繁盛店の得手不得手ということで、本日は朝一番の飛行機で東京へ。本日は3本お仕事。
朝一番にシステム会社の人と業務管理のシステム導入について打ち合わせ。
そのシステムは開発に○○億円かかったもので、大企業や行政もそのシステムを導入しているらしい。
その設計担当の人から使い方や成り立ちなどを教えてもらう。
1ヶ月に何回か数時間おもしろいものが出来たら紹介してもらうのであるが、今回のシステムはすぐにでも導入したい。
タスクが一覧で見れたり、どこで滞っているのかが何で滞っているのか、あとバッファはどのくらいあるのかなどが一目瞭然である。
それを反省材料にまた組み立て直すことも出来る。数学理論だったかなにかがベースになっているらしい。
実験導入してみてうまくいきそうだったら、お付き合い先様に紹介して、導入してもらおうと思う。
その時最後に言われたのが、ネットショップのシステムを組むのは簡単ですよ!と。かなり驚愕でした。
お昼から別のシステム会社様と一緒に問屋様へ。協業してビジネスを興していこうという話。
そこでは問屋様の熱意がすごかった。
『死ぬ以外のことならなんでもする!!私は24時間365日OKです!!!』と声高らかに宣言されていた。
もう60くらいの女社長である。すごい。
この方は商売に対する情熱やノウハウや人脈はあるのだが、それをどうWEBを使って活用したらいいのかが分からない・不得手なのだと言う。
ご一緒していたシステム屋様にもネットショップのシステムってシステム会社からしたら簡単なのですか?と聞くとそこまで難しくない、と。
そこで夜打ち合わせで『こんなこと出来ますか?』『出来ます』という応酬であった。
基本全部出来るみたい。
そこで『何でも出来るならめっちゃすごいことや儲かることできそうですよね!!』と言うと、
『こんなの作ってと言われれば作れますが、0から何かを作るのは苦手なんです。』と。
両者とも自社の得手不得手は分かっていた。
そして今回お互いの不得手と得手が相互補完して、どのくらいの成果が上がるのかも3社で初めて打ち合わせをして実感した。
それぞれの会社や業界業種の人にとって得手不得手がある。
その不得手な部分を得意としている人と協業することでさらなるパフォーマンスを生む。
今回自分はその人たちを繋げただけ。
でもお互いの得手不得手をしっかり把握して、一番良い人を結びつける。これも大きな仕事だな、と。
そうやって3社3様で向上していく。
だからこそその会社様のことを知ることや、様々な会社様を知っておくことは大切。
いつ何時でも最適な良い会社様をご紹介できるように動き続けなければならない。
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2010.03.31
繁盛店の得手不得手
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2010.03.30
繁盛店の情報交換
繁盛店の情報交換をしました。本日は月に2回ある全体での会議の日なので。
同期(園芸店や農産物直売所などを繁盛店にするコンサルタント:http://yamadsuke.kitemi.net/)と情報交換。
お互い日々、日本全国に飛び回っているので、一次情報が集まる。
さらにその上澄みをウギャーと会った時に話すので楽しい。
特に同じ小売業を生業としている同期なので話が通じるところが多い。
また繁盛店リストを作成して、レンタカー借りて、繁盛店ツアーをしたいと思う。
またこれまで接点のなかった先輩と飲み会の席でご一緒になり、お話を聞く機会に恵まれた。
その方は地域活性化をメインでコンサルティングしている方で、様々な行政に入り込んでお仕事をされている。
お相手が商売人の方ではなく、お役所の方というので今までにないお話などを聞けた。
行政の方相手ならではのご苦労など。
そして、現状を変化させることの難しさや、予算の単位が1年なので急なお金の工面などが難しいことなども一般小売と違うなぁ、と。
変化できるスパンが1年だったら今の時代にマッチしないだろうに・・・。
さらにリスクを取らない・取れないところもあるらしい。
また違うところで聞いた話だが、やはり公平さも大事であるので、妥当なところや一般的なところで落ち着くことが多い、と言っていた人もいた。
それが1つの行政の役割であるので、致し方ないところもあるのだろうが・・・。
繁盛店のスピード感と行政のスピード感。
どのような違いがあるのだろうか?
そしてそれはなぜ生まれて、どうしようもないことなのか?
そして最終的にそれがどう市民や消費者に返って(還って)きているのか。
また行政の予算の取り方や、補助金の出し方など、色々と知っておけばかなり役立つこともある。
商売に役に立ちそうなここらへんの情報や人脈も必要だな、と実感させてもらった。 -
2010.03.29
祭り用品の一番店【橋本屋】に見る特徴作り
祭り用品の一番店である橋本屋様に行っておりました。
4月からいよいよお祭りシーズンに突入しますので、忙しくなるとは思いますが、楽しみです☆
さて、今日もお店の前を通ると、ネット店店長の澤入様が鯉のぼりを立てているところでした。
・・・でかい!!
どのくらいの高さがあるのですか?と聞くとなんと10m!!
そこに5mの鯉が気持ちよく泳ぐみたいです。
かなり強烈なインパクトを放っていました。
その向かい側には、いつもお店を見守っている最強助っ人全長3mはあろうかという招き猫!!
たぶんこの招き猫が色んな良い運気をもたらしてくれているのだと思います。
夕日に映える招き猫はかっこいいです。
まぁ、何が言いたいのかと言うと、【クチコミが広がるくらいの話題を提供しているか】ということです。
橋本屋様は何かやってます。
大道芸人なんてしょっちゅう来てます。
いつもどでかい招き猫が睨みをきかせてます。
オリンピックの時とかは日本人が金メダル取ったら翌日いきなり【半額割戻しセール】をやったりします。
お祭りが終わった次の日には【次の祭りまであと364日!急がなきゃ!】みたいなPOPが貼り出してあります。
もちろん商品と商人が素晴らしいからこそうけるものですが・・・。
いつも思うのですが、伝え方と伝わり方にもう少し意識したらもっとうまくいくのに。
という企業やショップ様も多く見受けられます。
人が他の人に説明する時にその企業やショップのことをどのように伝えるのか。
例えば橋本屋様のことを伝えるとなると、
『祭り用品の日本最大の品揃えと売場があって、そこの専務と店長は物凄く祭りに対する知識と造詣が深く、
祭りが好きな人が全国から集まってくるらしいよ。目印はどでかい招き猫!』こう言うことが出来ます。
ただ、あまり特徴のないお店だったり、特徴が良いにくいお店はクチコミが伝染しにくい。
話題を提供していない、もしくはそこまで昇華できていないんです。
商品と人が素晴らしいことが前提ですが、その上で特徴付けもしていけば自然と人は集まってくると思います。 -
2010.03.28
一番店、繁盛店への第一歩
一番店、繁盛店への第一歩として、3C分析をちょいとする。
本日は5月に立ち上げるシステム会社様の新規事業の提案の骨子を考えていた。
まず、自社の強み・得意とする分野が活かせるビジネスであり、
競合が弱いorあまり力を入れてなくて、マーケットが目標に対して存在する市場。
出した瞬間一番になれる分野をベースにお客様の支持を得ながら成長していける市場。
新規事業を提案する時のベースとしている考え方。
自社の強みや得意とする分野は何回かのヒアリングで把握した。
次は競合と市場(お客様)である。どんなニーズがあって、何がお客様の優先順位で、
まだ満たされていないこと(不満)は何で、それが自社の強みを活かしたらどうクリア出来るのか。
そんなことを考えながら、競合店を30社ほど見てました。
出来るだけ目に見えないところの競争力の源泉を見定めようと努力しながら。
また、今後競合の目指しているところや、成長性なども、じっくり見ていく。
勝てそうになかったら、もう1階層落とし込んだところで勝負する。
もしくは切り口を変える。
もちろんその間もマーケット規模はあるのか、お客様の支持は得られるのか、などは常に意識して。
でもこのどこでどのようにビジネスを始めるのか、事業の立ち位置が成功の重要な位置を占めている。
これだけはちょっとやそっとじゃ変えられない。
だから慎重に。決まったらスピーディに。
そして立ち上がってからも常に3Cは意識して。 -
2010.03.27
繁盛店のお客様との共通ポイントの作り方
繁盛店のお客様との共通ポイントの作り方ということで先日お伺いしたショップ様での打ち合わせから。
単品強化ということでそれぞれのお客様を明確にしながら、そこにどうアプローチしていくのか。
また、安い商品や目玉商品だけではなく、1つ上のグレードの商品をオススメしていくにはどうしたらいいのか、という話の結論。
それがお客様が『あっ!そうそうそうなのよ。私のことよく分かってくれてるね。』と思ってくれるかどうかである。
そのお客様と商品を繋げるコトバをリアル店舗であれば接客で話していけばいいし、
ネットショップであればそれを商品ページに載せていけば良い。
商品ページの文章量が増えるとSEO的にも良いので
ネットショップを運営している人は是非実践して欲しいところである。
また、目玉商品(激安商品)しか売れない、と嘆いているショップ様にも是非オススメである。
お客様にズバリ提案してあげること。
本当に欲しかったのはこれじゃないのですか?と提案してあげること。
そこに少しの驚きとワクワクを加えてあげる。
そうしたらオススメ商品を買ってくれるんじゃないかな。 -
2010.03.26
バス会社の繁盛店ウィラートラベル
バス会社の繁盛店ウィラートラベルをテレビの特集で知った。
爆発的に成長しているバス会社である。
特に素晴らしいなぁ、と思ったのは顧客視点の発想。
価格は競合他社と同じくらい。ただ、価値が違う。
1席1席独立したシートであったり、電動リクライニングで快適に寝れるシートの提供であったり、
各座席に液晶テレビを付けたり、シートの柄も華やかなものにしてみたり、寝ているスッピン顔を見られないようにするためのカバーが付いていたり。
あらゆる価値提供をすることで、クチコミで利用者が利用者を呼んでいる。
リピート率も高く、特に女性にウケている。
2009年の実績で前年比21%増の63億円。利用人数は135万人で前年比30%増である。
そこに様々な旅行プランを組んだり、飛行機やフェリー、タクシーなどと組んでお客様へのサービスを充実させている。
バス業界でここ3年で3倍の成長をさせているのは凄いことだと思う。
顧客視点は現場を見ること、そして現場に一番近い人の意見を聞くこと。
そのような積み重ねが上記したようなバス会社がどこも取り組んでいなかったサービスとして表れ、その結果が売上の増大に帰結しているのだと考えられる。
今の商売でもまだまだお客様に今までしてなかった価値ある提案が出来るのではないかな?
と一度考えてみてもいいかもしれない。 -
2010.03.25
魚幸という淡路島の繁盛店
魚幸という淡路島の繁盛店。淡路島は魚がおいしいですね。
その淡路島の魚屋さん、仕出屋さんで地元の人から愛されて繁盛しているのが魚幸。
ホームページ:http://www.awaji-uokou.com/
このサイトでは淡路で採れる魚が買えてしまいます!
特にアナゴが絶品!!
一度食べてみましたが、アナゴの厚みが他のものと全然違う。
その後料亭でアナゴ丼があったので、試しに食べてみましたが、全然違いました。
グルメな人に聞いても、ここのアナゴは旨い!と言っていました。
ブログ:http://jinanbow.ko-co.jp/
このブログでは淡路島の日常生活が垣間見られます。
魚幸の次男坊さんが書かれているブログです。
かなりおもしろいですし、写真もいっぱいで見ていて楽しくなってきます。
色んな企画もしているので、是非是非ご覧いただければと思います。
地域の人が旨いと言っている魚屋さんとか八百屋さんとか食い物屋さんは本当に旨いっ!
ホームページで調べてみても埋もれてしまっているようなところが多い。
そんなところに出逢いましたら、随時このブログで紹介させてもらいたいと思います。
何回も言いますが、アナゴが旨いっ!! -
2010.03.24
ネットショップ繁盛店のツイッター活用
ネットショップ繁盛店のツイッター活用ということで、この頃頻繁に取り上げられるツイッター。
セレクトECショップを展開しているZEELでは半年で700人弱のフォロワーを獲得している。
アパレル(自社商品)に興味を持ってもらえる対象に対して、積極的にアプローチしている。
ここはRT(リツイート)を活用しており、より多くの人に情報が届くように工夫している。
ツイッターの良いところは情報がアメーバ状に広がるところと、オープンメディアなところだと思う。
メルマガであれば、届いた人が見るだけ。ブログであれば相手のサイトに見に行かなければならない。
ツイッターであれば、届いた人以外でも見ることが出来るし、
自分のページに表示されるからわざわざ相手のサイトに見に行かなくても良い。
手軽でリアルタイム性と伝播性が高い。
米DELLでは2007年6月~2009年6月でツイッター経由の売上が3億円を越えた。
日DELLでもフォロワー限定のアウトレットの案内やタイムセールなども実施していく予定だという。
楽天トラベルは顧客を理解するために活用している。
また「あなたにとってのぜいたくとは?」という問いを投げかけて、
お客様からの返答を商品化するなどしている。
どの会社も担当者は1~5人くらいで対応しており、それぞれの会社の目的に合った形での運用をしている。
特に注目したいのは売上アップのところではなく、情報のバイラル度と商品開発への
お客様の関与にどれ程寄与するかというところである。実際に取り組んでみたい。 -
2010.03.23
ネットショップ繁盛店の成約率アップとしての動画
ネットショップ繁盛店の成約率アップとしての動画活用で1つの成果があったようである。
スイーツの繁盛店【神戸フランツ】が2009年末から実施してる
動画を利用した商品訴求が一定の成果を出している。
成約率が動画実施前と後とでは0.5~2.0%も増加したというのである。
バレンタイン商戦に合わせた動画はモバイルプロデュースオフィスが主催する
勝手CMアワードの大賞作品で『魔法の生チョコ(苺)』を題材にした作品を配信。
掲載前に比べると成約率が1.5~2.0%向上し、
バレンタインが終わってからの商品動向を見ても動画がある商品は売れ続けているという。
どのようなサイトでも動画の効果は出てくると思われる。
写真とコトバだけでは伝えられない部分は多くある。
動きも付けることが出来るし、声で伝えることも出来る。
リアリティも出るので、信頼性も増すであろう。
アパレルであればトータルコーディネートの提案をリアル店舗で実施しているみたいに出来るだろうし、
効果をうたいたい商品であれば、他社製品と比較して実験を見てもらうことも出来る。
よりリアルさが求められる中で、動画が占める割合は大きくなっていくと考えられる。 -
2010.03.22
ネットショップ繁盛店の集客としてのTVCM
ネットショップ繁盛店のZOZOTOWNは2009年末からTVCMを開始。
どのくらい売上上がるのかなぁ、と思って見ていたところ・・・
10-12月期の業績が49億5800万円(前年対比63.6%増)で
営業利益が8億9100万円(前年対比34.1%増)となったもようである。
マガシークが20億8700万円(前年対比1.7%減)なので、
何もしてなくても伸びるということはなかっただろう。
この10-12月期で新規会員が24万2000人獲得したと発表されている。
過去1年に1回以上購入したアクティブ会員は64万8000人に増加した。
マガシークは営業利益が1900万円(前年対比88.5%減)という形になった。
消費者の低価格志向を受けてのセールや単価引き下げを実行したためである。
販売数量や購入者数は拡大したが、売上は減少したとのこと。
今回のことでよりTVとNETの繋がりは強まっていくと見られるし、
効果があったということが分かれば大手はTVCMをうっていくことだろう。
そして、価格だけ下げるような戦略は様々な箇所に負担をかけ、良い成果は見られない。
価格を下げる前にやるべきこと。これを実行する。
また、価格を下げて早急に売上をつくらないといけないようになる前に対策を取ること。
前々からの計画と実行が価格を下げるというところに行き着くか行き着かないかの差になる気もする。 -
2010.03.21
奈良の繁盛店
奈良の繁盛店クリニックツアーパート2。
【古梅園】http://www11.ocn.ne.jp/~kobaien/
創業433年の墨屋さん。すごい歴史。
【萬々堂】http://www.manmando.co.jp/
創業江戸後期。名物:ぶと饅頭!うめぇ♪♪
【文林堂】HP無し。
奇跡のショップ。430年続く筆屋さん。なんと2000種類。10坪くらいに4~5人の店員。素晴らしい接客販売を見ました。
好みや使用用途、かな文字用か漢字用かとかめちゃくちゃ属性があり、それを聞き出しながら、筆を触らせて目玉商品→オススメ商品へ流していく。
【池田含香堂】http://naraclub.blogspot.com/2008/07/blog-post_19.html
奈良団扇の老舗。団扇が3000円~。女将が小間に鎮座しており、工法や粋具合を話してくれる。
【千代之舎竹村】http://www.mapple.net/spots/G02900044504.htm
あおによし~。創業311年の超老舗。
名物:青丹よしと奈良饅頭をいただく。
【ぜいたく豆本舗】http://www.z-mame.com/
豆多し!人多し!繁盛店である。
【中谷堂】http://www.nakatanidou.jp/
奇跡のお餅屋さん。いつも行列。つきたてがうまいっ!
【ひより】http://www.hiyori.jp/pc/
あぶらとり紙の専門店。奈良が本店だそうで。 なんであぶらとり紙の専門店なのですか?と聞くと、あぶらとり紙と金箔と仏教の話をしていただき、盛り上がりました。
奈良も古都なだけあって、繁盛店や老舗がたくさんありました。 -
2010.03.20
奈良の繁盛店
奈良の繁盛店クリニックツアー。
まずは平城京跡へ。http://www.1300.jp/平城遷都1300年。
お昼は老舗旅館の【菊水楼】http://www.hotel-archives.org/mailmagazine/vol089/index.html
5250円のランチを食す。
その行き道にもう1つ繁盛店らしきお店が。
釜飯の繁盛店【志津香】http://www.kamameshi-shizuka.jp/menu.html
メシを食べ終わってから和雑貨の繁盛店【中川政七商店】http://www.yu-nakagawa.co.jp/へ。
前に【奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり】を読んだので、行ってみたかった。
そこでは色とりどりの和雑貨が置いてあったが、やっぱブランディングって大事。
≪買いたいものがあってお店にやってくる≫という商品の購買導線を
≪遊・中川で何か買うものないかなぁ≫という導線へ転換させている。
これは画期的だなぁ、と。
目的→来店ではなく、目的が来店となっている。
そして、そこで何か買いたいと思ってもらえる。
そんなお店は素晴らしい。
小さな会社でもブランディング出来るし、
小さな会社こそブランディングしていかなければならないのかもしれない。 -
2010.03.19
ギフトの繁盛店と老舗酒蔵
ギフトの繁盛店様にお伺いしましたところ、
なんと老舗酒蔵である【北川本家】http://www.tomio-sake.co.jp/のお酒を売っていいことになったと。
それにも増して、売上が絶好調で素晴らしい。
ただ、売上増に伴いやることが多くなってきた。
社員がルーチンな仕事に忙殺されている現状を何とかしないといけないと感じていたみたいなので、今度一緒に中国に行くことに。
釣りとアウトドアの一番店、繁盛店である【ナチュラム】http://www.naturum.co.jp/が開発した
中国アウトソーシングセミナーhttp://www.genesis-ec.com/log/2010/03/in20103-1.htmlである。
さて、帰りがけ北川本家様のお酒をいただく。
創業350年の北川本家という蔵元のお酒。
ここはお酒でも地元では有名だけど、【美肌】というお酒としても飲めるし、美容液としても使えるお酒が大人気なのだそうである。
@コスメでクチコミが3000件、化粧水部門1位・・・。意外と凄い商品です。まったく知りませんでした。
ということで、大吟醸2本と梅酒飲み比べセット(梅酒5本)と美肌をいただきました。
お中元でお酒を売りまくりたいと思います。 -
2010.03.18
一番店、繁盛店を創る人たちパート4
一番店、繁盛店を創る人たちパート4ということで。
全ての物事を自分のハッピーにどうつなげられるかが人生のハッピー度を決める。
たまに自分に降りかかる全ての事を自分の不幸の肥やしにする人もいるなぁ、とも。
ただそれはそれでオッケーかな、と。ただちょっぴりもったいない。
【リレーションシップマーケティング】
関係性。これうまくやれないと今後の商売難しい。コンセプトメイクやら、商品企画やら、固定化やら。
「あなたの最大のハンディを1つあげなさい。そしてそれを克服することを1年やり続けなさい。」
アマゾンの基本方針は地球上で最も豊富なセレクションを提供すること。
→オンライン上で、出来るだけ多くの商品をリーズナブルな価格で見つけ出し、購入できる場をお客様に提供すること
地球上で最もお客様を大切にする企業であること。
→お客様からスタートし、常にお客様の立場で考えること。
イノベーションを元に品揃え、低価格、利便性の三本柱が顧客満足を高める柱。
まぁ、その根幹を理解すると、今後どのような動きを取るのかも見えてくると思う。
ただ、他の会社は見えても出来ない。アマゾンは出来る。この違いは開く一方。
PDCAの回し方。
1.在るべき会社の姿を共有する~企業理念を作る~
2.在るべきチームの姿を共有する~チーム毎のミッションを作る~
3.指標を持つ~チーム毎の成長を図る「ものさし」を作る~
4.日週月次の目的を持つ~チームの成長を見える化する~
5.目的への進捗状況を共有する~報酬を創造する~
おかき屋の繁盛店【播磨屋本店】http://www.harimayahonten.co.jp/tenpo/tenpo.html
無料でおかき(ジュースなど)を食べられる。おかきの良さ・美味しさをしってもらおうという試みらしい。
買ってもらうにはまず、動機付けをしなければならない。その1つだろうと思う。おもしろい。 -
2010.03.17
繁盛店とCSR
繁盛店とCSR。
この頃、社会起業家という人たちが現れている。何冊も本を読んだが素晴らしいと思う。
「企業は本業を通じて、社会に貢献する」
「利益とは、社会に貢献したことの証である」
「企業が多くの利益を得たということは、その利益を使って、さらなる社会貢献をせよとの世の声である」
だから、社会起業家の本を読んで解せないところが1つだけある。
利己的から利他的へ、とか、社会のニーズに・・・とか。
本当は会社って、利他的で、社会のニーズに応えて、収益を出して、安定的に継続していくものである。
社会起業家の本を読んでいたら、うーん、それ普通の会社が想ってること、
目指していることなんちゃうかなぁ、とも思ったりする。
昔の企業はそうだった。今は売上偏重に振れ過ぎているみたいに思う。
別に否定はしないけど、金が金を生むような商売とか、
自分が出している価値よりもどうやって多くの稼ぎを得ようか、
みたいに考える商売って永く続かないんじゃないかな、と。
だから社会起業家ってな言葉がワイワイ言われるよりも、それが普通になっていくんだと思う。
日本企業の原点回帰みたいな。
こういうお仕事をさせていただいて、色んな会社様に出会い、色んなことに気付かしていただく。 -
2010.03.16
繁盛店の単品強化
繁盛店の単品強化と言うことで、福井県若狭沖へ。
福井の若狭沖は山と海が近くて素晴らしい。山のロッジで昼飯を食べて、海へ行った後、打ち合わせへ。
お話は単品管理。現状もマーケットシェア一番であるが、さらに強固なものにするために。
全商品を価格帯別(グレード別)に抜き出し、機能価値と視・触覚価値に分けて書き出し、
そこから大きく言うと用途別とニーズ別を抽出し、グレード別に客層の定義付けをして、
MDやVMDなどを見直す。
そろそろCI(コーポレート・アイデンティティー)も再構築しないといけないかもしれない。
CIの内容として以下の3つ。
VI(ビジュアル・アイデンティティー)
MI(マインド・アイデンティティー)
BI(ビヘイビア・アイデンティティー)
続いて、似たような話で【ブランディング】
ブランディングとは売らない戦略。と話されていた繁盛店主様がいた。
『パリは売ってくれない。日本は買ってください。この差は歴然としている。』と言う。
『売らない戦略→商品価値が長い』その人は自分の信念一直線の方だった。
やはり≪何かで一番のブランディング≫って凄いな、と。
何かで一番になっておくと、ポッと火が付くと、燃え広がるのも早い。
【○○なら△△】というブランディング。
必ず一番。一番と二番の差は二番と百番の差より広い。
【カネで買えないもの、それが本物のブランド】
国内の1強100弱から世界規模の1強100弱へなりそうな今日この頃。
単品強化して、強い会社にした上で、CIやブランディングを見直すのも良いかもしれない。 -
2010.03.15
靴の一番店、繁盛店【ザッポス】
靴の一番店、繁盛店である【ザッポス(zappos)】http://www.zappos.com/
【ザッポスの奇跡】石塚しのぶを読みました。
読んだ本やその内容に関しては、別のカテゴリーで紹介しているのですが、本日は特別に。
特に印象に残ったところをご紹介。
ザッポスは靴の通販会社ですが、売り物は【靴】ではなく、【顧客の感動体験】だと言い切る会社。
顧客は「ものを買いに」ではなく、「そこでしか得られない体験」を求めて、ザッポスにやってくる。
「ザッポスで買い物がしたい」から、ザッポスで何が買えるかわざわざ探してしまう顧客もいる。
リピート顧客率75%。
「企業文化」を差別化の第一条件として掲げる会社。
スローガンは【POWERED BY SERVVICE(サービスが原動力】
お客様とパーソナル(一人の人間として)、かつエモーショナルな(心に触れる)
つながりを築くことが大切。
ザッポスで働く人にとって、コアバリューは単なる標語ではなく、
「ウェイ・オブ・ライフ(生き方)」なのだ。
「社員・顧客・会社」のトリプルハピネスをどう構築するか。
カスタマーオブセッション(顧客満足への執着)
会社に「信頼されている」という自信は、社員の中にやりがいを生み、誇りを生む。
ゲイリー・ハメル氏曰く「次世代の『経営』とは、企業の人間化である」
企業が個々の社員の独自性、想像力、情熱でもって
「カテゴリー・オブ・ワン(唯一無二の企業)」へ飛躍していく。
自分のお付き合いさせていただいている会社様が唯一無二の企業へ飛躍し、時代を作っていって欲しい。 -
2010.03.14
一番店、繁盛店を創る人たちパート3
一番店、繁盛店を創る人たちパート3ということで。
マーケットの旨みって、オドロキをあたりまえにする過程にこそある。
オドロキとは新しいコトであり、あたりまえとは普及したコト。
あたりまえになったその後には、つまらない過当競争が待っていて、価格競争に。
儲かるのはオドロキであるコトがあたりまえに普及する過程。
やっぱこのオドロキを作る仕事(=イノベーター)をやりたい!
ボクは子供の頃、遊ぶのにも工夫をした。だって物がなかったから。
今は物がありすぎるから、工夫しなくなってる。すぐに買う。
今ある枠の中でモノゴトを考えてしまう。工夫を出来ない人が多すぎる。
知恵がない人が多すぎる。と。
そして、それは仕事にも大きく影響する、と。
例えば仕組みが出来上がってしまった企業では、それが当たり前。
今の仕組みが出来上がるまでを知らないと、真意を掴みきれない。
うちの会社の創始者曰く【がむしゃらに仕事をすることで、自分の使命を知ることが出来る】
上司に『目標のない人をモチベートしてくのはどうしたらいいですかね?』と聞くと、
『目標はなくて良いとのこと。』ただ、目標はなくても良いと言いながら、力を付けて欲しい、と言う。
力が付くと、可能性が広がる。可能性が広がったら、目標が見える(かもしれない)と。
力がないから目標が見えてない。 -
2010.03.13
繁盛店の売場と接客
繁盛店の売場と接客をあんぱん屋さんと家電屋さんから。
どのショップに行っても、売場は分類されている。
パン屋さんならパン・ジャム・ジュースなどの大きな分類が違うものから、
パンの中でもあんぱん・じゃむぱん・くりーむぱんとかの単品別のものから、
あんぱんの中でもこしあん・つぶあんなどのアイテム別のものまで。
この分類別で売場を見ると見えてくるものがある。
主力単品なのか準主力単品なのかその他なのか。
また、その中での客層別グレード別の展開の仕方などなど。
アイテム別での店内における役割とか、各要素と値付けの関係とか。
ってな感じで売場を見ると楽しい。
あんぱんの一番店【銀座木村屋総本店】http://www.kimuraya-sohonten.co.jp/
はそうなっていた。
【消費者の時間節約】
これも商売になる、ってか、サービスにもなる。
あんまお買い物に時間とかかけたくないんだよな。たぶん。
みんな忙しいし。自分の欲しいものがすぐにある状態が一番。
だから家電でもコンシュルジュが付くわけですね。
要望を聞きながら、それに合った商品をプロが誘導してくれる。
無駄な時間も使いながら、という買い物も良いとは思いますが。
時間の奪い合いマーケティング。
また、売場も接客も【インサイト】(人が心の底で思っている本音のこと)
から導き出さないといけないと思うわけです。
カテゴリーインサイト、世代インサイト、社会インサイトなど。 -
2010.03.12
繁盛店とアートとデザイン
繁盛店とアートとデザインという内容が続いているので、本日もその続き。
1年に何回か行きますので、それを。
現代演劇【新感線】http://www.vi-shinkansen.co.jp/
作:クドウカンクロウ
演出:いのうえひでのり
出演:古田新太 堤真一 高岡早紀 他
クラブ【AURORA】http://www.clubberia.com/Event/Detail/&id=138024
歌舞伎【松竹座】http://www.shochiku.co.jp/play/shochikuza/gekijyo/
市川海老蔵の一人舞台。
市川家に代々伝わる【にらみ】を拝見。このにらみを見ると風邪引かないらしい・・・。
歌舞伎中に通の人が『よっ日本一』とか『なりたやぁ~』と叫ぶ。
【なりたや】というのは海老蔵さんの屋号みたいです。表情の端々に価値がある。
今年は能、狂言、オペラ、オーケストラには行きたいと思っております。
これからは感性のマーケティングとも言われておりますし。
感性を鍛えるにはまず感じないといけないですからね。