1. 2010.02.28

    一番店、繁盛店、老舗の引出物

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    一番店や繁盛店や老舗の商品を引出物に出したいですね。

    最近結婚式が多くて。その中の引出物って老舗の物が多い。

    松野醤油。創業文化二年。205年。 http://www.matsunoshouyu.co.jp/

    象彦。漆器。創業1661年。349年。 http://www.zohiko.co.jp/

    たち吉。うつわ屋。創業宝暦ニ年。258年。http://www.tachikichi.co.jp/

    皇室では日本で唯一の金平糖の専門店【緑寿庵清水】http://www.konpeito.co.jp/の金平糖らしい。

    老舗の職人さんが言っていたコトバ。

    『昔は知恵を使っていたが、今は知識でやるようになった』

    モノ作りの職人さんを見て思うこと。

    向上心と競争心。向上心に他人は関係ない。

    自分自身が前に進んでいるか、それが気になる。自分自身を観察するところから始まる。

    競争心は周りの同類たちとの競争関係だけにこだわっている。

    相対優位に立とうとする人間は周りの人間の足を引っ張る。

    外形的・数値的に示された社会的評価ばかり気に病む。疲れちゃうよね。たぶん。

    この頃めちゃ向上心がある人に惹かれる。

    自分の道を突き進み、頑張ろうとしている人。

    モノづくりの職人にそんな人が多いと思う。

    たぶん職人さんに『あなたの最高傑作は何ですか?』と聞くと、

    『次回作です』と言うと思う。喜劇王チャップリンがいっつも言っていたように。

  2. 2010.02.27

    繁盛店の接客とマニュアル

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    繁盛店の接客とマニュアルということについて、前に熊本に行った時の話から。

    阿蘇ファームランド。日本一のお土産屋さんがある、という後輩の一言で行きました。

    職業病的にこの言葉に弱い。

    行ってみた。まじすげぇ!

    商品が良いのも、店員さんがかわいいのも、試食が多いのもその秘訣だと思うけど、やっぱすごいのが品揃えと売場の作り方。

    品揃えは焼酎だけで2500種類。

    さて、その帰りがけにド田舎の温泉へ。行き当たりばったりをあえて選択。周りは田んぼ。

    大正解だった。田舎には人と人との繋がりや暖かさがある。

    有名な温泉にはないものがそこにはあったのかもしれない。

    まず子どもがしっかり挨拶できる。

    温泉は露天風呂という感じではなくて、屋根作るのがめんどくさかったから、という感じの作り。

    見渡せば川と山。しかも山は何重にも樹が折り重なっていて、緑が深く、川は人工的な作りではないから、そこに『生』を感じた。

    風呂後、ジュース片手に喫茶店兼休憩所みたいなところへ。

    そこしかゆっくり座れるとこがなかったから。

    店員さんがメニューを持ってきてくれた。

    その時『あっ、お飲み物はお持ちですね。それでは水だけ置いておきます』 と言ってくれた。

    ほんまは注文せんといかんのだろう。ただ、その子の意思でオレ達を許してくれた。

    マニュアル通りしか出来ないアルバイトとは大違いである。

    そこに気遣いのほんとのところと、接客のほんとのところがあるのではないかと思う。

    お腹いっぱいやったけど、うどんでも食べてあげようかと思った。

    そして帰る際、売店で豆の量り売りをしていた。

    1つだけ持って帰っていい?と聞くと、良いよ、と言う。しかもおいしい食べ方まで教えてくれた。

    ここに商売の大事な部分があるんじゃないかな、って思った。

    目くじら立てて、お金のこと・利益のことを考える人がいる。

    この人たちは少し違った。どちらが正解かは分からないし、どっちでもいい。

    でも自分がお客様として接したいのは、このド田舎の人たちかもしれないと思った。


    接客で大切なことは【その場に応じたムダな一言】とも社長が言っていましたなぁ。

  3. 2010.02.26

    一番店、繁盛店の催事

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    祭り用品の繁盛店である橋本屋http://www.hashimotoya-maturi.com/様に行ってきました。

    いつもビックリなことを教えていただく。

    今回は橋本屋様で催事があり、そこの売上が凄かった。

    なんでそんなに売ることが出来るのかお話を伺っていると、

    やっぱり見えてくるのは、【お客様を喜ばせる姿勢】

    まずとことんお客様を喜ばせる。

    まず商品を売り込むのではない。

    出す紅茶からお土産のスイーツから何から最高に喜んでもらうために仕込む。

    都会ではないのに芸能人呼んじゃったらしい。

    もちろんこれも地域の人に喜んでもらうため。チケットは1000円で買ってくれている。

    1年に1回のこの催事を心待ちにしている人がいる。

    そんな催事を皆様出来ているであろうか。

    お客様が待ち焦がれるような催事であれば、

    不況だろうが、過疎化だとか、言い訳にしか聞こえないと思われる。

    そこの専務のブログとツイッターを是非ご覧ください。

    ブログ:http://hashimotoya.hamazo.tv/

    ツイッター:https://twitter.com/matsuri_love

    たぶんお祭りが好きになります。そして御前崎のラーメン情報通になれます(笑)

  4. 2010.02.25

    繁盛店のブランディングとMD

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    繁盛店に復活させることで有名な藤巻幸夫さんの話を聞きました。

    http://www.fujimaki-japan.com/

    ダダ打ちですが。

    大手流通の前の良いものを探している。マルヤマケイタ

    http://www.keitamaruyama.com/とデザインビジネス。

    顧客視点とビジネスプロデュースのお話。

    ブランドという概念は20年前から。

    日本の企業には何か足りない。それがブランド。

    文房具→ロデア。オレンジでかわいい。日本のノートと何か違う。パッと見た瞬間に買いたいと思うかどうか。

    蜷川実香http://www.ninamika.com/の撮ったノートがバカ売れ。100円のノートでも売れないのに。450円でバカ売れ。

    ただ使う→持ってて楽しいへ。

    どこまでこだわって、季節や色などお客様に合った商品にしているか。提案が出来ているか。

    MDの8要素。
    【1.色】自分という色を出すか。名刺の文字の色までこだわるか。
    【2.柄】ネクタイの売上が下がったのは「クールビズ」だと言う。でも本当か!?
    売れ筋と売れ筋じゃない商品をもってこい!
    ネクタイの歴史は?本物のネクタイは?ネクタイの一流は?
    本物って何?続いているもの。人の気持ちに訴えかけている。売れている理由がある。
    ネクタイは英国が本場。
    売れているネクタイ売場に行ったら、何か違いますね!と言った。
    ブランディングやるための4つ。
    ①MD②VMD③PR④人
    この4つが完璧で始めてブランドになる。
    お客様から見て分かりやすいもの。これがブランド。その人らしい何かが伝わっている。
    バイヤーとして世界中で良いものを見ている。どこまでこだわるか。
    和系の人だったら名刺は和紙が良い。
    【3.素材】素材はめちゃくちゃある。
    ウール100:ウール80とポリ20はウールの方が良いと思っていたが、お客様視点では軽いし、皺になりにくい。素材まで入り込んでいるのか。
    【4.デザイン】これからはデザイン経済になる。
    社長はデザイナーでなければならない。デザインというのは方向。
    会議の時の机の並び1つまでこだわった。
    堂島ホテルは稼働率が高い。80%を越えている。
    【5.機能】その商品にどんな機能が付いているのか。お客様に応じた機能。
    【6.用途】使い道。日常の用途にも使えるフォーマルしか売れなくなってきている。
    【7.サイズ】
    【8.価格】
    この8つを変更したら新商品になるのではないかと思われる。
    こだわったものづくりをして、最後に価格がある。

    VMD:商品の並べ方。積み方をちょっと変えるだけで売れ方が違う。
    エモーショナルマーケティング。感情を揺らす。
    「技術ではなく心」
    来る人のイメージの転換。フクスケの受付の人の身なりが悪かった。
    セブンアンドワイでは2ヶ月で2店舗で商品を変えずに売上を2割上げろ!と言われた。
    燕三条は素晴らしい【みがき】の技術があるが、駅を降りた瞬間何もない。
    阪急梅田は1Fに食品を置いた。
    コンシュルジュは何でも答えれないといけない。

    PR:ブログ(藤巻定食)メディアをやっている。
    ヒト・モノ・コトを伝えている。三位一体。これが集まっているところが売れる。
    日本百貨店構想。ディスカバージャパン。9月にリンデンシャンプー。高知のゆずを使用。
    日本元気塾。コミュニケーション病。コミュニケーション障害。
    メディアのヒトは藤巻さんのブログを見ている。

    人:働いてる人が本気でやっているのか

    ブランド:ストーリー→ヒストリー→フィロソフィーが付いてくる。
    ブランドをつくる15の原則。サプライチェーンマネジメントに倣う。サムライチェーンマネジメント。
    5つのSと5つのCと5つのMの追求。
    Simple:難しいことほど分かりやすく、分かりやすいことほど深く、深いものほど楽しく
    Sence:自分のスタイル
    Speed:考えてるうちに終わっている。
    Smile:トップの人ほど
    しつこさ

    Communication
    Consensus:相互理解
    Coraboration:外注ということはない。コラボだ!
    Commitment
    Challenge

    Marketing:世の中を歩くこと。散歩行動学。5つの試。試乗、試見、試読、試飲、試着。街ではみんなが何を着て、何を持ってるか。何が変わって、何が変わってないか。
    マーチャンダイジング:モノは良いけど、パッケージが悪い、というのが多い。
    Management
    Mind:相手の気持ちを分かってあげる。褒めてあげる。
    まきこむ:一番大事にしていること。

    これから繁盛店や一番店を作るとなると細かいところにまで≪こだわり≫がいるのかもしれない。

  5. 2010.02.24

    一番店、繁盛店の発想法

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    一番店、繁盛店の発想法は異業種の人でも参考になるところが多々あると考えられる。

    例えばそろばんの地域一番店イシドhttp://www.soroban.co.jp/さんは、

    そろばんという構造不況な業種で過去最高益を続出している。

    市場のマーケットは絶頂時の1/14らしい。

    そんな中過去最高益である。

    それは「そろばん」を何と見るか。という発想の転換。

    これまで→計算ツール
    イシド→能力開発ツール

    1つの商品の見方や伝え方を変えて、商品化する。素晴らしいと思った。

    【商品は伝えるもの、実績や効果は伝わるもの】

    ネジの一番店、繁盛店のハードロック工業http://www.hardlock.co.jp/index.phpさんは、

    ネジという構造不況な業種で爆発的に業績を伸ばしている。

    「ネジ」の中でどこに特化するか。という発想。

    普通のネジ→売れない。安く叩かれる。

    ゆるまないネジ→希少価値が高く、売れる。

    【絶対に安全なネジと技術は常に希少価値】

    医療機器の一番メーカー、繁盛メーカーであるマニーhttp://www.mani.co.jp/さんは、

    医療機器の業種で爆発的に業績を伸ばしている。そこは世界一しかやらない。目指さない。

    【世界一にならないとなるとやらない】

    構造不況だと思われている業界であっても発想を転換し、行動することによって活路は見出せる。

  6. 2010.02.23

    繁盛店になるためにどう活かすか

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    色んな人の話を聞いて、繁盛店になるためにどう活かすか。

    というところに置き換えることが出来れば、繁盛への道が一歩近付いたことになる。

    ここで、前に聞いた講演で特に良かったものをご紹介。

    塩沼亮潤大阿闍梨というお坊さんのお話を聞く機会に恵まれました。

    「清くなんかない、正しくなんかない。ただそうありたいと願うだけ。」
    「願うのは行動力をつけるため」
    「誰か認めて・・・心が小さきことを知る」
    「お坊さんは同情を与えてはダメ。希望を与える仕事」
    「心の持ち方で幸せにも不幸せにもなれる」
    「心のわだかまりを妥協で納得させても意味がない」
    「自分をいたずらに痛めつけてもダメだし、いたずらに時を過ごしてもいけない」
    「脳が探してないものを見つけることは出来ない」

    もう1人。植松電機の植松努さん。
    「流れ星が流れている時に願うと願いが叶うんだったら、ずっと願っていればいい」
    「何かのせいにすると何もしなくてすむ。でも何も変わらない」
    「大量生産で良いものが安く手に入るようになり、不必要な便利を押し付けられ、学ぶ時間さえない。学ばないから考えられない。」
    「なにが儲かるか、何が売れるか、というところから始まる夢はない」
    「すでにある仕事から夢を選ぶの?夢は新しい仕事になるんじゃないの?」
    「未来は可能性を諦めて今出来る範囲から選ぶことではない。未来はやってみたいことをどうやったらできるか考えて、やること」
    「あきらめるとどんなにステキな過去も後悔の対象にしかならない。あきらめないとどんな辛い過去にも感謝できる。笑い合える」

    『どーせ無理』がない大学と街。ARCProjectという。

    学ぶためのコスト1/10、食うためのコスト1/2、学ぶためのコスト0を実現。

    3億円の借金をした。でもそこで育った人が3億以上生み出してくれたらそれでいい。と。

    そして、理想的な街を作って、それを世界に販売する。と。

    イノベーションが勃興する街を作ると。

    かっこいい!!めっちゃくちゃかっこいい!!!

  7. 2010.02.22

    代官山の繁盛店

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    代官山の繁盛店を視察しに行った時の話。

    ①Art-meter http://www.art-meter.com/

    めっちゃくちゃおもろかった!!ビジネスモデルがおもしろい。

    絵の量り売り。

    1立方㎝当たりの単価が出ていて、その単価×絵の面積。

    例えば1立法㎝当たり単価が6円で30㎝×20㎝の絵だったら、3600円。

    有名無名問わず、誰でも登録して、絵を描いてもってくれば、売れる。委託販売の形。

    おもしろくなって、てっきり店員さんと話し込む。

    単価はシステムにのっとって決まっており、有名・無名問わずそれに従うこと。

    販売実績で単価は上がっていき、高く売りたいくても、販売実績がないとそれは出来ないこと。

    そのショップは場所を提供している形であり、仕入れなどもしていないこと。

    服屋さんみたいにハンガーで絵が店内にかかっていること。などなど。これまでにない形。

    ②チュベ・ド・ショコラhttp://www.warechoco.com/index.html

    割れチョコ専門店。専門店と繁盛店という言葉に弱く、フラフラと引き込まれる。

    なかなか繁盛していて、割れているチョコしかない。

    完璧に儲かっている匂いがしていた。割れチョコだから安い!?幻想だと思ったりもするが。

    この頃の売れてる商品をみても、訳有り系の安売り系が多い。

    市場に出回らない形の悪い野菜とか、少し形が崩れたスイーツとか。

    ③えんぎ屋 http://www.engiya.com/

    縁起物しか取り扱っていない日本で唯一の縁起物専門店。

    よくぞここまで縁起物だけ取り揃えたな、仕入れできたな、という点で感服。

    有名人も多数来ているらしい。

    ④モンソーフルール http://monceau-fleurs-japan.com/
    良い感じのお花屋さん。やっぱりお花屋さんもお洒落感を増していかないと生き残れない。

    ⑤クオカショップhttp://www.cuoca.com/

    ⑥ポパイカメラ http://popeye.jp/index.html かなり繁盛。

    完璧雰囲気勝ちのお店。お客様の心をなんとなく掴む、ってのがうまいショップ。

    ⑦渋谷に移動しててっぺんhttp://teppen.info/

    朝礼で有名なところ。行ってみようと。ここまでやる!?というサービスなどが多く楽しかった。

    少し待ちだったので、⑧Mame-hicoへ。http://www.mamehico.com/mame-hico/

    たくさんマメ食いました。豆系スイーツに強いコーヒー屋さん。雰囲気も良い感じ。

    お店はお客様に色んな意味で「驚き」を与えなければならない。

  8. 2010.02.21

    繁盛店の広告、チラシ

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    繁盛店のオーナーの言葉。

    『これからはチラシにかかっている費用を少なくしようと思う。

    自分は広告会社や印刷会社が潤うためにチラシを撒いているのではない。

    それにかかっている費用をお客様に還元したい。』と。

    今後はそうなっていくだろな、と思った。

    これまでずっと広告でお客様を集めるのではなく、

    商品でもってお客様を集めるというやり方の方が正しいと思います、

    とお話していて、ついにそっちのやり方にチャレンジしていくことに。

    たぶんどんな会社もいずれかそうなると思う。

    販促費は減るだろう。

    やっても効果が出なくなってきている。

    そうなると強いのが固定客をどれだけ持っているか。

    言い換えると、その店や会社のファンがどれだけいるか。

    もう1つ。販促費の考え方減らすのをPL上の利益を出すためにするとこれも短絡的。

    やはり商品=価値/価格なのであれば、当初から販促費は価格を上げる1つの要因なのであり、

    商品力からするとマイナスである。ブランディングを考えるとマイナスの限りではないけど。

    今うまくいっているとこは、販促費を商品に還元している。

    どういうことかと言うと、Tシャツが2000円だったとする。

    原価が40%。販促費が10%だと仮にしておくと商品に還元するには方法は2つ。

    10%安くするか、原価を10%上げて、価値を高めるか。

    2000円でここまで良いの!!という商品を作るということがクチコミになる。

    そうなると販促と一緒である。

    うまくいくのは価値を高めること。

    良い商品が作れるわけだから、クチコミが発生する。

    それでうまくいっている企業や商品もたくさんある。

    この流れを掴んでいる会社の傾向を掴んでおかなければならない。

  9. 2010.02.20

    繁盛店のマインド

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    繁盛店のマインドということで、前に研究会でお客様とキッザニアに行った時の話。

    キッザニアとは子供の職業体験の場みたいに言われているところ。

    でも担当者と話をしていると、そうではない、と。

    社会体験の場なのです、と。

    仕事を通じて、コミュニケーションや気付きや上下の仲間・関係作りを体験して欲しいということらしい。

    んで、何が感動したって、≪子供たちの目≫ほんまにキラキラしている。

    あと、徹底的なこだわり具合。

    子供は少しでも騙すと信頼してくれなくなる。

    だから、徹底的にこだわる、と。

    制服は全部本物。

    そして、やり方とかは教えない。気付いてもらうようにする、と。

    そうじゃないと指示待ち人間になってしまう。

    そして、答えがあることしか出来なくなる。

    という説明を受けながらキッザニアの中を見学させてもらった。

    何かそんな大人になってない??というメッセージもあるのではないかな、と感じた。

    会社の中で仕事をしている時に強く意識しておかないといけないことに≪配慮、気配り、思いやり≫があると思う。

    全ての基本であり、スキルやなんやとか以前の所。

    どんだけ軸を相手(お客様、上司、同期、後輩、友達など)に出来るか。

    これが出来る人は愚痴もなければ、弱音もなければ、物事を誰かのせいにすることもない。

    ここが出来る人が最終的には仕事も出来るし、人が集まってくる。

    そして全てにとことん相手のことを思っての行動が出来る。

    そんな人は信頼を得る。何が出来るとか、年がどうこうとか関係ない。すんげぇ大切やと思う。

  10. 2010.02.19

    繁盛店の価格の中に含まれるもの

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    繁盛店である翻訳会社様と打ち合わせ。

    サービス業で繁盛している会社のことは何と言うのであろうか・・・。

    さて、オフィスで打ち合わせしてると、ディズニーのお菓子箱を持ってこられた。

    『ほぉ、行かれたのですか?』と聞くと、『えぇ、まぁ。』と。

    『ボク、商品以外のところに価格がのってるなぁ、と思ってしまうんです。』と言うと、こんな話をしてくれた。

    私の友達の子供がディズニーランドで迷子になった。

    子供の特徴を色々聞かれて、探してもらうことになったが、まったく見つからない。

    閉演間際の時間になって、門の近くで見つかったと連絡があった。

    行って見ると、服も髪型も変えられた子供がそこにいたらしい。

    なんで分かったかというと、靴下だけが同じだったから分かった、と。

    何百人何千人が帰ろうとしている中で、変装させられている子供を見つける。

    だから安心して、夢の国の住人となれる。

    夢の国で誘拐されるなんてあってはならないこと。

    たとえそういうとこにお金がかかっていたから、商品が高くなるならOKですね、と。

    夢の国のお菓子はお菓子を食ってるんではなく、夢を食ってるんですね。

    価格は夢に対して発生しているのですね。

    少しディズニーとは違いますが、前にジュエリーデザイナーさんとコラボして商品開発をすることになった時の話。

    どんな商品が良いかなぁ、とみんなで考えていると、そのデザイナーさんが

    【その人以外には価値のないものを創ろう】と言った。

    その人以外には価値のないものって、その人以外には無価値でその人には無限の価値。

    そんなものを創れたら、お金じゃないよね、一生大事にしてくれるよね、と。

    そんな商品を創っていきたい。

  11. 2010.02.18

    一番店、繁盛店のクチコミ

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    ペットショップの繁盛店での話。

    今日はまず各店の横のつながりと日報(ブログでやってる)の書き込み率向上について。

    横のつながりが持てて、日報の書き込み率が上がる仕組みを作ったら良いのである。

    ということで、スマイル給のご提案。

    各店同士で褒める人を決める。A店のBさんはC店のDさんを褒める!みたいに。

    んで、BさんはDさんが毎日一番に来て掃除をしたで賞500円あげる!みたいにする。

    毎日同じところで一緒に仕事してないから、どう褒めたらいいのか分からない。

    だから日報を書かないと褒めてもらえないし、なにしてるのか分からない。

    まず日報の書き込み率が上がり、何をしているのか共有され、褒められるから横の繋がりも強くなる。

    次にオリジナル商品をもっと売っていきたい。しかもクチコミで。とのこと。

    ふーむ。これはまだ認知度が低いからまずは認知されないといけない。

    ということで【公的パトロン】をご提案。

    奇抜なアイデア×クチコミをしたくなる要素が必要である。

    中小企業なので、そんなにお金はない。

    ということで、奇抜なアイデアは募集しちゃえ!

    ということで、近くにある美大と芸大にうちのCMを作ってくれ!最優秀賞には10万円!とチラシをまく。

    すると、そんな変なことしてるショップがある・・・となり、クチコミになる可能性があがる。

    さらにそのCMをネット上に上げて、少し小細工すれば爆発する可能性もある。

    もちろんホームページや各ショップでも流す。

    美大の人や芸大の人のためにもなる。

    今やメディアは個人が作成できる。

    であるから、CMとかも一般人に任せてしまおう!という考え。

    あと、どうしたらお客様に喜んでもらえるかをブレスト。

    そんなことばっかりやってると、お客様が勝手にそのショップのコミュニティをWEB上で立ち上げてくれた。

    愛されている。ありがたいことである。

    徹底的にどうしたらお客様に喜んでいただけるかを考えて、少しスパイスを加えればクチコミは起こる。

  12. 2010.02.17

    一番店、繁盛店の提案

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    一番店、繁盛店の提案について。

    お客様は予算でモノを買っている。

    予算帯でどんなお客様かを明確にイメージする。

    それぞれの客層によってどんな満足感を得ようとしているのかを考える。

    モノが売れる人は、モノを売る相手の人の状況が明確に言える。

    どんな家族構成で、どんな気分で、年収や可処分所得などなど。

    そしたら、満足感のポイントが分かり、セールストークが導き出される。

    営業がうまい人は

    【事前準備】→【ヒアリング能力】→【客層(ニーズ)把握】→【提案(セールストーク)】

    がなんも考えんと出てくる。

    では下手やと思ってる人は・・・考えて実行したらいいだけ。

    営業をあまりしたことはないが、商品の説明しても売れないと感じる。

    この商品あったらちょーハッピーになりますよ、ってイメージをどんだけ持ってもらえるかに限る。

    だからハッピーそうじゃない人が営業やってたら買わないな。

    ハッピーな形の見せ方はいくらでもある。

    売上上がりますよ、でもいいし、経費削減できますよ、でもいいし、

    社員がイキイキしますよ、でもいいし、楽できますよ、でもいい。

    求められてるとこ(ニーズ)に合わせてもいいし、

    こうなったらいいなぁと漠然と思ってること(ウォンツ)に合わせてもいいし。

    あと思うのは、自分以外にもたくさん似たような会社が営業来てるんだろうな、

    ということ。商品的に何が違うのか、どこが特徴なのか、はスグに説明できるようにならないといけないし、

    商品一緒ならどんだけ好かれるか勝負みたいな時もあると思うけど。

    なにはともあれ、その企業やその人ドンピシャの提案をしないといけないってこと。

    一番店の提案はズバリ提案に限る。

  13. 2010.02.16

    一番店の出迎え方

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    建築、不動産系の地域一番店に伺った時のこと。

    そこの会社に着くと、まず≪本日はありがとうございます!会社名+名前+様≫とボードに書かれている。

    おぉ!と度肝を抜かれ、部屋に通されると、喫茶店より凄いドリンクメニューが出てくる。

    営業を受け入れる側がこのような素晴らしい対応を取ると、与える側になれる。

    まず与えまくる。これ大事。営業する側もされる側も。

    だからというわけではないが、お返しに与えることが出来るのであれば、とことんまで!という勢い。

    そこの行動規範がどうなっているのか具体的には知らないが、

    儲かるか・儲からないかとか、お客様に分かるか・分からないかではなく、

    その行動や考え方が正しいか正しくないか、本当にお客様のためになるかならないか、

    その一点で何事も判断していると感じた。

    法人営業している友達に聞いたこと。

    法人営業で大事なのは、先に恩やら利益やらを相手に与えること。

    そうでないと話は聞いてもらえないし、次の関係性に繋がらない。

    どうしたら相手に先に恩やら利益を与えることができるのかを考えること。

    実体験の中から滲み出た言葉なので、本当だろう。

    どんな場面でも与えることは出来る。

    価格だけで勝負するような商売をしていたら、このような考えは生まれてこないだろう。

    とことんお客様や関係各位に与える、与える。

    こういう会社には不景気も関係ないのだと思われる。

  14. 2010.02.15

    繁盛店に見る一貫性

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    繁盛店が持たなければならない一貫性について。

    よく色んなホームページを見るが、

    【客層→キーワード→ページ内容】の概念をもっともっと突き詰めて深めていけばいいのになぁ、と思うHPがたくさんある。

    客層が変わるのであれば、キーワードも変わるし、ページも変えなければならない。

    客層が増えればまず商圏人口が増える。

    キーワードが増えれば商圏人口が増えることと同じ。

    まだまだ出来ることがあると思う。

    この3つの流れの一貫性。これを持つだけで良い。

    よくプライスラインがバラバラのショップがある。

    例えば服屋さんだったら、これとこれ何が違うの?とちゃんと説明できるか。

    生地や仕立てやディテールやデザインがこうこう違うから、値段がこう変わってきます、と。

    それを価値と言ったりして、価格に対する価値が商品だから、

    価値の説明が出来ない人や整理して説明できない人は商品を売ることは出来ない。

    価値には機能と視・触覚的なものに大別され、それぞれに本来的なものと付加的なものがあり・・・

    ってなことを勉強したりもするけど、とりあえず、その価値を知り、それぞれのお客様によって、

    何が合うのかを根拠立てて説明する。

    そうすると、価格のみで判断されずに、お客様に合ったものを提案し、買ってもらえるようになる。

    これが客層別グレード別のMDなんかな、とも思ったりする。

    これが出来てないと、一番安い商品が売れていくだけ、ってな状態になるのかな。

    価格と価値のショップにおける一貫性。

  15. 2010.02.14

    繁盛店から見える風景

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    繁盛店から見える風景って他のお店のものと違うのだろうか。

    アランデュカス氏が手掛けるLe Comptoir de Benoithttp://www.comptoirbenoit-osaka.com/

    1912年創業、パリ「ブノワ」のエスプリを受け継ぐビストロ。

    ブリーゼブリーゼの最上階にありまして、そこから大阪の街が一望できるという環境。

    ご飯代にこの風景も入っているのでしょうな。

    アバターhttp://movies.foxjapan.com/avatar/

    初の3D映画ということで、興行収入も過去最高を塗り替えた作品。

    これからの流れを作るものを体感しておくというのは必要なことだと思う。

    アランデュカスしかりジェームズキャメロンしかり、どのようにして感性を磨いているのだろう。

    デザイン力やイメージの発想力をどうやって高めるんですか?と、建築デザイナーの方に聞いてみた。

    すると、『良いモノを見る。有名な人の作品を見る。本などで勉強する。』という答えが返ってきた。

    やはり現場なのですね。

    売れ続ける=才能×努力×時代性

    才能:自分の出来ること・やりたいことを極める。

    【自分の出来ること・やりたいこと】ってとこがミソ。

    自分の出来ないことをやる・極めるわけではないのであって。

    だから言い換えると≪才能がない≫って言葉は無いのかもしれない。

    努力:とにかくやる。これでいいと思う。根性論?それも結構じゃないかと。

    努力している人は目と言葉と接するとなんとなく分かるような気がする。

    時代性:時代を読む=時流。

    マクロに見るとライフサイクル。ミクロに見ると流行ってコトバになる。

    ブノワしかりアバターしかり売れ続けるための要素を含有している。

    そこの風景も見なければならない。

  16. 2010.02.13

    繁盛店紹介パート3

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    これまでに行った繁盛店をつらつらと紹介。

    時代屋http://www.jidai-ya.com/

    歴史が好きな人には最高にテンションが上がるショップ。

    若女将が対応して色んな話をしてくれた。

    土日には300~400人くらい来る。

    ネットでしか成り立たない商売を束ねてアンテナショップ化したと言う。

    オリジナル商品はあえて追加生産せずに絶版へ。

    ニーズの点を面にし、接客し、ファン化させ、固定化。

    店舗はメーカーに場所を貸しているという考え方。

    セグメントされたショップにしたことで、店員もお客様も質の高い人が揃う。

    素晴らしい善循環の仕組みを構築されたと思う。

    タニザワ鞄。http://www.ginza.jp/tanizawa/

    鞄というコトバを作った鞄屋さん。

    銀座。ダレスバックを初めて作ったところ。めちゃかっこいい。

    インポートブランドの鞄より数倍かっこいい。

    渋谷のSPBS。http://www.shibuyabooks.net/ 本屋さん。

    本屋さん大好き。ほんまに。

    ここは【売る】と【作る】を融合させたショップ。

    本屋がコンセプトを持って、売る以外の要素をもっと持っていってくれたら嬉しい。

    丸ビルと新丸ビルにある

    Studio graphia、case study shop、QUOMIST、THE CONRAN SHOP

    全て行って損はないと思うので、是非。

  17. 2010.02.12

    繁盛店紹介パート2

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    これまでに行った繁盛店をつらつらと紹介。

    まずは焼肉屋の繁盛店。

    但馬屋http://www.tajima-ya.co.jp/

    イーマじゃない方のお店は一見さんお断り。

    門構えが高級感たっぷり。

    VIPルーム的なとこに通されて、担当の人から『そこ先日、小栗旬様が座ってらっしゃいましたよ』と教えてもらう。

    肉はうまい!まじ溶けていく感じ。

    とらちゃんhttp://www.tora-chan.net/top.html法善寺横町。

    とみやhttp://www.fukuda-sinkyu.com/image/tomiya-new.htm天神橋筋商店街。

    一升瓶http://www.issyoubin.com/東海地方の回転寿司ならぬ回転焼肉。

    物語コーポレーションhttp://www.monogatari.co.jp/

    低価格帯ゾーン。ファミリー向け焼肉。一種のコモディティを見る。

    中華の繁盛店。横浜中華街の梅蘭http://www.bairan.jp/pc/の焼きそば。

    おもしろい形をしている。うまい。

    カレーの繁盛店。梨花食堂。うまい。

    おでんの繁盛店。常夜燈http://www.kit.hi-ho.ne.jp/jo-yato/

    美味んぼにも載ってたり、塩爺とか、安藤忠雄さんとか、いっぱい来てる。

    パンの繁盛店。きむらやのパン。http://www.kimuraya-sohonten.co.jp/index.html

    あんぱんを初めて作ったパン屋さん。

    銀座の松屋百貨店の前。

    あんぱんうまっ。あとは売場の作りがおもろい。

    あんぱんが木箱に入って売られている。

    味に関しては分からないので、すべて旨いとしか表現できない。

    是非、一度ご賞味あれ。

  18. 2010.02.11

    社会起業家と繁盛店

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    社会起業家として活躍されている山口絵理子さんの講演。

    良かったので紹介。

    http://www.mother-house.jp/ お店は店員さん達の手作り。

    大学時代にアメリカの貧しい国に投資&融資する銀行に行き、そこに現場がないと感じて、アジア最貧国のバングラディッシュへ。

    すぐ帰るつもりが水も電気もない状態で新生活スタート。

    支援っていうものが現場に届いてないことを痛感し、児童労働が目の前で行われているのに、

    外国から来る人(バイヤー)はそれでもまだ買い叩いている現状。

    たぶん今のままだったら何年経ってもそうなのであろう。

    というところから、かわいそうだから買ってあげる!じゃなくて、これいいから買ってあげる。

    そんなバッグを作ろう!という挑戦。

    援助とか寄付とかではなく、ビジネスという立場へ。

    そっからやばいくらいの苦労とか辛さとかがあって、今がある。みたいな。

    大義がしっかりしてる。

    それはこんなところにも表れている。

    マザーハウスでは接客する人をストリートテラーと呼んでいる。

    どんな想いで、どうやって作っているの?を説明する。

    利益と理念が両立されている模範的な企業であると思われる。

    どちらかに偏ったものではない。

    それが本当に大事。

  19. 2010.02.10

    世界一の資産家

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    KIVA。ご存知ですか?http://www.kiva.org/

    途上国の人がビジネスをすることの支援。

    仕組みを説明するのは難しいので省きますが、個人が個人を支援する形。

    これのモデルになったのがグラミン銀行の貧困層を対象にした比較的低金利の無担保融資。

    ノーベル平和賞も受賞。

    さて、自分の最も好きな経営者の1人。バフェット。

    バフェット本はけっこう読んだ。

    世界の長者番付1位と2位の対談。

    英語と日本語が対になっていて英語の勉強にもなる。

    2人で資産910億ドル。世界の貧しい国70ヶ国のGDPに匹敵する。

    バフェットはその資産の99%を慈善団体に寄付すると言い、一昨年85%を寄付した。

    こんな取り組みがあったり、想いがあったりするのに、あんまり良くなっていないような印象を持ってしまうのはなんでだろう?とも思ったりする。

    メリムンドhttp://www.melimundo.com/とかも同じような形かな。

    日本でも【MAKE A WISH】http://www.mawj.org/

    子供達の夢を叶えるサポートをする団体。

    HPでは活動がなかなか分かりにくいのが残念だが、子供達の夢がたくさん書かれたパンフレットを読んだ。

    そこで一番多かった夢が≪ディズニーランドに行きたい≫だった。

    夢の対象になるディズニーランドって凄いな、と初めて思った。

    自分に出来る小さい何か、が、子供の夢に繋がる、そうであれば、何でも協力させてもらいます、と伝える。

    こうした活動が世界中を豊かにしていくのかな、と。

  20. 2010.02.09

    ショッピングモールの繁盛店

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    ショッピングモールに入っている繁盛店のレポート。

    まずは西宮ガーデンに入っている繁盛店。

    【COLD STONE】http://www.coldstonecreamery.co.jp/

    アイス屋さん。

    【YEVS】http://www.yevs.jp/

    デイリーな都会的リアルクローズを提案する進化系低価格ブランド。

    関西初出店。価格と価値のバランス。

    【LUSH】http://www.lushjapan.com/

    実演販売をやってたり、店舗の作り方だったり。

    あとは、いたるところに自社のコンセプトをうたってるとこ。

    紙袋にもコンセプトが書かれていて、かなりの宣伝効果だろう。

    【カリモク60】http://www.karimoku60.com/

    専門店としては関西初出店。インテリア。

    店内のデジタルサイネージで製造行程の映像を流してた。

    東京ミッドタウンの繁盛店。

    【patisserie Sadaharu AOKI paris】http://www.sadaharuaoki.com/

    どんな商品売っているんかな、と思ったら、えらいビックリの価格のクッキーが。1枚270円。

    【THE COVER NIPPON】http://www.thecovernippon.jp/

    日本の伝統工芸をチョイスして、展示。圧倒される。

    【箸長】東京の大商圏だから成り立つ業態。お箸の品揃えに圧巻。

    ミッドランドスクエアの繁盛店。

    【サロンドモンシュシュ】http://mon-chouchou.com/index.html 堂島ロール。

    物凄い行列。大阪が本場。