・。

    高円寺には他にも色んなおもしろいお店があるみたい。

    繁盛店に行くと胸高鳴りますね。

    ということで、昨年の夏に行った花火とサマソニから得たこと。

    【心臓をバクバクさせればいいのだ】と。たぶん関西でこの夏一番人を集めたのは淀川の花火とサマソニ。

    共通点は何かないかなぁ、と思って出てきたのが上記・心臓バクバク。

    どでかい花火があがって、破裂する瞬間・心臓まで鼓動が伝わる。

    サマソニも一番盛り上がるところでは、音の衝動が心臓まで伝わる。

    みんな心臓バクバクしたがってるのかもしれない。

  5. 2010.03.07

    繁盛店の格言

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    繁盛店には格言があるのではないかなぁ、と思ったりします。

    本日は私が好きなコトバを。

    内村鑑三の『後世への最大遺物』から
    「私達は後世に何を遺していくのか、お金か、事業か、思想か。誰でも残せるのは自分の高尚なる生涯ではないか」

    夏目漱石の思想的到達点。『則天去私』
    人間の私心を去って、公平な天の心に帰すること。つまり自然にゆだねて生きるという人生観。

    「勘が先で、理論は後や」大和ハウス工業の創業者・石橋信夫氏
    「人と同じことをするな」ネスレ社長の高岡浩三氏

    ≪期待通りは期待以下と一緒≫
    ≪見えないところが競争力の源泉≫
    ≪真理がわれらを自由にする≫
    ≪審美眼≫

    生き方が定まりますと、覚悟ができるわけですから、心が落ち着きます。そして、自分の人生を静かに生きることができます。こうした「こころの静けさ」を幸福と言います。

    本物を知り、本質を観る。
    原因の原因の原因の原因の真因の掴み方。
    人道のおおもとをつかむ。

    身を仁厚の里に置くのは有形上のことに属し、心を仁厚の域に遊ばせるのは無形上のことに属する。無形の心が仁厚の里に安住すれば、その心意が発して形而上に現れる一挙一動はすべて厚い仁慈の心となろう。渋沢栄一。

    思うから想うへ。思は頭。想い心。

    中国にある「三余(さんよ)」という言葉。読書に適した三つの余暇で、【冬】と【夜】と【雨の日】をさす。
    「三上(さんじょう)」なる言葉もあって、文を練るのにいい場所として【馬上】【枕上】それに【厠上】

    良い言葉に出会うと人生が豊かになったような気がします。

  6. 2010.03.06

    繁盛店一挙羅列

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    繁盛店をざぁーっと羅列してみようと思います。

    これまで紹介できていなくて、行ってみて良かったところを。

    雑貨の繁盛店【ビレッジバンガード】http://www.village-v.co.jp/

    赤ちゃん玩具の繁盛店【グランパパ】http://www.granpapa.com/

    とんかつの繁盛店【きむかつ】http://www.kimukatsu.com/TOP.html

    カフェの繁盛店【muku】http://www.muku2004.com/

    メガネのメーカー【レスザンヒューマン】http://www.lessthanhuman.co.jp/index.html
    コンセプトが【馬鹿でエロティックでアナーキーな装飾品】

    福岡の焼肉の繁盛店【玄風館】http://www.genpukan.com/index2.html

    福岡の雑炊の繁盛店【はんごう雑炊 山】http://rp.gnavi.co.jp/sb/3008059/

    福岡の水炊きの繁盛店【水たき長野】http://restaurant.gourmet.yahoo.co.jp/0002693306/

    甲陽園のバーの繁盛店【MOONJELLY】http://www.moonjelly.net/

    ひつまぶしの繁盛店【あつた蓬莱軒本店】http://www.houraiken.com/

    魚料理の繁盛店【磯路】ホームページ無し。

    普通の家。おじいちゃんとおばあちゃんとおかあちゃんと小学生が手伝う、みたいな。

    メニュー無し!全て任せたぁ!!と叫んだら、

    魚の煮付け・刺身・てんぷら・浅蜊の酒蒸し・味噌汁などなど、魚オンリーのフルコースが出てきました。

    どれもマジうんめっ!やっぱ店がきれいとか、立地がいいとか、そんなんは二の次。

    舞阪・浜名湖らへんに行く際は是非。

    スーパーの繁盛店【プレッセプレミアム】http://www.tokyu-store.co.jp/precce_premium/

    会員制スーパーの繁盛店【コストコ】http://www.costco.co.jp/

    名古屋のSCの繁盛店【ラシック】http://www.lachic.jp/index.html

    北欧雑貨の繁盛メーカー【ノブヒル】http://www.nobhill.se/index.php

    ギャル系アパレルの【LIZ LISA】http://lizlisa.com/
    福袋が爆発していたらしい。イオンが特設会場組んで、大々的にアピールしていたみたい。

    もっともっと多くの地域一番店や繁盛店に行かなければならない。

  7. 2010.03.05

    地域一番、日本一番、世界一番

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    一番店になるのはどの商圏で!?

    ということで、経済産業省委託事業の国際Eコマースセミナーに繁盛店の経営者と行ってきました。

    中国のネット通販は過去5年で40倍、3.3兆円の規模。

    経済産業省としても企業に対して支援していくつもりだと言う。

    それは情報提供、人材育成、販路開拓(インターネットでの取引支援、海外展示会)、資金提供の4つ。

    ICAネット。国際Eコマースの紛争解決。

    国における法制度、実務、消費者意識の違い、言葉、決済、物流の違い。なども情報提供していくという。

    そこには、海外通販、世界通販で繁盛している方や取り組んでいる方がいらっしゃった。

    SBIベリトランスはBuy-j.comhttp://www.buy-j.com/shop/を運営して1年半くらい。

    2012年に中国EC市場が日本を抜く。

    中国は2012年には11兆8000億円へ。日本は10兆円。

    各業界が取り組む理由。

    小売・流通:将来現地でリアル店舗を出店するためのテストマーケティング。

    国内リアル店舗への誘導や知名度アップ。インバウンド。

    メーカー:現地消費者の属性、ニーズ、購買行動をネットで収集したい。

    得た情報を元に製品開発(ローカライズ)や現地のチャネルに販売情報としてフィードバックする。偽者の排除。

    共通:ネットを1販売(情報収集)チャネルとして、事業化したい。

    タオバオ:出店者は90万、商品点数は2億品。登録会員が1.45億人。PVは一日4億2800万。

    取引額は13328億円。中国CtoCはシェア82.2%、BtoCは20.2%。

    中国ネットショッピング市場でのシェアは70%以上。

    中国のサポートはチャットが主流。せっかちな方が多いから。即時性、リアルタイム性。

    ジャンルごとにチャットの担当がおり、顔を出して対応している。

    口コミはBBS、ブログの書き込み、チャットが主流。

    競争力のある価格+高品質=購入。

    中国人の特徴。
    ①比較を好む。(やっぱり金額は重視)
    ②詳しい商品説明を求める。キレイでかっこいいページより、かなり詳しく説明しているページの方が良い。
    ③「最新」と「希少性」「ブランド」にこだわる。
    ④購入単価はリアル店舗より大分低い。


    日本精機宝石株式会社様の講演もありました。

    ≪オープンまでの苦労≫
    ・膨大な数(2000種類以上)の製品情報をデータ化。
    →UTF-8はどこでも共通で見ることが出来る。グーグルドキュメントなどで情報登録しないと文字化けする。製品のテキストを全てやろうとすると莫大な費用。手動とロボットを切り分ける。

    ・海外の同業他社を調査。
    →アメリカで売っているサイトがいくつかあった。価格、種類(品揃え)、針は2200種類くらいある。
    他社がどのくらいやっているか。立ち上がりのスピード。買い物のしやすさ。
    実際にモノを買ってみた。(何日くらいで届くのか、どのような梱包形態で届くのか)

    ・価格設定(金額とドルor円)
    →円でやると、いくらなのか相場感がわかず、分かりにくい。為替リスクは生じる。

    ≪物流における課題≫
    ・海外向けの配送にどこを利用するか
    →電子データを配送伝票に直接書き込むようになっていたのはほとんどなかった。
    結局システムを入れて郵便局でやった。国際の普通郵便で。
    EMSはどこに何があるのかが分かる。どちらを選ぶかはニーズ次第。

    ・パッケージと梱包
    →中にエアが入っているエアパッキン。投げたり、落としたり、などをテストした。レコード針まで壊れていないような梱包をどうするか。

    ・顧客データを手書きにしないように
    →EMSは転写なので、大変。EMSでも電子的に写し取れるようにしていただいた。

    ・英語でのインボイス発行
    →通関を通すために、カスタマイズをしたものを用意している。

    ≪決済における課題≫
    ・海外発行のクレジットカードの決済。
    →中国向けならアリペイなどが使えるようになってきた。ペイパル欧米系ならポピュラー。
    ワールドペイの日本サイドの日本代理店。インターバリューを使用。途中からペイパルを足していった。

    ・クレジットカードの与信管理は?
    →一度注文を受けた際に怪しいものがあれば、クレジットカードの発行元(購入元)に確認する。それが出来てから決済。1週間くらい決済されないようにしている。

    ・国ごとに違うカードの普及度合い
    アクセス数が20万くらいあるけど、購入につながらない。どう入ってきて、どう出て行ったか。
    ショッピングカードには入っているけど、出て行っている方が多かった。
    それはワールドペイしかなかった。VISAとUCだった。
    北米からのアクセスが多かったので、アメックスが使えるように。ペイパルを導入した。63%増。
    7割がペイパル、3割がワールドペイでの決済。

    ≪問い合わせへの対応≫
    2名で対応。英語は話せない。1日に10件問い合わせがある。自動翻訳を徹底的に使っている。
    もしくは辞書を使っている。少々粗くてもレスポンスを早くするのが大切。
    問い合わせ傾向が分かってくるので、テンプレート化できるようになってきた。

    ・やる気があれば自動翻訳+αでも。
    ・とにかく素早く誠意を持って
    ・情報共有によるリスク回避
    製品のことを知っているのはお店。問い合わせなどを他に投げてはいけない。
    その商品のことを好きな人には物足りない対応になってしまう。

    ≪宣伝・プロモーション≫
    ・グーグルのアルゴリズムを知る。
    →グーグルは64.2%、ヤフー15.8%。ヨーロッパはグーグル80%。アジアとロシアだけ違う。
    そのページの信頼が一番大切。どんなサイトからリンクされているのか。

    ・信用力をアップさせる情報発信。
    ・ユーザーの口コミがバイラル効果に。

    ≪やって良かったこと≫
    ・価格支配力が出来た
    ・B2CをスタートしたことでB2Bも増加
    ・エンドユーザーの声が開発の参考に
    ・利益率のアップ
    ・製造現場のモチベーションアップ


    商圏という概念が地域一番から日本一番から世界一番へ変わろうとしている。

  8. 2010.03.04

    繁盛店のPDCAと前進力

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    繁盛店のPDCAと前進力。ここがすごい会社様に本日行ってきました。

    新規事業のご提案から今もお付き合いさせていただいていますが、

    新規事業のご提案の時にだいたい目標と呼ばれるものを様々な角度から作成する。

    3カ年計画や数値計画や実行計画などなど。

    ただスピード良く売上がいく会社様もあれば、いかない会社様もある。

    その違いがPDCAと前進力かな、と。


    自分を省みてのことも含めて少し。

    目標を決めるだけで何もしないとアウト。実際に動くことが大事。

    目標は決めるだけ、計画は立てるだけ。

    で、謎の達成感といけるんちゃう感を感じて【むふっ】となってしまうのはオナニー。

    進捗管理して、目標と今の自分の距離感を掴まないといけない。

    そうしないと、1年経って『あっ、なんか意外と何も出来てない』なんてことになる。

    提案だけして、実際に動いてもらってなかったら、やってない人が悪いのではなく、

    やる仕組みを作れなかったり、やるレベルまでブレイクダウンして説明や伝えれなかった方が悪い。

    なんでやってないん!?なんで出来ないん!?なんて詰めるのはもってのほか。

    怒ること(諦めること)は自分の問題解決能力の限界を示しているだけ。

    動いて、チェックしてなかったら、やったことが正しかったのか、

    どのくらい効果があったのかが分からないから、前に進まないし、ノウハウにならない。

    チェックのレベルとしては、変化が分かるレベル。成果の要因となるレベル。

    小売で言うなら単品レベル。

    チェックから次の案へ。

    チェックで出てきた成果の要因レベルを活かして次の案を作り、いけそうだと現場レベルの人も思ってくれて始めてリリース。

    どの期間でPDCA回したらいいんかな、と思うと、やっぱ週次かなと。

    日単位だと変化が小さかったり、成果が表れてなかったりする。

    月単位だと修正が遅れたり、30日の前のことなんて忘れてる。

    小売でも52週間販促計画が立てられてたり、予算も週次管理したりしている。

    もう52週の8週が終わった。ということは今年の目標の52分の8は終わってないといけない。

    まだそこまで達してなかったら、何があかんくて、今後どうしたらいいかを今から考えないと、結局今年も出来ませんでした状態に陥る。

  9. 2010.03.03

    繁盛店の店長会議

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    繁盛店の店長会議。マネジメントの進捗。なかなか進まないもんだ。

    特に現場は複雑多岐に渡る業務をしているので、プラスアルファなんかをしてください、

    となると、イヤがるものであり、進まないものである。

    でも進んでいるものもある。何が違うかなぁ、と見比べていると・・・進んでいるものや完了したものは

    ・達成した後のハッピーなイメージが共有できたこと
    ・達成イメージまでの道のりが明確だったこと
    ・するための障壁がクリアになっていること

    何かを提案させてもらう時は上記の点は気を付けていたつもりだったけど、より細かく突っ込んでいった方が良いな、と自省。

    さて、今ここのショップでやってもらってることが、

    1日ごとの【売上】【予算】【予算差異】【予算差異累計】【予算達成率】【来店数】【成約率】【客単価】

    【実施施策】【実施施策の結果】【気付き】を取ってもらっている。

    本来であれば、単品別で主力商品くらいは日別管理したいところですが、まだそこまでの道のりは遠いので、上記項目を計測してもらっている。

    すると、1つの店舗の店長が2月10日段階で月予算達成率22%という劇的にマズイ数字をたたき出した。

    ただ、この数字を取ってもらっていたので、あと、18日で売上がこんだけ足りない。

    それならコレとコレとコレとコレをさらに追加してやったらいけるんじゃないかと思います。

    あとこれはお試しなのですが、こんな企画をやろうと思います。

    その企画の目標は来店○○人で、売上○○円で、これくらいの経費がかかります。

    ただ、まずはやってみたいと思います。と。

    結果は最終的に98.8%でいかなかったが、よく盛り返したと思った。

    ・売上が足りない時に何をしたら達成できるかが把握できている。
    ・実行する力とやる気がある

    というところであれば、予算が未達にはならないんではないかと思う。


    あとこの頃、各店長やスタッフがオーナー型の思考を持ててきた。

    全社員がオーナー型の思考を持ってることと、楽しんでることは繁盛店の共通点だと思う。

    あと、≪どうやって売ろうか≫ばっかり考えてるより、

    ≪どうやって楽しんで(喜んで)もらえるか≫ばっかり考えてる会社はうまくいっているような気がする。

    想いばっかりあっても結果が無かったらダメ。
    結果ばっかりあっても想いが無かったらダメ。

    そのバランス。


    売上が上がる方法なんて制約条件とかを取っ払うと幾万とある。

    日々の業務だけに追われずに前を向けるか。

  10. 2010.03.02

    一番店、繁盛店を創る人たちパート2

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    一番店、繁盛店を創る人たちパート2ということで。

    プラス発想。全部をプラスに捉える人もいるが、この人はただのバカ。プラス発想っていうのは、

    【過去は全て善しとし、現状を肯定するいう重きを受け止めて、真剣に未来のことを考えること】

    問題の大きさは隠す時間に比例する。

    高度経済成長の時はひたすら動いた。

    今は賢くなりすぎてどうしたら動かずに出来るかを考えるようになった。だから経済的にはマイナスになっている。

    自分の闇を見せられるか、も大事だよ。

    組織や国が何を求めてきても、自分をもっていないといけない。ドロの中に埋もれたらいけない。

    【マクロの是】その組織体の中でOKとされていることでも、もっと広い世の中的に良いコトをしようという考え方。

    世の中究極いくと2進法。
    死にたいか?NO。
    ガンになりたいか?NO。
    タバコ吸いたいか?YES。

    人は3段階の積み重ねで間違うような生き物である。

    だからあまり信じない方がいいよ。自分の信念が大切なんだよ。

    不景気は誰に頼もうかな?というときに一番好きな人に頼むだけ。

    だから自分の2番目に好きだったお店に行かなくなるから、一番好きなところの業績は落ちないし、2番目のお店は落ちる。

    お客様といかに密着し、その人にあった提案が出来るのか、どれだけ好きになってもらうための

    ことが出来るのか、その人のことをどんだけ想えるのか、ここが勝負。

  11. 2010.03.01

    一番店、繁盛店を創る人たち

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    一番店、繁盛店を創る人たちはもちろん商売人の方たち。

    そのお手伝いをさせていただくのが私たち。

    今日は月に2回の会社の会議。

    ということで、諸先輩方の過去のお話やその話を聞いて自分が思ったことなど一挙に。

    反省はいっぱいあるけど、後悔は1つもない。

    気がつけば気がついてないことの多さに気がつく。

    しんどい時にどれだけやれるか。

    しんどいけど、しんどいけど、しんどいけど、そんな時にもう一歩前に歩を進める人になろうと思う。

    そこに成長があるのかな。

    今まで出来てることをやることって普通。誰かが期待している以上をアウトプットしてなんぼ。

    そしたら感動してくれたり、信頼してくれたりする。

    仕事でも、与えられたこと以上のことをしないと自分がそこに存在する意味はない。

    だから、自分の限界を自分で決めたらいかん。なにかのせいにして生きていったらあかん。


    『全部自分次第』
    『全て自分で選んだ道』

    そう考えると自分の中に責任というものを持つことが出来て、逃げ道を断ち、最善を尽くそうと、前を見ることが出来ると思う。

    楽しい時間を過ごすことも、充実した時間を送ることも出来る。

    「経営」って何?「マーケティング」って?「マネジメント」って?「自分の会社」どんな会社?

    意外に答えるのが難しかったりする。

    辞書的な答えはいらない。自分の言葉で言えなきゃいけない。

    しかもちゃんと適確でないと。それには理解してないといけない。それには意識してないといけない。